大阪歴史博物館が開館10周年ということで、美術館にヤセ犬とか夢の鳥とかおもちゃの破片を持ってゆき、会場全体各所に展示してみる。
イベントとしては10周年記念日の11月3日に大阪歴史博物館を使ったかえっこを開催するのだが、その時に展示室を巡ってもらう仕掛けになるかという理由で「ヤセ犬の散歩」とか「夢の鳥」等を登場させる。 それと展示室の一角の展示ケースの中を使わせてもらい、おもちゃの破片を並べ、その破片に潜む力と可能性を見せるような展示を行う。 ショーケースの中という空間はさすがに展示することを目的に作られているのでなんでも様になる。 展示は…あれ?いつまでだっけ? とにかく11月3日にはイベントやっています。結構おおきなかえっこになりそうです。![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() アーツ千代田3331のグランドオープンにともなって、ついにかえるステーションがオープンしました。
まだまだ運営体制は未整理の未完成、これからやりながら考えることになりそうですが・・・・とりあえず、遊びに来た人は勝手にかえっこして遊べます。 おもちゃ類はとくにM系のおもちゃと破片類は山ほどあり、それを素材として何かをつくることができるかえる工房も併設しています。 ここで何かをつくりながら、あるいはここで仕事をしながら、かえっこを楽しみにきた子ども達と遊んでくれる人を募集しています。 ここで過ごしたい人は是非3331のスタッフまで連絡してください。 またここを利用して何かワークショップの実験を行いたい人も、是非連絡ください。そうやってゆかないと・・・場所がもったいないですよね。 ここからなにが生まれるか・・・。僕自身も東京での活動の拠点にしたいと思います。 ・・・ 3331 Arts Chiyodaがプレオープンしてもう一ヶ月が過ぎる。そしていよいよ6月のグランドオープンに向けて内部のあちこちでまた工事が進んでいる。 千代田区が中学校校舎の一部の給食センターを年度末まで使っていた関係で、3月のグランドオープンができなかった。プレオープンの展覧会も終わり、トイザウルスがエントランスに遊びに出かけていた。 6月のグランドオープンには、このエントランス付近に、常設のかえっこ屋も含む「かえるステーション」をオープンさせる予定。その打ち合わせを行う。 6月26日がオープンの予定だとか。 エントランスにはカフェやロビイもできる予定。 千代田区のアートセンター 3331 Arts CYDでのプレオープン記念展「見るまえに跳べ!」の関連企画、「おためしかえっことディスカッション」が開催される。
6月のグランドオープンにあわせて、今展示されている素材・・・つまりかえっこで集まってしまうおもちゃの破片やM系のおもちゃ類を集積する場としてエントランスに計画されているのが「かえるステーション」その方向性を探るためのディスカッションとお試しかえっこが3331Arts Chiyodaのエントランス(カエルステーションの予定場所付近)で開催される。 参加者は少なかったが、いろいろな立場の人の参加があり、結構充実した内容・・・。会場ではプレオープンの時からいろいろ活動をリンクさせている学生グループ「なないろチャンネル」がいくつかワークショップ会場を設定し、子どもの遊び場を作ってくれる。 慣れないスタッフが子どもと遊び始めた後ろで、かえっこ経験者、未経験者が話し合いを始める。特に何の仕込みもしていなかったが、今後の方向性がぼんやりと見えてきたような気がする。 ●最低限の方向性として・・・かえっこのおもちゃやツールの発送貸出を行うところとして、福岡のかえっこ事務局のネットワーク拠点として機能させる。(かえっこ事務局機能)●買出し用のおもちゃと素材としての破片・おまけ系・よごれたぬいぐるみ等を分類する作業を日常のかえるポイント発行のお仕事とし、かえるステーションの工房素材・道具類を充実させてゆく。(素材分類集積場) ●3331に関連する学生やクイエイター、企業などがワークショップを実験する場として開放する。(ワークショップ演習の場) ●かえっこを利用したワークショップの会場としていろいろな立場の人に利用してもらう為に社会的貢献度や創造的活動の方向性によってかえるステーションやエントランス周辺の利用のルールを決める。(かえるステーションの利用案内の制作) ●防災系かえっこが「イザ!かえるキャラバン!」