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2004年ぐらいから使っているブログサイト、特に2006年から2010年のプロジェクトについてはかなりまめに記述していました。それはプロジェクトごとにページ下のカテゴリーごとに収められています。
2023年 09月 22日 おもちゃを使った作品空間と、木彫作品と、ぬいぐるみを使った古い作品や新作のキノコ類をつかって、夏の間の子どものための展覧会を行いました。福岡県の大牟田市の動物園の中にある絵本の美術館 ともだちや美術館 そこの運営を昔からの知り合いの岡くんが行っているということで、そのギャラリー部分をつかって夏休みイベントを行うことになった。最近はかえっこのおもちゃの破片を利用したジュラシック・プラスチック関...
福岡市・北九州等での活動
2021年 03月 21日 菅江真澄という記述者が旅し、様々な風景やものに出会い、それを記録していたのがおおよそ200年以上前の江戸時代後期。秋田県立近代美術館で2020年秋から2021年3月という雪深い時期に行われた展覧会「アーツ&ルーツ あわいをたどる旅」は記述であるとか、記録であるとかの価値や意味について再考するもの。記述されることによって物事が記録として定着する。だからこそ、記述、記録の少なかったその時代、特に...
【チュウタの観察帖】
2020年 09月 19日 秋田に暮らし始めて6年が過ぎようとしている。6年前の9月に、それまで活動拠点にしていた福岡の糸島と青森の十和田に加えて秋田での活動拠点を探し始めた。新しい空間や環境は自分の活動の可能性を広げる。・・・と信じている。新しい関係がうまれ、あたらしい意識が育まれる・・・に違いない。 ある意味、住環境、活動の環境は束縛し、制約する。だから、自分を変えたい時、変えようとする時、移動してしまう。それだけ...
■秋田での活動
2019年 08月 07日 あいちトリエンナーレの「表現の不自由展・その後」に関する一連の情報を目にして、なんだか黙っている自分も嫌だし、自分の中で考えてしまうことをぶつぶついいたくなったので、久しぶりに雑感を書いてみたら長くなった。 表現できる環境はあるのか?そもそも、表現は縛られていると考えている。過去においても、そして現在においても。だからこそ、自由な表現を求めるし、それが実現できる社会を求めてしまう。様々な表現...
・思索雑感/ImageTrash
2019年 06月 16日 チェンチュイ。今回の現場は廃棄物置き場だったところに廃棄物でつくられた楽園のようなところ。久しぶりのバンコク。 このブログに記録が残っているギリギリの時期、2004年の8月に書き込みがあったので15年ぶり。その時はランプーンという町の中心部にある橋の上の商店街で、地元の中学生と若手アーティストと共に廃材によるファッションショーをして楽しんだ。あの頃の参加者たちはどうしてるのだろう?それにして...
■海外での活動
2019年 05月 07日 十和田市現代美術館での企画展に出品しています。9月の初め、夏休みの終わりまで行うというロングランの展示なので、よければ見に行ってください。十和田市現代美術館との縁は深い。2003年にかえっこを全国展開しようとしている時期に美術館の計画が始まる前の段階で、十和田でのアートを生かした活動についてのアンケート調査を行うために十和田市に入った。雪の多い真冬で福岡からの飛行機が半日ぐらい遅れて三沢空港...
■青森&十和田での活動
2019年 05月 05日 東京で都市計画事務所に勤めていて、ちゃんとした社会人の間に結婚しといた方がいいかなと思って結婚したのがちょうど平成元年だった。僕が29歳の時だったと思う。 父親が33歳のときにできた子供が僕自身で、僕が33歳の時に最初の娘が生まれた。で、この連休で平成が終わり令和となった。ちなみの僕と同じ生まれ年の天皇陛下なので、令和が僕の世代時代になるのかな。数年前から秋田の大学で勤めるようになって公務員...
