大阪歴史博物館10周年事業でのかえっこや展覧会やワークショップや・・・
大阪歴史博物館での10周年事業。
本日は10歳の誕生日!

全館を使ってのかえっこや展示やワークショップ。オリジナル歴博通貨「ゼニモドキ」とカエルポイントの交換とか、歴史博物館のオリジナルグッズの「ゼニモドキ」での販売とか、いろいろ遊んでいただきました。
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# by fuji-studio | 2011-11-03 23:37 | ◎大阪・新世界等での活動
AITで東京事典の収録
東京都文化発信事業プロジェクトのひとつ、東京事典。

a0010575_11483279.jpgその制作を行っているのがAITだが、そこで公開の収録が行われて参加した。

詳しくはこちらで。

なかなか面白いのもあります。

僕は最近気になっている水についての話をしました。
# by fuji-studio | 2011-10-27 23:56 | ■東京での活動
横浜トリエンナーレ会場の一番奥のAAFCafeで震災で中止になっていた中村政人と芹沢高志とのカフェトーク
本当は今年の3月の末に浅草のアサヒビールで行う予定だった中村政人と芹沢さんとのカフェトーク。

a0010575_9214133.jpg震災で中止になり、その後いろいろ活動し…あらためて話をすることになった。

どちらかというと僕が中村政人の活動を僕の視点で聞き出してゆく試み。…というのも美術家としての活動も興味深いが…それと同時に…彼が学生時代から「つくるところ」を作ってきた拠点づくり系活動家としてその才能がとても際立っていると注目しているから。

僕の活動とは1994年以降、いろいろな現場でリンクしているし、僕も影響を受けつつ、いろいろなアーティストに影響を与えている。

中村政人が「アーティストイニシアティブ」にこだわっているところも他のプロジェクトとは違う視点を持ち興味深い。

…確信したことは…活動は全く違う活動として発生し、連鎖することを証明している。

それぞれに「ブラックボックス」のような場をそれぞれが経由しつつ、いろいろな意識が連鎖し、現在の活動に繋がっている。
# by fuji-studio | 2011-10-26 23:04 | ・講座/対話/研究会
東京豊島区雑司が谷でのMiracle Waterとmocomocolabo
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# by fuji-studio | 2011-10-24 23:17 | ■東京での活動
Miracle Water をつくっています。
いままでとは少し違う表現を試みています。

a0010575_802645.jpgそれがMiracle Water

東京の豊島区の雑司が谷のとしまアートステーションを拠点に始めた活動で、これから始まる活動です。

地域で活動が育つためには欠かせない「水」の存在について深めてゆこうとする結構地道な活動です。

たまたま関西で知り合い、東京に越してきたばかりの阿部和璧(あべかへき)君とたまたま東京で再会し、この仕事を一緒に行うことになった。

立ち上げメンバーは日本大学理工学部の佐藤慎也さんの学生二人と阿部君、僕との四人。これが今後どこまで広がるかは乞うご期待。

藤島八十郎をつくるときに作って以来久しぶりにMiracle Waterのブログも作ってみました。
さて、どうなることやら。

今日まで仕込みであしたからボチボチ動きはじめます。
# by fuji-studio | 2011-10-23 09:10 | ■東京での活動
コンクリートの基礎工事が終わりました。
くい打ち工事に接続してコンクリート型枠での基礎工事

a0010575_12385929.jpgいろいろな法律や条例やらでこんなに強固な基礎工事。


a0010575_1214052.jpgこの地下に10メートル以上杭が十数本撃ち込まれている。 


a0010575_12144739.jpg震災にも耐えれれる基準ということなのだろうが、まったく信用できない。

そもそも水辺で絶対安全と思う意識が間違っている。

津波が来たらどうにもならないだろうし、どのような災害があるなんて誰にも想像はできない。


a0010575_12184728.jpg海辺はいっそのこと仮設程度の流れても被害が少ない基準とかの発想の転換が必要ではないかと思うのだが…

この埋めてしまうと何も見えないところですでに900万ぐらいかかっている。

何のための金額なのだろう…。
# by fuji-studio | 2011-10-20 12:10 | ◎福岡・筑前深江での活動
ブログから離れていく自分の時間
a0010575_929182.jpgこの一ヶ月、このブログへの書き込みをまったくしなかった。これは2004年にブログを使い始めて以来はじめてのこと。

