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茨城県北芸術祭でポリプラ
茨城県北芸術祭に芸術祭への来場者とサポーターや地域住民の接点となる場をつくろうと、ポリプラネットカンパニーという架空の会社を作ってみた。

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関係をつくるために、あえて架空の存在をつくろうとするプロジェクト。2010年の瀬戸内国際芸術祭のときに「藤島八十郎をつくる」という作品で試みた手法・・・

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ポリプラネットという言葉は横浜のバンクアートが銀行跡にあった頃に行った展示の名称を引き継いで、2014年、十和田市現代美術館での展覧会から立ち上げて札幌、上小阿仁で小さなこころみを行ってきた。実は現場でのオペレーションとファシリテーションを行うスタッフがとても重要になってくるが、なかなか難しい。
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空間としては、これまでの活動を再編集したものなので、個人的にはとても気楽に楽しませてもらっている。
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僕自身が肩の力を抜いていないと、参加する人がなかなか動けないだろうし、ゆるゆるの雰囲気をいかに芸術祭に持ち込むかのバランスも結構微妙で、そのあたりを探るのも楽しい。


今回のささやかな方向性は数年前から僕が「吟醸」「大吟醸」と呼び始めたおもちゃ箱の底に集まってしまう本当に小さなおもちゃのかけらや破片たち。

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それをちゃんと見せられたのは嬉しい。しかし、これは美術館やギャラリーピースとして見せるべき素材なのかもしれない。
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それとぬいぐるみ系のソフトスカルプチャーの展開。実はプラスチックの破片やハッピー系でつくるよりも、相当作りやすいし、材料もあつまりやすい。
海外への編成へも耐え切れる素材なのかもしれない。
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しかし県北芸術祭は広域で様々な質のものが同列に扱われていて要注意。4日かけて巡ろうとしても無理だろうな
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by fuji-studio | 2016-09-19 09:13 | ○デコポリ・ビニプラ系活動
シンガポール国立博物館での展示
シンガポールの国立博物館から依頼を受けて、トイザウルス4体が旅に出ることに。
去年金沢で行った展示が海外のいくつかのメディアで紹介されているのがきっかけ。
そもそも、エントランスにあるドーム状の空間の真ん中に設置してほしいとのオーダーだったが、調整するうちに、館内の数カ所置いてほしいという話になり、二転三転して結局博物館内のアトリウムの片隅に展示することになった。

まあ、仕方ない。
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作品は制作中当たり前の話だが自分の手元にある。それがあるとき手を離れる。

自分のてから離れる瞬間、つまり「リリース」する瞬間の感覚、そのときはまだ何も見えない。


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しかし、いったんリリースされると、作品は独自に動き始める。僕の知らないところで知らない出来事が発生する。

それに関与してしまう。そっと育ててきた子どもたちをあるときじわーっと自立に向かわせる感覚にも似ている。
作品のあり方はその制作者の意図で様々にある。80年代、作品は排泄物だと信じ、制作している先輩たちがいて、大きな違和感を抱いていた。排泄物だと信じ、日々の生活の中で排泄し続けるそのような関係性は否定したかった。


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逆に作品を制作することは宝物のようなものを作ることだと信じて制作している先輩たちもいた。究極の宝物を制作し流通を作ることしか生きる道はないと諭されたがそのような態度にも屈するつもりはなかった。僕はそれを求めていなかった。

いつでもそのような答えのないところにいるような気がする。どのようなあり方がいいかはわからないが、そんな感覚をは無関係に制作し、いったんとを離れたものはそれぞれそれなりに動き始めるものだ。


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それを見守り、健康に暮らしていることを願うしかない。まさに親の気持ちだなと最近思う。

とにかく、数ヶ月、シンガポールで頑張って健康で帰国してほしい。そもそも、背骨に持病があり、そろそろ入院して大手術をしなければならない頃だった。長旅させてごめんなさい。



by fuji-studio | 2016-06-08 07:56 | ■海外での活動
水都大阪・まちかざりの実験はまだ続いている。赤いトイザウルスの場合
昨日、かなり成熟してきた青いトイザウルスを東京に送り出し、今日は大阪へ移動。

