想定内とはいえ、荷物が届かず・・・

a0010575_17505850.jpgまあ、想定していたとはいえやっぱり荷物が届いていなかった。(ところで想定外とかってもうすでに死語?)  で、持ち込んだ作品を展示しようとしたが、展示するスペースが用意されていない。

前回の下見と照屋さんとの打ち合わせで、このドーム空間を一緒に使おうということと、国立博物館の展示室に作品を挿入できないかと提案してみた。

このドーム空間には彼がトイレットペーパーロールの芯から作られた木を設置し、その周辺に僕のuseless selection(この名称、はじめて使ってみました。)でできた鳥を配置する・・・。

 
a0010575_064645.jpgで、国立博物館の展示室には彼の紙袋の内側に木を作った作品やサインの為のサインの作品を配置し、僕のビニプラ時代のポリクラフト(ポリ袋で作られた織物)とかテープニット(ビデオテープで編んだ帽子など)の作品を通常の展示コーナーに混ぜて展示するプランだった。

結局、博物館の展示室の壁面は使えないとのことで断られたが、その後、壁面を確保するのを忘れていて・・・。結局周辺の壁は見事に他の国の作品で埋まっている。


a0010575_083219.jpg仕方ないので以前下見したときから気になっていた天井のグリッド状態の穴に設置しようかと考えたり、天井からつるす方法を考えようとドーム状の天井に登りたいと思うが、現場は・・・「まあ、あとで聞いてみよう・・・」と極めてのんき。 「おい、誰に聞くんだ!今決めようよ!」・・・。と思うが誰にぶつけるでもなく、とりあえず事務所のディレクターの部屋に連れられ、1979年から続いているビエンナーレのこれまでのカタログを見せてもらう。「別に今更いいのですが・・・」ともいえず、なんとなく眺めるうちに、同じ敷地内でかなり大きな民謡のコンサートがあるから見に行ってくれと・・・?


a0010575_0124254.jpg成り行きに任せて後ろをついてゆくと、いつの間にか仮設の屋外ステージができていて凄い数の人が・・・。

凄い数の観客の間をすり抜けながらスタッフの後ろにういてゆくとなんと一番前にとても豪華なゲスト席が用意されている。4名分だけソファーが置いてある。まさか・・・とおもったらそのまさかだった。
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僕等が着席したとたんに待っていたかのように演奏会がなじまり、その途中で隣に座っていた偉そうな(いやたぶん偉い人なんだろうな)人がステージに上がり、ビエンナーレのためにゲストとしてオーストラリアと日本からきていると、僕等3人が紹介される。

で、そのまま嵐のようなバングラ民謡のオンパレード。3分から5分ぐらいの曲を1曲づつ歌手が入れ替わりながらいろいろなバリエーション。楽器構成はどとんど変わらないが、演奏者が微妙にいれかわってゆく。ステージ後半に近づくにつれ、相当な国民的スターが登場しているのか、状況はわからないが、異常に盛り上がっている。その熱気に押されつつ2時間・・・。なにやってんだろう・・・。僕は・・・。

途中、なぜか日本人の若いアーティスト黒田晃弘さんがステージの前の僕等のところに会いに来る。横浜トリエンナーレで一緒だった照屋さんの友人だとか。今、バングラデッシュのダッカにいて展覧会を行うのだとか。あとでゆっくりお話しようと思っていたが、そのまま帰っていた様子。ザンネン。

ということで、何もしないうちに1日がすぎる。・・・なにしてんだろ。僕は。大丈夫かな。

明日の午後には荷物を届けると話していたが・・・早くて夕方だな。たぶん。下手するとあさってでぎりぎりかな・・・。まあ、いらいらしても仕方ないね。お酒もないことだし。・・・。

しかし、予想通りだったなー。
by fuji-studio | 2006-02-28 12:56 | ■バングラデッシュビエンナーレ

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