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2004年ぐらいから使っているブログサイト、特に2006年から2010年のプロジェクトについてはかなりまめに記述していました。それはプロジェクトごとにページ下のカテゴリーごとに収められています。
2004年 12月 04日 サントリー不易流行研究所で、子どもとアートについてのレクチャー、大阪到着からレクチャーまでの時間の隙間を利用してiopの永田さんと打ち合わせ。六甲山牧場のプログラムと震災10年のプログラムが同時に動き出したというはなし。2005年は神戸にかなり通うことになりそう・・・。
・単純記録/Diary
2004年 11月 28日 東京の神保町に36年の歴史を持つ「美学校」。ひょんなことから東京で活動するkusuge1-16と一緒に来年5月から3月までの1年間、毎週水曜日のクラスを持つことになった。僕自身は毎週福岡から通う予算がないということでkosuge1-16の土谷君に中心となってもらい一緒にプロジェクト型の授業を行うことなる。 kosuge1-16は僕が個人的に興味を持っている葛飾区小菅1-16に暮らしているユニ...
■東京での活動
2004年 11月 24日 東京芸大から徒歩6分の谷中墓地の空き地のプレハブのフレーム(M1=中村政人の表現の一部)の利用、 結局、学生とのワークショップ形式で考えるつもりだったが、そういうわけにもいかず、とりあえず雨風をしのげる小屋(?)を最も安価で早い方法で空間をつくることに・・・。床をはり、雨があたらないようにタキロンでガルウイング状の壁をつくることに。そこに数年前に別のプロジェクトでお世話になった千葉大学の学生...
・様々な地域活動の実験
2004年 11月 18日 上野駅の公園口。上野駅の公園口から東京芸大に向かう道を通るのは何年ぶりだろう。学生時代の思い出がよみがえる。実は上野公園にはつい数ヶ月前にやってきた。西郷隆盛の銅像が引き連れているツンという犬の取材のために。しかしこの美術館の看板のひしめく公園口には来ていない。あらためて眺めるとなんとも異様な風景だ。マティス展、日展、フィレンツェ展、etc. 美術展の看板で風景が埋められている。なるほど上野...
2004年 11月 14日 昨日、今日と天神での社会実験が行われた。基本的には日ごろ車道になっているところを歩行者天国とし、オープンカフェや街の賑わいをつくる実験。そのなかのメニューに、アートストリートのようなプログラムがあり、僕もいろいろ協力することに。で、まず彫刻作品設置コーナーには、楠丈さんに登場してもらい、彼の作品展を行うことにした。前日に電話で会場には90センチ角の台座が12台あることを知り、彫刻になりそうな...
○動物彫刻家・クスタケシ
2004年 11月 14日 こちらは歩行者天国となった通りでのかえっこ。ほとんど広報をしていないのでお客さんは来ないと想定していた。しかし、わずかに関係者が見学を兼ねて来場してくれた。それとわずかな新聞記事の「かえっこ」という文字に反応して4,5人はおもちゃを持ってきてくれた。北九州からわざわざ来てくれた人もいた。かえっこは広報がネックとなる。まあ、どのイベントでもそうだが。かえっこはしっかり広報してしまうと千人子ども...
2004年 11月 14日 社会実験の中で絵描きがそこで絵を描き並べている状態をつくるとかで風景画を描くような話があったので、いいですよと受けてしまった。しかし、なかなか絵を描く雰囲気ではない。というか、描きたい風景がそこにはない。結構根本的なまちがい。僕はその通りで適当な風景を見つけイーゼルでも立てて絵を描くのかと思っていたら自作の絵を掛けるコーナーができていた。・・・そうか。勘違いだった。で、何か作品を並べなければ...