自分に向き合うメディアとして10代にクロッキー帳に出会い、20代の前半にコクヨのノートになり…ノートと万年筆というスタイルを続けて20年が過ぎ…2000年ぐらいからウェブ上の掲示板を使うようになり2004年からこのエキサイトブログを利用してきた。

ノートは公開されないものだが、このブログは公開される。最初はそのシステムが新鮮でいろいろな利用法を模索することにはまってゆき、ほぼ毎日のように書き込むことが義務のようになっていた時期もある。

メディアに振り回されないように3年前ぐらいから再びノートとこのブログの使い分けを模索するようになり、もっと手を動かすノートに向き合うようにしつつ、意識的にウェブメディアはルーズに使うように心がけ、自分の動き方に合わせて最低限にレポートするように心がけてきた。

そこに襲い掛かってきたのがフェイスブックとツイッター。

最初はそのシクミを理解するために興味本位で利用し始めたが、多くの人がそうであるように3.11以降ツイッターに侵され、自分に向き合い、自分を記述する時間がまったく失われ、ひたすら情報を収集した。

そもそも、自転車操業の自営業者には休みという時間というのがないので、だいたい自分に向き合う「自分の時間」というのは朝食前や昼食後のわずかの間だったり、移動時間だったり、就寝前の時間だったり、仕事の隙間のわずかな時間しかない。

そこをツイッターに侵され、つぶやく以上に情報をあさり始めた時期があった。それが落ち着いて数か月…おそらく同じような理由だと思うがツイッター利用者がフェイスブックに移動し始めた。

毎日のように届く友達リクエストは結果的にフェイスブックの利用を加速することになりフェイスブックの複雑な構造を徐々に理解するにつけ、ブログの書き込む時間を必然性をまったく奪ってしまうことになりつつある。

どうなるのかな、このブログ…と思いながら、夏休みの宿題がまだ終わっていない小学生のような状態で夏以降の僕自身の動きはここには何もない。

・・・ということで、ここにもぼちぼち報告しますが、今はフェイスブックにいろいろアップしていますのでそちらもよろしくお願いします。

http://www.facebook.com のページで藤浩志で検索してください。
# by fuji-studio | 2011-10-20 09:15 | ・思索雑感/ImageTrash
鹿児島県の蒲生町に青森から龍が来た!
去年の夏にもらいうけた青森ねぶた一台分の廃材。


a0010575_1331324.jpgその針金部分で制作した飛龍。
今年の6月に博多駅で誕生した飛龍がようやく鹿児島まで流れ着き蒲生町に登場した。



a0010575_13322621.jpg 蒲生町は僕の後輩との縁が深いところで、そのおかげで僕自身もいろいろ縁が深くなってきた。

木材部分でできた白龍は地元のアーティストの永里関人の手によって大蛇に変身する予定。


a0010575_13324385.jpg地元の太鼓グループ蒲生太鼓坊主のトラックで福岡から鹿児島まで素材を運搬し、地元の高校生の手伝いも借りながら蒲生交流館の庭に飛龍を再制作。


a0010575_1333362.jpg今回は作品をつりさげるリフトがないので、竹を30本用意してもらい、それを使って飛龍を持ち上げて展示。


a0010575_1334631.jpg青竹と芝生と裏の山がなかなかいい雰囲気。

11月20日まで展示されています。


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# by fuji-studio | 2011-10-16 19:07 | ■鹿児島での活動
大阪歴史博物館にヤセ犬を散歩させたり展示ケースに破片をならべたり。
大阪歴史博物館が開館10周年ということで、美術館にヤセ犬とか夢の鳥とかおもちゃの破片を持ってゆき、会場全体各所に展示してみる。

