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福岡での「カンガルー日和」始まりました。
以前、いろいろ考えるワークショップのためにつくった「考えるカンガルー」を、去年、韓国のLoop Galleryでの展示に出品したことがある。

a0010575_13162840.jpgこれは「かえっこ」で集まってしまう素材から作られる作品にならないかと試行錯誤しているうちにつくられたものなので、この春に出版した「かえっこについてかたる。」の本の中で紹介した

福岡でギャラリーをやっている友人がたまたまその写真をみつけていたく感動し、村上春樹の短編小説のタイトル「カンガルー日和」というフレーズを思いついたのだそうだ。


a0010575_13173620.jpgで、そのタイトルの展覧会が福岡のギャラリー「モマ・コンテンポラリー」で開催される。

もともとは被り物だったカンガルー作品
だが、ぬいぐるみ状態に仕上げて、ポケットの中ファスナーから山ほどのぬいぐるみを詰め込んでできた作品。


a0010575_1318432.jpg会場のカンガルーの向かい側には水都大阪での一緒に展示しているヤノベケンジの作品が・・・。

いろいろな人が動物をモチーフとした作品を出品していて、そのバランスが面白い展覧会。

そこになんと・・・


a0010575_13184524.jpg大学院を終了後はじめて行った個展のプランを描いた素描の作品が出品されていてびっくり。この、作品が描かれているベースになっている下地は、僕の大学院修士作品、「ゴジラとハニワの結婚離婚問題」で、その披露宴会場のバックのために、3ヶ月以上もかけて染め続けた青海波模様の60枚の屏風の一部。


a0010575_13193368.jpgおお・・・・!

自分でも忘れていた貴重品!

もちろん、他の屏風は全部行方不明だが、この一枚だけがドローイングの下地として残っている。


a0010575_1320181.jpgこのときの展覧会は、展覧会期間中、毎日毎日、一日何度も、がま君とかえる君の紙芝居を演じ続けるといものだった。そのときの会場のプラン図として描かれたもの。

かえるはここで初登場した。

これからバブル景気を迎えようとしている真っ只中の時代、周辺でバヒョバヒョとささやき続ける様々な業界の権威の甘い呼びかけの中で、まったく違う次元への飛躍を求めていたのだと思う。

僕の作家歴の中で最初のかえるの絵・・・だと思います。

作品タイトルは

「すてきな畑 はたらく僕 退屈な芋 飽きたけど そこでがんばれ 雨蛙」

うーん。さすがに青い。
by fuji-studio | 2009-09-05 15:21 | ■福岡での活動
mori yu gallery 東京での作品の設営
a0010575_12501573.jpg東京の神楽坂にあるmori yu galleryでのドローイング作品の設営をおこうなう。

先日、水戸芸術館で展示した作品、Happy Forest の空間作品から発生したイメージをドローイングとして固着してみる。


a0010575_12505058.jpg現在も展示中だが、6月に行ったサンタフェでのドローイングによる記録作品を今度は空間の作品からイメージを読み解くプロセスをドローイングとして描いてみる。


a0010575_12512182.jpg時間がなくてまだまだ素描の段階だが、次の段階としてもっと平面の作品へと展開しそうな予感。

ぞっと描けていなかった平面作品が近づいてきた気がする・・・。

その前に時間の確保が問題だなー・・・。
by fuji-studio | 2008-11-13 19:50 | ■東京での活動
水戸芸術館の展覧会がはじまりました。
a0010575_14154194.jpgかなりいい作品が盛りだくさんです。

ぜひ体感しにきてください。

僕も久しぶりに充実しています。

個人的には何かが始まってしまった感じがあります。


a0010575_1417017.jpgまだまだできなかったこともたくさんありますが・・・。

水戸の街中にも面白い現場がたくさんあるようです。
by fuji-studio | 2008-10-25 23:06 | ◎ギャラリー等での活動
Happy Forest 制作の幸せな時間。もうすぐ時間切れ。
今日もまる一日、水戸芸術館のギャラリーにこもり、空間の制作。

ああ、楽しい。楽しい。

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今日は一日ほとんど床のおもちゃ並べ。

しかし、よくまあ、これだけのおもちゃが集まったものだ。

しかもちゃんと分類できていて・・・容子さんと御田さんやちいちゃん、これまで分類を手伝ってくれた多くの人に感謝。あ、そういえば、地元の中学生も大勢でやってきて分類してくれたとか。ありがとう。おかげでこんなふうになりました。