◎福岡・筑前深江での活動
2019年 04月 26日 驚いている。2018年、一切このブログに記事を書き込んでいない。あーついに、エキサイトブログともお別れか・・・意識の中でブログの存在が消えかかっていた。でも、ここでひとつもう一回ぐらいは書いてみることにする。なんでもないこと、どうでもいいこと、ぐだぐらすること、自分と向き合って言葉にしようとすること、自分の無意識を言語化しようと試み意識化しようとすること。それを諦めてはいけないと強く思った。...
2019年 01月 20日 京都文化博物館は僕が大学入試の頃からずっと気になっていた場所。まさかこの日本銀行跡の建物のなかでこれほど大規模な展示を行うことができるとは思ってもみなかった。ささやかな思いや感情からはじまる小さな行動が次第に連鎖を生み出して行き、時として自分のイメージを越えた出来事が実現することがあるのだなとしみじみ。もう10年以上前に他界した父親が昔勤めていた会社の支店がこの三条通を挟んだ斜め向かいにあり...
●京都・つくるところ実験
2017年 05月 26日 秋田公立美術大学で働き始めてあわあわしているうちにもう2年と数ヶ月が過ぎてしまった。福岡の養鶏場の跡の「スタジオファーム」も借りっぱなしで20年すぎたけど、青森の十和田に来てからほとんど使わなくなった。また使う時がくるといいとおもって先日掃除してきたけど、さすがに半分だけは返却した。悲しい。糸島の筑前深江の「うみかえるスタジオ」はどんどん倉庫だけが増えてゆき、くずれかけた古民家は僕は使ってな...
2016年 10月 27日 うみかえると名付けたのはいつからだろうか。福岡の糸島のこの海沿いの空き家のたっている土地を借りることになり、それにともなって、本来取り壊すべきところの朽ち果てつつある木造の古民家を買い取り、改修して使ってきた。僕のブログの中から、これまでのうみかえるの記事をいくつかピックアップしてリンクしてみる。これまでのブログの中からうみかえるいじってきた記事リンクしてみたらたくさん出てきた・・・。しかし...
福岡・筑前深江での活動
2016年 09月 26日 なぜこんな単純なことに気づかなかったのだろう。石を入れれば安定する。しかもなんだか、いい。なぜ今さら思いついたのだろう?人の発想はいろいろなものに縛られてるなぁ
2016年 09月 19日 茨城県北芸術祭に芸術祭への来場者とサポーターや地域住民の接点となる場をつくろうと、ポリプラネットカンパニーという架空の会社を作ってみた。関係をつくるために、あえて架空の存在をつくろうとするプロジェクト。2010年の瀬戸内国際芸術祭のときに「藤島八十郎をつくる」という作品で試みた手法・・・ポリプラネットという言葉は横浜のバンクアートが銀行跡にあった頃に行った展示の名称を引き継いで、2014年、...
○デコポリ・ビニプラ系活動
2016年 06月 28日 海外を拠点に活動を続けている建築出身のアーティスト、増山士郎さんから依頼を受けて、確かに、10年後の自分に宛てた手紙を書いたことがある。 当たり前の話だが、そんなことまったく忘れていた。突然おくられてきてきた10年前の自分からの手紙。 もっと、感動的かと思っていたが、以外とそんなことはない。見慣れた嫌いな文字、一方的でなげやりな文章、内容などもなんだかイライラさせる内容。まあ、こんなものかと...
2016年 06月 08日 シンガポールの国立博物館から依頼を受けて、トイザウルス4体が旅に出ることに。去年金沢で行った展示が海外のいくつかのメディアで紹介されているのがきっかけ。そもそも、エントランスにあるドーム状の空間の真ん中に設置してほしいとのオーダーだったが、調整するうちに、館内の数カ所置いてほしいという話になり、二転三転して結局博物館内のアトリウムの片隅に展示することになった。まあ、仕方ない。作品は制作中当た...
