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セントラルかえるステーション、オープンしました。
秋葉原のアーツ千代田3331でのセントラルかえるステーション、わずか3日間の設営スケジュールだったが、どうにかオープンする。

a0010575_23433393.jpg今回、千代田のアートセンターでの開催ということと、ちょうど小学生の夏休みにあわせた時期での開催ということもあり、いわゆる美術展という雰囲気よりは子ども連れの家族が過ごせる場としていかに開放するか・・・というのが課題としてあった。


a0010575_23442284.jpg僕個人としては、アートセンターでしかできないようなフレームをつくることに興味があったが、もう一つの事情として、家に山ほど蓄積された膨大な量に膨れ上がりつつあるおもちゃやぬいぐるみをある程度全部展示してみたかった。


a0010575_23444628.jpg表現は立ち上げるときはとてもビビッドで個人的に熱意があるものの、それが流通する段階になると個人的には興味を失いがちになる。


a0010575_23451631.jpg2000年に立ち上げたかえっこシステムについては2003年までは積極的に熱意を持っておこなってきたものの、そこから先はかえっこに関わる業務は妻に行ってもらい、僕個人としてはいかにビニぷら、かえっこから逃れるかというのが大きな課題としてあった。


a0010575_23453690.jpgしかし、そんな思惑とは関係なく、2003年以降、借りていた養鶏場のスタジオは全国から届く返却されたかえっこのおもちゃで山積みになり、作業場が占拠される日々。


a0010575_23455816.jpg一番のピークは2005年の神戸で開催された神戸かえるキャラバンの終わった後、ほとんど一年間、制作スタジオに制作するスペースがなくなったほど。


a0010575_23462638.jpgそのあたりからおそらくスタッフにお願いしてハヘン系とM系とヌイグルミの分類をはじめたのだと思う。

同時に金沢21世紀美術館のオープニング展でかえっこシステムが出品され、地域の人たちが主役のイベントとして僕の手から離れているかえっこに寂しさを感じたこともあり、かえっこを「おもちゃの廃材が集まってくるシステム」として捉え直し、個人的な空間づくりの素材として使ってやろうともくろみ始めた。


a0010575_234764.jpgパプアニューギニアでであったヤシの林の中の太平洋戦争中の日本軍の戦闘機のイメージや、飛行機の像を神のような存在として崇めるイメージなどから戦闘機と十字架を掛け合わせたイメージの像を1990年代制作し続けていたが、それを鳥の姿に重ねるようになり、それを作りはじめたのが最初。


a0010575_23474740.jpgしかし、あまりにも多いファーストフードのおまけ系をいじるうちにリングが生まれ、花と鳥をつくるようになり、「花鳥画か!」と突っ込みをいれつつもそれなりにつくる喜びを思い出し…


a0010575_23481818.jpg妙なもので…福岡の養鶏場跡地に自由に使える作業場を確保した瞬間からモノをつくる興味を失い、対話やシステム構築を主流とする表現活動に向かったものの、作業場がその結果のおもちゃや廃材で埋まった瞬間から、ものづくりに飢えてつくるはじめる…そんなものなのかなと思う。


a0010575_23484690.jpgそして制作スタジオを確保しつつ、一生使い続けてもなくなることのない大量の素材を手に入れた瞬間に、こんどは制作する時間がないということに気付く。


a0010575_2349198.jpg可能性と経験値は反比例すると考えている。何もしない赤ちゃんは可能性は100%だが、いろいろな経験を重ねるごとに、その分野での専門性や経験値は高まるが、その経験に付随することに縛られて、結局死ぬ前の瞬間は経験値100%だが可能性は限りなくゼロに近づく。


a0010575_2351591.jpg40歳を過ぎた頃、峠にいるなと感じつつ、経験に引っ張られる自分に抵抗していたが、それをあきらめた結果なのかもしれない。

とにかくかえっこの藤といわれるのが嫌でそこから離れられない自分が嫌な面もあるが、それを逆転させようと企てたのがこの展示…なのかなぁ。

※ちなみにキャップに埋まっているのは某犬の鳴き声系の建築事務所の塚本さんです。大丈夫か!


a0010575_23515561.jpg今回は個人で集めた素材だけではなく、展示の外側に隣接して、廃棄物の中間処理業者のナカダイに素材市と素材のリビングルーム(?)を展開してもらっている。

