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京都市立芸術大学の学園祭での体育館トーク。
久しぶりの京都。久しぶりの京都市立芸術大学。
a0010575_17213045.jpg大学院の修了制作でおこなった「ゴジラとハニワの結婚離婚問題」これはエネルギーの溢れるゴジラ君となんとなく重要そうに見えながら中身が空っぽな美術さんとの関係を物語ろうとした表現。

その結果制作したハニワを卒業式の日にラブソングを歌いながら儀式的に大学の池に沈めて卒業した。

そのハニワが大学の伝説のキャラクターとなり、ハニワフォトコンテストとかのネタにされているのだとか。ありがたい。

その真意を聞きたいのかわからないが、芸祭のゲストとして呼ばれての講演だということ。


a0010575_17222529.jpg僕らが一年の時までは東山七条にあった美術学部と平安神宮のところにあったお寺の音楽学部が一緒になり、大学2年の時にいきなり新品まっさらの大学に移転した。

管理を厳しくしようとする大学側と相当闘い続けた懐かしい現場。


a0010575_1723399.jpg制作室やデッサン室はもちろんのこと、講義室、体育館、屋外ステージ、中庭、玄関の植え込み、入り口、階段下、廊下そして学食…目的外の利用法をことごとく規制しようとした現場に「過去の前例」を作り出すことに重要性を感じ、ひたすら使い続け、頭を下げ続けた。

考えてみると、その時にいろいろな空間の体験を増やしていったのだろうな。


a0010575_17234060.jpgまちの盲点を見つけ出し、何かに使おうという手法はこの時身についたとしか考えられない。

アパートを追い出され暮らすところがなくなったときに、警備員の目を盗みながら半年ほど大学内のクラブボックスで暮らしたこともある。バレー部にいた関係で体育館との縁は深く、ここの水シャワーが僕のお風呂場代わりだったときもある。

いやー、とにかく懐かしい。

当時の同級生やら後輩やらが大学の先生になっていて、久しぶりに学祭の模擬店で飲む。

学生やら同級生やら教授らや面白いライターやらとごたごた入り混じっての楽しい時間。
by fuji-studio | 2010-11-01 23:42 | ・単純記録/Diary
ワークショップとクリエイティブコモンズライセンス
ワークショップの知財を考える公開の研究会が東京大学の情報学環・福武ホールで開催される。 

a0010575_23384396.jpg先日、学生のリサーチに協力するために訪れたところ。

今回のテーマはクリエイティブ・コモンズ・ライセンス

著作物を利用しやすくするためのルールのようなもの。


a0010575_21454559.jpg3年前に研究会のメンバーだった井上さんがクリエイティブ・コモンズ・ライセンスについてのレクチャーをしたあと、僕がかえっこの事例を報告し、無償で配布しているツールを紹介したり、販売物を紹介したり・・・。


a0010575_21464044.jpgインターネットブログサイトとメールを使って開催者の情報を共有し、ネットワークをつくることで、なんとなく、イメージが保持されながら、自主管理されつつある今の状況を説明する。

クリエイティブ・コモンズ・ライセンスについては是非、こちらのサイトで勉強していただくとして・・・今回の参加者の質がとても高くてびっくり。


a0010575_21471968.jpg終わったあとの懇親会にも興味深い人がたくさんいた。ワークショップというものが、本当にいろいろな形で浸透し、現場で問題意識を持っている人が潜在的に数多くいるんだなと実感する。


a0010575_21474768.jpg懇親会の料理は料理アーティストのたかはしよしこさんがコーディネート。(お!、ちゃんとブログでの報告があります!)


a0010575_21481223.jpgなんととても素敵なオリジナル料理を「かえっこ」しながら挨拶してまわることができるシステムを提案してくれて、とても楽しめた。

そしてなんとも、おいしかったこと。


a0010575_21483779.jpg会場で先日リサーチを協力した学生から、出来上がった論文の冊子をもらう。

帰りの飛行機の中でブラウズし、なかなか興味深い。

論文タイトルは「ワークショップ実践家が捉える空間の利用可能性に関する研究

論文の中に興味深い分析がいくつかあったが、それよりも、僕自身の空間に対するアプローチを客観的に分析されているのが面白かった。
by fuji-studio | 2009-02-07 23:01 | ■東京での活動
九州大学建築学科2年生の設計課題の講評会
a0010575_10183573.jpg建築学科の2年生の最初の設計の課題。

