自然の家にある遊具のさびを落とし、塗装する八十郎。

瀬戸内国際芸術祭のオープンが迫ってきた。

その出品作品が「藤島八十郎をつくる。」という作品。

a0010575_7165560.jpg実際には存在しない藤島八十郎という架空の人物をつくるという新しい試み。

藤島八十郎は存在しないので、その存在をつくるために、いろいろな関係を作ってみようと考えた。

「関係をつくることが存在をつくること」という話は僕自身が最も気になるところ。

逆に存在しているようでも関係がないものは存在していない。


a0010575_7183771.jpgそこにあるためには、そこにいるためには関わりあっていることが条件となっているし、問題は「どのように関わるか」の関係のあり方の問題だということは確信している。

その関係のありようを右往左往しながら模索する・・・。

その態度をどのようにつくるのか・・・

そこが今回の藤島八十郎のポイント。

藤島八十郎はどちらかというとお間抜けキャラクター。

何をやってもどこかズレてしまう。

今回はどうしても気になってしまうさび付いて放置されていた遊具を磨き、グリーンに塗装してみた。

もちろん藤島八十郎に頼まれて・・・ということになっている。

ところが木々に埋もれてその存在感がなくなってしまった。

しかもさび付いていて、壊れているので遊具としては使えない。

・・・・

さて、どうなるか。

・・・

とりあえず、藤島八十郎の仕業の痕跡は作られつつある。
by fuji-studio | 2010-07-10 18:50 | ◎瀬戸内国際芸術祭・藤島八十郎

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