いわきから大河原へ日沼(大)さんとドライブ
2008年 10月 11日
午後から宮城の大河原の現場へ移動。
青森の空間実験室の日沼さん(大きいほうと呼ばれている方)がまたアリオスplants!に来てくれて、そのまま次の日も壁面の設営を手伝ってもらう。
そのまま大河原駅前で行なっているAAFの参加プロジェクト「屋台プロジェクト」に手伝いに行くというので二人で福島のいわきから宮城の大河原まで3時間のドライブ。
その途中でみつけたのがこのよくある案内看板。
・・・・そうか、キャッスルか・・・シャトーでもなく、パレスでもなく、キャッスルだった!
こんなところで、こんな瞬間に次のベクトルがなでもない理由で決まってしまう。
よくみると、この看板のイラストのタッチって全国各地のいたるところにあることに気づく。
そういえば、僕が暮らす現在の地域、筑前深江に暮らすことになったのもこの看板のイラストと同じタッチのイラストが原因。
これは同じ人のイラストなのか、それともこの描き方のイメージが何らかの形である時期日本全国に流通していったのか・・・?
いずれにしても、この主のイラスト・・・おそらく70年代から80年代にトタン板に油性のペンキで描く案内板には欠かせないイラストとして、日本全国のJRの駅、高速道路、登山道、自然公園、etc.の中にこの主のイラスト看板が流通して、かなり多くの人がこのイラストのイメージによっておおくの行動、・・・次に行くべきベクトルが誘発され、新しい行動を導き、その先の出会いへと繋げていたのかな・・・。
・・・つまり、「次はどこいこうか?」と悩んだときにこの看板をみて、そのイラストからかもし出される魅力だけで「ここにいってみようか!」と導くイメージとして・・・
しかし、この看板イラストの存在については誰もがそれほど気にしていなくて、それほど多く語られることもなく、つまり僕らの人生に浸透している存在・・・ということになる。
大げさですが・・・。
そんなあり方もいいですね。表現のあり方として。もちろんこれは流通目的に必然の中から形作られた描写スタイルなのでしょうが・・・。