a0010575_2251160.jpg水都大阪2009の「かえるシステム・まちかざりの実験」は実はまだまだ続いている。

いろいろお世話になっている明治大理石のトラックを借りて赤いザウルスを大阪此花区の四貫島商店街から大阪西成区へ。


a0010575_226113.jpgトラックでの移動中もかなり目立っていたとか。

西成の商店街の薄暗い裏通りをごろごろと移動する様子もなかなか素敵。


a0010575_2265524.jpg動物園前一番街を横断している元電車の線路跡へ到着。

このフェンスで囲まれた空き地は数年前から気になっていたところ。

「まちが劇場 準備中」でトイキャッスルの展示をささやかに行った場所でもある。
去年は、あえてかなり消極的な展示を行った。


a0010575_2294214.jpgここに大阪市が新世界で毎年行っているブレーカープロジェクトへの参加ということでしばらくお世話になることに・・・


a0010575_2303550.jpgそれにしても、このフェンスとトイザウルスがあまりにもよく似合う。

実は・・・ここにつれてくるために制作していた・・・

ココのために生まれてきた・・・といっていい。


a0010575_231142.jpgさっそくいろいろな人が立ち止まり、話しかけてきて・・・

やっぱり大阪の人はよく絡んでくる。

それにしても・・・

まちは本当に面白い。
by fuji-studio | 2010-03-07 08:33 | ◎大阪・新世界等での活動
いろいろなイメージが見えてくる。
糸島のRSスタジオで制作作業

a0010575_1631770.jpg3月からいろいろな現場が動き始めると、こうやって使い慣れた自分のスタジオで制作する時間がなくなる。

それを思うと、とても大切な時間。

スタジオで待っている膨大な量のかえっこのおもちゃの破片を整理し、スティックにひたすら繋いでゆく。 

今日はサファリ系の動物系おもちゃを繋げる。


a0010575_23222179.jpg同時進行でトイザウルス第4弾 だんだんとコツがつかめてきた。

分類されたおもちゃの破片を竹のフレームに繋いでゆく。

ひたすら繋ぐ。つなぐ。

たまに懐かしかったり、心くすぐられたりするおもちゃの破片に遭遇して、それをどのように活かしてやるかを考える。

それが心地いい。

単純作業にはまればはまるほど、頭の中はフル回転して、まったく無関係ないろいろなことをイメージしている自分に気づく。

その状態がまた心地いい。
by fuji-studio | 2010-02-02 16:31 | ・スタジオ作業日誌
十年音泉最後のお仕事。
a0010575_19353677.jpg宮城県えずこホールでの十年音泉。 
燃え尽きてそのまま入院したってかんじでしたね。

あんな仕事またやりたいですね。

ところで、その記録のDVDを泉山君が編集しているが、それがほぼ完了まじかで、みせてもらったり、いろいろ意見させてもらったり。

で、うっかりしているうちにパッケージの表紙をデザインすることになってしまった。

デザイナーにまわしたいが、予算がまったくないので、また僕がやることになってしまう。ごめんなさい。

で、ちらし、ポスターのイメージから離れてあの幻の新聞紙の緞帳を扉に使うことにしてみた。

もうすぐ編集が完了して、プレスに出して販売する・・・かも・・・たぶん。

DVDは2枚組み。

1枚は2時間たっぷり舞台映像。1枚は野村さんや関わったディレクターのインタビューとメイキングの映像。これは泉山君のドキュメント作品に近づいている。

特に全国のホール関係者是非ご覧いただきたいなー。

欲しい人はえずこホールに問い合わせしてください。

住民濃度98%という感じの舞台です。
by fuji-studio | 2007-05-27 19:35 | ■宮城・えずこホールとの活動
入院中に描いたドローイング
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入院中に描いたドローイング

かえっこをこのまま20年ほど続けてゆくと、このような風景をつくる素材が揃うかなー・・・と

で、北京で行う展覧会のイメージとして住友さんに送って見る。

もちろんこんなスケールで具現化できるわけではないが・・・

だって永遠に続く風景ですから。

でもこの風景の増殖のきっかけになったりするかな。
by fuji-studio | 2007-04-13 08:36 | ・思索雑感/ImageTrash
狩野君と淺井君と田中さんとスーさんと・・・面白い組み合わせ。
a0010575_1324799.jpg出張続きでなかなか作業場で仕事ができない。