個人で家庭から排出される素材をストックし続けながら、一方で圧倒的な量の産業廃棄物について目をつぶることができなかったことから、ついに2010年の夏、青森ねぶたの廃材を一台分丸ごと貰い受けてしまった。


a0010575_23515758.jpgじつはこの分野にも可能性や期待を大きく感じている。

ところで、オープニングや平田オリザさんとの対談などにもたくさんの方にお越しいただきましたが、なかなか話ができず、ご迷惑をおかけしました。

9月9日まで展示していますのでぜひ藤家の家の中にストックしている素材の一部…(全部ではないのが凄い!)…を体験してください。
by fuji-studio | 2012-07-15 23:19 | ■東京での活動
博多駅でのトーク「意味は連鎖の結果発生し、変化する」
博多駅のアミュプラザセンターコートでこの制作のきっかけとなった国際芸術センター青森でのアーティストインレジデンス事業「ツナガルシクミ」を企画した日沼さんをゲストに招いて話をする。

a0010575_94649.jpgこのレジデンスそのものが「ツナガルシクミ」というタイトルのように、様々な活動の連鎖、人の連鎖がテーマだった。

「ツナガルシクミ」では鹿児島の甲南高等学校美術部・京都市立芸術大学バレー部、演劇部、日本美術(工芸)経由という共通のバックグランドを持つ3人のアーティストとその家族が青森の国際芸術センターというレジデンス施設に滞在し、それぞれが最長3カ月滞在して各自の活動を行うというもの。


a0010575_9465341.jpgそれそれの活動はバラバラだが、妙にリンクしあってくるのが面白かった。

彼らの活動の連鎖の確信もあり、僕にとって、随分と前から「予期せぬ連鎖」はとても重要で、連鎖を引き起こす活動を作り出すことへの興味は深い。

今回は青森からねぶたの廃材というツールからいろいろな連鎖を引出し、そこから新しい物語の展開を見つめている。


a0010575_9473388.jpg過去においてはこいのぼりも、やせ犬も、お米のカエルも・・・いろいろな予期せぬ連鎖が面白く物語を作り出したように、この龍の物語もまた展開するのかな?

僕自身がオープンになり、誇示せず、緩やかで、フットワークを軽く・・・受け入れることで物語は展開するのだと思っている。

今後、この龍が誰と出会うかでまたその物語の展開は変化する。

で、…この活動の意味は…連鎖の延長で、「誰と関わるか」によって自然と発生し、変化してゆくものだと思っている。
それを見つめるのがまた楽しみでしかたない。






龍の旅先募集開始! 4トントラック1台で運べます・・・。
やっぱり鹿児島には旅させたいよね。

・・・・そういえば・・・一万本近いビスが残っていた! これも龍にするのかな…

そうだ! 龍の原型の馬の龍…龍馬(りょうば・りゅうば)にしようかな・・・
by fuji-studio | 2011-05-16 09:52 | ■福岡での活動
博多駅、アートゲートでの展示。飛龍の設営とテキスト
博多駅のアミュプラザ3階吹き抜けに作品を設置する。久しぶりの徹夜作業。商業施設での展示も久しぶり。かなり難航…問題発生…しかしどうにか無事設営が終わり、久々の充実の時間。

やっぱり現場での設営作業はいい時間だ。

最終的な展示の為に泉山君に今回の経緯を映像化してもらおうとテキストを書いた。

・・・・・・・・・・・・・

とりあえずブログアップしときます。テキスト中、関連ブログにリンクつけてみました。あまり知らない人は是非その時々のブログをご覧ください。・・・・・・・・・・・・

a0010575_18491836.jpg2010年夏、新幹線開通前で賑わう青森で「ねぶた」に出会った。市民が主体となって制作するプロセスと、ありえないスケールに興味を持ち、深く関わりたいと思った。ヒヤリングを重ねるうちに、祭りの後のねぶたが廃棄処分されることを知る。大型ねぶた一台分の廃材を貰い受け、そのすべてを分類して再利用したいと願った。
青森で制作される大型ねぶたの数は22台。幅9m奥行7m高さ5m重さ4トン。
ねぶた作りを本職とするねぶた師が、出品する題材を考え、3か月以上かけて市民とともに制作する。歌舞伎の名場面や歴史上の物語がモチーフとなることが多く、様々な歴史的勇者や伝説上の生き物の姿が迫力のある動きとスケールで制作され、8月はじめの一週間、300万人もの観客を魅了した。その最終日、貰い受けるねぶたが決まったとの連絡を受け、そのタイトルを聞いて驚く。「天神・菅原道真」