a0010575_062486.jpgイベントとしては10周年記念日の11月3日に大阪歴史博物館を使ったかえっこを開催するのだが、その時に展示室を巡ってもらう仕掛けになるかという理由で「ヤセ犬の散歩」とか「夢の鳥」等を登場させる。


a0010575_064499.jpgそれと展示室の一角の展示ケースの中を使わせてもらい、おもちゃの破片を並べ、その破片に潜む力と可能性を見せるような展示を行う。


a0010575_065815.jpgショーケースの中という空間はさすがに展示することを目的に作られているのでなんでも様になる。


a0010575_075187.jpg展示は…あれ?いつまでだっけ? とにかく11月3日にはイベントやっています。結構おおきなかえっこになりそうです。


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# by fuji-studio | 2011-10-11 22:26 | ◎大阪・新世界等での活動
氷見のアートプロジェクト、ヒミングでの天馬船レースのイベント
富山県の氷見でのアートプロジェクト、ヒミングのアートセンターが中心となり、市内に流れる川を使って天馬船の手漕ぎレースをおこなったり、シンポジウムを行ったり、お店が出たり…ちょっとしたお祭りでした。

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a0010575_0255111.jpgパーティの飾り付け…さすがにアートセンターだけのことはある。 


a0010575_03340100.jpgとにかく氷見ではブリの刺身が登場する。

これは何物にも替えがたい。
# by fuji-studio | 2011-10-09 23:18 | ■富山・氷見での活動
くい打ち工事がはじまりました。
いよいよくい打ち工事がはじまります。

実質工事の始まり。もうあともどりはできない。

a0010575_14241159.jpg砂地なので結構深く杭を…打ち込む。
エスミコラム工法


a0010575_14245573.jpg機材の運搬費だけで40万 さらに組み立て解体費だけで30万…


a0010575_14253071.jpg材料代は40万なので運搬とか解体とかの費用の方が高い。

さらに施工費が100万弱。高いなー。


a0010575_1426144.jpg作業は1,2日。

なにも見えないだけに…つらい。

砂地で相当苦労して一度重機をパワーアッップしたものに入れ替えていた。
# by fuji-studio | 2011-09-29 23:15 | ◎福岡・筑前深江での活動
北九州でのプレゼンテーション
北九州での活動の為のプレゼンテーション。

a0010575_145126.jpgこの活動のフレームは少し珍しい。アーティストがアイデアや手法、あるいはシクミ・ツールを興味のある人に提供し、主体的に参加する人が作り手、活動の担い手となりなんらかのアーツな活動をしかけてゆくというフレーム。


a0010575_1453159.jpgテーマはart for share

数年前からNPO法人 創を考える会・北九州が毎年企画している「街じゅうアートin北九州」の企画内容をアーティスト主体の活動から市民主体の活動へとシフトさせての企画。


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仕掛けているのは元、北九州市美術館の学芸員の花田伸一。

今はフリーのキュレイターとして北九州をベースに活動しながら今年からこの事務局にも参加している。


a0010575_1461459.jpg「街じゅうアートin北九州」のネーミングは問題があると思うが、花田君のやろうとしていることには共感する部分もあり…むしろこのような地域実験には相当興味がある。


a0010575_1463920.jpgということで、なんだか意味不明のプレゼンしていないようなプレゼンテーションを行った後、北九州の商店街を巡る。


a0010575_146562.jpg北九州では何度も仕事をしたこともあるし、もちろん何度も通っているが…街とがっつり組んだことはない。


a0010575_1472240.jpgそれどころか、北九州という大きな地域以前の地域、門司、小倉、八幡、黒崎、折尾などの街を俯瞰するように廻ったことはなかった。


a0010575_1474383.jpg一日だけのブラウズだったが、やはり北九州は深い。歴史的時間軸の深さではなく、近代においての質量の深さが深い。


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これは大変だ!

