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2004年ぐらいから使っているブログサイト、特に2006年から2010年のプロジェクトについてはかなりまめに記述していました。それはプロジェクトごとにページ下のカテゴリーごとに収められています。
2008年 06月 29日 久しぶりの日曜日。 朝、メールを見てみると廃プラスチック燃料のバイクで日本縦断を行っている鈴木さんから福岡に入ったとの昨日のメールが・・・。 あわてて電話してみるとまだ前原にいるとのこと。 家に招待することはできませんでしたが、前原のスタジオでポリ袋の塊をふた袋もらってもらい、近くのうどんやで食事をして本州方面に向けて出発する彼をお見送り。 7月一ヶ月かけて北海道まで...
2008年 06月 28日 福岡のギャラリーでの展覧会の最終日でもあったので久しぶりに福岡市内の展覧会場を数箇所まわる。 アジア美術館で滞在制作しているインドとフィリピンからやってきて、滞在制作している作家のところにおじゃまする。 インドから来日している作家のミラさんは10年前に僕がインドのデリーの大学で講義をしたときに学生だったとかで僕のことを覚えてくれていて連絡をもらっていた。僕が福岡に移住するきっか...
2008年 06月 27日 一ヶ月のアメリカのニューメキシコでの活動の後、アリゾナ砂漠、ロサンゼルス、成田を経由して久しぶりに福岡の自宅に戻る。 朝、いつものキッチンに立ち、窓の外を見てその緑の深みに圧倒される。 ああ、そうか、梅雨だったんだ。 田植えが終わっていたんだ。 夏になるんだった。 緑がこんなにたくさんあったんだ・・・。 地鶏の卵と自然野菜に恵まれ、ラドン系温泉水が水道から湧き出る豊か...
2008年 06月 23日 サンタフェの仕事を終えて、日本に帰る途中、水戸芸術館のアレンジでロサンゼルスからアリゾナの砂漠を車で7時間ほど走り、ジェームズ・タレルのクレーターのプロジェクトの現場に立ち寄ってみる。 もう20年近く前にはじめて話を聞いて気になっていはいたが、実際の現場をみるのはもちろんはじめて。 まさか見れるとは・・・。 水戸芸術館とタレルとの関係のおけげで実現する。 なかなか凄...
2008年 06月 22日 サイトサンタフェビエンナーレ「Lucky Nmber Seven」、これから始まるというのに、もう会期延長が決まり、10月までの展覧会の予定が2009年の1月までの予定に。僕の作品はおそらく数ヶ月でなくなるので結局記録しか残らない。作品はサンタフェ市内各所て設置されていることになっていて、その拠点となるところの入り口にモニターがズラリとならび、それぞれのプロセスの映像記録が流れている。その記...
2008年 06月 21日 いよいよサンタフェの最後の夜。まだ見ていなかったサンタフェオペラの駐車場のペットボトルの作品の夜の風景を見に行く。なかなか幻想的な風景が拡がっていてとてもいいかんじ。予想以上にペットボトルが輝いていて・・・幻想的・・・未来的・・・不思議なかんじ。オペラのシーズンの間の4ヶ月間、毎日2000人の観客が夕暮れ前にここに車をとめて、すっかり暗くなったあとにオペラが終わって・・・この駐車場に戻ってき...
2008年 06月 20日 なぜ、こんなにオープニングを何日もかけて、何回もかけて行うのか理解ができなかったが、開けてみてびっくり。関係者だけのオープニングで300人ぐらいは押し寄せてくる。あの作業場だったテントがなんとオープニングセレモニーの場所に。その後しつらえをかえてさらにオープニングのディナーの場に。いやー、皆さん、着飾ってきてすごく気合がはいっていますね。唯一作家達がずるずるっとしていました。日本から今回の僕...
2008年 06月 20日 今回のビエンナーレの資金難の解決のために、出品作家が無償で作品を提供して、それをオークションで販売するというサイレントオークション。それにA4サイズの小さな鳥のドローイングを提供する。作品の下に名前を価格を書き込む表がぶら下がられ、そこに購入希望者は価格を書き込んでゆく。作品をほしい人は書き込まれた価格よりも高い価格をそのリストの次に書き込んでゆくという方式。さて、僕の小さなドローイング・・...
2008年 06月 19日 設置された作品をあらためて写真をとってまわる。今回僕は「kaeru」というシクミを作品として出品しているので、実際に展示している作品は参加者のもの。その中でこれが唯一の僕のつくった作品・・・ということになっている。つまり、僕が出品したシクミの作品に僕自身も参加作家として出品しているという入れ子の構造。(ややこしくてごめんなさい)ペットボトルの部分はブロックとして制作しているので終わったあとに...
2008年 06月 19日 朝、最終の展示をしに行くと、スタッフが喜んで「おめでとう!」 「やったな!」と声をかけてくれる。 なんだろう・・・と思っていると今朝のローカル新聞の折込冊子の表紙に作品が載っているのだとか 近くのガソリンスタンドのコンビニにゆき、新聞販売ボックスで購入してみてびっくり。 たしかに表紙を飾っている。しかもまだ見たことのない夕暮れ時のライトアップされた写真。 ・・・評判が...