としてプログラム化され、NPOプラスアーツがその運営を行うように、環境系かえっこを全国に配布できるプログラムとして開発してゆく。 そのための対話と実験の場としてかえるステーションを利用し活動の連鎖を促してゆく。(○○かえるキャンペーン!の開発拠点) ●日常的には(二人以上の)子どもたち、親子がお店屋さんごっこで遊べる駄菓子屋的な場として開放する。(ゆるい遊び場) ・・・こんな感じでしょうか? ARTS CYD 3331のプレオープニングの展覧会、開館記念展第一弾 「見るまえに跳べ」の出品作品の展示の3日目。オープニングの前日、福岡にいなければならないために早めにある程度の形にしあげる。 ・・・というか、今回の展示は終わりがない展示・・・というより・・・ これから始まり、永遠と終わることのない責任の予告編のようなもの。動きはじめてしまった活動中の現在の状態を現場としてみせてしまう感覚。 秋葉原の3331が美術館ではなく、アーツセンターであることの意味はとても大きい。 地域におけるアーツの現場・・・それがアーツセンターなのだと思う。 美術館やギャラリーにも当然それぞれが成立するシステムがあるが、それらのシステムとはまた少し違った機能と役割と関心が組み込まれ、現在に近い位置にある活動中の現場が秋葉原のアーツセンターだといえる。 アートセンターとアーツセンターの言葉の微妙な違いは活動の方向性の意志が大きく違うことを現し、アートセンターがアートシステムに対して求心的であるのに対して、アーツセンターは既存のアートシステムを取り込みつつも、社会のあらゆるシステムに対して開放的であろうとする意志を読み取ることができる。 そう願いたい。 3331に入居する企業やNPO、プロジェクトのコンテンツを見てもその態度は明らかだし、そこに大きな現在のうねりのようなものを感じてしまう。今回のオープニングの展覧会もテーマは「OS」 1996年の灰塚アースワークプロジェクトがきっかけとなって苦し紛れに言葉にしてみた「OS的表現」は時代が一回りして美術状況のある面を語る言葉として利用されるようになった。 OS的表現活動はまさにいろいろな活動を起動させるためのシステム型の表現であり、現場でいろいろな関係を発生させるしくみ。それを完成されたドキュメントとして見せるだけではなく、まさにその現場として活動が展開する場として公開することができれば凄いと思う。 ・・・ということで、14日からはじまる展覧会の僕の展示は途中必要に応じて表情をかえ、ここから六本木アートナイトに出かけていったりしつつ、この夏の瀬戸内国際芸術祭に豊島で展開するイメージをつくる現場として変化してゆくことになる・・・はず・・・。 いよいよ14日からはじまります。 11月21日まで、ほぼ一ヶ月間の展覧会が平安神宮の近くのmori yu gallery ではじまる。
個人的にはいろいろやり残した課題が見えた展覧会ですが、これからのベクトルを切り開いたような気がする。初日から東京都現代美術館のHさんや元東京国立近代美術館で今は多摩美のMさんが登場したり、京都の若い作家達が集まったり、名古屋や大阪・京都からコレクターやギャラリストがやってきたり・・・個人的には京都のギャラリーでのこのような展覧会はほとんど始めてで、とても新鮮。・・・昔京都のギャラリーでやったことといえば・・紙芝居屋とかヤセ犬専門店とか、ギャラリー空間に別の機能を持たせようとしたことはありますが・・・ あたり前の話ですが、地域のアートプロジェクトに集まってくる人とはまったく別の人が集まってくるのが面白い。 たぶん、多くの場合は・・・このようなギャラリーにあつまるアートワールドな人間関係の閉塞感から、それから逃れるために表現の現場をまちに求める・・・ということになるのだと思うが、僕の場合、その段階から幾重にも屈折してきてここにきて・・・まちでの予期せぬ出会いの面白さをさらに定着し、流通させるために、まちのプロジェクトだけでは繋がらない回路を繋げるためここに飛び込んでいるとの自覚がある。 これは水都大阪での達成感という支えがないと精神的には難しい業なのかもしれないなー。 「未熟ですが、よろしければご笑覧ください。」・・・といった感じです。 ・・・そういえば・・・忘れていたが・・・最終日に林加奈さんと、この黄色のトイザウルスには名前がないのかと話していて、「ジャンキー」とか呼ばれていたなー。 夏の真っ盛り、8月22日からはじまった52日間の大阪の都市キャンペーンのキックオフフェスティバル、水都大阪2009がついに最終日。
