筑前深江海岸の海の屋敷を「うみかえる」と呼び始め、しっかりと「かえっこ事務局」としての仕事も定着し、動き始めてきた。
郵便ポストもしっかりと・・・もともとここに転がっていたプラスチック製の犬小屋ですが・・・とりつけて、それなりにだんだんと整備されつつある。
運送屋には便利なところなので集配所としては最適かも。
細かい素材の分類のビンも
養鶏場のスタジオから移動してきて、床の間に飾ってみる。
以前よりコンパクトにまとまって分類しやすい。
そして、いよいよ、まだ手付かずだった離れのような客間のような・・・とにかく一番海に近い部屋に手を入れてみる。
もともと住んでいた人の道具で埋まっていて、ほこりだらけで・・・天井がやたらと重そうに落ち込んでいて、部屋の真ん中に太い柱を無理やり立てて支えていたが、それをはずしてみると・・・
一気に天井にたまっていた土が・・・どさっと落ちてきた。
もともと昭和4年につくられた土壁、土屋根の木造家屋。
松林の中の海風の強いところに建てられた家なので、長年の間、隙間から風が吹き込むたびごとに壁の土を吹き飛ばし・・・とにかく天井裏に相当量の土がたまっている様子。
その土をまとめてみるとなんと30kgは入る土嚢袋8袋ぐらいの土。
少なく見積もっても、200kg以上の土壁の土が天井裏に溜まっていたことになる。
なんとも危険な状態だったな。
土ぼこりにまみれて、掃除してゆくと、相当きれいな部屋になりような気配が見えてくる。
この部屋、面白く手を入れてゆきたいなー・・・。