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展示する予定のドームの天井にやもりが・・・
a0010575_9404146.jpgなんと、僕がシンボルにしているやもり=gokko(げこ)→geco

これから設置しようとしている天井のドームにヤモリが住み着いているようだ。ちょろちょろしていてとてもうれしい。これはうまくゆく前兆・・・と思いたい。
やもり君にとっては余計なお世話だとは思うのですが・・・。

a0010575_2545849.jpgそういえば、鳥もおおい。鳥の鳴き声がそこらから聞こえてくる。野鳥は確かに多い。
by fuji-studio | 2006-03-01 10:39 | ■バングラデッシュビエンナーレ
想定内とはいえ、荷物が届かず・・・
a0010575_17505850.jpgまあ、想定していたとはいえやっぱり荷物が届いていなかった。(ところで想定外とかってもうすでに死語?)  で、持ち込んだ作品を展示しようとしたが、展示するスペースが用意されていない。

前回の下見と照屋さんとの打ち合わせで、このドーム空間を一緒に使おうということと、国立博物館の展示室に作品を挿入できないかと提案してみた。

このドーム空間には彼がトイレットペーパーロールの芯から作られた木を設置し、その周辺に僕のuseless selection(この名称、はじめて使ってみました。)でできた鳥を配置する・・・。

 
a0010575_064645.jpgで、国立博物館の展示室には彼の紙袋の内側に木を作った作品やサインの為のサインの作品を配置し、僕のビニプラ時代のポリクラフト(ポリ袋で作られた織物)とかテープニット(ビデオテープで編んだ帽子など)の作品を通常の展示コーナーに混ぜて展示するプランだった。

結局、博物館の展示室の壁面は使えないとのことで断られたが、その後、壁面を確保するのを忘れていて・・・。結局周辺の壁は見事に他の国の作品で埋まっている。


a0010575_083219.jpg仕方ないので以前下見したときから気になっていた天井のグリッド状態の穴に設置しようかと考えたり、天井からつるす方法を考えようとドーム状の天井に登りたいと思うが、現場は・・・「まあ、あとで聞いてみよう・・・」と極めてのんき。 「おい、誰に聞くんだ!今決めようよ!」・・・。と思うが誰にぶつけるでもなく、とりあえず事務所のディレクターの部屋に連れられ、1979年から続いているビエンナーレのこれまでのカタログを見せてもらう。「別に今更いいのですが・・・」ともいえず、なんとなく眺めるうちに、同じ敷地内でかなり大きな民謡のコンサートがあるから見に行ってくれと・・・?


a0010575_0124254.jpg成り行きに任せて後ろをついてゆくと、いつの間にか仮設の屋外ステージができていて凄い数の人が・・・。

凄い数の観客の間をすり抜けながらスタッフの後ろにういてゆくとなんと一番前にとても豪華なゲスト席が用意されている。4名分だけソファーが置いてある。まさか・・・とおもったらそのまさかだった。
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僕等が着席したとたんに待っていたかのように演奏会がなじまり、その途中で隣に座っていた偉そうな(いやたぶん偉い人なんだろうな)人がステージに上がり、ビエンナーレのためにゲストとしてオーストラリアと日本からきていると、僕等3人が紹介される。

で、そのまま嵐のようなバングラ民謡のオンパレード。3分から5分ぐらいの曲を1曲づつ歌手が入れ替わりながらいろいろなバリエーション。楽器構成はどとんど変わらないが、演奏者が微妙にいれかわってゆく。ステージ後半に近づくにつれ、相当な国民的スターが登場しているのか、状況はわからないが、異常に盛り上がっている。その熱気に押されつつ2時間・・・。なにやってんだろう・・・。僕は・・・。

途中、なぜか日本人の若いアーティスト黒田晃弘さんがステージの前の僕等のところに会いに来る。横浜トリエンナーレで一緒だった照屋さんの友人だとか。今、バングラデッシュのダッカにいて展覧会を行うのだとか。あとでゆっくりお話しようと思っていたが、そのまま帰っていた様子。ザンネン。

ということで、何もしないうちに1日がすぎる。・・・なにしてんだろ。僕は。大丈夫かな。

明日の午後には荷物を届けると話していたが・・・早くて夕方だな。たぶん。下手するとあさってでぎりぎりかな・・・。まあ、いらいらしても仕方ないね。お酒もないことだし。・・・。