美術館を設計するという課題ということで、この数年間、毎年授業に付き合っている。

毎年、まだ未開発の・・・これから面白くなりそうな才能の種に出会えてとても楽しい。


a0010575_10191258.jpg今年も未経験であるがゆえに既成概念に捉われない思いもよらない発想の建築物ができあがり興味深い。

発想力やイメージ力は経験を重ねることでかなり身についてゆくものだと実感している僕としては、20代から30代に何を経験するかが重要だと思っているが、10代半ばから20代半ばの10年間で獲得する感性はそれにもましてとても重要である。


a0010575_10193023.jpg生後すぐから10代初めまでのいわゆる幼児期や幼年期の経験や体験ももちろん重要で、感受性を育てる上で、この時期の多くの体験は必要だとおもうが、あくまでもこれは周りの環境・・・家庭環境や学校、地域社会の環境から与えられるものが多い。


a0010575_10194775.jpg10代半ばから20代半ばに獲得できる感性は、その個人が本人の感性にしたがって、どのように動いたかによって決まってくる。

音楽や映画、ファッションや生活空間の志向など、40代を過ぎてもいまだに20代にはまってしまった感覚に左右されて暮らしているような気もする。

そして20代半ばからその感性にしたがって意思を持って動いた方向に人生は流れる。

そしてその個人の周辺の流れも変わる。

大学2年生という変化が激しい時期だと思う。もっとも感性を開放し、いろいろなものを受け入れ、自分の意思の方向を探る、実はとても重要な時期。

そんな学生と接していると、日常では出会えないことがいろいろ見えてきて面白い。

形にもなっていないし、言葉にもできていないプランも含め、たくさんの美術館のアイデアありがとうございました。
by fuji-studio | 2008-11-27 23:49 | ■福岡での活動
九州大学の建築科の課題、中間講評
九州大学の建築学科の課題の中間講評にあわせるために福岡へ。

a0010575_1572977.jpg前回、課題の説明会とレクチャーを行い、そのまま大阪へ向かい、そのままインドネシア、水戸へと・・・ずっと出かけっぱなしだった。

はじめての建築の課題なので、多くの学生はいろいろ考えてはいるものの、どのように形にしていいのかわからない状態。

頭は動いても手が動かない。体が動かない。手を動かして考えることに慣れていないし、素材と格闘することにも慣れていない。それがいい。

学生時代に最初に作品をつくるときに、何を手がかり、足がかりに作品を制作するのかまったくわからなかった頃のことを思い出す。

学生の形にならない状態のプレゼンテーションをみて、この瞬間が一番面白いと思う。なんでもないものが並び、興味深い。とても建築とはいいがたいものばかり。それがいい。そんな状態があることを忘れたくない。

ここで、誰と出会い、何と出会い、何をいじるのかで随分と違ってくる。そのありようをもっと分析すべきなんだろうな・・・。

ここからはじまり、2年ぐらいたつと、もう普通に建築を作るようになるのだろうな・・・。

問題はそのプロセスで何と出会い、何と向き合い格闘したのか・・・ということなのだと思う。
by fuji-studio | 2008-11-10 23:53 | ■福岡での活動
九州大学の建築学科の授業→此花区まちづくりブログ教室
a0010575_12433.jpg昨日の最終便で福岡にもどり、机に溜まった資料を整理して、モリユウギャラリーの案内状のためのドローイングを仕上げ、水戸芸術館での作品プランを頭の中でひきづりながら、九州大学の建築学科の授業へ。毎年学生に出される美術館の設計実習の課題の説明。

課題の説明に入る前のレクチャーとして、僕なりの美術論・美術館論・・・というか、例によって論じる前に時間時切れ。なんでいつも遠回りばかりしてしまうのだろう。

此花区のブログ教室は前回に次ぐ2回目だったので、プラスアーツの小倉君がほとんどテクニカルなところをレクチャーし、僕はその広がりと利用法の可能性について少しだけ触れるにとどまる。