2016年 05月 13日 福岡市美術館が大規模な改修工事を行うということで今月福岡市美術館でそれに伴うシンポジウムが開催される。そのそのためにも改めて美術館をみておこうと思い、久しぶりに常設展示とかをみさせてらったが・・・そこに、僕のパプアニューギニア時代の作品がちゃんと常設展示されているのを発見! 嬉しい。 1994年に開催されたアジア美術展の時にお世話になって以来、深い縁のある美術館。 建築物は197...
■福岡での活動
2016年 05月 08日 4年前、十和田に赴任する一週間ぐらい前に引き渡しをうけた海沿いの自宅兼スタジオ。 外壁と屋根とコンクリートの床下だけという12m×12mのとてもシンプルな何もない空間に簡易水洗だけがある状態。・・・あまりにも寒いし、壁のない部屋なので、まるでキャンプ場のように屋内にテントを立てて、トイレを囲ったり、お風呂を囲ったり・・・しつつここでの生活がはじまった。・・・僕は十和田に行っちゃったの...
2016年 04月 11日 奥入瀬渓流渓流に設置されて苔むしたテーブルの苔が剥がされて話題になったのが去年。 その話題の影響か、何故だかその苔テーブルが青森県によって撤去されたとか。 皆に親しまれていた極上の苔テーブルだっただけに殺されるのは忍びないと奥入瀬のネイチャーガイドたちの要望もあり、撤去された苔のテーブルがバラバラに解体されて、星野リゾート・奥入瀬渓流ホテルにやってきた。 奥入瀬自然のネイチャーガイドの...
2015年 03月 21日 ホームからの眺め駅について以前からいろいろ考えてきた。博多駅に九州新幹線がいよいよ開通するということで大規模改修を行われた時も、ディスカッションの場をもうけていろいろ話してきた。駅の在り方について意識しはじめたのは東京の都市計画事務所に勤めていた頃、電車通勤をしていて、毎日電車を待つ駅のホームの環境をもとめて引っ越し先を決めたこともある。地下鉄の駅を利用して通勤していた頃、閉鎖空間の空気の淀...
・日常と雑言?
2015年 03月 13日 どうしても無視できないんだと思う。一般的な常識としては廃棄するという事になってるのもわかる。展示の後の廃材とか、大学の廃棄物入れの中を覗いてしまう。素材や廃棄物や周辺の環境や状況に縛られて、表現が飛躍できないという事も理解できる。しかしついついそこにあるソレを使って何かできないかと考えてしまう。可能ならば全部使ってしまいたい。ひとつのこらず使い切ってしまいたい。とりあえず短く切れた破片だから...
2015年 02月 09日 僕は遠くにあるものを探しに出かけて手に入れようとするタイプではない。目の前にあるもの、手の届くものを触りいじりたがる。いじり始めるとある程度までいじってしまう。ずっといじり続けていると、状態が変化することがある。別にどうしようとか思っていじっているわけではないが、いじるうちに・・・もっとこうしてみようかなとか・・・もっとこうできるなとか・・・そんな思いが湧き出てくるのが面白い。中学、高校時代...
2015年 02月 03日 ひとつ40円するかしないかぐらいのビニールテープ。ぼくが小学校の頃から学校の文房具売り場にでさえ売っていたロングランの商品だと思う。子供の頃はセロハンテープとこのビニールテープの違いがほどんどわからず、セロテープよりはくっつきが悪いダメなやつだ・・・ぐらいに思っていた。いや当時はセロハンテープがなんとなく綺麗で新しく、子供の心をくすぐるものだったので、セロハンテープに心奪われて、ビニールテー...
・生活周辺/LifeScape
2015年 01月 10日 私見創見2015年1月ー2016年11月デーリー東北に連載した原稿の記録をこちらに転載しときます。校正前の原稿です。202016年11月原稿廃棄物との格闘ヨーガンレールになれない私先月から十和田市現代美術館ではじまった展覧会「On the beach ヨーガンレール 海からのメッセージ」に展示されている作品は、彼が暮らす石垣島の海岸に打ち寄せられた無数のプラスチックゴミをつなぎ合わせて作られ...
