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2004年ぐらいから使っているブログサイト、特に2006年から2010年のプロジェクトについてはかなりまめに記述していました。それはプロジェクトごとにページ下のカテゴリーごとに収められています。
2019年 05月 07日 十和田市現代美術館での企画展に出品しています。9月の初め、夏休みの終わりまで行うというロングランの展示なので、よければ見に行ってください。十和田市現代美術館との縁は深い。2003年にかえっこを全国展開しようとしている時期に美術館の計画が始まる前の段階で、十和田でのアートを生かした活動についてのアンケート調査を行うために十和田市に入った。雪の多い真冬で福岡からの飛行機が半日ぐらい遅れて三沢空港...
2016年 04月 11日 奥入瀬渓流渓流に設置されて苔むしたテーブルの苔が剥がされて話題になったのが去年。 その話題の影響か、何故だかその苔テーブルが青森県によって撤去されたとか。 皆に親しまれていた極上の苔テーブルだっただけに殺されるのは忍びないと奥入瀬のネイチャーガイドたちの要望もあり、撤去された苔のテーブルがバラバラに解体されて、星野リゾート・奥入瀬渓流ホテルにやってきた。 奥入瀬自然のネイチャーガイドの...
2014年 10月 30日 パプアニューギニアで先祖の精霊と繋がるための儀式のようなものに出会ったことがある。体に模様や装飾を施し、声を出し、同じパターンのリズムを刻みつづけ、体を動かし続け、何らかの行為を繰り返し行う行為。それはまるで体内にある遺伝子と繋がろうとしている行為のようでもあった。それは音楽、美術、舞踊、宗教、政治など、近代社会が分けてしまったカテゴリー以前の生命と自然を繋ぐ大切な術だったのだろうと思う。自...
2014年 06月 08日 八戸で南部菱ざしを行っている天羽やよいさんのところを訪ねるために八戸へ。ついでに秋の十和田奥入瀬でのパフォーマーとのコラボレーション企画のために最近フリーランスになった今川さんにお会いしようと声をかけてみる。今川さんは最近八戸酒造のこの蔵での企画やこの蔵の周辺の町とアートな関係の仕事をしているということで、その現場を見せてもらうことに。250年近い歴史のある酒造元だけに、建築物といい、調度品...
2014年 06月 05日 十和田に来て3年目だというのにまだまだ青森県内を巡れていない。青森で活動するさまざまな人に出会えていない。今年の秋に企画している田中忠三郎の展覧会のために八甲田を越えて弘前に向かう。八甲田はまだ雪がつもったまま。空気が澄んで美しい。心が洗われる。青森の弘前を中心にかつて女性が作っていたこぎん刺し。その記念館を運営している佐藤陽子さんのことろを訪ねてみる。100年以前も前につくられたこぎん刺し...
2013年 02月 27日 考えてみると、十和田市現代美術館に赴任して、美術館のブログを書かなければならないとなったときから、ブログへの書き込みの興味が失せた。 今は企画展、「超訳 びじゅつの学校」のブログサイトもあり、なんだか「書かなければならない」ものがたくさんあり、…結局できていないのだが…ふと気まぐれに、自分の古巣に戻ってきて書き込む安心感を味わってみている。 ツイッターの利用に連鎖してfacebookの...
2012年 11月 08日 十和田市現代美術館の企画展、奈良美智「青い森の ちいさな ちいさな おうち」に関連する企画。 奈良さんが部長の美術部「青い森のちいさな美術部」の部員を募集したところ、全国から140名近い応募があった。 その中からもろもろの理由で選抜された6名とマネージャー2名が全国から集まり、美術部の合宿が始まる。 僕が借りている家を合宿所として明け渡し、僕は3日前からホテル暮らし。 ...
2012年 10月 26日 青森の十和田に来て半年が過ぎ・・・、これは性質というしかないのでしょうが・・・奥入瀬渓流、十和田湖周辺でのアーツなプロジェクトがいよいよ動き始めてしまいました。 なんとなく動きそうなかんじがしていたのですが、今日は確信に変わった記念すべき日です。 いろいろ妄想はあったのですが、昨日と今日、この二日ではじめて奥入瀬渓流の周辺の一時休業したユースホステルとかホテルとか合計5軒の内部を...
2012年 04月 11日 なんだかんだと慣れない生活をしているうちに10日が過ぎた。 3月末に十和田に入ってその日から新規採用の面接だとか引継ぎだとか、とにかく美術館という器の運営に立ち会って、それを平穏に動かすことを見つめながら右往左往しているうちに休みもなく10日が過ぎた。 久しぶりに休みたいと思ったが、実は家の中の荷物はそのまま、しかもいろいろな個人の仕事が山積みで自分の時間は混沌状態。 特別...
2012年 04月 02日 青森の十和田市は人口6万5千人の町。 そこに4年前に開館したのが十和田市現代美術館。 創造的地域に繋がってゆくためにつくられたアートセンター。 おそらくそこに必要なOSを探ることが必要なのだと思う。 これまで鹿児島や福岡を拠点にいろいろな地域を巡りながら風の人としてふるまってきましたが、昨日の4月1日よりとりあえず1年、面白くなりそうならば3年間、十和田という地域に向...
