水戸芸術館の森さんの最後の日の前日。
2009年 03月 29日
去年水戸芸術館で開催したかえっこフォーラムの記録集を印刷できそうだということで打ち合わせ。
その後、水戸芸術館の森さんの送別会があり、それに顔を出す。
水戸芸術館の開館準備室から20年以上勤めてきたところを離れて東京都の仕事へと移動するのだとか。・・・と他人事のように話しているが、・・・実は他人事ではない。
水戸でもこれまでいろいろと一緒に仕事をさせてもらってきたが、どちらかというと、もっと本格的に一緒に仕事をする・・・かもしれない現場への移動・・・ということになる。
森司との付き合いは僕がパプアニューギニアに行く前の年、1985年からの付き合いになるので、24年・・・四半世紀・・・長いなー。
水戸芸術館ではこれまで、91年お米の砂漠、97年ヤセ犬の散歩、99年バクの夢、2002年Vinyl Plastics Connection、そして去年のHappy Forest、かえっこフォーラムと、僕自身の転換期の重要な節目で、僕としては疎遠になりがちな美術館との関係性の課題を与えられてきたような気がする。
それ以外に90年代後半のトヨタ・アートマネジメント講座での全国各地での現場や、筑前深江アーツキャンプ、去年のサイトサンタフェビエンナーレや北本アーツキャンプでも一緒に動いてきた。
なかなか周辺の人と共有することができない現在の美術にまつわる問題を、一緒に考えてゆける数少ない友人だと思う。
水戸芸術館を拠点としてこれまで行ってきたことの達成感と何かが始まる予感・・・そんなことを感じさせる送別会の現場に居合わせることができて、結構感動的でした。
お疲れ様でした。そしてこれからもよろしく。