「描く」の現在進行形 draw+ing・・・なんだなー。
2008年 05月 17日
スタジオがおもちゃで占拠されているので、今回は自宅での制作。
自宅がまるで絵描きのアトリエのようになってきた。
描き続けてあらためてドローイングのこと・・・、drawということ。描くということについて考えることができた。
もやもやした状態のモノゴトを具体的な形として・・・つまりイメージを引き出す作業。
風景の中に、あるいは地域社会の中に何らかの形を導き出す作業。
draw-ing
結局僕がこれまでやってきたことも、今週末から一週間宮城、福島、茨城、東京、大阪で行うことも、地域での活動も、対話の場をつくることも・・・DRAW・・・描くことでありつつ、なにかを引き寄せることでありつつ・・・何かを抽出しようとすることでありつつ・・・しかもその現在進行形・・・
まさにドロー・イングなのだなー・・・と考える。
以前より僕の行為はpaintingではないし、sculptureでも、modelingでもないと思っていたし・・・。
なるほど、画家でもないし、彫刻家でもないし、造形家でもないし・・・
・・・じゃあ素描家?
とにかくイメージが立ち上がる状態に一番興味があるんだと思う。
そしてそこから何かがはじまることへの期待感が一番好きなんだと思う。
だから仕上げるのが嫌なのかな。
終わってしまうことも嫌いだし。
・・・というか仕上げるのが下手なのを知ってるからね。
終わりがないことも知っているし・・・。
連鎖してゆくんだと思うんですよね。