セルフ そーめん等流し場 オープンのはずだったが…
2006年 07月 23日
去年は現場に滞在し、映像作品を制作するという氷見クリックに参加した。
今年はその参加ではなく、川沿いの古い漁具倉庫に面した部屋を利用して、なんらかの活動が発生する現場を仕掛けようとした。
その結果生まれたのがこの「たぶん世界初のセルフ そーめん等流し場」
一人の学生のアイデアと川合さんのお父さんが毎年そうめん流しを子ども達のために制作しているという話の流れで作ることになった。竹の加工も任せてくれとのこと。
僕としては与えられたのは小さな六畳の部屋だったが、そこでどうこうするより、その隣の倉庫と倉庫の間にある長さ30mの空間が気になり、何か仕掛けるのであればそこを使おうという思いが実現した。
建築家の川合さんも仕事で忙しくて面倒見切れないという話。
せっかくの場はできたものの、その場を運営するアプリケーションを一緒に考える相手がいない。
というか話し合う相手がいない。
というか、毎日ちゃんと場として運営しようとする人がいない。
とりあえず場を作ってそれを前にして
「さてここを使ってどうしようか・・・!」
と話し合うはずだったが、話し合う相手がいないとのこと。
あー、もったいない。
あー、残念!
全長たぶん60mもある面白い空間で、子ども達は遊びに来てににぎやかであるが、肝心の「新しい活動を作り出す」というところに興味を持って導こうとする人がいない。
当初の与えられた部屋に休憩所のような茶室のようなお茶の場をつくってみたが、これも中途半端で…そもそも行おうとしていたプログラム・・・氷見の様々な場と深いかかわりを作り出す拠点の立ち上げ…にはほど遠い。
せっかく借りてきたpiccoloさんの数々のマシンも説明する人や取り扱う人がいないので眠り気味。
難しいね。時期的なミスもあるかもしれないけど、人手不足で盛りだくさんすぎて皆忙しいんですよね。