タグ:本棚系 ( 7 ) タグの人気記事
イイテラス4階のイイスペイス・ロビイできました。
2階のロビイ跡の部屋の整備、思った以上に時間がかかった。

数年前まで借りていたパスタ屋さんが改築し汚くしていた壁の塗装や床のカーペットをはがした後のボンドの除去に手間取ってしまい、完全に2日以上予定外の作業。

a0010575_22535879.jpgとにかく荷物を運びだした2階の部屋をつぎの工事が入れる状態まで整備して、引っ越し先のイイテラス4階の新しいイイスペイス・ロビイへの飾り付け。

鹿児島大学の学生が本と本棚や机や椅子を運び込んでくれていたので、どうにか一応形になりました。


a0010575_22543947.jpg日常はロビイとしてオープンし、ミーティングや教室として貸し出しする部屋になります。どうぞご利用ください。こちらのほうが明るくて手ごろな大きさです。

…僕も何かに使いたいな。何か鹿児島でプロジェクトはじめたいな…と思いつつも…

なかなか動き出せない。それはそうだ。マネジメントが不在だから。


a0010575_2255244.jpg空間はあってもシステムを動かし、マネジメントできる人がいなければ結局動かない。

かろうじて貸し部屋や貸会場としての機能は動いていて、利用頻度は上がっているが…ここからさらに活かしてゆくにはマネジメントが必要。


a0010575_2256158.jpgそれって、どの街のどの空間も同じことで、結局マネジメントする人が不在ということ。

福岡の自宅にせよ、スタジオにせよ、マネジメントする人が関わるかどうかで活きるかどうかがかわる。

しかし、マネジメントという仕事はあまりにも多様なのでとらえがたい。

とにかくどのような方向性でもいいので「活かす」「つかう」ということを発動させ、持続させなければならない。

だれか鹿児島や福岡で一緒に活動つくる人いませんかね。

空間ばかりはたくさんあるのですが…

あるいは…この空間借りる人がいれば…家賃は月に19万程度…

一時利用は一日9000円程度。午後だと4000円とか。

ああ、時間と値段の入った利用案内の印刷物を作らなければ…
by fuji-studio | 2011-07-15 22:31 | ○イイスペイス@イイテラス
ひたすら廃材と向き合い、丁寧につなぎ合わせる・・・藤島八十郎の家。
a0010575_18432142.jpg崩れている床板とか柱とか、廃材を磨き、繋ぎなおし、棚をつくろうとしている。

瀬戸内国際芸術祭の周辺の現場には多くの工事関係の業者が投入され、多くの資材が島外から搬入され、工事車両が行き交い・・・日々消費される膨大なプロジェクト費用・・・もったいないなぁ・・・

少しは地域経済の活性化に役立っているのかもしれないけれど・・・


a0010575_18444656.jpgしかしなぜだか、僕の現場だけはこの廃墟の中から発生した廃材だけを利用して、一切素材を購入することなく、施工業者も工事車両も新品の素材なんてどこにも見当たらない・・・。

廃材だけで本棚を作ろうと苦労しているが、おかげで、日常ではありえない技術・・・つまり、虫食い廃材をつなぎ合わせて棚板を作るという技術をあみだしてしまった。


a0010575_18453725.jpg別に消費社会と激しく戦っているという強い意志があるわけではない。

とにかく低予算の中、多くの資材に予算を使うのが悔しいので、活動費用を確保するために八十郎の家の修復の材料代や工事費、設営費用を究極に節約した結果、このような段差のある棚板での本棚をつくることになってしまった。


a0010575_18422767.jpgそれがまたともていいディテールの空間を作っているように思えてならない。

確実に・・・デザインしようとしてできる代物ではない。

そこにあるモノゴトと対話しながら・・・いじりながら・・・結果としてできてしまった形・・・。それが興味深い。

この調子で藤島八十郎の家はもともとここにあった・・・廃墟に存在していた素材だけで・・・厳密にはお隣さんの解体現場から廃材をもらったりしてきたが・・・空間を制作する方向性が見えてきた。

あとはいろいろな活動の方向性をつくりつつ・・・

まだまだ先は長い

ところで藤島八十郎の現場を一緒につくってゆく人を募集しなければならなくなってきた。

まめに掃除、整理整頓をしてしまう人で、虫と湿気に満ちた過酷なキャンプ生活に耐えることができてありえない貧乏生活にも笑顔を絶やすことのない人、しかも字がうまい人・・・大募集です。

・・・そんな貴重な人いないですよね。
by fuji-studio | 2010-07-01 18:40 | ◎瀬戸内国際芸術祭・藤島八十郎
管巻三十郎文庫とロビイについて語ってみた。
鹿児島市のイイテラスの2階のイイスペイスロビイでのトーク。