台風がやってきて、急遽全作品を撤収したために・・・逆にそれがよかったのだが、最後の3日間の連休はまったく違った大胆なレイアウトに組みなおし、この52日間の成果物を展示できた。 かえる工房でつくられた作品群がバンブーフォレストのいたるところにちりばめられて、なかなか圧巻。スタッフのみんなの活動の結果がこのような形で集積されて展示できて本当にうれしい。 考えてみると6月末から交野市の小学校での滞在制作がはじまったので、延べ5ヶ月間、約半年このプロジェクトに関わってきたことになる。そして12月まで、いや、3月まではまだまだ続く。 ほとんどの作業時間は無償での作業だったので、金銭的には相当な赤字だが、精神的に、あるいはいろいろな関係性を財産と捉えると相当黒字にできた気がする。 最近は労働時間を本来請求できる金額に架空換算して、その分を地域社会に貸していると考えるようになってから、相当なお金持ちになった気になる術を身に着けたので、精神的に豊かになった。 プロジェクトがはじまった当初より、杓子定規的な融通のきかない管理体制を予測できたので、困難な現場になることは覚悟していたが・・・、ここまで面白くなるとは思っていなかった。 トイザウルスやキャッスルを飾った周辺で、多くの見知らぬ人に、「完成したんやね。お疲れ様。」「ようできたね。3匹もつくったんや。」と熱く声をかけられ、いかに多くの観客に興味を持って見守られていたのかを思い知る。 かえっこ屋の一部として開放されたかえる工房の中でも、会期中に通い続けてくれた家族や子ども達が、そのお別れを惜しむ会話がいたるところから聞こえてきて、その場を多くの人が利用してきた状況を垣間見る。 いろいろな仕組みの問題を突破する手段は、理論や構造ではなく、人の心を動かす態度なのではないかとつくづく思う。そしてそれをちゃんと見ていた観客の暖かい視線と応援。 それが核となってそこから連鎖するいい空気感。何も期待せずに、ふらっと迷い込んだ人にとっては、会期中、文化座の全体にはなんとも説明しがたい「いい空気感」が満ちていて、そうれを楽しんでもらえたと思う。 スタッフの表情からもそれが確認できてうれしい。 ただ・・・水都大阪に何かを期待して、何かを求めてきた人にとっては・・・たとえば、娯楽性とか、芸術性とか・・・説明不足でシステム不備で、ある面、意味不明な現場だと捉えた人もいたかもしれない。 都市型の地域実験として捉えたときに、そのどこに問題があり、そのどこに可能性があったのか。・・・それらを検証するシステムとちゃんとリンクできていないことも大きな問題だったと思う。 関西にはたくさんの大学があり、創造都市とか地域計画とかまちづくりとか空間計画とかコミュニティ形成とかシステム論とかに関係する多くの研究室があるというのに・・・。 システムを構築する上で、どのような要因を排除し・・・、あるいはどのような要因のコアを配置し、それぞれのネットワークをどのように構成すべきなのかが最も重要な問題だし、そのシステムに関与している人がどれだけの感性を持ち、責任を引き受ける勇気と度量があるかも問題となる。 結果として、水都大阪2009の全体の来場者は150万人を超えたとかの発表で、中之島の水辺の文化座としては50万人ぐらいの来場者だったとか。もちろん100万人を目指していたので数字としては大成功。 しかし、問題はその数だけではなく、関わったスタッフを含め関係者、あるい参加者が何を見、何を体験し、どのような対話が発生し、どのような関係性が生まれ、どのような状態になり、そこから何が、どのように連鎖していくのか。・・・そこにある。 もちろん数の論理もそれに作用していることも否めなくて、数が増えるだけそのぶん可能性が拡がる確立は高くなる。しかし、それぞれの連鎖を追及して調査することはできないのが残念。 僕らとしてはこの活動を今の視点でそれぞれが編集し、それを強度のある記録として残そうとするベクトルを持つこと。幸い11月からパナソニックセンターで記録の展覧会が開催される予定だし、かえるシステムはまだまだ続く。 それにしても最終日の打ち上げはみんな盛り上がったな。スタッフ全員の達成感が相当だったことが伝わってきて何度かこみあげてくるものがあった。 皆さん、本当にお疲れ様でした。 そして、ありがとうございました。 今日は久しぶりにスタジオで制作作業。