菅原道真は藤原時平と醍醐天皇の陰謀により福岡の太宰府に左遷されたと伝えられる。道真の死後、権力を掌握した藤原時平は蛇の亡霊にとりつかれ若くして亡くなる。天変地異が続いた後、御所を落雷が直撃し陰謀に関わった多くの者が死亡。そのような経緯もあり道真の霊は雷神として畏れられることになった。

太古の昔より天変地異や自然現象は霊の力と繋がったものとして捉えられ、その力は政治や宗教と結びつき利用されてきた。中でも菅原道真の霊は雷神として最も畏れられ、その後学問の神様として全国の天満宮に祀られるようになったという。その背景にある、人間の思惑や所業の連鎖は興味深い。

青森に新幹線が開通し、九州と繋がるというタイミングで、菅原道真の物語が込められたねぶたの廃材を貰い受けることになる。その取り壊しの現場に立ち会い、潰した廃材の塊を4トントラック2台で国際芸術センター青森の展示室に運び込み、絡み合った素材を分類する作業に約3週間没頭した。その結果、おびただしい数量の角材と針金、ビスと和紙に向き合うことになる。
分類されたねぶた素材から何か大きな形のものを作りたいと思い始めた頃、偶然なのか必然なのか…大阪と福岡から展示の話をもらう。大阪天満宮の参道に繋がる天神橋下・中之島公園での展示と、博多駅での展示。大阪では分類された角材を利用して白龍を制作し、博多では絡み合う針金素材を繋ぎあわせ飛龍をつくろうというイメージが滲み出た。

なぜ龍なのかは分からない。なぜか龍を無視できない。寺院の法堂や神社の手水所で龍を目にする度に、龍を無視してはいけないという気持ちになる。水辺の低湿地帯で、あらゆる水害と闘ってきた先祖の強い意志が僕の細胞の中に積層されているからなのかもしれない。

龍は水の湧き出るところの象徴として、暴れ狂う濁流の隠喩として、あるいは脅威や権威のシンボルとして歴史の中で伝えられてきた。人間の想像を超えた驚異的現象が起こるという事実を龍の姿に重ね、後世に伝えようとしたメッセージと捉えることもできる。

大阪での白龍の制作と展示を終え、作品素材をすべて福岡に運び込み、3月半ばから5月半ばの2カ月を飛龍の制作期間と決めてスタジオに籠る調整を行った。そして最後の出張先の横浜で3月11日午後2時46分を迎えた。想像をはるかに越えた厳しい現実が発生し、その実態は未だ誰にも把握できない状態にある。

しばらくはショックで何も手につかない日々を過ごしていたが、針金を繋ぎあわせる作業に没頭することにした。僕らはあまりにも見えていない。見えないものを見る力が欲しい。日常に隣接する隠された脅威としっかり向き合い、闘い、それを乗り越える力を身に付けたい。 

見えない龍は必ず存在し続ける。無視してはいけない。

・・・・・・・・・・・・・・

以上。

明日、この仕事のきっかけとなったレジデンス「つながるしくみ」のディレクターの日沼さんをゲストで迎えて会場でアーティストトークが午後2時から。博多駅にて。

ここで告知するのも珍しいなぁ。展示は6月末まで一か月半ほど行っています。博多駅にきたらついでに見てね。
by fuji-studio | 2011-05-13 12:00 | ■福岡での活動
かえるステーションオープンしました。
アーツ千代田3331のグランドオープンにともなって、ついにかえるステーションがオープンしました。

a0010575_14265534.jpgまだまだ運営体制は未整理の未完成、これからやりながら考えることになりそうですが・・・・とりあえず、遊びに来た人は勝手にかえっこして遊べます。


a0010575_14273051.jpgおもちゃ類はとくにM系のおもちゃと破片類は山ほどあり、それを素材として何かをつくることができるかえる工房も併設しています。


a0010575_14282919.jpgここで何かをつくりながら、あるいはここで仕事をしながら、かえっこを楽しみにきた子ども達と遊んでくれる人を募集しています。


a0010575_14291573.jpgここで過ごしたい人は是非3331のスタッフまで連絡してください。


a0010575_1431799.jpgまたここを利用して何かワークショップの実験を行いたい人も、是非連絡ください。

そうやってゆかないと・・・場所がもったいないですよね。


a0010575_14353990.jpgここからなにが生まれるか・・・。

僕自身も東京での活動の拠点にしたいと思います。

・・・
by fuji-studio | 2010-06-27 12:15 | ■東京での活動
秋葉原のアーツちよだ3331の設営3日目
a0010575_2148273.jpgARTS CYD 3331のプレオープニングの展覧会、開館記念展第一弾 「見るまえに跳べ」の出品作品の展示の3日目。

