もう、そりゃもう豪華な2日間の旅だった…。芸術と出会う…というか、取手アートプロジェクト2006(TAP2006)の公開選考会なので250点もの応募作品・・・つまり芸術作品づけ! もういっぱい出会いました。ほんとに。 芸術作品というかいろいろなイメージの種に…。 2日間、昼も夜も深夜まで、僕の隣には豪華なあのアーティスト椿昇が同行!で、椿さんは僕が大学時代やっていたバレーボール部の大先輩であることも判明! で、ヤノベケンジ、藤本由紀夫、野村誠もほとんど2日一緒。 で、ついついそのバレー部の後輩のヤノベに絡むモードになってしまう。いかんいかん。 もちろんTAPに関わる森さんとか熊倉さんとかもずっと一緒でうれしい。 (みんなほとんど兄弟のような安心できる長い付き合いになってきたなー) ついでにTAP2006の拠点となる場のすぐ裏に住む学生時代の友人の宮島達男のところでお茶! 僕にとっては昔からの友人と大先輩と後輩と、一緒にいて本当に幸せになれる人たち(取手のスタッフ達)と過ごすホンとに豪華な2日間でした。 仕掛けてくれた皆さんに感謝感謝! ちなみにこの宮島君のスタジオでの写真は椿さんが撮影してくれました。 椿さん、ナイスショットをありがとう! 現場から現場の移動の途中、幸いにも1日時間の余裕があったので大学時代の友人の杉山雅之君の家に遊びに行く。2~3年に一度ぐらい、関西方面での時間の隙間を見つけて遊びに行くが、こうやって気軽に遊びに行って飲んで語って泊めてもらって…そのようなことができる友人も少なくなった。 僕の活動を見ている多くの視線の中のどこかにいつも彼の視線を意識している。大学時代に僕自身の中のまだまだ未熟な考えをぶつけ合い、仕事の仕方や理想に多くを学んできた友人。相変わらず僕には到底予想もつかないアプローチの仕方で「つくること」に向かい合っている。 僕みたいな、流されつつ・まみれつつ・自分を失いつつ…といってももともと自分なんてなかったのかもしれないが…の人間にとってみると、なんとも誇らしい。 作業場にはスチールの棒を曲げて作ったおびただしい数のリング。 それを溶接でつないで作ったネット上の板・・・ それを作るために痛めた腕…。 ああ、僕の作品はなんて軽いんだ! ところで、この写真は杉山君の自宅の前に積み上げられた10年ほど前に10年ちかく構想して実現した扉の作品。すべて鉄でできているさび付いた重たい扉が大小様々に限りなくある。 これを常設できる森林があればすごい空間ができる…。 京都東福寺の駅すぐにある小山田徹君たちの共同スタジオを訪ねてみた。自分達で設計して作ったという共同スタジオの話は聞いていたがどんなものなのか気になっていた。 建築家のグループEXPOとグラフィックデザイナーとの共同スタジオT-ROOM先日、鹿児島の情報誌上での対談もあったが、小山田徹は高校の美術部の後輩で大学時代も演劇部とバレーボール部で後輩で、同じアパートに住みそこから同じ農家に移動し、同じ機種のバイクに乗り、ある時期ほとんど同じ時間をすごしていた後輩なので、ついつい同じ志向性を持っていることにギョッとすることがある。 僕は大学を離れて日本を離れている間、小山田も参加する後輩達の劇団は僕の手の届かないぐらい有名になり、ほとんど接点がない時期が10年ほどあったと思うが、10年ぶりに会ったとき、同じ携帯電話を持っていて、さらに冗談で交換した名刺のレイアウトが酷似していて驚いた。 プロジェクトロゴのからすのシルエットまで似ている!で、その後同じ展覧会に呼ばれてみたり、ワークショップで一緒になったり、友人が似たような感じだったり・・・ で、先日久しぶりに会ったときに同じ機種の同じ色の携帯電話を持っていることにもう驚かなかったが、今回彼の共同スタジオに行ってみても驚くことはなかった。 ほとんど同じような素材で同じような作りかたがなされたスタジオ。僕の製作スタジオと事務所を半分にして縦に積み上げたようなかんじ。しかも窓のつくりがほぼ同じ。たぶん塗装の色も同じ。 まあ、お互い金欠症で、合理的な素材とつくりをすればこのようになるのだと思うが・・・。 帰り際にエントランスの電気のひもの先に壊れたスプーンがぶら下がっていたのを見つけたときはさすがにゾッとした。