今日は一日じっくり制作できる唯一の日だったが、すぐに通天閣でのかえっこちらしの制作の催促があり、早めに家に帰って自宅の事務所でその制作。まともな制作時間を確保できないのがこの数年の悩み。 大阪の新世界の空き地を飾るための「デコポリ・キャッスル」の試作。 空き地にこれを設置し、ライトを仕込んで仕上げる予定。来年の大阪の中之島でのワークショップへとつなげるための試作でもある。 僕にファンタジーという言葉が似合わないのと同じぐらい、このキャッスル系の作品の様相は似合わない。その似合わなさがいい感じもする。最近、ズレやギャップを楽しむようになってきた。・・・昔からかな・・・。 大阪まで時間がないが作らなければならないものは多い。、もっとじっくり制作して実験がしたい。水都大阪の中之島の現場がそのようなじっくり考えながらスタッフと一緒に作ってゆける現場になればいいなー。 来年の夏の大阪ではスタッフの募集をしよう。 ちなみにこの12月の大阪の新世界の現場もサポートスタッフを募集しています。 お金はないけど泊まるところはあります。じっくり制作を手伝える人、募集です。ところで、スタジオの掃除をしていると、山梨の伊藤さんに頼まれて容子さんが地道に貯め続けていたJA系の貯金箱のコレクションが出てくる。 こうやって集まっているとなかなか気になるキャラクターがあるなー。このようなレア物が集まってくる仕組みとしてもかえっこは利用できるなー・・・。これらを集める楽しみぐらいはもらってもいいかも。 かえこっから派生する2次的な楽しみがいろいろと増えてきましたね・・・。 これもデコポリのひとつの形なのだと思う。子ども達がつくった鳥(のような)作品「夢の鳥」を地域の公共施設の飾りとして設置する。 いわゆるパブリックアートがおさまるところに子ども達の作品が介入する。しかも、「夢の鳥」をつくろう!というワークショップをやったわけではない。いや、新しいやり方でやった・・・というほうが正しいのかな。つまり、僕が懸命に作っている状況に子ども達が勝手に介入してきて、勝手に作っていった作品。 個々の作品の仕上がり具合としては「まあまあのもの」だけど、いろいろなものがぶら下がっている状況、全体としては「なかなかのもの」となっている。 公共施設のエントランスに数百万、数千万円かけてつくられたような地元作家の作品の隙間をうめるように子ども達の作品が介入している風景が面白い。今回は特にパブリックアートにありがちな「モビール」のスタイルを使って仕上げてみた。 ・・・うーん、それっぽい。 ※ちなみに「夢の鳥」とは「夢の島」と漢字が似ているからつけたタイトル。東京の夢の島って昭和の時代のゴミの埋め立て現場だった。子どもの頃、ゴミの島の代名詞として「夢の島」と呼んでいたのが印象的だった。 これまでもかえっこの経験をかなり重ねているひたちなか市のワークプラザ勝田。
今回のイベント型の実験は結構な多層構造の仕掛けだった。 市内で活動するさまざまな団体がそれぞれワークプラザ勝田という勤労者福祉施設を使って、しかもかえっこの仕組みを利用してさまざまな活動を試みるというもの。ひとつの出来事ではなく、同時進行で複数の出来事が微妙にリンクしながら開催されるというもの。 一見、ばらばらな内容を繋ぐものは「カエルポイント」 「ごめんなまずった!」も「たすけてけろぞう!」もちゃんと働いている。 500名を超える来場者で賑わう会場の一角で僕はかえっこで集まったおもちゃの破片を利用して鳥をつくるコーナーを設ける。その皆さんがつくったおもちゃの破片の作品でこの公共施設のエントランスの吹き抜けに飾りを作ろうという試み。デコポリ実験。 特にワークショップをいう形での表現をやめて、僕が鳥の作品を作っている横で勝手に作って良いですよ。という状況を設けてみる。「フジヒロシと鳥をつくる部屋。 ここが勤労者限定ということと、勤労感謝の日ということで、自称勤労者限定の部屋のはずが終了時刻を何時間も過ぎてもずっと子ども達がかなり没頭して制作し続けていた。 ワークショップをいうフレームで、何かを教えるのではなく、何かを懸命に作っている人と作ることができる状況を設定することでかなり面白いできごとが発生してくる。ちなみに僕は何のアドバイスもしないが、子ども達と世間話をたまにしてみたりしながら・・・彼らが行っていることをひたすら受け入れているだけ。 「○○との状況を作り出す。」 ここに重要なポイントがある。面白いな。 < 前のページ次のページ >
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