天才かえる少女現る!
2005年 02月 25日
大作のカエル新聞もすごいがかえる日記がまたすごい。夏休みの宿題だと思うが、毎日綿密にカエルの観察の絵がかきこまれ、それについての面白い記述がびっしりある。なんだかすごい力。
決して僕が描くような軟弱なカエルキャラでもなく、しっかりとした観察に基づいたカエルで、様々な角度から描かれており、線が力強い。しかも絵の中では擬人化され、いろんな物語が進行している様子。まさに鳥獣戯画。実は新開地で展開している新開地アートストリートというプロジェクトのコーディネーターの引継ぎ式が神戸アートビレッジセンターであり、1年目の井上明彦さんと2年目担当の僕と、3年目これから引き継ぐアトリエワンの塚本さんと3人のトークセッションに彼女は弟とやってきた。
僕が思わず彼女に「一緒に写真をとってください!」とお願いしてとったのが左。アトリエワンの塚本さんと僕で彼女を挟んでみた。僕からお願いして一緒に写真を頼むのはジャンヌクロードとクリスト以来かな? 実は彼女は今年新開地のアートプロジェクトにも六甲山牧場のプログラムにも参加する学生時代からの友人の作家、マスダマキコが連れてきた娘。萌恵子ちゃん9歳。両親アーティストという純血。なかなか期待できるぞ!・・・と、ここですべき新開地アートストリートを考えるトークセッションの報告がカエル少女に取られてしまうほど・・・。ちなみに写真の弟君は奏佑くん。うーん、30年後にこの写真全員でコラボレーションできるほど活動が展開できれば僕としては軌跡的で幸福の極み・・・。