KTSナマイキVoiceのアートマ霧島アートの森の巻!
2006年 11月 03日

天気も気候もよくて幸せなかんじのアートマでしたが、僕はなんだかやたらと忙しかったな。

ひろい芝生のところに85ブースのアートマーケットが広がりなかなか開放的でいいかんじ。

それをいかに解釈して取り込むかが僕にとっての審査のポイントだと思って眺めて回る。
そうそう。このアートマ、無賞与無審査でもいいと思うのだが、なぜか審査があり、賞が与えられる。
それはそれでいいのかな…。

たとえばこのカメラを解体している人。
とても気になった・・・。

ああ、いいなー。

きっとかなりいいところまで行く作家だと思うが、霧島の日差しが強くて苦労しているようだった・・・。


鹿児島にいる頃作業場になりそうな空き工場を探して県内を走り回ったが、作家それぞれにはそれぞれにふさわしいスタジオのスケールや雰囲気がある。
小さな部屋で制作するのではなくもっと大きな空間で・・・天井の高い空間でのびのびと制作できればきっともっとのびる作家も多いのかも。

無料で参加できるので多くの人が参加している。

そうとう喜んでつくったみたいで、帰ってきてからもずっとはしゃいでいる。
そうか。案外皆このような工作ってやったことないんだと改めて気づく。
バターナイフって単純で簡単でありながら、実はかなり奥が深い。
うん。これはいいな。小学校・中学・高校・・・どの教材にもなりそう。

おもわずグランプリに推薦しそうになったが、これはアーティストの出品作品ではないということで対象外。 おしい!

その奥ではたまたま僕の親戚の本田紘輝君が展覧会を行ったりしているので、僕の親戚がいろいろいっぱい来場していて不思議なかんじ。


これは松田君が3匹の犬の視線の重なるところにつるしてくれた犬の好物の骨・・・。

モノの価値はその周辺との関係でも変わってくるし、誰と見るかによって変わってくるという僕の考え方をこの場で試すとどうなるか・・・。
もっといろんな人がいろいろな場所で表現作品を仕掛ける楽しみを体験すると面白いだろうなと考えている。
案外このような体験のチャンスって少ないんだと思う。

このKTSのアートマーケット、もっともっと凄い別のものに化ける気配・・・。
お疲れ様でした。
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