今日はほんの少しだけのレクチャーの日だった。

明日からインドネシアのイザ!カエルキャラバンのためのリサーチでジョグジャカルタへ。
by fuji-studio | 2008-10-17 00:00 | ■福岡での活動
神戸大学での表現ワークショップ論、3日間の集中講義
a0010575_0443965.gif夏の集中講義が続く。去年からはじめた表現ワークショップ論の集中講座。

表現ワークショップを論じる・・・というより表現ワークショップを論じるワークショップ・・・。

僕が講座を持つことに違和感を持ちつつも、とにかく学生にぶつけてみる。

論じるよりやっぱり現場で制作してゆくほうが僕に向いている・・・。

しかし、現場で走り続けるだけではなくて、こうやって自分の行なってきたことを周りの活動との関係の中で客観的に捉える機会も大切なのかもしれない。

学生に感謝しなければいけないなー・・・。

ああ、現場でじっくり制作したい・・・。
by fuji-studio | 2008-08-26 18:07 | ■兵庫での活動
九州産業大学で3日間22.5時間の集中講座
a0010575_8114164.jpg現代美術のイメージから逃れようともがいていた僕が現代美術論の集中講座を行なうというのもなんだかおかしい話だと思うが、なぜだか夏休みの3日間だけ集中講座を行なうことになって3年目

考えてみると僕が福岡で行なっている数少ない仕事・・・。


a0010575_8121544.jpg九州大学の建築科でも秋に数日呼ばれているのでそれをあわせても福岡に用事のあるのは一年間で一週間程度・・・。

福岡で現場の仕事がないのが悲しいなぁ・・・。

しかし、学生は本当に22.5時間、よくがんばりますね。僕の声、ついつい力が入るのでうるさかっただろうなー・・・。

いつもは2時間程度でいろいろ話をしなければならないレクチャーが多い中、じっくり話はできたものの、さすがに疲れました・・・。

おつかれさまでした。
by fuji-studio | 2008-08-20 23:33 | ■福岡での活動
九州大学での建築の授業で、建築を考える。
a0010575_1302817.jpg九州大学の建築学科の2年生がはじめて図面を描く授業に立ち会う。

課題説明からはじまり、中間の講評が2回あり、今日が最終の講評会。


a0010575_1342845.jpg建築家がどのように建築という世界に入るのか…、その最初のプロセスに立ち会うことができてとても面白い。 

それぞれの大学で建築に対するアプローチはぜんぜん違うのだと思う。


a0010575_1352838.jpg建築というものに何から入るのか。

・・・むしろ・・・、誰と入るのか・・・。

それによって建築というものの捉え方は全く違うものになる。

そのことが興味深い。


a0010575_137992.jpgそれは美術大学でも言えること。

いや、どの世界でもいえる。

「誰と」その世界に足を踏み入れるのか・・・。

それにより多くのことが変わってくる。


a0010575_1383323.jpgあれ?

これって、子どもが大人の世界に入り込むのも同じなのかな…。

誰とその世界に入るのか。

それによって何が変わるか。


a0010575_13135919.jpg信頼性?

魅力?

深度?

広がり?

可能性?

将来性?


a0010575_13143781.jpg「誰と」には同級生も含まれるし、講師や先生、先輩も含まれる。 

家族も含まれる場合もある。


a0010575_1315451.jpg建築家の学生、2年生、19歳ー20歳 etc.。

何の表現手段も技術も持ち合わせていない個人が、はじめて建築のコンセプトの言語化を模索し、模型化で右往左往し、図面化で悩む。 

ビジュアル化する技術と自分の意識や知識のギャップで苦しむ。


a0010575_1315284.jpgこれが数年経つと、いやでもある面の技術だけは身につき・・・それによりその個人の能力がフィックスされる。

出発点は大切だなー…と思うと恐ろしい。


a0010575_13154764.jpgそこから多くの価値観が発生し、蓄積されることになる。  

しかし、そこからまた転換する転換点もまた大切だなー…。


a0010575_13161375.jpg導入がつまらなくてもその途中で転換を迫られる出会いもある。

積み重ねてきた価値観の大きな変容を迫られ、また誰かと違う世界へ導かれることもある。


a0010575_1316319.jpg建築家はある種、職能として「解」を求められる立場にある。

彼らは10年後-40年後、現在立ち上がりつつある常識と戦いながら、様々な困難に対しての解を求めてゆかなくてはならないということをまだ知らない。

様々にふりかかる問題。

先日現在の建築家が論議していた以上の、予想もできないほどの困難を課題とし、それぞれの解を求めてゆく立場にある。

どこまで一緒に立ち向かえるのか・・・

ああ、楽しそうだなー。
by fuji-studio | 2007-11-29 23:18 | ■福岡での活動
九州大学で曽我部さんのレクチャーと中間講評会
九州大学で行っている建築学科の2年生の授業の中間講評会。