しかし、予想通りだったなー。
by fuji-studio | 2006-02-28 12:56 | ■バングラデッシュビエンナーレ
やっぱりなにかがちがうな。
a0010575_9252947.jpgバングラデッシュビエンナーレの参加国 40カ国以上が参加するとか。で、その参加国を地図であらわしている。どうでもいいことだと思うが、どうしても気になるので撮影してしまった。


a0010575_9293378.jpgうーん、九州アイデンティティを持つ僕としてはやはり九州、四国、本州は離れていて欲しい。
それと東北と北海道の間に大きな島ができている。
前回見つけた地図よりはかなりましになったとはいえ、やっぱり何かがちがう。ぼくらもやりがちですが、気をうけたほうがいいよね。自分の出身地ってかならずチェックしてしまうものですから。しかし、どちらかというと楽しいズレですけどね。

こんなこと報告してどうなるんだ。もっと大切なことあるだろう・・・と思うのですが、ついついこっちにいってしまうんですよね。
by fuji-studio | 2006-02-28 09:24 | ■バングラデッシュビエンナーレ
とりあえずダッカに到着・・・
a0010575_1421260.jpg前回ダッカに入ったときはオーガナイズしてくれたAITの人が成田で大雪で足止めをくらって連絡が取れず、泊まるホテルの名前も知らず、だれが迎えに来るでもなく心配したが、今回はAITのロジャー君がシンガポール空港の仮オフィスにしっかり登場。横の机に座って普通にお互いに仕事をしたあと、スムーズに飛行機に乗り込み、何事もなくダッカ到着。おまけに、バングラデッシュビエンナーレのスタッフがちゃんと歓迎ネームプレートをもって待っていてくれた。しかも3名。うーんちょっと多すぎる。

何もわからない状態でダッカ入りした前回のほうがこのもてなし欲しかったが、仕方ない。オーストラリアのキュレイターも同じ便で到着し、6名車にすし詰めで乗り、ビエンナーレ側が用意したホテルへ向かう。夜の11時を超えているのに凄い渋滞。つい先日古い大型の倉庫が崩壊した現場に近いので渋滞しているという話だが・・・

a0010575_15225847.jpgその日は用意されたホテルに入ったが、湿気が凄くかび臭い部屋。まあ、仕方ないかと思っていたが、AITのロジャー君が耐えきれなかったとか。ゴキブリに悩まされて眠れなかったのでホテルを変えるといいだす。僕はネットに接続できると聞いてたので朝、フロントで訪ねると「今、ちょうど切れてるんだ!」と。で、しばらくしてもう一度訪ねると「ああ分かった。こっちへ来い!」とついてゆくと普通の事務所に連れて行き、そこで繋がっていた電話線を抜き取り、「どうぞ使ってくれ!」とのこと。うん、無理があるな・・・と思っていた。このホテルならばバングラデッシュビエンナーレの主催者側が7日間3食付でご招待してくれるとか。

前回2004年日本作家のキュレイションを行った森君から前回のビエンナーレについて聞いていて、シェラトンホテルに泊まって宿泊と食事はアルコール付きで快適だったと聞いていたが、随分と違う。イスラム圏なのでアルコールがなく、冷蔵庫の中は水とコーラばかり。シェラトンにはバーもあったとか。主催者の国際交流基金の担当者が1日に来るが、彼らはシェラトンホテルに泊まるとか。なぜ僕だけがゴキブリ、黴つきの部屋なのか。どうもそういうキャラクターだと思われているのかな・・・?まあ、仕方ないか。

a0010575_1529408.jpgで、ホテルを変わるというので少しは期待してみたが、やはりシェラトンは国際交流基金の人だけらしい。貧乏アーティストはせいぜいビジネスホテルだとか・・・? え? ホテル代って僕が払うの? え?食事代も? それは節約せねばね。っていうか、そんなことならば3食お迎えゴキブリ付の部屋でもよかったのだが・・・。ムカデや毒蛇がいるわけでもないし。

しかし、こちらのホテルはビジネスタイプの新しいホテルで、随分とちがう。まず速度は遅いとはいえこのようにネットが繋がる。LANケーブルで持ち込みのパソコンに接続できる。黴もゴキブリもなくまずまず。ちゃんとお風呂もついていて、昔やっていた貧乏旅行に比べれば天国か。
ただし、お風呂の水はかなり茶色い。最初かなりためらったが、体に効能のある温泉だと思え・思え・思えば・・・思えないものだが・・・思えば・・・どうにか入れた。っていうか、歯ブラシもためらうよね。・・・91年、サハラ砂漠の真ん中の休憩施設でぼうふらの泳ぐ水をがぶ飲みしてしまい、相当ひどい下痢になって1週間寝込んだことを思い出す。

おもわず、ミネラルウォーターで口をすすぐ。そのうち慣れてしまうんだけどね。
by fuji-studio | 2006-02-27 17:32 | ■バングラデッシュビエンナーレ
バングラデッシュ用のチョーの制作
a0010575_15354743.jpgチョー、珍しいです。何年ぶりでしょうか・・・というぐらい久しぶりにチョーの制作。
超は鳥になりつつあります。