2010年 09月 11日 青森ねぶたの大型ねぶた一台分を廃棄処分する前の状態でもらいうけてきて、とにかくそれを分別する日々を送っていた。たまたま20歳の頃に制作した八方睨みの龍モドキ作品の下で解体作業をしていた縁だろうか・・・龍のパワーか!なんとも面白く、興味深い予期せぬ展開になってきた。 ものごとはあるがままにあり、そこに関わろうとする意志をもたなければ、何の関わりもなく、そのまま過ぎてゆく。しかし、どこかで覚悟を...
2010年 09月 08日 青森ねぶたの廃材からねじや針金を抜き取り、端っこの割れているところを切り落とし、長いもので2.5m、短いもので、10cmぐらいの木材の破片がざっと数えると1000本ほど収穫できた。 それを長い順に並べる作業を続けているが、やたらといい音がするので、思わずiphoneで動画撮影をしてみる。 ただ作業している状態を撮影しただけの無編集、無加工の記録映像です。 国際芸術セ...
2010年 08月 14日 安藤忠雄が設計したかなりシャープなコンクリートの国際芸術センター青森の入り口付近にがつんと設置した青森ねぶたの塊。 それを中の展示室に入るサイズに細かく解体、分類するために・・・ 絡まったワイヤーを大きなペンチでプツプツと切りながら、木材のねじをはずしながら・・・ ねぶたの塊を細かくしつつ運べるサイズを切り取っては運び込みつつ・・・ 敗れた和紙は、はがしては広げなが...
2010年 08月 10日 8月はじめのほどんど一週間、青森各地はねぶた(Nebuta)やねぷた(Neputa)で盛り上がる。以前は・・・地域ごとにねぶたをつくるねぶた小屋があり、子どもたちと大人と専門家が一緒にねぶたをつくり・・・お囃子を練習し・・・街を練り歩き・・・ 日常を忘れるかのように盛り上がり・・・街を轢きまわった後、精霊流しのように海に流して海上で火をつけ燃やし、そのまま海底に沈めていたらしい。その方法がC...
2010年 07月 31日 国際芸術センター青森にこもって絵本作家「藤島八十郎」の絵をひたすら描くjはずだったのに・・・ 森の中でじっとしていると、その自分自身の態度に違和感が生じてきて、もっと青森でできることがあるのでは・・・という疑問が膨らむ。 運命的に・・・この時期青森県の各所ではあの有名な「ねぶた」で県内全体が盛り上がっているらしい。 それを無視して、ゲイジュツに縛られ、絵本作家を演じるのはい...
2010年 07月 29日 青森の国際芸術センターでの鹿児島3兄弟のレジデンスに途中から参加。 青森に到着していきなり、青森の小学校の先生達が行っている図画工作研究会の研修会で高嶺格と二人でレクチャー。 彼と一緒にレクチャーするのは・・・20年ぶり? もっと? 熟練の小学校の先生を対象としたレクチャーとワークショップだけに、少々緊張。 しかし、日常子とも達と向き合う現場にいる人との接点だけに...
2008年 07月 16日 地域創造の主催するステージラボ 全国各地のいろいろなところでそれに参加した経験のある意識の高い人たちと出会うことが多いので、いったいどんなプログラムなのだろうと以前から気になっていた。 今回大月さんからのお誘いでそこではじめてレクチャーとワークショップを行うことになり、青森県立美術館で開催されたその現場を体験する。 なるほど。これは大切で貴重なものだ。 そこで学んだ経...
2007年 09月 03日 青森の空間実験室でのワークショップで話しをする・・・。 もうかれこれ15年ほど前から僕の中にあった違和感。 いろいろなところで話しをしつつ、いろいろな関係の中で熟成されつつある考え方・・・。 つまり、美術作品と街と美術館と・・・それに関わる様々なNPOと・・ あるいは何かを作り出そうともがいている作家との関係について・・・。 そんな僕にとってのモヤモヤを青森で活...
2007年 09月 02日 青森は涼しい。 とても涼しい。
2005年 01月 11日 先週の週末の大寒波の到来とともにフォーラムのために青森に来ている。青森に県立美術館構想ができて以降の6.7年、青森の美術に関する状況が徐々に活発になってきている。3年前、青森市が国際芸術センター青森という安藤忠雄建築のアーティストインレジデンスができ、それをサポートする組織が発生したり、青森から1時間の弘前で市民が手作りで実施した奈良美智展以降アート系NPOができたり、さまざまな活動が活発に...
青森ねぶたの終わったあとの廃材を・・.. 8月はじめのほどんど一週...
いわき湯本の三函座 アリオスでのもやもや会議...
土佐の高知の桂浜 土佐の高知のはりまや橋、...
「描く」の現在進行形 draw+in.. この一週間、ほとんどこ...
大阪の新世界から西成を歩く。 新世界、西成で何か活動を...
存在しないのに龍はなぜ存在してきたのか? 決して好きというわけでは...
トイ・ザウルス(Toys Sauru.. 水都大阪2009の中之島...
本田紘輝・13年の命 本田紘輝(ほんだこうき)...
美術館をつくるという設計の課題 九州大学の建築学科での授...
創作機械工房 Piccolo S.P.. 富山県の高岡にある創作機...