■福岡での活動
2004年 11月 11日 僕が暮らす福岡県糸島郡二丈町で50年ぶりに山笠が復活した。うちの子ども達が放丈会囃子の横笛に数年前から参加しているので、僕もその保護者としていろいろ手伝いました。随分以前は深江も宿場町だったとかで、その街並みがいまだに残っている。もちろん、宿場も商店もほとんどなくなっていますが・・・。今年は福岡県全体で行っている国民文化祭の流れで二丈町でも参加することになり、この祭りが復活した。博多の人形師...
・生活周辺/LifeScape
2004年 11月 03日 ミュージアムシティプロジェクト(Museum City Project/ミュージアム・シティ・天神、ミュージアム・シティ・福岡/MCP)という街を使ったアートプロジェクトが福岡にはある。1990年より基本的には2年に一度、福岡の中心市街地をフィールドとしてかなり面白い展開をしてきたが、1998年に博多に事務局を移動してから特にその性格や内容も変化し多面的になってきた。その一方、特に近年、ずい...
2004年 10月 30日 ややこしい話になり、ほかの人にはどうでもいい話かもしれないが、僕の中には僕自身が勝手に設定し、すでに作品も数々制作し、個展も開催したことのある楠丈というB級の動物彫刻家がいる。 僕の中では98年に明確にキャラクター化し、はじめはほとんど冗談半分ノリ半分で「楠丈(くすたけし)」というキャラクターを作った。 はじめは違和感もあり、ぎこちなさもあったが、かれこれ7年、いろいろな仕事で、...
2004年 10月 21日 東京で開催されるさじとようじの展覧会saji&yojiへの楠丈の出品作品が完成した。前回はやもり像だったが今回はつちのこ像を制作。単にやもりよりも手足がないぶん作りやすいのではないか?実は手を抜いているのではないかという批判も聞こえてくる。まあいいか。前回はチーク材の木彫だったが、今回はアルミの鋳造で制作した。磨きが十分ではないが時間切れということで出品することになる。 さじよじの皆さん...
2004年 10月 16日 当時千葉大学の大学院で研究していた中野詩さんからぶあつい書籍が届いた。もう2年近く前になるが、彼女が僕のおこなっているOS的美術表現について研究しているという話で二丈町の家までやってきて泊り込みで研究していた。その成果物が美術科教育学会で発表されたということで丁寧に送られてきた。読むとかなりよく調べ納得する部分が多々あり興味深い。かなり突っ込んで分析されている。自分の活動を第三者が研究分析し...
ご案内/Information
2004年 10月 16日 ミュージアムシティプロジェクトの二丈町の現場のすぐ近くに「ふくふくの里」とかいう町が経営する野菜と魚の直販店がある。野菜も魚も安くて新鮮なのでよく買い物にでかけるが、さすがに最近は野菜不足。野菜は少ないがその隣のコスモス畑が今満開です。車でお越しの方はぜひ寄ってみてください。魚が今豊富ですのでクーラーバッグをもってくるといいかも。
2004年 10月 16日 夕暮れどきにいいかんじで海をバックに制作するヘリドノの絵画。海の風景を描くのかと思いきやさにあらず。確かに海の風景だが魚と海の神の絵が描かれるとは。この横で僕も少々スケッチをしました。久しぶりのスケッチで手は動かなかったが気持ちよかった。
福岡・筑前深江での活動
2004年 10月 15日 隙間をみつけてせっせと彫刻をする楠丈(くすたけし) 珍しく藤浩志が発注をうけたヤセ犬彫刻のアルミ鋳造バージョンを楠丈がせっせと制作しています。MCPの作品やらなにやら忙しいなかでの締め切り前の仕上げ磨き作業、これが時間がかかる。しかし労働系の作業は本当に楽しいですね。藤浩志を廃業して楠丈一本で暮らして行きたいなーと思う今日このごろ。楠丈に出張はないもんね。 ところでこの都城のヤセ犬の彫刻...