我が家の電気の紐にもぶら下がっていますから・・・。 ああ、また小山田について語ってしまった。 大学時代の劇団の後輩が最近結婚するとの連絡。相手の男を自慢したいということなので新橋あたりの焼き鳥屋で飲む。 もう彼女も企業人として相当なキャリアだし、連れてきただんなというのもかなりの人なので、貧乏焼き鳥屋に付き合ってもらうのが悪いくらい。 僕の経済状況と立場を気にしてくれて付き合ってくれてありがたい。 いや、しかし、驚いた。連れてきたのはどこかで見たことのあるような相当大きな目立つ役者。 よくまあ、捕まえたもんだ。よくやった! 快挙・快挙! で、彼女がくれた名刺が仕事の名刺でもなんでもなく、役者としての彼の魅力を伝えようと、一人のウォッチャーとして運営しているブログの名刺。 結婚パーティまでの限定のブログも開設するということで…。ごちそうさまです。 まあ、ほんとに、幸せが何より。人生をもっと努力して楽しまなければ!という気迫が伝わってくる。 しかし、10年ほど前までは周りで結婚話も多かったが随分と久しぶり。いろいろ苦労をした後の…いや、本当に並大抵ではない苦労のあとの…それをk乗り越えての結婚という話もなかなかいいもんだな。こんな話がもっと周りに増えれば僕の人生も面白くなる。 とにかく、おめでとう! 1991年のクリストのアンブレラプロジェクトのサポートを行っていたとき、たまたま同じチームになったことがきっかけで知り合った友人、佐藤君。彼のことはここでは詳しくは語らないが・・・たぶん彼が嫌がるので・・・。 それなりに知る人ぞ知るある種ある面すごい人。 僕が東京にいることを察知して佐藤君から珍しく携帯電話がなった。 彼が大学受験時代から30年近く棲んでいるアパートをいよいよ引っ越さなければならないという話。 僕は彼のひっこしの手伝いはどうしても断れない立場にある。いや、ほんと。僕が東京にいたころ、どれだけの引越しの手伝いをしてもらったことか。当時は作品の搬入や展示にしてもかなりやってもらったし、僕のビニプラの服関係の作品を制作したのも佐藤君。 まず、電話をもらった瞬間、予定を調整して飛行機の予約の変更をして、僕が福岡に帰るまでの数時間、レンタカーを借りて友人達と引っ越しを決行しようということになった。 彼が相当な写真集や作品のコレクターだということは知っていた。僕が福岡の農家に暮らし、養鶏場跡を仕事場にしはじめたとき、佐藤君のコレクションの一部を軽い気持ちで預かった。届いた段ボール箱は150箱。3000冊程の豪華な作家モノの写真集や美術書、デザイン関連の本で目を丸くした。・・・ 相当なモノモチだとはいえ、池袋の4畳半のアパート暮らしだし、まあ、大丈夫だろうと勝手に侮っていた。しかし彼のアパートに入ってびっくり。 4畳半のアパートをいったい何部屋借りているのか想像もつかない量のモノがアパートの2階の様々な部屋を埋め尽くしている。梱包のしようのない石膏像や石像、レアモノのフィギアグッズ系からポスター、絵画作品、骨董の領域に入る鳴らないラジオやビン、おそらく通常の生活には全く必要のないものであふれている。 山手線でわずか数駅の引越し費用の見積もりが30万だといわれたという話を思い出した。確かにこれはすごいかも。彼の他の友人も呼び出され、皆で荷物を4トントラックに積みこみ、新しいマンションへ。運んでも運んでも運んでも終わらない書籍の入ったダンボールの山をひたすら運び・・・、途中WBCの日本韓国準決勝をラジオで聞きながら・・・腰が痛く動かなくなったり、腕が箱を持ち上げられなくなったり・・・2トンアルミバン2往復分の重労働。 次の日に福岡でどうしても逃せない仕事があったので夕方にレンタカーを返却し、とりあえず羽田空港に向かったが、少しは荷物が減ったのだろうか?おそらく数%しか運び出していない。あとは運送屋に頼むと話していた。 アパートのいろいろな部屋から荷物が湧き出てくる引越しに、彼の30年近い生活とその結果の痕跡を見てしみじみ。とにかく全部ひろげて展示して、彼がなにを持っているのか全部リストにしたくなる。一度全部借りて展覧会を行いたいという話をしているが、佐藤君は嫌がって本気にしてくれない。 相当面白いと思うのだが・・・。 