しかし…避けて通れないな。


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# by fuji-studio | 2011-09-18 22:07 | ●北九州での活動
えずこと遊ぶ日! 放射能を吹き飛ばせ!
えずこホール全館で行う毎年恒例のイベント、えずこと遊ぶ日が開催された。
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# by fuji-studio | 2011-09-04 00:50 | ■宮城・えずこホールとの活動
明治29年や昭和8年の津波の記憶はいたるところに…
宮城県仙南地域のえずこホールの企画で参加者と一緒に被災地の復興現場で活動している人を訪ね、ディスカッションを重ね、とにかく「カンがえる」活動。

a0010575_1751182.jpg前回は福島県境の海岸部や南三陸、女川を巡ったが、今回は気仙沼と仙台空港の海岸部から塩竈にかけての海岸部を中心に巡る。

途中閖上(ゆりあげ)周辺を巡っていると小さな築山のようなところに一本だけ象徴的に残っている松の木を発見。わずか5-6mの築山だがもともと神社だったらしきところ。その下に落ちているいくつかの鎮魂の石碑に目をとめる。


a0010575_17521810.jpg昭和8年の津波被害を後世に伝えようと当時の被害状況が事細かに記載された石碑。当然昭和初頭の石碑なので全文漢字で読みづらいが、意味は読み取れる。しかしよく見てくるとちゃんと丁寧に当時刻まれた文字の横の隙間に近年だれかによって刻まれた「地震が来たら津波に用心」の文字が。


a0010575_1753072.jpgしっかり先人の警告を受け継ぎ後世に伝えようとした意志も数多く存在したことを…皮肉なことに…津波で壊滅的な被害を受けてなお知ることになる。

山内さんの話を聞いていても思ったことだが、戦前まではまだいろいろな警鐘や知恵は地域に色濃く残っていたのかもしれない。

問題は戦後の復興の在り方だったのだと思う。戦争で受けた忘れたい記憶を忘れてはいけない記憶も一緒に一掃し科学技術を過信し経済発展に浮かれてしまった。

僕はひとつだけずっと気になることがある。

記録や記憶は生き残った強者によってのみ作られてきたし、編集されてきたという事実。

語れない、語りたくない人が多い中で、語ることで乗り越え、努力している人も多いものの、死者や弱者は語れないし語るところにいない…という事実だ。

いろいろなことを考えるうえで常にささやかな吐息を感じとる感受性を失いたくない。
# by fuji-studio | 2011-09-03 23:07 | ■宮城・えずこホールとの活動
えずこホール企画でリアス・アーク美術館の山内さんの話を聞く
宮城県の北端にある気仙沼のリアス・アーク美術館の山内さんを訪ね話をうかがう。

a0010575_12532668.jpgリアス・アーク美術館の山内さんとは僕がまだ鹿児島で活動していた頃、香川県の佐野画廊と通して紹介してもらいメールのやり取りをしたことがある。

その頃から気になっていた美術館だったが、ようやく訪ねることができた。

a0010575_2231384.jpgえずこホールのおかげで彼の長年の活動の一端を聞かせてもらう。

それにしても…数年前に彼が企画した展覧会…

明治29年に気仙沼を襲った津波被害の様子を描いた当時の絵画の展覧会。

当時気仙沼を襲いかかった6mの津波の再現や当時の被害者27000人の死者の紙人形等…気仙沼市民に向けた警告の展覧会…あまりにも凄い。 


a0010575_13104591.jpgおそらくかなりの危機感を抱いていたのだと思う。多くの市民にその現実を知ってもらおうと展覧会を構成したがわずかな来場者しかいなかったのだとか。これを全市民が見て津波の実態をイメージし、それに備える感覚を身につけていたら…


a0010575_13161396.jpg彼の話を聞きいて初めて気仙沼の津波被害の拡大は特に人災によるものが多いことを知る。

入り江の入口に作られていた石油基地。



a0010575_13392619.jpgその重油の基地が津波で押し流され重油が流出し、20もの巨大なタンクが市街地の建造物に襲い掛かりなぎ倒していった。もちろん漁船やタンカーも市街地に押し流され…その流れた先の住宅やビルはことごとく潰されていったという惨状が起こっている。

