金沢美術工芸大学で二日間の集中講義
2012年 02月 09日
この時僕が行ったのは 「ナマズの群像建設未定地」という何かをつくるふりをするという活動だった…という話は随分前にこのブログでも紹介したことがある。その時に一緒になった作家が今回のレクチャーの仕掛け人の中瀬さん。
中瀬さんとは長い間お会いすることがなかったが、今回この授業に呼んでいただき久しぶりに時間を過ごし、この我孫子での夏の体験やここで知り合った東京芸大彫刻科…どちらかというとラグビー部系の遺伝子が僕の活動の初期的体験として重要だったことを思い出した。
そこから随分長い間…、それぞれ全く違うアプローチで活動を続けてきたが、かなり多くのシンクロする価値観を持っていて興味深い。
講座とワークショップをということだったので、最近気にしている「フェチと表現と編集技術」についての超論を無理やり「彫刻論」という授業の中で行い、金沢美大の学生に僕の粗削りな言葉でぶつけてみた。
反応がすごくいい。
今回は編集について学ぶためにFacebookを利用して、参加した学生がそれぞれ簡単な行為を画像、あるいは文章としてアップロードしてもらう。
夜は打ち上げを兼ねて、外部にもオープンにして、そのネタを見ながらディスカッションをする企画をKapoの一階のmojoで行い盛り上がる。
皆さんお疲れ様でした。学生の感性は予想よりはるかに面白く、本当に期待に満ちた時間だったな。
ありがとうございました。