オープニングの前日、福岡にいなければならないために早めにある程度の形にしあげる。

・・・というか、今回の展示は終わりがない展示・・・というより・・・

これから始まり、永遠と終わることのない責任の予告編のようなもの。動きはじめてしまった活動中の現在の状態を現場としてみせてしまう感覚。

秋葉原の3331が美術館ではなく、アーツセンターであることの意味はとても大きい。


a0010575_159061.jpg地域におけるアーツの現場・・・それがアーツセンターなのだと思う。 

美術館やギャラリーにも当然それぞれが成立するシステムがあるが、それらのシステムとはまた少し違った機能と役割と関心が組み込まれ、現在に近い位置にある活動中の現場が秋葉原のアーツセンターだといえる。

アートセンターとアーツセンターの言葉の微妙な違いは活動の方向性の意志が大きく違うことを現し、アートセンターがアートシステムに対して求心的であるのに対して、アーツセンターは既存のアートシステムを取り込みつつも、社会のあらゆるシステムに対して開放的であろうとする意志を読み取ることができる。

そう願いたい。


a0010575_1593461.jpg3331に入居する企業やNPO、プロジェクトのコンテンツを見てもその態度は明らかだし、そこに大きな現在のうねりのようなものを感じてしまう。

今回のオープニングの展覧会もテーマは「OS」

1996年の灰塚アースワークプロジェクトがきっかけとなって苦し紛れに言葉にしてみた「OS的表現」は時代が一回りして美術状況のある面を語る言葉として利用されるようになった。

OS的表現活動はまさにいろいろな活動を起動させるためのシステム型の表現であり、現場でいろいろな関係を発生させるしくみ。それを完成されたドキュメントとして見せるだけではなく、まさにその現場として活動が展開する場として公開することができれば凄いと思う。

・・・ということで、14日からはじまる展覧会の僕の展示は途中必要に応じて表情をかえ、ここから六本木アートナイトに出かけていったりしつつ、この夏の瀬戸内国際芸術祭に豊島で展開するイメージをつくる現場として変化してゆくことになる・・・はず・・・。

いよいよ14日からはじまります。
by fuji-studio | 2010-03-10 21:48 | ■東京での活動
水戸芸術館の展覧会がはじまりました。
a0010575_14154194.jpgかなりいい作品が盛りだくさんです。

ぜひ体感しにきてください。

僕も久しぶりに充実しています。

個人的には何かが始まってしまった感じがあります。


a0010575_1417017.jpgまだまだできなかったこともたくさんありますが・・・。

水戸の街中にも面白い現場がたくさんあるようです。
by fuji-studio | 2008-10-25 23:06 | ◎ギャラリー等での活動
Happy Forest 制作の幸せな時間。もうすぐ時間切れ。
今日もまる一日、水戸芸術館のギャラリーにこもり、空間の制作。

ああ、楽しい。楽しい。

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今日は一日ほとんど床のおもちゃ並べ。

しかし、よくまあ、これだけのおもちゃが集まったものだ。

しかもちゃんと分類できていて・・・容子さんと御田さんやちいちゃん、これまで分類を手伝ってくれた多くの人に感謝。あ、そういえば、地元の中学生も大勢でやってきて分類してくれたとか。ありがとう。おかげでこんなふうになりました。

ここにあるおもちゃはこの約3年間の「かえっこ」で集まったおもちゃ。全国からあつまってくる「かえっこ終了後」のおもちゃの箱をあけて次に送の「かえっこ会場」に送り出すために分類するとき、余剰なものとして集まってしまうおもちゃ。

かえっこを繰り返して開催している人ならばこれを一目見るとピンと来る。


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いったい日本全国、いや、全世界でいったいどれだけのこのようなファーストフードおまけ系・・・略称Happy系・・・のおもちゃが生産されて消費され、廃棄処分されているのだろうかと考えるとぞっとする。