2008年 06月 18日 基本的に外でのプロジェクトを行っている作家に対しては展示室内の展示空間は用意されていない。だから、ほとんど薄暗い非常通路の入り口が僕の記録の展示部屋。当初、記録映像でも編集して設置するのだろうと考えていたので暗くて小さいところでもいいよという話になっていた。でも素描を展示するとなると照明ぐらいはほしい。でも、もう予算も時間もないのだとか・・・。とりあえず、ギユーッと詰めて展示するしかない。そ...
2008年 06月 17日 表現には様々な形があり、作品にも「モノ」や「コト」や「シクミ」など様々なありようがある。「シクミ」の表現を作品化しようとこの10年動いてきて、いろいろな形を試みているつもりであるが、展覧会というシステムに出品する場合、最終的には展示室に設置されるなんらかの「品物」に落とさなければならない。通常、写真のドキュメントを編集して展示するか、記録映像を編集して展示するか・・・。しかし、記録映像ってほ...
2008年 06月 16日 子ども達が作ってくれた作品をフォークアートミュージアムの天井に設置する。結局、この前下見したところのアトリウムの壁にワイヤーを張ることができないということで、世界中のおもちゃが展示しているなんともすごいコレクションの会場の天井に作品を置するのだとか。天井がごたごたしているので急遽ずるずるっとパッケージ類の廃材をつないで一本の導線をつくり、展示室全体の天井にずるずるーっと繋いで点在させることに...
2008年 06月 15日 今日はレジデンスで朝から撮影した写真の整理とコンピューターでのデジタル処理。サイトサンタフェの会場内での展示空間がせまくて暗くて、非常用通路なので、モノが置けないということ。おもちゃ類を敷き詰めて面白い空間をつくろうとしていたのになかなか厳しいので、壁に記録のドローイングをてんじする方向性で考えてみることに。そのための写真整理とデジタル処理。オペラ作品が30点とおもちゃ作品が50点あるので、...
2008年 06月 14日 いよいよサンタフェ2週間目の朝、いつものとおり7時45分にレジデンスを出発し、8時にサイトサンタフェに到着。この一週間はそのままみんなとペットボトルの作品制作の毎日だったが、今日はいよいよサンタフェオペラの駐車場に作品の設置。ここは今月末からオペラが始まり、毎日2000人の観客が来るところなのだとか。もちろん、皆この駐車場を使うので、そのままこの作品を目にすることになる。9時にサンタフェオペ...
2008年 06月 13日 17カ国から集まっている18の作家(チームもあるので、人数はもっと多い・・・)が皆そろい、のこり一週間で作品をしあげなければならない段階になってきて、とくに美術館のスタッフはピリピリモード。それぞれ、市内の各所で、それぞれの現場で行っているので、全貌はオープニングツアーを行わないと見れないが、結構興味深い作品がそろっている。この街の規模でこの人数の規模の展覧会・・・スタッフは大変だと思うけど...
2008年 06月 12日 ペットボトルとかおもちゃとか、足りないので集める話だとか、ペットボトルの彫刻をつくるボランティアを募集しているだとか、結構地元の新聞に掲載されているらしく、作業中、ぼちぼちと作業場のテントを訪れる人も多い。今日は新聞記事のいくつかを切り抜いて持ってきてくれる人がいた。変な言い方になるが、このようなネタはいわゆるコンテンポラリーアートの情報と違い、地域への浸透性が高い。おもちゃにしろ、ペットボ...
2008年 06月 11日 サイトサンタフェビエンナーレのメイン会場の裏の空き地に巨大なテントができて一週間。かなりいろいろな人が制作に参加して徐々に作品ができつつあります。特にスタッフは自分の作品制作にかなりの時間を費やし、なかなかいいものができてきました。問題は実際にサンタフェオペラの駐車場に設置したとき、どれほどの強風にたえれるか・・・。僕はせいぜい一週間程度の設置かなと考えていたのですが、どうやらビエンナーレ側...
2008年 06月 10日 サンタフェにあり、もっとも多くの集客で人気の美術館がMuseum of International Folk Artそこのアトリウムに子ども達とつくった作品を展示するということで、その下見に行く。観光地にある美術館で、しかも世界中の民芸が集まった美術館なので多くの人が行きやすいのだと思う。もともと、もっと大きな空間で素材と道具を常設して、自由に制作できる場をつくる計画だったが、結局このきれい...
2008年 06月 09日 この一週間で・・・というよりも、今週の金曜日の午前中までに仕上げなければならないというペットボトル彫刻制作の現場。朝の8時から入り、今日は夜の8時前までの12時間制作。午前中はまず、先週の子どものワークショップの時に持って帰ってきたおもちゃの破片で例の鳥の制作。ふたつ誕生。それからは久しぶりにペットボトル彫刻。彫刻というよりゴミあさり・・・ゴミ掃除・・・ゴミ分類・・・ゴミ工作。会場では今日は...
青森ねぶたの終わったあとの廃材を・・.. 8月はじめのほどんど一週...
いわき湯本の三函座 アリオスでのもやもや会議...
土佐の高知の桂浜 土佐の高知のはりまや橋、...
「描く」の現在進行形 draw+in.. この一週間、ほとんどこ...
大阪の新世界から西成を歩く。 新世界、西成で何か活動を...
存在しないのに龍はなぜ存在してきたのか? 決して好きというわけでは...
トイ・ザウルス(Toys Sauru.. 水都大阪2009の中之島...
本田紘輝・13年の命 本田紘輝(ほんだこうき)...
美術館をつくるという設計の課題 九州大学の建築学科での授...
創作機械工房 Piccolo S.P.. 富山県の高岡にある創作機...