東京から森さんと竹久さんと管巻さんと来てくれて、管巻三十郎文庫とロビイについて語る。

a0010575_23245943.jpgほとんど告知をしていなかったので誰もこないだろうと想定していたが・・・それも失礼な話だが・・・

20名ほどの観客でちょうどいい雰囲気。

ここからいいことが連鎖すればいいのだけど・・・

まちに文庫とロビイ・・・

本当に増えればいいと思っている。

森さんの言葉で言えば・・・なんでもないところ。

管巻さんの言葉で言えば森のようなところ。世界の断片にすぎないが世界に通じているような気にさせるところ。

そういえば、昔、森さんと「はらっぱ」について語ったころがあった。

はらっぱは、なんでもないようで、なんでもあるようなところ。

その期待感がよかった。

なんでもあるようでなんでもないところが文庫とロビイなのかもしれない。
by fuji-studio | 2009-07-20 23:59 | ○イイスペイス@イイテラス
e-space Lobby+galleryゆるやかにオープン。
時間の隙間を無理やりこじ開けて、鹿児島でどうにかe-space Lobby + galleryをオープンさせる。

a0010575_7234381.jpg最後の表示だとか、看板だとか・・・。

人が張り付いてカフェを運営できないので、外に自販機、ロビイの中には10時から5時までセルフサービスで一杯100円ぐらい入れてもらう貯金箱形式の休憩所。


a0010575_724448.jpgということで、しばらく動かしてみます。展覧会とかに貸し出せるスペースにしたいな・・・。

とりあえずの展示は僕の作品展ということで、タイトルはそのまま「e-space Lobby + gallery」


a0010575_22453195.jpg7月20日にゲストを呼んでクロージングのトークを行う予定。

ゲストは本の持ち主、管巻三十郎、次の展覧会を開催する予定の越智正洋、もしかしたら水戸芸術館の竹久さん、そして東京都地域文化交流推進の森さんがゲストに登場するかも。


a0010575_22455813.jpgゲストばかりたくさんいて、観客がいない状態でのトークになるかも・・・。

e-spaceのサイトもちゃんと作らなければ・・・。


a0010575_22461589.jpg結局、アクセスの縁側をどのようにつくるかということだ思う。

まったく無関係だったところにいい関係をつくる。その関係性のつくりかた。


a0010575_75604.jpgアクセスの入り口やゲートがないと入れないし、入っても何もないのでは関係ない。

一番いいのは興味深い人が興味深い活動を行いながら「そこにいる」ということなんだと思うなあ・・・・。

・・・ところで、建築物のフェンスの下に父親が植えていたブーゲンビリアが随分と成長してきて立派になってきた。

個人的にはパプアニューギニアであまりいい思い出のない植物なのでそれほど好きではなかったが、ここまで大きくなるとなかなかいいかもしれない。

日比野さんの朝顔もいいけど・・・。
by fuji-studio | 2009-05-23 23:31 | ○イイスペイス@イイテラス
イイスペイス ロビイ +ギャラリーの仕上げ
鹿児島のイイスペイスでロビイと+ギャラリーの仕上げ作業の3日間。

a0010575_18244769.jpg空間としてはとりあえず完成としてみる。

・・・つまり時間切れ。

あとはオペレーションの仕組みとサイン関係、案内関係をつくる作業と・・・。

・・・いろいろあるなー。


a0010575_18232626.jpgやらなければならないことは山ほどあるというのに、ついつい・・・先日一旦並べてみた本の斜め積みをもう一度崩して、サイズと種類ごとに並べ替えて、もう一度きれいに並べ替えてみるのに半日を費やす。

斜めに積まれている状態の完成度が少しだけあがったけど、まだまだ奥が深い行為なのでこのへんで妥協。


a0010575_18295837.jpg手を入れ始めると仕事が湧き出てくきて終わりがない・・・。

利用する人、関わる人が増えてくれば来るほど、いろいろと手を入れるところが増えてくる。

空間とは常に更新してゆくべき・・・そんなものだと考えるほうがいい。


a0010575_18284074.jpg10階ホールの机や椅子の制作や整備、音響システムの整備、コーヒーなどの飲み物をサービスするシステムの整備など、まだまだ手を入れる時間がほしい。


a0010575_18281123.jpgギャラリー空間として、4畳半というきわめて日本的なサイズを基準にキューブ・・・立方体をつくり、その一面を抜き舞台のように仕上げてみる。


a0010575_18311552.jpg開放された一面も入り口だけ作って閉鎖するほうがギャラリー的だと思うが、小舞台としての利用を考えると開放したほうがいいとの判断。

・・・これも一応小舞台・・・cobuta?


a0010575_18313938.jpg空間作品の撮影には引きがあるので面白いことができるかもしれない。

とりあえず、ギャラリーのデモンストレーションとして、Happy Ringの作品や夢の鳥の作品を展示してギャラリーの雰囲気を醸し出してみる。


a0010575_1832261.jpgしかしこの空間は、ギャラリーという施設ではなくて、あくまでもロビイという施設に付随した+ギャラリーというコンセプト。

この+ギャラリーというコンセプトに期待しているところもある。

もともとギャラリーシステムを、僕自身オペレーションするつもりもないし、その技量もない。

しかし、いろいろな表現が連鎖する場としてここが動き始めることを望んでいる。

5月か、6月、オープニングトークを行いたいけど、いつがいいかな・・・。
by fuji-studio | 2009-04-03 15:48 | ○イイスペイス@イイテラス
Lobby、ロビイというあり方はどうだろうか?
空間をつくりつつ、それに名称を与えようといろいろと思いを巡らす。