2014年 10月 30日 パプアニューギニアで先祖の精霊と繋がるための儀式のようなものに出会ったことがある。体に模様や装飾を施し、声を出し、同じパターンのリズムを刻みつづけ、体を動かし続け、何らかの行為を繰り返し行う行為。それはまるで体内にある遺伝子と繋がろうとしている行為のようでもあった。それは音楽、美術、舞踊、宗教、政治など、近代社会が分けてしまったカテゴリー以前の生命と自然を繋ぐ大切な術だったのだろうと思う。自...
2014年 10月 26日 田中忠三郎の伝える精神 の展覧会の準備でもろもろ文章を書かねばならない。新聞に3回連載で紹介してもらえるというので、どのような形で書いたらいいのか模索中。・・・・・・・刺すという行為と縫うという行為は全く違うということをこの展覧会を企画する中で出会った八戸在住の南部菱刺しの作家、天羽弥生さんに教えられた。薄手の麻布の経糸と横糸のわずかの隙間に糸を通し、二目、四目と偶数の目をとりながら糸を横に...
2014年 10月 26日 最近、開くことと閉じることのバランスがとても重要だということが気になって仕方ない。感情や感覚の在り方、あるいは精神状態のあり方というべきか、心の在り方というべきか。自分自身の状態を客観視できること。そのことがとても重要な気がする。作品を作る行為、あるいは表現に向かう行為、自分自身を客観視し、さらに自分自身を超えようとする行為はあくまでも内側に向かいつつ、ある意味閉じたところから発する質のもの...
2014年 06月 10日 先日に続き、再び十和田市から弘前市を目指す。先日は八甲田を越えて黒石経由で弘前に入ったが、今日は濃霧注意報とかで、三沢空港の飛行機が全便欠航しているぐらい・・・山越えを断念し、みちのく有料道路経由の青森から高速道路で弘前に向かうことにする。濃霧をさけたはずが・・・みちのく道路もやはり濃霧。霧の中ゆっくり走りながら青森をめざし、峠のトンネルを抜けた瞬間…ウソみたいに濃霧はなくなり、おだやかな晴...
2014年 06月 08日 八戸で南部菱ざしを行っている天羽やよいさんのところを訪ねるために八戸へ。ついでに秋の十和田奥入瀬でのパフォーマーとのコラボレーション企画のために最近フリーランスになった今川さんにお会いしようと声をかけてみる。今川さんは最近八戸酒造のこの蔵での企画やこの蔵の周辺の町とアートな関係の仕事をしているということで、その現場を見せてもらうことに。250年近い歴史のある酒造元だけに、建築物といい、調度品...
2014年 06月 05日 十和田に来て3年目だというのにまだまだ青森県内を巡れていない。青森で活動するさまざまな人に出会えていない。今年の秋に企画している田中忠三郎の展覧会のために八甲田を越えて弘前に向かう。八甲田はまだ雪がつもったまま。空気が澄んで美しい。心が洗われる。青森の弘前を中心にかつて女性が作っていたこぎん刺し。その記念館を運営している佐藤陽子さんのことろを訪ねてみる。100年以前も前につくられたこぎん刺し...
2013年 09月 24日 十和田奥入瀬芸術祭の準備でばたばたしているうちに・・・ しらないうちに・・・ 1999年ごろに手作りで作ったgeco.jpのサイトが消えてしまっている。 当時の契約書とかもないし、どことの契約だったのか・・・。どうやって調べればいいのだろう? とりあえず、コンテンツをこことFacebookに移すか、あるいは新しくドメイン取り直すか・・・。 どなたかアドバイスを! しかし時...
ご案内/Information
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