甲南高校100周年という展覧会への出品。
2006年 10月 04日
僕の出身の甲南高校の100周年記念美術展が鹿児島の黎明館ではじまる。当時は国公立大学への現役合格者率の日本一を目指して補習授業もいれると1日10時間も授業があるような異常な進学校だった。
その高校が創立100周年ということで、その出身の作家の作品や歴代の先生達の作品、それに在校生の作品が並列に並ぶなんともいえない独特な雰囲気の作品展。
学校の関係者ということがコンセプトなので表現の手法も素材もテーマもばらばらなのが面白い。僕の周辺の作家達であればおおよそ興味を持たない展覧会だと思うが、僕にとっては大型国際展や各地のアートトリエンナーレ・ビエンナーレよりも数十倍も重要な展覧会。
20年前の80周年にはパプアニューギニアから水彩画を15点出品し、それをカメハニワが眺めているというインスタレーションを展示担当の人にお願いした。
10年前の90周年にはちょうど「お米のカエル物語」が本になって出版されたばかりだったのでその本とお米のカエルの墓石を出品。で、今回は100周年ということで高校→大学と後輩の小山田君や高嶺君と何かできないかと思っていたが・・・結局余裕がなかった。
で、結局、最近製作中の鳥達を、先輩達や後輩たちの良質な作品の上空を自由に飛び回っているかのように展示。
展示会場には140点を越える作品が展示されているが、天井に展示されている作品はさすがにない。
このシチュエーションはなかなか作れないと思うのだが、この面白さに気づく人は少ないのかもしれない。それに加えて展示会場に他の作品に絶対に邪魔にならない可動壁の隙間を見つけて映像を流す。
本来、美術部の先輩のインタビューを撮影編集して僕なりに高校というシステムとその空間を探る作品にするつもりだった。
で、とりあえず今週末までの展示に間に合わないかもしれないが、高校に撮影に出かけてみる。インタビューはとれなかったが、高校の空間に数十年ぶりに接して面白い。
その空気感はまったく昔のまま。美術が好きというより僕はこの美術部の空間が好きだったのかもしれない。
それは何かを作り出す可能性のある空間であり、どこか非現実的で、非日常の空間で・・・そして近似値の価値観を持つ仲間や友人、後輩達がいる場。
それに出会えるかどうかで人生が変わるんだろうな・・・。
で、今日撮影した映像を編集して明日もって行こうと考えていたが、PCとDVをつなぐケーブルがない!
明日買いに行こう!
展覧会終わるまでに編集間に合うかな・・・?
