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面白い人があつまるところは面白くなる。

横浜のこの数年の動きが際立って見えるのは何故か?

面白い人があつまるところは面白くなる。_a0010575_1465040.jpg東京で暮らしていた5年の間、仕事で数回横浜にいったことがあったが、とりたてて僕には用事のないまちだったと記憶する。

ところがこの数年、横浜の海沿いのエリアに、特にクリエイティブな活動の拠点が様々にできているため、僕の周りの様々な人が横浜に動いてきている。


面白い人があつまるところは面白くなる。_a0010575_10424082.jpgその結果、僕自身も横浜に多く足を運ぶようになり、またそこから関係が広がり、目に見えて活動が加速している。

それはおいといても、このエリアは空と海に向かって開放されているからなのか、どこか開放的で気持ちがいい。 東京都内のホテルを拠点とするよりはできればこのみなとみらいの海に面したホテルを拠点にしたい。値段も3割は安いし・・・。

空気のよどんだところは苦手だが、心地いい空気の対流を感じる。

そういえば午前中久しぶりに楽しんだ岩井君との打ち合わせも横浜のBankArtが行っているスクールのレクチャーの為のもの。

すっと話しをしていたかった。

午後から横浜に入ってくると、次から次へと知り合いに出会い、新しい人に出会い、目がまわるほど。

様々な深い縁がこの横浜のみなとみらいのエリアで連鎖してゆく不思議な感覚。

黄金町で川の駅の地域活動を行っている方々は数年前に僕が残していったペットボトルを使って川での活動を行おうとしているということでディスカッション。

なんとそのエリア、福岡の山野さんが今後なんだか関わってゆくのだとか。僕の灯明の話も山野さんを通して知っている様子。

ぼくが直接どうこうできるわけではないが、なるべく協力する約束をおこなう。なんだか面白いことが発生しそうな雰囲気。


面白い人があつまるところは面白くなる。_a0010575_10432471.jpgBank Art NYKでは2008年の横浜トリエンナーレに向けてリニューアルされるとかで、3階に常設していた牛島達治さんと丸山純子さんの作品が撤収されることになり、そのファイナルイベントがはじまった。丸山さんはBankArtができた頃行った展覧会で僕のコレクションの袋を「安いですね!」と100g10円で購入してくれた唯一の作家

ポリ袋作品繋がりでうれしい。

なんとその会場には福岡の宮本さんや野田さん、九州大学出身の百枝君(近くのY-GSAにいるのだとか・・ここでも微妙な縁が交錯している。縁が深いなー。) なんだか福岡色が濃い。

そこに鹿児島の甑島で地道にアートプロジェクトを行っているという平嶺林太郎君が声をかけてくれる。噂で耳にしていた甑島での活動の張本人とついに出会う。

なんと彼はまだ学生で、かれもまた横浜在住なのだとか。なかなかやるなー。

そのあと電話で連絡をもらっていた嘉藤さんからワークショップ等の研究を行っているという東大の学習環境デザイン研究室の森さんを紹介してもらい、、名古屋の武藤君の笑顔をみつつ・・・話しする時間を逃し・・・

ワークショップの研究者の森さん、去年行ったワークショップの知財を考える研究会のメンバーにもいろいろヒヤリングを重ねているようで知り合いが重なっていて面白いし、実践から入っていて、かなり活動的な研究者で、面白い感性と視点を持っている。

とにかくBankArtNYKのカフェは活きている。

たまに出かけてゆく僕みたいな存在にとってはとてもありがたい。

あんな場所が全国各地にあればいいのになー。

魅力的な人がいるところには、魅力的な人があつまる。

地域が面白くなるには、地域が面白い人とで会いながら、地域の人が面白くならなければならない。

そんな当たり前のことを忘れて、眉をしかめた大人が眉をしかめた大人を呼んでお金の流通を考えているところのなんと多いことか。

悪循環。

こんなところで地域格差が生まれてくるのか・・・。これからの時代は・・・。
by fuji-studio | 2007-12-10 10:45 | ・様々な地域活動の実験