海びらきの前夜・雨と風の静かな時間

a0010575_18354135.jpg筑前深江アーツキャンプ、春の陣はナットク価格(7109円)で全国に参加者を募集し、知る人ぞ知る結構豪華な講師陣をゲストに招き、福岡周辺の信頼できる友人のアーティストたちに無理して参加してもらったりした。
a0010575_17225894.jpgレクチャーと話し合いの3日間だったが、外からいろいろなお客が来るということで実行委員や地元サポーターはお世話をする役にまわってしまい、地元住民と外からの参加者が深く関わる時間的な余裕がなかった。

a0010575_18373044.jpgで、その反省から夏の陣は
「なにもお世話をしないでゆこう!」
「ゆるゆるでゆこう!」
「勝手にやってね!」が合言葉! 
特に参加費もなく、参加者は勝手に参加して勝手に活動してもらう・・・。  
a0010575_1848789.jpgさてどこまで住民と参加者が関われるか? プログラムに関わるそれぞれの意思と意欲と興味にゆだねられる。

とりあえず、地元から子ども達への肝試しの怖いネタをお願いされたり、竹を使って灯篭をつくって欲しいとの要望だけが少々あった。 

写真のおばけは春の陣のオガタタカヒロが以前ワークショップで製作した魚のおばけだとか。
海辺のトイレに隠れていて、子ども達は本気で怖がっていたとか。


a0010575_1851116.jpg海の家の周辺の海岸では例の紙袋のランタンを並べて少しは静かな風景をつくろうかなと考えた。天候は不安定で風は強く、時々どしゃぶりの雨。

強風とどしゃぶりの雨に対応させるために、ランタンの口はぐっと絞られてフジツボの形にすればいいというのは一級灯明師のオガタタカヒロの発案。

ひとつひとつに手間隙がかかるので、思っていた数の10分の1ほどで断念。

まあ、ゆるい実験だからいいっか。とにかくこの時期この場所で風と雨を利用したプログラム以外はうまく行かないことが身にしみた。


a0010575_2334839.jpgオープン前のkjayat(見晴荘をリニューアルしてできる海の家)の一角を突然舞台に見立てて、実行委員が参加しているゴスペルグループの歌が始まったり、たまたま通りかかったという大宰府連雅会小嶺さんと町内在住の元保育園保護者会会長がなんと雅楽仲間だったと知り、急遽雅楽の演奏を行ってもらったり…、なんともまったりとした夜。 いやー小嶺さん、次の日も会場に来ていましたがなんとそうですか。盛り上がりましたか…!・・・うーん。深江と大宰府と雅楽…いいなー。僕も琵琶もっとちゃんと練習しようかな…)

そのまま好き勝手にそれぞれ会話は盛り上がり、一睡もせずに早朝4時からの川祭りへと突入することになった人もいたりして・・・。 いったいどこで、どのような物語が発生していたのか・・・僕はまったく知らない・・・。 夏の海はいいな。 若いっていいな・・・。

(この書き込みの写真提供は:はいほう、浦田琴恵、辻井祥子、岩根裕子)
by fuji-studio | 2006-07-01 23:59 | ◎福岡・筑前深江での活動

最近めったに使わなくなったブログですが、藤浩志の活動や考えを記録しています。


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