2004年 10月 14日 今日から福岡でのアートプロジェクト「芸術家の家を作る」がはじまった。(ミュージアム・シティ・プロジェクト参照)何も作品がないというのはさすがにまずいだろうと、とりあえず以前から気になっていた「マネズレ」を出品することにした。とはいっても以前つくったペットボトルのカヌーをプロジェクトサイトから歩いてすぐの海岸に係留しただけ。明日そのスケッチをしにゆく。とりあえず、ペットボトルのリビングをつくる...
2004年 10月 14日 金沢から帰ってきていきなり休むまもなく福岡でのミュージアム・シティ・プロジェクトがはじまることになった。インドネシアの作家ヘリドノが10年ぶりに福岡に来て、再会する。いやー、久しぶり。世界各地の展覧会の連続で肝臓を壊しているとのことで酒が飲めないらしい。展覧会→オープニング→宴会だもんね。今日からプロジェクトがスタートするというのに僕はまだ何もしていない。どうにかしなければ。 今回のプロジ...
2004年 10月 11日 金沢21世紀美術館開館2日目、入場者数、1万6千人とか2万人とか。とりあえず入場制限するほど。体験型の作品は壊れたり故障したり。金沢市民のパワー炸裂!金沢では2年前の美術館のプレイベントでかえっこを開催して以来エコライフ工房、COD,金沢アースディ実行委員会などが数回開催し、かえっこ経験者の子ども達もたくさんいてたのもしい。 キッズスタジオというこどものワークショップ会場ではひたすらカエル...
2004年 10月 10日 金沢21世紀美術館がついにオープン、新聞発表では初日8000人の入館者だったとか。館長情報によると12000人の来場者があったとか。全国各地から、いや、世界各地から美術館関係者が集まってきて、とにかく今の金沢はなんだかすごい。 初日かえっこはまあまあいいかんじの参加人数。
2004年 10月 07日 金沢21世紀美術館のワークショップの準備がはじまった。朝5時に起き、7時台の飛行機で金沢に入り、はりきってかえっこの会場の設営を始めたところで、そこは明日、あさってのレセプションだの記念式典だのの会場になるとか。ヌイグルミやおもちゃまみれの場所でそんな仰々しい式典を行うとは金沢すごい!・・・と思っていたがさにあらず。 実は連絡がお互いいっていなくて、関係者がヌイグルミに目をまわす。結局9日の...
2004年 10月 06日 アメリカと金沢の現場の隙間に久々に楠丈が仕事をしています。都城の新しくできる公園というか遊歩道にやせ犬の彫刻をオーダーされて、隙間を見つけては制作を続けてきましたが、いよいよ大詰め。こちらも結構タイトなスケジュールですが、どうにかめどがつきそうです。都城市役所の方、ご安心ください。で、さらにその制作の隙間で10月末から東京の各所で開催されるsaji&yoji第2弾への楠丈としての出品作品、第...
2004年 10月 05日 本来、11月のはじめにも展示の為に行き、オープニングとかシンポジウムとか招待されていたが、結局今回、ワークショップを行い、向こうの展示のスタッフにドラゴンの組み立て方とかおもちゃの並べ方とか細かい指示を出して展示してもらうことで、勘弁してもらうことになりました。 ところで、この展覧会、[past in reverse]というタイトルで、主に東南アジアの作家を十数名扱った展覧会。日本からは後...
■海外での活動
2004年 10月 04日 今日、といってももう20時間近く前だが、サンディエゴを無事出発し、ロスで乗り換え、関西空港に到着した。サンディエゴ美術館のキュレーターからおみやげだといわれてもらった新聞記事を、今ここで広げてみてびっくり。ローカル版だが一面にかえっこの記事がでかでかと。関連記事まで中に詳しくある。これまでも一面記事になったことは何回かあるが、おそらく1面掲載では一番面積が大きいかも。アメリカの新聞ならでは・...
2004年 10月 04日 メキシコとの国境の街のかえっこ、ワークショップコーナーをサンディエゴ美術館のワークショップ担当スタッフが行ったので、それなりに盛り上がったが、とにかく母親、父親の熱の高さが特徴だったかな?それと、ぬいぐるみが見事に減ったこと。アメリカでもキティ、ポケモンは人気が高い。結局、国境を渡って、メキシコ側の町までいってみた。ひとつのボーダーを越えるとまったく違う風景! 日本にいるとボーダーを意識しな...