うっかり忘れてしまうところでした。ちゃんとメモをチェックしないと・・・。新潟から帰ってきてついつい油断して、スタジオで平和におもちゃを繋げる作業をしていて思い出しました。

a0010575_16371867.jpg「今日は曽我部さんが来る!」

で、あわてて九州大学へ。

曽我部さんの話の前半聞き逃したけど、後半面白く話を聞く。なぜ「みかんぐみ」という名前になったのかという話しがきけてよかった。

メンバーの子どもが電話で「保育園でみかんぐみになるんだよ!」と話したところからみかんぐみになったという素敵な話。


a0010575_1640201.jpgで、曽我部さんも加わって中間講評会。まだ図面を描くというスキルも模型をつくるというスキルも持っていないし、ドローイングもを行う手も動かない状態で思いをいかに形にするかで戸惑っている。

頭の中でも漠然としたイメージだけがぐるぐる廻り、形に落とすことができないでいる状態。ああ、なつかしいな。

イメージしたものを描くこともできなければ、イメージするために手を動かしたり体を動かすこと。それも知らないんだろうな。

しかし、それは何年か手を動かし体を動かしていると嫌でも身につくもの。問題はそれ以前のことだったり、そのプロセスで何と出会うかということなにかな…。

最終講評が楽しみです。がんばれ!

九大の学生、筑前深江、bird lodge-海の家のプロジェクト参加しないかな。曽我部さんの話で現場が大事だっていっていたので・・・。
by fuji-studio | 2007-11-12 23:40 | ■福岡での活動
レクチャーとかアーテイストトークとかカタログ出版記念トークとか・・・
北京の798芸術区で始まった日本の視覚文化を紹介する展覧会の関連イベント。

a0010575_23115531.jpg中国の中央美術学院で日本から社会学者の吉見俊哉さんと精神科医の斎藤環さんとゲストに迎えて、主に日本の戦後の状況と美術表現の関係などに関するレクチャーがあり、それを来年のオリンピックの開会式の総合演出をおこなうというアーティストの蔡国強がコメントするという形でのレクチャーがある。


a0010575_23513650.jpg大学の中の講義室で行われたレクチャーはなんだか熱気につつまれていたが、もう一歩踏み込んだ論議ができないまま、・・・ああ、ものたりない。

ああ、もったいない。


a0010575_23524497.jpgその後798の展覧会会場に戻り、そこでアーテイストトーク・・・ところが何もほとんど用意されていない。

急遽その裏にあるカフェで開催することになる。


a0010575_23533441.jpg第1部は島袋の進行で会田君小沢君の話。とりあえずの紹介で時間切れ。

しかし、話しが皆、誠実な感じでいい雰囲気。


a0010575_23545619.jpg第2部は藤幡さんの進行で津村さんと僕が話しをするという流れ。
藤幡さんがいきなり展覧会のありかたについて切り込んできたので、僕もそれをうけて率直な感想を・・・

特に主催者を批判するつもりはなかったのだけど、結局作品紹介とかできないままに、展覧会のあり方を問うという中国の観客には優しくない内容になって時間切れ。

申し訳ございませんでした。 ちょっと方向性を誤ったなー。

結局バリバリ物足りない消化不良状態。

a0010575_1154728.jpgで、次の日、居残り組みでカタログ出版記念のトークが798の中のカフェで・・・
展覧会企画者の一人の住友さんが展覧会趣旨を説明。そのあと、会田君と僕がそれぞれ作品について軽く話す。

時間が全然ないのでほんの挨拶程度。

せっかく作家がいっぱい集まってるのだからぐぐっと深い話しをしたかったなー。

・・・とおもいつつ、ようやく帰国ですね。
by fuji-studio | 2007-09-27 23:00 | ・講座/対話/研究会