十年音泉・テンネンオンセンのポスターイメージを依頼
2006年 11月 29日
十年音泉! テンネンオンセン!
そのフライヤーの制作を急ぐためにイラストレーターの大寺さんのスタジオを訪ねる。
大寺さんは1999年に水戸芸術館でおこなったワークショップ「バクの夢」のキャラクター制作をお願いしたイラストレータ。当時東京在住のイラストレーターだったが、たまたま福岡で展覧会をしていてその作品が気に入ってはじめて僕のほうからコンタクトをとった珍しい作家。
それ以前もそれ以降も僕のほうから連絡をとった作家は実は他にはいない。
で、なにか一緒にできる日を楽しみにしていた。
今回えずこホールのポスターとかちらしのデザインを任されて、できれば住民のアイデアからイメージをつくってゆくという手法を思いつき、それを再編集し、イラストレーションとして完成させるのはどうかと思いついた瞬間から大寺さんにお願いしたいと思い至った。
不思議な縁で、彼は2000年以降住まいと活動の拠点を鹿児島県の吹上町に移した。
一度、バクのキャラクター制作のお礼にそのキャラクターでつくったバクを一体届けに訪ねたが、それ以来久しぶりに吹上町に出向く。
なんとそこには写真のような別世界のスタジオが・・・。やはりいい仕事はいい空間から生まれるものなのかな。
さらに縁の深いことにそのスタジオの建築家は1996年当時、鹿児島で自宅の跡地に複合ビルを計画していたときある人から紹介されて一緒に仕事をすることになった建築家。
いろいろな縁が連鎖しているな…。きっといい仕事ができるに違いない。
いろいろな雑談をしてながらのポスターのイメージの打ち合わせの楽しいひと時。
時間的に切羽詰っているのが気になるが…、もっとゆっくり時間をかけて仕事して欲しいというのが本音だが、えずこホールにも事情があり、苦しい立場。
時間短縮の為に僕がデザインすることに・・・。
大寺さん、よろしくおねがいします。