作業場の素材のコレクション(そうそう、これに名称をつけたいんですよね。だれかいい名称をください。)から選りすぐりの素材をピックアップし、鳥の形に。

a0010575_15422993.jpg2005年まではCross?(十字架とか戦闘機とか飛行機とか・・・)だったが、なんとなく流されてついに鳥になる。

見て分かると思いますが、参考までに・・・この素材はこの数年間の子ども達が使った鉛筆のチビッたやつ。

今週末にバングラデシュに出発する予定だったが、昨日ようやくスケジュールが送られてきて、正式なインフォメーションが国際交流基金のサイトに出ていることを知った。「あ、やっぱりやるんだ!」「じゃあ、やっぱり本当に行くんだ。」 実はいかない場合も想定していたが、そうもいかないみたいだ。
本当は自宅の事務所で溜まっている仕事をしていたいなー。


a0010575_15465323.jpgで、作家に対するギャラはほとんどないことを知らされ、さらに愕然・・・。現実は厳しいね・・・。収入にならない仕事のなんと多いことか。・・・などとツラツラ思いつつ現状を飛び越えるべく鳥をつくる。(なんて・・・ね)
あ、この素材は最近集めるようになってしまったホテルでもらってくる髭剃りのコレクション。もらってきて、散々使った後をコレクションしてきたもの。ちなみに髭剃りシリーズは2つめ。 


a0010575_15534114.jpg・・・とつくっているところに友人の突然の訃報が入る。・・・まったく知らなかったな・・・。驚いたな・・・。彼のことを思い出し、いろいろ悔やみながら、クロスと鳥をつくりつつ・・・、しみじみする。

純朴な正義感と可能性が天に散る。

彼の冥福を祈りつつ・・・。
by fuji-studio | 2006-02-21 23:59 | ■バングラデッシュビエンナーレ
バングラデッシュの下見
a0010575_23545093.jpg1998年、福岡市の中洲川端に再開発で博多リバレインという建築にアジア美術館が作られつつある頃のこと。

アジア各地に広がった「リキシャ」に興味をもち、博多駅から中洲川端、天神、キャナルシティを結ぶ「リキシャ専用道」とバスストップならず「リキシャストップ」がつくれないかと夢見た。

そのイメージの元が1994年のアジア美術展でのバングラデッシュのリキシャとの出会い。その後アジア各地のリキシャのリサーチを行いたいと、とある財団の奨学金を応募したが見事に選出外。あせることもないだろうとその後、アジア各地からのオファーはなるべく断らない方向性で出かけるようにして、いまだにリキシャに注目している。

そして今回、バングラデッシュビエンナーレへの出品依頼を受けて、ようやくリキシャのメッカ!?バングラデッシュのダッカをおとずれることができて、実はちょっと感激。

すごい!予想を超えるリキシャの渋滞。リキシャの密度。リキシャが氷河の流れのように塊となってゆっくり流れている。あらゆる国のあらゆる地域でリキシャは減少の傾向と聞くが。ダッカはすごい。 しかし、その街に関わろうとすると相当なエネルギーが必要だろうな。情報として街に関わるスタイルを作り出すのは簡単だが、そんな仕事はしたくないし、実際の街の構造の中に入り込むような仕事をするとすればそれなりの時間と覚悟が必要となる。これまでもブラジルのサントス、タイのチャンマイと夢見かけたが途中あきらめた経験もある。・・・うーん、どこまで仕掛けどこまで関わるのかその距離が難しいところ。


a0010575_022625.jpgところでバングラデッシュのビルは作りかけのものが多くて気になる。

コンクリート建築は当たり前のようにその上に増築されている。今問題になっている耐震構造計算なんてものは・・・? しかも足場は建築物の途中から竹製の足場が組まれているので驚く。・・・下をあまり歩きたくないなー。でも、建築物もこうやって付け加えたり、改装したり、一部取り壊したりできるものなんだということを当初から想定しておけば、結構自由なものなんだろうなぁ~。

a0010575_15195489.jpg今回は第12回バングラデッシュビエンナーレへの出品の調整の為の出張。ビエンナーレというのは2年に一度開催される展覧会。で、前回は森司がキュレイターとして指名され、椿昇さん等3名の作家が指名され出品した。

