滋賀県の余呉で懐かしのNature Arts Camp!
2011年 04月 17日
以前、プラスアーツが生まれるきっかけともなったのが六甲山で神戸市が開催していたNature Art Camp
その企画をしていたのが当時iopという会社を立ち上げたばかりの永田さんだった。
その当時は小学生を対象としたワークショップを中心に行い、そのサポーターとして大学生を集め、僕の時は2週間も六甲山の自然の家にこもってアートキャンプを楽しんだ。
考えてみるとこのキャンプでのスタッフとの関係がなかったら此花や中之島での活動もなかったし、もちろんイザカエルもなかった。
さらに筑前深江や北本でのアーツキャンプの発想もなかったので、今の棲家もなければいろいろな活動や関係はなかったことになる。
…活動の連鎖とは…そういうものだ。
NPO法人プラスアーツが設立されて以降、国内外いろいろなところで防災系のワークショップの開発を行ってきた。
しかし、僕自身プログラムにかかわることも少なくなり、最近スタッフたちともじっくり話し合う機会もなかったので、一度合宿をやろうということで、半年ぐらい前からこのキャンプの企画をお願いしていた。
そこに2011/3/11の事故が発生。
まだまだこの災害がどんな災害なのかが見えない状態が続いているが…、一度率直な考えをぶつける機会としても重要だと思っていた。
本当はまだまだ話したりないことがたくさんあったが…それは今後の課題ということで。
とにかく、地域に課された課題は多く、もっともっと積極的に話し合う場が必要で、行動力も必要だということが分かった。
東北のことではなく、自分の地域で起こりうる災害をしっかり把握し、どのように防ぎ、逃れるか。それを具体的なイメージとして真剣に考えるべきなのだが…
とにかく、自然の活動と人間の活動をしっかり考えるキャンプ、もっともっと仕掛けてゆきたい。
それにしても…初体験の渡辺豊和建築もヘンだったが、木之本地蔵もヘンだったなー…特に身代わり蛙の山…初体験。
恐るべし滋賀県。知らなかった…。