筑前深江アーツキャンプ参加者が集まる・・・
2006年 05月 05日
ひとつめは地元住民むけのレイヤー。これは日常のあたりまえの風景を別の視点で捉えるために、なんらかの軽い活動体験を行ってもらおうという活動。そのために地元向けのワークショップが福岡周辺のゲストアーティストによって取り組まれた。
もうひとつが外からキャンプ形式の合宿に参加するこの参加者向けのレイヤー。この地域の特性や魅力を紹介しつつ、企画をつくるというプロセスを通して地域活動をアーツの接点を探り体験的に皆で考えてゆこうとするもの。参加者のアイデアは必ず地元住民への新しい視点の提供となりえるだろうし、参加者にとって地域の受け手・・・子どもや親やPTAや高齢者などの住民・・・の人間性に触れながら・・・対話しながら・・・企画を考えてゆくチャンスはあるようでなかなかない現場だったりする。
僕自身もお互いの反応がとても興味深い
実行委員会や地元スタッフがこの場に集中しなかった。
別準備作業に忙しくしていて大事なところをおさえることができなかった。これはぼくのナビゲートの部分にも問題あったし、事前のコンセンサス不足だったと思う。
ここで、本来ちゃんとお互いが自己紹介をしあう状況をつくるべきだったのですが、なぜか次のスケジュールの時間を気にして参加者と講師のみの紹介になってしまった。 ・・・ここでどれだけ地元の住民が主体的に自己紹介をできるのか・・・。この技術が実は必要なんだろうな。皆まだまだ遠慮するしマイクを持たないし。
僕も今回ナビゲート役じゃなかったら後ろで黙って距離をとりながら眺めているんだと思うなァ・・・