津波を想定した都市計画…ゾーニングさえしていたらこのような惨状はおこならかった。

山内さんの暮らしていた4階建ての鉄骨のビルも津波による二次被害によって潰され数百メートルも押し流されていたのだとか。

今回の津波被害は地域によって被害状況は全く違う。想定を超えた津波が来ることを想定して…つくられた街と、津波が来る事実を隠蔽され作られた街。

そこで暮らす人の意識は全く違うということを痛感する。

山内さんは展覧会の後、自分の経験をもとに小説を書いたのだとか。それが「砂の城」読んでみよう。
# by fuji-studio | 2011-09-03 01:28 | ■宮城・えずこホールとの活動
サバイバル×リビングという概念の展示
東京の豊洲のららぽーとで毎年恒例になりつつある、防災EXPO

その会場でサバイバル×リビングというテーマで展示を行う。
# by fuji-studio | 2011-09-02 23:52 | ○イザ!カエルキャラバン
神戸大学での3日間の表現ワークショップ論
もう何年目だろう・・・今年もまた神戸大学で表現ワークショップ論。

a0010575_17303449.jpg初日の学生のテンションの低さにはいつも苦労するが…なんだか授業を進めるうちにだんだんと興味を持つ学生も増えて…そうなると面白くなる。

朝8時50分から夕方6時半までの一日5限の3日間連続集中講座。僕も大変だけど学生もしんどいだろうな。もうそろそろ限界かな…。
# by fuji-studio | 2011-09-01 23:28 | ・講座/対話/研究会
いわき復興モヤモヤ会議の2回目はアリオスで開催
いわきのアリオスは公共空間がようやく一部オープン。全体の再開はもうすぐだとか。

ということで、以前アリオスplants!で利用していた空間を使ってのモヤモヤ会議。ぼくのプレゼンテーションが長くて申し訳ございませんでした。

今回は新しく「いいネ!シール」も登場し、シクミは更新されていゆくのが興味深い。ワールドカフェ形式のディスカッションも前回よりもじっくり話せた感じがした。

いくつか面白い展開になってきたが、はて、ここからさらにどう展開するのかこうご期待。

それにしてもいわきのモヤモヤ、もう笑いで飛ばすしかないような状況・・・何かがつんとした笑いのようなブッ飛ばしが欲しいような気がつのってきました。
# by fuji-studio | 2011-08-27 23:12 | ■福島・いわきでの活動
ようやく地鎮祭。
a0010575_15404745.jpg筑前深江海岸の海の家スタジオ

ようやく地鎮祭までこぎつけました。

しかし建築費用はいまだに足りない…お金がない。

来月着工の予定です。
# by fuji-studio | 2011-08-22 23:38 | ◎福岡・筑前深江での活動
eco japan cupの募集しています。応募してね。
a0010575_1811235.jpgこの数年毎年アート部門で審査しています。

でもなかなか作品が集まらなくて審査に刺激がない。

是非100万円狙って面白い活動を応募してください。

よろしく。
# by fuji-studio | 2011-08-21 18:11 | ご案内/Information
山梨県北杜市での「かえるの森へ」をかんがえる合宿
山梨県の北杜市で「かえるの森」をかんがえる3泊4日の合宿が終了しました。 
参加された方、お疲れ様でした。妄想でしかなかった「かえるの森」がなんだか少しだけ近づいたような気が…
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# by fuji-studio | 2011-08-07 23:45 | ■山梨での活動
マル秘、かえる作戦
富山県氷見 ヒミングで展開、レポート準備中。