今年キュレイターとして指名されたのは美術館学芸員ではなく、東京のアート系NPO「AIT(Arts Initiative Tokyo)」。

国際交流基金がそのキュレイションを美術館学芸員ではなくNPOに依頼するのははじめてのこと。で、そこから指名されたのが僕とニューヨーク在住の照屋勇賢さん。

照屋さんとは1996年に東京の国際展示場での展覧会とその後の灰塚アースワークプロジェクトで一緒になったことがある。その後アメリカに留学して、そのままのアメリカ暮らしとか。久しぶりに会えてうれしい。 
 

a0010575_032961.jpg成田空港が大雪大混乱の為に1日遅れでバングラ入りしたAITチームとビエンナーレ会場となるShilpakara Academyの代表のSalahuddinさんを訪ね、今回の展示会場を案内してもらう。で、会場のひとつの国立博物館も訪問。その館長のMahmudul Haqueさんは筑波大学に留学していたとかで、日本語を話し日本びいき。 
 

a0010575_15211149.jpg とにかく、会場の下見にまで来るところは他にはないみたいで、一番きれいな吹き抜け空間を彼等の権限で使っていいよと保障される・・・。うーん、何か問題があるような気がするが、まあ、いいか。
で、話の中で当たり前の話のように「あ、展覧会のオープニングは3月5日になったから・・・」と。「総理大臣がその日しか出席できないんだよ・・」だって・・・。うーん、何か問題があるような気がするが、まあ、いいか。


a0010575_15343382.jpgところで、この地図は会場に掛けるために作られつつある今回のビエンナーレの出品参加の国を伝えるための地図だと思うのですが・・・、何かがちがう! っていうかかなり違う! まあ、いいっか・・・。

日本大使館にも一応挨拶に行ってみると、テロによる爆発が結構頻繁に行われてとかで、会場に観客が持ち込むもののチャックをどうやるか等の警備体制の話。展覧会にも充分な警戒が必要であるとのこと。うーん・・・、事前にかえっこのプログラムなどの資料が大使館に渡っていて、それを意識しての・・・、つまり、あまり無理していろいろな仕掛けはしてほしくないということですね。昔だったらここぞとばかりに反発してましたが・・・、でもまあそこから何が出てくるわけでもないし・・・、まあ、いいっか。 しかし、なんとも恐ろしい街になっている。世界的に危険地域が増えているのかな?


a0010575_05198.jpgしかし、ダッカ市内、どこにゆくにも渋滞。移動の時間が久しぶりのすごいストレス。 
ダッカを拠点としていろいろな活動を展開している現代美術系のグループの「Britto Arts Trust」の拠点を訪ねてみたが、ここがまたなかなか分かりづらく2時間以上かかる。そこは94年にアジア美術展で一緒に出品したマブドゥル・ラーマンをはじめ何人かのアーティストが運営しているレジデンス件スタジオ件オフィスのようなところ。僕らの為に作家が10数名集まってくれてプレゼンテーションをしてくれる。で、ご飯も準備してもらいご馳走してもらい、ウイスキーとか、テキーラまで用意してくれて大歓迎をうける。お酒は禁止されている国のはずなんだが、外国人はいいのだとか・・・。

皆の作品の説明を聞き、僕等の作品の紹介をし、ビエンナーレについての状況を聞き、ビエンナーレ以降に一緒に活動する可能性を探るもっとも重要な時間。いや、皆魅力的な作家ばかりですごくいいかんじ。そうそう。話していたときは気づかなかったが、前回ビエンナーレで大賞を受賞した作家もそのなかにいた。で、今年は彼等が出品するという映像のプロジェクションの作品も見せてもらう。

a0010575_064963.jpg しかし、やはり目に入るのはゴミ。川沿いとか、道端とか、端によどんでいるゴミのかたまりがついつい気になる。
しかし、最近ダッカでは環境問題にずいぶん力をいれているとかで、そういえば排気ガスがインドのデリーやパキスタンのラホールように気にならない。
天然ガスを使うように奨励しているとかで3輪のタクシーとかは全部天然ガスだとか。
ポリ袋も排除していて紙袋や麻の網袋を使っているのが目に付きおもしろいが、やはりゴミのあるところには相当大量のゴミが溜まっている写真は川に浮かぶゴミが川を多い尽くしている様子。あー、気になるなー。

a0010575_082560.jpg駆け足でわずか3日間バングラデッシュの気になる拠点をまわり、1ヶ月後にはまた設置にゆかなければならないんだなー。うーん、何をどのように仕掛けるか・・・。難しい。

ところで、この写真を撮った席ですが、シンガポール空港にあるインターネットが接続できる電源もとれるテーブルのところ。ダッカ行きの待合のときも同じ机に座って3時間ほど仕事をし、帰りもまた同じ机に座って2時間ほど仕事をした。いや、いい事務所だったな。そういえば都市空間のいろいろな施設の中に事務所として使える空間が増えているような気がする。もっともっと増えればいいのに。
by fuji-studio | 2006-01-27 00:08 | ■バングラデッシュビエンナーレ