2004年 10月 02日 メキシコとの国境の町san ysidro のメキシコ移民のコミュニティ施設「casa Familiar」というところで子ども達と家族を対象にサンディエゴ美術館が主催となってかえっこが開催された。施設の職員も子ども達も、お母さん達も、美術館の職員も皆半信半疑で、「何が起こることやら?」という表情だったが、始まりだすと例によって皆のりのり! 結局86人の子ども達が参加してくれてかなり盛り上がっ...
2004年 10月 02日 サンディエゴの街は人口250万人。福岡が150万人とすればその1.7倍って感じですか?しかも海に面していて、国境に面していて、なんとなく福岡に近い。しかし、なんともうそっぽいぐらい豊かにゆるやかにきれいに作られている。サンディエゴ美術館は街の中心部の広い公園の中にある。動物園と同じエリアにあるので、まあ、上野公園のようなものかな? ふるっぽい感じに作られた公園の中にある。駐車場から美術館にぬ...
2004年 09月 29日 家へのアプローチは車がぎりぎり入るだけの狭い道である。周りが田んぼなので、いつも豊かな気持ちになれる。 この季節になると彼岸花が道の両側を飾ってくれて、なんだかありがたい。いまどき珍しく春には蛍が飛び交い、カニが歩き回り、カエルが跳ね回り、野鳥が飛び交う。たまにはまむしや蛇も登場する。本当にありがたい風景だと思う。 今、アメリカに向かう関西空港のロビーでこれを書き込んでいる。出張...
2004年 09月 28日 ドラゴンのお供として18匹のやせ犬選抜隊が結成され、一緒にアメリカを巡回することになった。こいつらは単にかえっこのテーブルの足として働く。 こいつらにはしっかり帰ってきて欲しい。 このやせ犬達も黒猫ヤマトが丁寧に梱包し、黒猫の絵の描いてあるボックスに収められた。 いってらっしゃい。
2004年 09月 28日 2000年、このスタジオでカツオ君が制作したペットボトルドラゴンがついに2年間のアメリカの巡業に旅に出ることになった。サンディエゴ美術館からはじまり、アメリカ国内の美術館を数箇所巡業することに。かなりよごれてくたびれてきているが、はたして向こうでしっかり働いてくれるのかな? そういえば、北九州で子ども達が中にいれたペットボトルキャップもそのまま。汚れも黴もそのまま。設営大変だろうな~。200...
○デコポリ・ビニプラ系活動
2004年 09月 28日 いやー、まいった。この1年ぐらいずっと持ち歩いているノートパソコンのキーボードが壊れてしまった。どうにも入力できない状態。 そろそろ限界を感じていたので、買い換える時期なのかな? しかし、今までコンピューター関連にいくらつぎ込んだのだろう。これがなかったら、どれほどノートとスケッチブックに向かう生産的な暮らしができたのだろう。 とはいえ、かれこれ15年はコンピューターと付き合っ...
青森ねぶたの終わったあとの廃材を・・.. 8月はじめのほどんど一週...
「描く」の現在進行形 draw+in.. この一週間、ほとんどこ...
人見記念講堂での1300人! 昭和女子大学からレクチャ...
地域活動での土、風、光、水の性質につ.. 数年前、とある地域でのシ...
美術館をつくるという設計の課題 九州大学の建築学科での授...
いわき湯本の三函座 アリオスでのもやもや会議...
創作機械工房 Piccolo S.P.. 富山県の高岡にある創作機...
豊田文化フォーラムでのワークショップ.. 1990年に豊田で開催さ...
サハラ砂漠のSIWAオアシスチュウその2 フジが以前勤めていた開発...
ならまちワンダリングに関わり始めました