あー、いらいら。

a0010575_12541376.jpgその穴埋めを最近田中ちーさんに手伝ってもらっている。

主な作業は2月にやってくる宮城での総合音楽劇の舞台でつかう材料とほぼ同時期にはじまるふたつの展覧会の準備。

a0010575_12543640.jpg宮城に送る、ポリ袋を整理したり、ビデオテープを集めたり、蓄積されたぬいぐるみの山のなかからピンクと白い系のものを集めて豚のかぶりものの材料をさがしてもらったり、

a0010575_12552737.jpgおもちゃの廃材の中からuseless selectionで使えそうな素材をさらに分類してもらったり・・・

結構こまかい作業がたくさんある。

a0010575_12555349.jpgで、久しぶりに福岡に戻ったところに東京から狩野君淺井君が合流。

直島でのアートプロジェクトのついでに、アートリエで行っている展覧会の為に福岡にやってきた。

淺井君は僕のコレクションの中から素材をピックアップし、早速立体作品を制作し始める。

a0010575_12563036.jpgドローイングも面白いが、立体のコラージュも淺井的な感性が炸裂してなかなか面白い。

a0010575_1257345.jpgで、狩野君はぬいぐるみの解体作業を手伝ってもらい、田中さんと新しい分野のぬいぐるみワークを開発しはじめる。

a0010575_12572438.jpg午後からは台湾の作家のスーさんも合流。

スーさんは最近まで沖縄に在住していた作家。新しい活動の拠点を探しているのだとか。

で、彼女が持ってきた彼女の作品のすぐろく? 料理レシピ表げ面白い。

a0010575_12575911.jpgすごろくのようにさいころを振るとその瞬間にこれからつくる料理の食材と調味料が決定するのだとか。

さいころののった食材3点を使い、さいころの目に出ている調味料で料理をおこなうというもの。

これ桜島にもってゆこうかなと提案。


a0010575_12582939.jpgで、僕がえずこのポスターのデザインを行っている間、皆、楽しそうにいろいろな面白いものをつくって盛り上がっている。

で、彼らが発見した面白い事。

a0010575_125979.jpgキャラクターのぬいぐるみを裏返してつくる新しいぬいぐるみ。

うーん、これは面白い!

裏有名猫だとか、裏有名アヒルだとか。

これを表現作品のツールとしてとして扱う新しいユニットをつくり、ちょいちょいと登場させようかな。


a0010575_12593953.jpgこれは裏のテディ熊。
勢いで考えたユニット名のコンセプトキーワードは disappear/painful/bear 。なぜそうなのかは秘密。


a0010575_130697.jpgでもこれでは硬いのでやわらかい呼び名がいいね。
なにかないかな・・・田中さん考えといて。

で、ユニット参加者募集・・・とか。

とにかく裏返すぬいぐるみは山ほど持っています。

で、この裏返してつかうってのどうなのかな?
えずこの十年音泉の衣装、全部裏返しとか・・・。
by fuji-studio | 2006-12-15 12:26 | ・スタジオ作業日誌
イメージはこうやって流通してゆくんだなー
a0010575_11223189.jpg飛行機までのわずかな時間の隙間に久しぶりに銀座に立ち寄ってみると・・・

あれ?

工事現場のフェンスに・・・


a0010575_11242199.jpgどこかでみたことのあるような風景を発見!

あっ! これぼくがやりたいと思っていたこと。

やられた!


a0010575_11253536.jpgこれは建築現場の廃棄物(木片、鉄材、プラスチック、コンクリート片など)をチップ状にしてストックしつつ見せてるショーケース!

そうか、工事現場のフェンスできたか!


a0010575_11271986.jpgなるほど。大成建設とデザイン会社のコラボレーションのプロジェクト?
アートプロジェクトのデザイン化。

イメージが流通しているじゃないですか!



a0010575_11283516.jpgきれいなポリカーボネイトのケースにあまりにも不自然にきれいに切り取られた鉄材の破片。

これわざわざ切りそろえている人がいるな・・・



とにかく僕が1999年に立ち上げたもやもやが7年を経由してイメージとして流通しビジョンとなって消費されている現場に出くわし、複雑な気持ち。

この手法、もっといろいろなところで流通するぞ! きっと・・・。


たまには街をあるいてみるもんだ…。
by fuji-studio | 2006-09-14 13:32 | ・思索雑感/ImageTrash
崎陽軒のお弁当のしょうゆさしを…ついつい…
とても小さなネタですが・・・

a0010575_1425047.jpg横浜にある東京ガスの環境エネルギー館で行ったイザ!カエルキャラバン。 

そこでスタッフに配布されたお弁当の片隅に珍しいものを発見してしまう。

赤いキャップのものでもなければ魚の形もしていないちょっとだけ小ぶりのしょうゆさし。 


a0010575_14311128.jpgちゃんと崎陽軒とロゴが入っている。

このしょうゆさしのロゴでこのお弁当があの崎陽軒のお弁当だということを知る。さすがに横浜。

一般的には何の価値もないゴミの一部にしかすぎないのだろうとは思うが、1997年1月より家族全員体制で家庭内の廃棄物を念入りに洗浄して分別してコレクションしてきた僕にとっては横浜でしか手に入らないとても貴重な珍しい素材。しかも30名近い人がこのお弁当を食べるので一声掛けるとこのしょうゆさしのコレクションができてしまうことに気づき戸惑う。