ここにあるおもちゃはこの約3年間の「かえっこ」で集まったおもちゃ。全国からあつまってくる「かえっこ終了後」のおもちゃの箱をあけて次に送の「かえっこ会場」に送り出すために分類するとき、余剰なものとして集まってしまうおもちゃ。

かえっこを繰り返して開催している人ならばこれを一目見るとピンと来る。


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いったい日本全国、いや、全世界でいったいどれだけのこのようなファーストフードおまけ系・・・略称Happy系・・・のおもちゃが生産されて消費され、廃棄処分されているのだろうかと考えるとぞっとする。

今の時代を象徴する証拠品として1000年単位で本気で残してみるのはどうだろうか。

1000年後の人たちはこの証拠品をどのように見て、どのように分析し、どのようなことを読み取るのだろうか。


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それにしても、今回の展覧会の出品メンバーがとても興味深い仕事をする人ばかりなので、現場がとても幸せ。

いつもは皆忙しい人ばかりなのでほとんど会えない人ばかりだが、今回は休憩所に行くと会える。

興味の質や方向性が似ている人が多いので一緒にいるだけで幸せな気持ちになれる。

これはこのようなグループ展ならではの楽しさだな。

本当に楽しませてもらっている。

たまにはがっつり空間をつくるのも悪くないなー・・・。
by fuji-studio | 2008-10-24 02:29 | ○デコポリ・ビニプラ系活動
京都のMORI YU GALLERYが移転してオープン!
今週末から京都にオープンするモリユウギャラリーで作品の設置。

a0010575_17405522.jpgMORI YU GALLERYはモリユウギャラリーではなくて、やっぱり、MORI YU GALLERYなのかな。・・・

まあ、それはおいといて、学生時代に過ごした京都の懐かしいエリアで・・・特に大学一年のときは寺町二条に住んでいて東山七条の大学に歩いて通っていたので本当に懐かしいエリア・・・築100年も経つ家を改装して岡崎の疎水沿いに今週末オープンするギャラリー。

気づいて見るとこの10年ぐらいは福岡以外のギャラリーで展覧会を行なうことはなかった。

美術館とかアートセンターとかホールとか、アートプロジェクトばっかだったもんなー・・・。

で、久しぶりに、この11月に東京の神楽坂のMORI YU Galleryで個展を行なうということになっていて、その流れもあり、バングラデッシュビエンナーレに出品したCross?から鳥?へ移行するときのCross?シリーズの作品を京都のMORI YU Galleryに展示する。

オープニング展は10人以上出品するにぎやかなものになりそう。
なので、結構遠慮してこじんまりと展示。

残念ながらオープニングには出席できません。皆さんよろしく。

京都もいいなー・・・。
by fuji-studio | 2008-10-08 23:44 | ○デコポリ・ビニプラ系活動
青山こどもの城でコレクションの一部を展示
a0010575_0453250.jpg家庭からの廃棄物をコレクションしはじめたのが1997年の1月。

際限なく溜まり続ける素材を分類し、必死に縫い合わせてどうにかしようとしていたのがちょうど10年頃前のこと。

当時、箱根彫刻の森美術館から個展の話をもらい、学芸員とのディスカッションの中から実現したのが1999年のVinyl Plastics Collection 。それが連鎖し、今にいたるが、・・・もう10年なんだ。

当時仲のいいデザイナーに無理やりお願いして制作してもらった、家の近くのスーパーのショッピングバッグで作ったトレンチコートやお菓子の袋でできたスーツはこの10年間本当によくはたらいてくれた。

新作をつくりたいつくりたい・・・と思いながらも、もうこの感覚はこの10年で充分に流通した。

海外でもデザイナーがいろいろな商品をつくりはじめたし、若い作家の作品でもおなじ発想のものも増えてきた。なによりも青山こどもの城でも夏の企画で展示されるようになったわけだし・・・。

でも相変わらずパッケージは減る傾向にない。しかし、10年前ではだれも予測できなかった原油価格の高騰。これは次の10年の流通を確実にカエル。・・・かえてほしい。

デザイナー、企業の企画担当者、がんばれ!


a0010575_0465295.jpgところで、去年映像作品のために氷見で制作したペットボトルの獅子頭。
もともと沖縄でつくりかけて、氷見で完成させた。今年、沖縄にこの獅子頭もっていってちょっとだけ展開しようかな・・・。