今の時代を象徴する証拠品として1000年単位で本気で残してみるのはどうだろうか。

1000年後の人たちはこの証拠品をどのように見て、どのように分析し、どのようなことを読み取るのだろうか。


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それにしても、今回の展覧会の出品メンバーがとても興味深い仕事をする人ばかりなので、現場がとても幸せ。

いつもは皆忙しい人ばかりなのでほとんど会えない人ばかりだが、今回は休憩所に行くと会える。

興味の質や方向性が似ている人が多いので一緒にいるだけで幸せな気持ちになれる。

これはこのようなグループ展ならではの楽しさだな。

本当に楽しませてもらっている。

たまにはがっつり空間をつくるのも悪くないなー・・・。
by fuji-studio | 2008-10-24 02:29 | ○デコポリ・ビニプラ系活動
いわきアリオスplants! なんとなくうごきつつ・・・妙な展開になりつつ・・・。
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a0010575_18282072.jpgいわきできたアリオスを拠点に何か面白いことができないかと・・・そんなことを話し合うオープンディスカッション、アリオスplants!の3回目。

そろそろなんだか動き出したくなったので、昨日のかえっこの中のワークショップで子ども達が制作した作品を利用して、アリオスのエントランスのギャラリー壁面に展示してみる。


a0010575_1829237.jpgこの壁面を12月までの間、アリオスplants!で出てきたイメージとか活動の報告をレポートしてゆく掲示板として利用してゆこうという試み。

だたし、普通の報告では面白くないので、僕が超訳し再編集して、壁面の作品として提示してみようかという思いつき。


a0010575_1830044.jpgどこまで実現できるかはまったくの未定。

それにしても3回目のディスカッション、大体の話が見えてきたのでそのフレームをどのようにつくるのかというあたりの話へ。


a0010575_18332915.jpgおおまかにはおしゃれな、もしくはユニークな映画上映会もやりたいし、伝統芸能とか獅子舞とかを深める活動もしたいし、絵本などをおいて利用しやすくするコーナーも作りたいし、全館で何かしかけてみたりもしたいし、街の中にアリオスの拠点をついくりたいし・・・


a0010575_22114796.jpgアイデアはつきない。

それらをもっと深めて、さらに展開してゆく時期。さらに来年へ活動へとつないだり、活動に興味を持つ人たちをつながらなければならない時期・・・


a0010575_221282.jpgそんな話の中から、大学のサークルのような、部活のイメージが飛び出す。

音楽ホールが部活を持つ・・・

伝統芸能研究部、ダンス部、街なか探検部、映画部、映像メディア研究会、軽茶倶楽部、子ども部、etc.・・・


a0010575_22123936.jpg部室があればいいとか、顧問の先生はだれがいいとか、話はひたすら拡がる。

クラブ活動っていいなー。規約をつくりつつ、アリオスを拠点とした地域活動が拡がるためのフレームとしての部活。

・・・ところで、いわきの街には無視できないこのような建物がさびしそうにたたずんでいる。

「つかってくれ~、つかってくれ~。」「わすれないでくれ~!」とささやかれているようだ。

まずは掃除から・・・はじめたいですね。

何かを作ろうとするのではなく、とにかく触れてみること。手をあててみること。
by fuji-studio | 2008-09-01 23:33 | ○デコポリ・ビニプラ系活動
いわゆるモノとしての、あるいは空間としての作品?
a0010575_1951763.jpgつくづく思うが、日常的に何かを表現することと、作品をつくること、あるいは作品化することにはズレがある。

もちろん、表現以前のモヤモヤと表現することの間にもズレがある。

つまり・・・必ずしも同じことではない。・・・ということ。


a0010575_195501.jpgさらにその作品化することと発表することはまたまったく別の種類のことである。

ズレ、ズレ、ズレとズレが三段階程度重ねられて作品はそこにあり、作品の体験者はそこでまた決定的にズレた捉え方をし、ズレた情報を得る。 
そのこと・・・つまり4段階以上のズレがあるという事実は一般的な常識ではない。