a0010575_1457299.jpgこんなことはみっともないことだろうなと思いながら・・・変な人だと思われるだろうなと思いながら…、しかし、家族が喜ぶ姿とこれを利用して作られる鳥の姿を想像してしまい…ついついスタッフのみんなにこのしょうゆさしの回収をお願いしてしまう。

考えてみると1997年の1月、家庭内の廃棄物をコレクションしはじめる前にメキシコのチャパス州で開催された国際彫刻シンポジウムに招待されて約1ヶ月メキシコに滞在した時、毎日30名近い作家やスタッフに配布されるランチボックスに使用されていた発泡スチロールのトレイに違和感をおぼえ、皆に呼びかけてせっせと毎日回収して洗浄して・・・最終的に小さな町の教会で開催された彫刻シンポジウムの報告の展覧会の作品の一部として出品した。

一ヶ月近い滞在中に作家達が消費した1000個に近い発泡トレイをそのままハンモックに詰め込んで見せる表現。・・・あの時は本当に胃潰瘍になったんですよね。いろいろ個人的につらくて。

それが家庭内の廃棄物を集める前に行ったコレクションという形の最初の表現。で、メキシコから帰国したら福岡の引越ししたばかりの農家で妻がゴミをたまたま捨てれずにいてコレクションしていたというのが発端。

とにかくこれを鳥の形にしてイザ!カエルキャラバン2006年横浜バージョンの鳥を制作しようかなと思います。

完成したら写真撮影してここで公開しますね。

で、問題は結局そこなんだな思うんですよ。
性質(たち)なんですよ。職業意識ではなく性質(たち)

必要ではないけどしてしまうという性質!
周辺の他の人たちにはなんでもない事柄が気になりついつい行動にしてしまうという性質。


そういえば・・・富山の氷見でのヒミングで会場整備の為に抜き取ったさび釘を使って鳥を制作して会場の片隅に展示していましたが・・・、なんとヒミングが開催したオークションでプログラムに参加していた若手漫画家の普津澤画乃新(ふつざわかくのしん)君が僕の釘鳥を「サンキューフジサン!」という価格でご購入いただいたとか!
いやー、ありがとう。ありがとう。感謝感激です。ちなみに僕もアカマルジャンプ購入したからね。ジャンプを購入したのは生涯で最初で最後かも。

沖縄に出品中の2005年に出張したホテルで集めた髭剃りはいくらで売れるかな・・・。
by fuji-studio | 2006-09-04 14:32 | ・思索雑感/ImageTrash
そうそう。カパカパの金メダル!
a0010575_104012.jpgそうそう。先日終了したバングラデッシュビエンナーレでもらった金メダルについてレポートするのを忘れていました。
僕の変わりにAITのロジャーがビエンナーレのオープニングで大統領から有難く授与された金メダル。先日東京の居酒屋でメダル授与式があり、前に家にやってきました。
スポーツ系の人にはさほど珍しくもないのでしょうが、僕のような地域活動美術系には珍しいもの。金メダルというからには金の塊かと思い、指でたたいてみると「カパっ・カパっ!」と音がする!・・・なるほど。金色のメダル! おもわず笑いのとれる金メダルになぜか安心。うれしくなりました。

a0010575_10503172.jpgで、さらに、それよりすごいのはこの写真の賞状! ちゃんとした紙にちゃんとプリントされているようですが、なぜかパウチされているんです。(妙に光っているのがわかりますか?)
格安系のファミリーレストランかラーメン屋のメニューのように。 汚れないようにの配慮だとは思うんですが、・・・。
パウチされた賞状って本当になんだか軽い感じで有難くないんですよね。それがまた笑えていい感じなんです。心が温かくなります。
いや、バングラデッシュビエンナーレって本当に参加してよかった。いろんな意味で素敵でした。
関係者の皆さん、本当にありがとうございました。

で、金メダルですが、家の蛍光灯をつけるための紐にぶらさがっています。・・・軽いので・・・。
by fuji-studio | 2006-04-13 23:39 | ■バングラデッシュビエンナーレ