北本アーツキャンプ・夏に続いて、その第2部・・・冬のため東京上野経由で
北本市へ入る。

北本アーツキャンプの前々日の29日、東京芸大で開催されたシンポジウムに、
北本市長や
森さんや
日比野さんが参加し、ついに北本でアーツなプロジェクトを行うことを、なんとなくじわーっと宣言。

それをうけて、拠点が必要との話を市長にすると・・・
早速次の日、駅前あたりの空き家や空きビル数件を見て回ることに。
余談ですが・・・これが40年前だったら・・・「美術館を建てましょう!」という話になって、大きなお金が動いていたのかな・・・と考えるとぞっとする。桁が3つ4つほど違う話・・・。お金はないけど・・・今の時代でよかった・・・
市長にとって、空き家の話は急な話だったらしく、もちろん所有者にあたりをつけているわけでもなく、使えるかどうかの予見も保障もなにもないものの、とりあえず思いつくところを外観だけでも・・・と見て回る。

実は随分前から関係者には空き家リサーチの話をお願いしていたが・・・、残念ながらまったく見つからないとの話。
・・・考えてみると、普通に家を借りるのなら誰でもできるが、誰も借りそうにない家を借りるということそのものがすでに常識的ではないのかもしれない。

25年以上前から一般的な貸し家でないところを借りて暮らしてきた僕としては、当たり前のような話なのだが・・・、普通の視線で見ると・・・どうやら借りるべき家に見えないのかもしれない。
なるほど。・・・僕らはこれらを、家としてみているのではなくて、むしろ素材として見ているからなぁ。

当たり前の話だが・・・何かをいじったり、つくったりするには素材が必要となる。それをどうやって手に入れ、いじってきたかの経験の問題なのかな・・・。
文房具屋→プラモデル屋→画材屋→東急ハンズ→100均→ホームセンター→木材屋→建材店→古本屋・古道具屋→廃棄物置き場→etc.・・・を経て、街の中に存在する廃墟という大きな素材としての魅力を・・・25年ほど前から感じて、それなりに機会があるごとにいじってきた経緯がある。

その視点で見ているから、いわゆる日常では借りれないと思っているものが魅力的な可能性の塊に見えて仕方ない。空き地になると素材としての材料がないが、空き家は材料で満ちている。
手を入れると相当生まれ変わる。

手入れを重ねることで空間が変わるという経験を持っているかどうかが素材に接するときのネックになるのかもしれないなー・・・。

で、ついに、相当面白くなりそうな、可能性の塊の物件と出会ってしまった。
北本にもタワーがあったんです!
タワー鑑定人の一柳さんに見てもらわなければ・・・。 
北本アートタワー
Art Tower Kitamoto!
2009年秋、オープン未定!
・・・といった感じでしょうか?
さてどうなる。乞うご期待!