「useless selection 佐藤君の場合・・・。」ってかんじで・・・ とにかくすべてのモノには家賃が発生しているので都心で暮らす人は溜め込みすぎに注意しましょう。 ・・・イテテ・・・ (キンニクツウガ・・・、ソレト・・・アシガツル) 鹿児島市内から空港方面に車で約30分。大きな楠の木と祭りで知られている蒲生町という人口7300人、3000世帯程度の町がある。これまで鹿児島県の頴娃町というところで有機農業を営んでいた京都芸大の後輩の浜地君がその蒲生町の古い農家をかりて暮らし始めたとかいう話を聞いていた。なんとなく昔から蒲生町という響きにはなじみがあり、気にはなっていたが立ち寄ったことがない。鹿児島に行くついでにそこに立ち寄ろうとしながら半年が過ぎた。 その浜地君、僕が鹿児島から福岡に引っ越した頃、大阪で経営していたデザイン会社をやめて鹿児島の頴娃町に引っ越してきて有機農業をはじめた。で、ある日連絡をとってみると僕が引っ越した福岡の住所が浜地君の本籍地とほぼ同一であることが判明。かれは生まれ育ちは大阪だが祖父が福岡県糸島郡二丈町吉井周辺とか。ちなみに家は福岡県糸島郡二丈町深江(深江のとなりが吉井で家は深江のいちばん吉井寄りにある)。一度家に来てルーツを探る調査をしてみると僕が暮らす裏の山も、もともと浜地君の先祖の土地であることが判明。娘の保育園、小学校の同級生に浜地君の親戚がいたりして、いやー、世間はせまい・・・と話したのが数年前。 で、さらに話は複雑になるがこちらは小山田徹君。僕が鹿児島の甲南高校の3年生のときに1年生で美術部に入ってきた後輩。彼は妙にふけていていろいろ美術に詳しかったのが印象的。というか不思議なことにいまだになんでも詳しいやつ。当時僕がデッサンのモチーフの為に美術室に持ち込んだケン玉にはまり技術を上達させると、懸命に練習してきて食いついてきたやつ。僕が京都芸大に入った後、2年間にわたる数十通(百は超えているかも)もの文通の後京都芸大に現役で入学。で劇団、バレーボール部と無理やり拉致され入部させられ、一時は住まいも乗ってるバイクも同じという腐れ縁。長期間お風呂に入らない記録も二人で達成したことがある。(あまり自慢できないか・・・) 最近はなぜかいろんな展覧会でも一緒になったりする。2000年に霧島アートの森という屋外型の美術館ができたとき、最初のワークショップとして「山と田畑と散歩と美術」というワークショップを企画して実施したことがある。林業、農業、散歩を表現手段として活動している人たちを集めてワークショップを行った。そのときこの二人にも参加してもらったことがある。 話はもどり、蒲生町。蒲生町に行ってみて最近引っ越してきた浜地君をたずね歩いてみる。和紙のギャラリーをしている野田さんからその場所が判明。なかなか古くて良質の武家屋敷。浜地君に再会し話を聞くと、なんとその家は偶然にも小山田徹君の親戚のお家だったとか。そういえば蒲生町は小山田の田舎だとかなんとか聞いたことがある。しかし、え? 小山田のおじいさんの妹の家に浜地君が? で、小山田も京都から里帰りをしており、浜地君の家から徒歩5分の実家にいるという話。で、久しぶりに3人で浜地君の家の網戸のない縁側で不思議な縁を語り合いました。これから蒲生町がおもしろいカモ・・・・。では、ややこしかったのでどうでもよいおさらい。僕の住んでいる福岡の家は浜地君の本籍地。で、浜地君が住んでいる鹿児島の蒲生町の家が、京都に暮らす小山田君のおじいさんの妹の家。で、そんな不思議な偶然が発覚し3人でその旧家の縁側で不思議な縁を肴に飲んだという話。 で、ちなみに3人とも京都芸大の頃の深い知り合い。余談ですが2000年ごろカツオ君(藤勝雄)とキス君(木須久貴)が福岡のアトリエでビニプラの仕事をしていた頃に一緒に仕事したら面白いだろうなーと思っていたハマチ君の話。3人揃うとなんだか凄そうですよね・・・。さらに余談ですが京都芸大の同窓会のサイトの表紙に僕の大学院卒制のハニワがアップで使われているのを発見。まだ元気で働いているんですね。 < 前のページ次のページ >
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