新世界市場の煮豆屋の掃除とディスカッション。

a0010575_14505489.jpgこの秋に大阪の新世界、西成をフィールドとして行なう地域実験系アーツプロジェクト"アー”ツクール。その活動の拠点を半年間という期間限定で借りることになった。

それが通天閣の真下にある新世界市場の中にある煮豆屋のあとの空き店舗。

昨日からその掃除がはじまっている。

今日はその掃除の2日目。


a0010575_145377.jpg・・・とはりきっていたら、実は今日は秋のプロジェクトのミーティングがまず最初。

12月の何らかの実施に向けて具体的なイメージを持ち寄る。

さて、どこまで実験できるのか・・・

・・・・・で、3階建ての煮豆屋の部屋の中にたくさん置いてあった昔ながらのグレーのスチールロッカーが気になりそれを利用して内装ができないかどうかを考える。


皆で一階部分に運んで並べているうちになんとなく面白い空間ができあがる。

空間をいじっているうちに、この興味深い空間はこうやって実際に手や体を動かして掃除するプロセスでしか作れないイメージであることを思い知る。

多くの店舗やイベント、プロジェクトなどの空間の作り方はというと、いちおう下見はするものの、現場とは関係ないところで完成イメージ図を描き、それを具体化するために図面を描き、発注するという手法。

それをやると、企画する人、図面を描く人、解体する人、掃除する人、大工する人、左官する人、電気、音響、配管・・・する人、塗装する人、仕上げにインテリアを考える人・・・ととてつもない分業が発生する。

そのそれぞれでズレが生じてくるのでその調整のための人が大変。

で、相当な高額の費用が発生する。

で、誰がつくりたい空間なのかという責任や信頼の所在が薄れてくる。

その結果、空間の魅力は相当薄まってゆく。

つくりたい・・・使いたいと思っている人が、はじめから最後まで手を入れることが大切。

それよりも、自分で手をいれるそのプロセスでしか発生しないイメージがあり、それが一番面白くて、しかも信頼できるイメージ・・・ということなのかな・・・。

モノゴトをつくる基本は・・・、
手をいれながらイメージすること・・・。
なのかも・・・。

でも、イメージできていないと手を入れることはできない・・・という意見もある。
それは経験がない人の場合なのかな。

だから経験を重ねることが大切なんでしょ。

子どもの頃、いろいろなモノゴトをいじる経験・・・・

失敗したり、成功したり、予期せぬ何かができてしまう驚きの経験。

豆・・・いじってみる。

横にすると

1口1=1 l口l=l  l○l=l l◎l=l  l●l=l 
by fuji-studio | 2008-09-07 23:08 | ◎大阪・新世界等での活動

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