筑前深江・海の館もついに手をいれはじめました。
2009年 04月 07日
漠然とした方向性はありながらも、具体的なイメージは現場とのやりとりの中でイメージを作ってゆくという作業のプロセス。
それがとても大切だと気づいてきたが、それをさせてもらえる現場はなかなかない。
「カエルステーション」とか「かえるところ」とか、「かえる荘」とか、なかなか「かえる」が頭から離れませんが、海の近くで「カエル」もないかな・・・と思いながら。
でもやっぱり機能としてはかえっこの発送センターが中心になりそうなので・・・でも子ども達が遊びに来たり合宿したりできる場になればいいという思いから・・・
いろいろな漠然としたことを頭の片隅にいくつも置いておきながら・・・
とにかく、掃除、整理をはじめる。
そういえば、何かを作ろうとするときにまず行う作業はこの「とりのぞく」行為・・。
締め切られた雨戸を開けると気持ちのいい風が家の中に入ってくる。
風の流れをちゃんとつくらなければ・・・と思いつく。
何になるかとか、何をつくるかとか、そういう話以前に、とにかく空間をさわり、いじることで、空間が刻々を変化する。
その変化に対応しながら次のイメージへと連鎖をつむいで行く作業。
とにかく興味深い方向へ・・・、既成概念に騙されない方向へと自分の流れを導くように感覚を開放することに意識的になろうとする。
それにしても、今年は建築物へのいじりが続くなぁ・・・。
今年は場作りの年?
↑ このように考えてしまうところもまた自分を不自由にしている束縛の原因なのかな・・・。