林君どうだろうね。

秋に沖縄ゆく予定にしていますが・・・具体的にはまだ決めていませんね。
by fuji-studio | 2008-07-18 13:05 | ○デコポリ・ビニプラ系活動
夜のサンタフェオペラの駐車場を見に行く。
いよいよサンタフェの最後の夜。

まだ見ていなかったサンタフェオペラの駐車場のペットボトルの作品の夜の風景を見に行く。

なかなか幻想的な風景が拡がっていてとてもいいかんじ。

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予想以上にペットボトルが輝いていて・・・幻想的・・・未来的・・・不思議なかんじ。



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オペラのシーズンの間の4ヶ月間、毎日2000人の観客が夕暮れ前にここに車をとめて、すっかり暗くなったあとにオペラが終わって・・・この駐車場に戻ってきた観客はこの風景を目にすることになる・・・のだとか。


a0010575_15591052.jpgなんだかうれしいな。

一日2000人のお客さんのオペラの非日常と車の中の日常をつなぐ非日常的な風景・・・。


a0010575_1612744.jpg昼もいいけど、夜の風景のほうがかなりいい。

予想はしていたけど、ここまで光って見えるとは思わなかった。


a0010575_1615260.jpgしかし・・・、ペットボトルもなかなかがんばりますね。

もともとそこにある照明を利用しているので特別な電気代がかかっているわけでもないし・・・。

かなり経済的・・・

しかし、ようやくおわりましたね。

関係してくれた皆さん、本当にお疲れ様でした。
展覧会終了後にそれぞれの作品のドローイングを記念にもらってくださいね。

本当にありがとうございました。

またサンタフェ・・・きっと来ますね。
by fuji-studio | 2008-06-21 21:55 | ■サンタフェビエンナーレ
照明もないし、壁も小さな通路・・・。
a0010575_14113733.jpg基本的に外でのプロジェクトを行っている作家に対しては展示室内の展示空間は用意されていない。

だから、ほとんど薄暗い非常通路の入り口が僕の記録の展示部屋。


a0010575_1412424.jpg当初、記録映像でも編集して設置するのだろうと考えていたので暗くて小さいところでもいいよという話になっていた。

でも素描を展示するとなると照明ぐらいはほしい。

でも、もう予算も時間もないのだとか・・・。


a0010575_14134395.jpgとりあえず、ギユーッと詰めて展示するしかない。

それぞれの作品をだれが制作したのかというリストが当然のようにあるものだと思っていたが、そのリストがなくて、・・・制作者名のリストと作品マップが必要であるという認識がまったくないのだと思う。


a0010575_14164640.jpgなんでそういうものが必要なのかというような扱いをうけながらも何度も説明してようやくつくってもらう。

なんでこんなことに説明が必要なのだろう?・・・何故?

結局、制作者名がわからないものも多いけど一応できるだけ制作者名を書き入れて、展示された現場もマップも制作し、それを会場にピヨロッと貼る。

・・・で、一応、どうにか展示終了・・・。

・・・と思いきや・・・まだドローイングしていない子どもの作品が15点ほどあることが判明・・・。

今晩と明日の朝の仕事ができてしまった・・・。
by fuji-studio | 2008-06-18 22:25 | ■サンタフェビエンナーレ
moma contemporaryでの展覧会の準備
a0010575_15274677.jpg福岡にあるギャラリー、モマコンテンポラリー。

特に専属に契約しているギャラリーというわけではないが、福岡をベースにしているギャラリーということで1997年に福岡に引っ越してきて以来、数年前まで、実はほとんど毎年、売れない作品の個展を開催しつつ、いろいろと付き合ってきた。


a0010575_15281542.jpg僕自身、作品を流通させることにほとんど興味がなかったし、・・・今もないかもしれないが・・・その時々での立ち上がりつつある活動をギャラリーという空間やシステムにぶつけつつ、ギャラリーが作家の活動にどのように関わりを持つのかということはいろいろ試してきたつもりである。

しかし、それがどうだったのか・・・。 

1997 個展「ゴミとネズミと未来予想-2004年の藤浩志の活動を予想するゲーム-」
1998 個展「節操のない素描展」 「4Days Night Bar」
2000 個展「Viny-pla info Cafe」
2001 個展「ヤセ犬の足跡」(モマコンテンポラリー、福岡)
2002 個展「2000~2002 おもちゃの旅の記録 玩具交換商店」
2003 個展「PNG」
2004 com+ (コムプラス) & plants!


