こどもを待ち望む唐櫃のライオン君の背中。

豊島の唐櫃の自然の家。

この閉鎖された入り口付近に色がはげて樹脂の継ぎ目が浮き出たライオンの遊具がいた。

a0010575_8395411.jpgもともとこの自然の家は唐櫃小学校だったが、昭和40年代後半に児童数の減少から小学校が統合され、廃校となり、保育施設として使われていた。

おそらくその時期のこのライオン君はやってきたのだと思う。


a0010575_8425853.jpgしかし、さらに子どもの数が減少したことによって平成元年、保育施設も閉鎖されることになり・・・ライオン君は役割を失ってしまった・・・のだろうか?

幸い、自然の家として、おそらく・・・たまには・・・子どもたちも遊びに来てくれるのだろうが、その姿が子どもを待ちわびている姿に見えて仕方ない。

こどもを待つライオンの背中・・・

藤島八十郎は絵本作家を目指しているということなので、彼にとって、このライオンは物語の登場人物・・・ということなのだろうか?


a0010575_8463479.jpgとにかく、藤島八十郎に頼まれて(?)ライオン君の塗装をすることにした。

塗装しているうちに、こどもを待ちわびている姿がより切実な表情ができてしまった。

よこで勉強し続ける二宮金次郎君との微妙な関係。

その間にはいいぐあいに唐戸小学校の沿革の記された石碑が物語を裏付ける。


a0010575_8481369.jpg作業をしている姿を写真をとっていた宇野澤君が、大きいエリになりましたね。とのコメント。

エリは自宅で飼っている僕の愛犬。

そういえば、色とか表情とか、なんとなく似ている。

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さて、どのような物語が発生するのか、がんばれ藤島八十郎。

そういえば、八十郎のブログ、ぜんぜん更新していませんね。宇野澤君!

「子どもたちを待つライオンの背中」

宇野澤君が唐櫃公堂で上映会を企画している「100人の子供たちが列車を待っている」という映画のタイトルとなんとなくリンクしますね。

上映会は7月24日と9月18日と10月17日の予定

唐櫃公堂にて:時間は未定

これも藤島八十郎の企画だということ。

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それにしても藤島八十郎、どうでもいいような妙な端っこをつっついてきますね。

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by fuji-studio | 2010-07-10 07:35 | ◎瀬戸内国際芸術祭・藤島八十郎

最近めったに使わなくなったブログですが、藤浩志の活動や考えを記録しています。


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