あらゆるモノゴトは名称を与えられることによって社会的に位置づけられ、動き始める。

a0010575_218479.jpgちょうど20年前、1989年のこの時期にも、同じようにこの場所で、週末ごとに東京から通いながら空間作りをしていた。

築40年経過したコンクリート2階建ての生まれ育った実家を休日の時間を利用して、半年間かけて改装し空間をいじってみた。


a0010575_2294054.jpgパブリックアートのあり方のひとつとして、空間の作品を街にインストールするために、カフェという表情を持つことを思いついた。

当時は、カフェの運営そのものにも興味があったし、空間の作品としてカフェという表情をしているのが画期的で面白そうだと思っていたのになぁ・・・。


a0010575_233069.jpg今回、築10年の実家の建物をいじっているという点は同じだが、もうカフェという表情をかぶせるつもりはない。カフェの経営に対する大変さもわかってしまったし、場を運営する方法も難しいことも知ってしまった。

空間作りの技術としては、20年前は全部釘打ちだったが、今はビス止めになったことぐらいでほとんど同じだが、考えているポイントは随分と違う。


a0010575_232837.jpg昔はカフェ経営そのものでその場を存在させようとしたが、今は建築物全体の運営の一部としてこの空間を設定している。

で、街のLobbyという空間の概念はどうだろうか。 Lobby+galleryといくのは・・・。

鹿児島に来てこの現場に入って一週間。

どうにか本棚の作品はできた・・・かな。

作品「管巻三十郎文庫」の完成。地味な作品ですが、僕としては久々に自分で作った空間。


a0010575_23449.jpg後は絵に描いたようなホワイトキューブギャラリー空間の下地塗装と仕上げ塗装と照明取り付けと床のはがしと床の制作・・・まだまだ終わりそうにないなー。

でも時間切れ。あとは3月末か4月に作品持ってきて仕上げるとしよう。

4月ごろからぼちぼちと e-space Lobby +gallery オープンする予定です。

この空間壊したくないなー・・・。
by fuji-studio | 2009-03-10 02:18 | ○イイスペイス@イイテラス
新作「管巻三十郎文庫」について
a0010575_973621.jpg



僕にとってイイ空間って何かを考えてみると・・・、

結局10代、20代の感性豊かな頃に体験してきた空間で・・・

美味しいコーヒー(お酒)と 心地いい音楽と、拡がる窓からの眺めと、いい本と・・・。

静かな時間と・・・。

学生時代、本が好きというよりは本が並んでいる空間が好きで・・・本はイメージをかきたててくれます。
何か自分の可能性を引き出してくれるような・・・で、図書館と本屋をどれほど通ったことか・・・。

僕にとっての理想の共有空間はまさに興味深い本で埋まったカフェ空間。

本の質感はつまり紙ですから、妙に落ち着くわけです。

紙はそもそも木ですし・・・。

そういえば・・・僕が大学入学の頃まではまだジャズ喫茶が全盛で、壁一面にレコードがある空間がありましたが・・・レコードジャケットも結局紙だし、大きさが揃っていたわけだし・・・。

最近はCDになってプラスチックの質感になりましたが・・・

もっといえばデジタル化で質感すらなくなってきつつありますが・・・

で、僕自身が近年試みてきた「分類して並べる」という表現手法をこの管巻三十郎文庫」では実現しています。

しかもこの旅館にあった誇りまみれの廃棄処分を待つばかりのテーブルを並べて重ねて作った本棚。

その補強の為にさらに本が利用されるという長年の適正技術。

一部読みたくても読めない本もいありますが・・・、まあ、ご容赦ください。

で、なんといってもこの本の持ち主がこの櫻島プロジェクトがきっかけで櫻島に移住してきた評論家であるいということ。

彼が数十年にわたりコレクションし、東京のワンルームに積み上げられていた本を並べることで彼と僕との関係においてこの表現は確実な価値を生み出すはずであるという確信のようなもの。

作品は「との関係」において価値が変わるということを表現したかったのかも・・・。

個人の価値観でコレクションされたものって嘘がなくてとても信頼できていいですよね。個人のプライベートを覗き込むようなドキドキ感もあります。

しかしよく集めたものですね。これまでの収入のかなり多くを費やしていますね。

とにかく、桜島にこのような共有空間を実現できたことが僕はうれしいことです。

これに刺激されて、ここから何かが生まれることを期待しつつ・・・。

「管巻三十郎文庫」という作品でした。

さて、この作品が展覧会以降どうなるのか・・・、それが心配です。
by fuji-studio | 2007-07-16 23:59 | ■桜島での活動