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# by fuji-studio | 2011-08-02 09:44 | ■富山・氷見での活動
前橋でのアートスクール開講しました。
群馬県前橋でのアートスクールで3日間の集中講座を行う。前橋の美術館準備室が企画するプレイベント。

a0010575_931679.jpg前橋市の中心市街地の元デパートの建物をリノベーションしてつくる美術館ということで…個人的にはとても興味深い現場。


a0010575_954647.jpg新しく作られようとしている美術館というシクミが、疎遠化しつつある中心市街地にどのような新しい関係を作り出し、地域住民に深い縁と期待を作り出すことができるのか…という実験。


a0010575_96496.jpg日本の人口が減少に転じ、経済成長が期待できなくなってきているこれからの時代に、過去の遺産ともいうべき中心市街地に残された大型商業施設という器に何ができるか!…つまり…どれほどの活動を誘発するシステムをインストールできるか!…ということ。 


a0010575_91334.jpgそれは施設の跡地利用としての問題であるが、施設内の問題としてあるのではなく、その街の中心…心臓のようなところに今の時代の、あるいはこれからの時代のどのような血流を作り出せるかの問題であると捉えている。


a0010575_962452.jpg少なくとも前橋やその周辺の住民にとって期待という魅力を作り出す為にも、これからできつつあるものがあらゆる周辺の環境に対して開かれるべきだとも思っているし、魅力を放つ可能性のある人、場、シクミ、素材と多く関係を持つといい。


a0010575_965741.jpgそことどのように繋がるか・・・そのひとつの手法として今回のアートスクール。


a0010575_973264.jpg実はアートスクールはアートを教えるところではなく、これからの魅力ある活動に興味と関心を抱いている様々な存在と連結するためのシクミなのかもしれない。


a0010575_97553.jpgそのように考えると全国各地の芸術系、あるいは研究系の大学はかなり可能性がある。

現実はそうではない空気の漂うところも多いんだろうな…。


a0010575_981772.jpgとにかくこれから前橋での活動には欠かせない興味深い大切な人達と出会い、みんなで興味深い場所を巡り、興味深いシクミや場所や素材や手法についてのアイデアを話し合う。


a0010575_984081.jpg前橋の中心市街地にはいじりどころがたくさんあり、とても刺激的だった。

参加者と話をしているといろいろな活動のイメージが広がってくる。


a0010575_98588.jpg僕とほぼ同年代の肌年齢を持つ建造物や看板がそのまま放置されていて、心苦しくもあり、よく生き残ったものだと褒めたたえたくもなる。

はっきり言って、いじりたいところだらけ。


a0010575_992923.jpg秋にもう一度後半のアートスクールの集中講座を行いなんらかの実験を街に対してアプローチし、そこからの連鎖をもくろむ。


a0010575_99532.jpgそして、僕自身の活動のイメージを抽出するプロセスでもある。


a0010575_910137.jpg10年前の金沢21世紀美術館のプレオープンの時はシクミを作ることだけに興味があり、形をつくることをしようとしなかった。


a0010575_9103796.jpgしかし、その後、シクミの両輪としての拠点づくりの実践を繰り返し、あるいは工房などのデモンストレーション等の経験を経て、もっと次の段階の形を求めている自分がいる。

a0010575_9105643.jpg美術というフレームに警戒する思春期は随分昔に越えてしまったからこそ、形にこだわれるようになったのかもしれないなぁ。

とにかく前橋の現場…美術館との仕事として…いい仕事がしたい。
# by fuji-studio | 2011-07-23 09:17 | ・講座/対話/研究会
前橋でのナカダイとの出会い。
前橋の美術館準備室との対話がきっかけとなって、ナカダイと出会ってしまう。

a0010575_8543197.jpg先日前橋に来た時になんらかの地域素材を探してほしいとお願いしたところ、ナカダイという企業が画期的な活動をしていると聞いてサイトで調べるうちにかなり興味を持った。

ナカダイは前橋に拠点を持つ廃棄物の中間処理業者


a0010575_8551845.jpgナカダイプロジェクトということを始めている。素晴らしい。

そして、いよいよその分別と処理の現場…工場を見学させてもらった。

おそらく僕の属性として…素材好きなのと加工技術好き。…そして分別フェチ。

素材を集めて、分別し、加工して処理しつつ…

通常の処理業者ならそこまでだろうが、その間に新しいルートを作ろうとしている。

しかもそのすべてを、許認可を受けて資格を持ち、企業としてやっているところがすごい。しかもそのような廃棄物から発生する素材に対しての社員の意識をしっかり高めようとしている。