a0010575_1961058.jpgこれらが全くイコールの人がいてもおかしくはないが、・・・うらやましいが、・・・いや、やっぱりありえないだろう・・・。

ところが一般的には、発表されたものが、作品としてみなされ、個人の表現物そのものとしてみなされ、あるいは作家そのものとしてみなされる。

それがさらに大きなズレをうみだす。

そのズレを楽しめるうちはいいが、そのズレが亀裂となり自分にのしかかってくるとつらくなる。

その重圧に耐え切れなくなり潰れる作家も多い。

僕の場合、モノを集め、分別し、並べるという日常の表現行為があり・・・、

そのなかでも特定の行為が編集され、モノゴトやシクミとして作品化され・・・、

そのシクミを可視化するためのデモンストレーションとして編集され発表されるというパターンが増えてきた。


a0010575_23195447.jpgその説明が複雑なので、結局、今回の作品はモノとして、あるいは空間の作品として、極力語ることなく発表された。

だから、物足りないんだなー。

モノとしての、あるいは空間としての作品ならば、最低でもこの10倍の広さの空間で、10倍の時間とエネルギーをかけてやるべきなんだろうなー。


a0010575_1149455.jpgああ、やりたりない感じが僕としてはいたたまれない。 

ところで、この会場の床のおもちゃ、北京の会場ではいらなくなったものを一つ持ってくると欲しいおもちゃと交換できることにして展示していた。


a0010575_11501388.jpgこの広東での展示の為におもちゃを減らしたくなかったからという理由。

結局、北京展を終えて、3割ぐらいは中国のおもちゃに交換されていたかな・・・。

ところが今回の展示であとは日本に戻るだけなので、おもちゃを減らそうというもくろみで、欲しいおもちゃみつけてその絵を描くとそのおもちゃがひとつもらえることにしてみた。


a0010575_11504923.jpgおもちゃやぬいぐるみを欲しい子ども達が床にへばりついて絵を描く風景を想像した。

ところがオープニングに押しかけた観客で・・・

わずか2時間程度でものの見事におもちゃ、ぬいぐるみの7割が消えた。


a0010575_11511389.jpg中国、都心部といえどもまだまだ凄い!

日本ではだいたいぬいぐるみはなくならないんだけどなー。

中国人はぬいぐるみ好き?


a0010575_11513786.jpgバングラデッシュではビニール袋だけになっていたが・・・
さて、広東では何がのこるか・・・乞うご期待!

しかし、すごい勢いだったなー。

日本のかえっこユーザーの皆さん、このようにかえっこのおもちゃたちはまだまだ欲しがる人は世界中にたくさんいるようですよ。

オープニング後の食事中に、中国の作家が冗談で話してくれました。

「ああ、じゃあ、そのおもちゃ達はいまごろマーケットで売られてるかも・・・。そうそう。さらにその中からいいおもちゃがコピーされて、今頃量産されているかも・・・。」だって。

あながち冗談に聞こえないところが凄いなあ。 ・・・中国。

ちなみに広東でさえ東京より大きい街なんじゃないかなー。
by fuji-studio | 2007-12-25 23:06 | ■海外での活動
横浜市民ギャラリーあざみ野での設営2日目
横浜市民ギャラリーあざみ野での展示の最終日。

明日から夏の企画「こどもぎゃらりぃ」がはじまる。

その会場。

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この部屋のスポットすべてに青いゼラフイルムが貼られていて青く海の底のイメージに仕上がっているのだが、写真ではその様子が伝わらないなー。

デジタルカメラで撮影すると相対的に色補正するためか、ただの薄暗いに感じになってしまう。


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午前中でおおまかな空間の仕込みが終わり、午後からは参加者が思い思いに作品の制作。

とりつけられた素材の帯のところからお気に入りの素材を採集して作品制作を行っている。


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今後の会場の作品は参加者にゆだねられ、パフォーマンスをする計画もあるのだとか・・・。

空間はきっとダイナミックに変化してゆくんだろうなー。

その中で参加者の作品と僕の作品の戦いや融合がはじまるんだろうな。


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僕自身は素材を提供し、参加者が展示の方向性を決め、その方向性にしたがって最初のシーンとなる基本的な構成をぼくが行い、そのあと、参加者によって変変化し続ける空間。


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最近、このパターンの展示が増えてきたなー。

ということで、明日のオープニングを前にあとはスタッフの皆さんにお任せして大阪に移動。

明日から神戸大学でワークショップ論 集中講義3日間がはじまる。

大変そうだけど・・・大切なことなので・・・楽しみです。
by fuji-studio | 2007-08-21 23:58 | ○デコポリ・ビニプラ系活動