a0010575_15295073.jpg97年に福岡に引っ越してきてすぐおこなった展覧会「ゴミとネズミと未来予想」は特に作品とよべるものはなく、当時集めはじめたゴミを展示し、そのゴミがどのようになるかを予想するゲームを開催し、そのために・・・予想するためのヒントとして、当時興味があった「ツアー」という表現を試み、指定された電車に乗って行うスタジオツアーを実施した。

そのときのスタジオツアーは僕にとっては面白く、その後の活動にある確信を与えたとてもいい作品だった。

そのときの答え合わせを明日のオープニングでは行うが・・・、当たったら100万円進呈ということだったので・・・どうしよう。


a0010575_15301845.jpgかえっこの立ち上げのときも、ギャラリーの中村さんが暮らす自らの町内会でかえっこを開催し、その後その地域とは深い関係になり地域の問題を学習させてもらったし、ビニプラコネクションの立ち上げのとき、釜山ビエンナーレの会場にも一緒に出向き、福岡のギャラリーと釜山の展覧会会場とをインターネットで同時中継するペットボトルカフェを運営したりした。

2002年は台湾でかえっこを一緒に仕掛け、2003年は昔(1987年)パプアニューギニアで制作した戦闘機の模型の作品を探しに一緒にパプアニューギニアまで旅したこともある。

2004年は一緒にcom+(コムプラス)というカフェもオープンし、そのつながりでギャラリーとしても新しい活動をはじめることになった。plants!第2弾をはじめたのもこのコムプラスだったなー。

そのモマコンテンポラリー、通称モマコンが新しい場所にリニューアルオープンし、その第一弾の展覧会が個展「藤浩志と楠丈」となる。

今回はシステム作品のためのツールとして制作されてきた楠丈の彫刻や藤浩志の作品を再構成し、久しぶりにドローイングを重ね、地域活動を素描記録に落としてゆくという方向性を模索しながらも、モマコンオープン記念に・・・これまではまったく売るつもりのなかった僕の子ども達を・・・ああ、本当に悲しいんだけど・・・お別れしたくないのだけど・・・、一応手放す覚悟だけはして、展示することにした。

で、その展覧会、明日がオープニング。

5月30日~6月28日
モマコンテンポラリー 


で、オープニングのあと、明後日、僕はサンタフェに向かう。 展覧会としては4ヶ月あるが、僕はその準備のために1ヶ月の滞在制作。苦労と戦いが待ってそうだなー。アメリカ人相手の英語苦手だなー。

サイトサンタフェビエンナーレは6月22日から4ヶ月間。

アメリカのサンタフェオペラ他サンタフェ市内各所の予定。
by fuji-studio | 2008-05-29 13:02 | ・ドローイングとか
広東での設営がはじまる。
a0010575_103607.jpg見知らぬ街の見知らぬホテルのレストランで朝食を食べていると、次から次へと友人、知人が目の前に現れ、なんとも不思議で面白い。

宮島君、ヤノベ、パラモデル、西山美な子・・・きりがない・・・。


まあ、同じ展覧会に出品する作家達なので当たり前の話だが・・・、しかし、驚く。


a0010575_10372274.jpg日本で会っても、ほとんどお互いに時間がなく、すれ違いばっかりなのに、このような現場ではやたらと時間を共有し、親密になる。

さて、美術館は日本の県立美術館といった雰囲気のこじんまりとしたきれいな空間。


a0010575_10383445.jpg美術館にこもっている限りはそれがどこの地域なのかあまり関係なく、ほんの2時間でおおまかな設営が終了し、あとは微調整。

・・・さて、ここから、どこまでフェティッシュになれるかが最終的なキーポイント。

最近、このフェティッシュと作品性との関係を読み解いてゆくのにはまっている。


a0010575_1039961.jpg夜に広東市内のブックセンターみたいなところで小沢君のレクチャーがあり、彼の作品についての話しを聞きながらも、彼のフェティッシュなポイントを探ろうとしながら楽しむ。


a0010575_10394478.jpg牛乳箱、布団、鍋、しょうゆ、地蔵・・・と日本昭和なモチーフに対するフェティッシュ感なのかなとおもいながらも、美術業界と日常用品臭のズレの部分をもっとも楽しんでいるあたりかなと分析しつつ、最終的に中国語の嵐に巻き込まれるレクチャー会場を楽しむ。

しかし、広東もメトロポリスだなー。
by fuji-studio | 2007-12-23 23:09 | ■海外での活動