素人の僕とは全く違うなぁ。
いろいろ学ぶところが多すぎる。

・・・・どこまで紹介していいのだろう・・・?
# by fuji-studio | 2011-07-22 23:21 | ■群馬での活動
雑司が谷の街歩きと法明寺で住職の話
東京都豊島区の雑司が谷。 その周辺での活動をはじめるにあたって、とりあえず雑司が谷の中心にある法明寺を訪ね、ご住職の話を伺う。

a0010575_14292329.jpg東京のど真ん中で、山の手線の内側にありながら、全く別の空気の流れる雑司が谷について知るには、まずはこのお寺から…とのことで、アポイントをとって話を伺う。

a0010575_14302096.jpgそれにしても、この地域は昔ながらの路地が残っていて、緑が豊かで、漂う空気が違う。

確かに…雑司が谷霊園も相当な規模で広がっていて、眠っている人の数も相当多いからなぁ。

a0010575_14304160.jpgこの地域の成り立ちのキーとなるのは毎年10月半ばに開催される御会式(おえしき)によるものなのだとか。

僕にとって御会式って聞きなれない言葉だったが、実は各宗派をはじめた創始者、開祖の命日の法要の祭り。


a0010575_1431886.jpg日蓮宗の開祖の日蓮さんの命日が10月13日とかで、それにあわせて各地で御会式とよばれる法要の祭りがおこなわれ、その流れでかなり大きな御会式の万灯行列が10月の18日、池袋の駅周辺からここ雑司が谷のあたりまで行われるのだとか。

a0010575_14312562.jpg戦後途絶えてしまった御会式の為の講(団体のようなもの?)が雑司が谷では自主的につくられていったとかで、そのような宗教的祭祀が地域の中に浸透し、地域の人のつながりをつくるインフラとして確立されて浸透しているあたりが、ほかの地域とはまったく違う空気感を醸し出している要因であるとのお話。

a0010575_14323676.jpgそのあたりの講のシクミにも興味を持ったが、個人的にはこの万灯のまとい(纏)がヒットした。

a0010575_143263.jpg山車でもなく、飾りでもなく、灯篭を持って歩くこの万灯の纏の飾りが何とも言えず・・・ついつい、家に大量に蓄積されつつある素材…ぬいぐるみ素材やプラスチック破片の素材類での飾りができないものかと考えてしまった。

a0010575_14331250.jpgさて、ところで、この地域は歩いていると相当な緑が個性的に溢れていて興味深いが、区画整理によって目立つフェンスで囲まれた空き地も多いことに気づく。 

a0010575_14334632.jpg地域の風景は大きな計画によって変化してゆくが、結局はそこで暮らす人の生活の振る舞い方が具体的な風景を醸し出す。

a0010575_14341194.jpgそのあたりの人の営みに注目したような地域の魅力をちゃんと表現してゆけないものか。

a0010575_14343553.jpgこの地域を読み込みつつ、この地域の面白さや魅力を滲み出すようなしくみと生活浸透型の活動のスナップ。

そのようなアートステーションなのかな…と思っているところに…偶然、最近友人がセンター長になった柏の葉のデザインセンターのパンフレットを手にしてしまう。

a0010575_14495543.jpgアーバンデザインセンターUDC…か。
運営者の中に知り合いの名前を数名見つけ、不思議な縁を感じるうちに…ついつい、雑司が谷の頭文字、Zを並べて落書きしてしまった。

UDCZzzzz…

a0010575_1603653.jpgなるほど。官学連携…か。雑司が谷バージョンが大学と行政と企業との連携…か。ここ雑司が谷だと…日本大学の佐藤慎也さんのゼミ生とのプロジェクトでもあるし、地域には学習院大学と東京音楽大学があるし、近くには早稲田や日本女子大、法政、東大…いろいろあるな。

