かえっこを行って素材を集めるデモンストレーションをおこない、そこで集まった素材の破片で鳥? とつくり、それを展示して展覧会を行うというはじめてのパターン。
どのような展示になるかは、作品がどのようなものができるかわからないので不安もある。
しかし、素材の属性と手法から制作のシステムが準備されているので仕上げはいがいと美しくしかも個性的。
いや、このおもちゃのプラスチックの素材というのは実は相当魅力的な素材だなーとつくづく感じる。
かえっこを行う以前は最も嫌いで迷惑だと思っていた素材。たぶんその感情のほうが正しいのだと思うが、扱えば扱うほど魅力的に感じてしまうのは僕が犯されているからか・・・。
まあ、時代の悪者であるし、滅び行くものであるという前提でこれらの素材をみているのでそのように感じるのかな。でも、まだまだ、全盛を揮う主力の素材。
※写真は参加者作品 で、その破片がなんとも切ない。
ああ、もう病気かも。
で、皆が作ってくれたものがまたいい。
※写真は参加者作品 破片が集合するそのこと自体が美しいのだから仕方ない。
鳥という形をしているかどうかは実は問題ではない。
※写真は参加者作品 鳥をつくるという口実であり、プロセスがあるからこの破片が集合する。
この集合が力を生み出し美しく感じられてしまう。
やっぱり僕はおかされているのかな。
とにかく楽園の鳥?のワークショップで参加者が制作した19体の鳥?はガラスケースの中で飛び立つ。
この状態で2週間の展覧会。
で、最後にこのおもちゃによってかえっこが開催され、このプログラムが終了する。
ああ、流れができたな。