行政としては豊島区と東京都のプロジェクトだし…、あとは民…ここは講があるからなんだかおもしろいことになりそう。

と、いうことで、仮称…Urban Design & Art Station Zzzzz

…とか。
# by fuji-studio | 2011-07-21 23:10 | ■東京での活動
アジア美術館のアジビホールでフォーラム
福岡市の将来のビジョンをつくる為のフォーラムがあり、「クリエイティブ」がテーマのセッションだとかで参加する。
a0010575_23232444.jpg美術システムの人ではなくコマーシャルとかメディア系のアートディレクターとかプロデューサーとかで、普段あまり仕事をしない人とのセッションだったので思いのほか刺激的で面白かった。

実は福岡の広告系のクリエイターがその業界で優秀だということは知らなかった。…というか接点がない。街であまり遊ばないし、テレビのアンテナが家にはないし、そもそも福岡に滞在している時間がない。


a0010575_23241162.jpg福岡にいてもインターネットラジオでどこかの地域のFM聞いているかR&Bとかジャズとか聞いているだけだし…福岡のメディアとの接点がない。

ライブにも行かないし演劇やコンサートを観にゆくわけでもないし、まちで飲むこともなくなった。

福岡出身の伊藤総研さんの活動も魅力的だったし、電通九州の伊藤さんの仕事も面白かった。で、福岡を拠点に活動する江口カンさんの仕事には相当魅かれた。

なるほど、広告というフォーマットだからできる仕事なのかもしれないが、それにしても感性をくすぐる。

久しぶりに福岡で活動している広告系の人に出会ったなぁ。

もっと福岡で仕事がしたいなぁ。

でも当分仕事なさそうだなぁ。
# by fuji-studio | 2011-07-16 23:04 | ■福岡での活動
イイテラス4階のイイスペイス・ロビイできました。
2階のロビイ跡の部屋の整備、思った以上に時間がかかった。

数年前まで借りていたパスタ屋さんが改築し汚くしていた壁の塗装や床のカーペットをはがした後のボンドの除去に手間取ってしまい、完全に2日以上予定外の作業。

a0010575_22535879.jpgとにかく荷物を運びだした2階の部屋をつぎの工事が入れる状態まで整備して、引っ越し先のイイテラス4階の新しいイイスペイス・ロビイへの飾り付け。

鹿児島大学の学生が本と本棚や机や椅子を運び込んでくれていたので、どうにか一応形になりました。


a0010575_22543947.jpg日常はロビイとしてオープンし、ミーティングや教室として貸し出しする部屋になります。どうぞご利用ください。こちらのほうが明るくて手ごろな大きさです。

…僕も何かに使いたいな。何か鹿児島でプロジェクトはじめたいな…と思いつつも…

なかなか動き出せない。それはそうだ。マネジメントが不在だから。


a0010575_2255244.jpg空間はあってもシステムを動かし、マネジメントできる人がいなければ結局動かない。

かろうじて貸し部屋や貸会場としての機能は動いていて、利用頻度は上がっているが…ここからさらに活かしてゆくにはマネジメントが必要。


a0010575_2256158.jpgそれって、どの街のどの空間も同じことで、結局マネジメントする人が不在ということ。

福岡の自宅にせよ、スタジオにせよ、マネジメントする人が関わるかどうかで活きるかどうかがかわる。

しかし、マネジメントという仕事はあまりにも多様なのでとらえがたい。

とにかくどのような方向性でもいいので「活かす」「つかう」ということを発動させ、持続させなければならない。

だれか鹿児島や福岡で一緒に活動つくる人いませんかね。

空間ばかりはたくさんあるのですが…

あるいは…この空間借りる人がいれば…家賃は月に19万程度…

一時利用は一日9000円程度。午後だと4000円とか。

ああ、時間と値段の入った利用案内の印刷物を作らなければ…
# by fuji-studio | 2011-07-15 22:31 | ○イイスペイス@イイテラス
鹿児島イイテラスの2階のロビイを4階に引っ越し。
この3日間、鹿児島のイイテラスに去年の春に制作したロビイ(一般的にはロビー)。

a0010575_983768.jpgホテルにロビイがあるように、雑居ビルにもロビイがあってもいいのではないかと考え…実は単純に桜島に置きっぱなしになっていた管巻三十郎文庫を移動しなければならなくなったので一時的な置き場として都合上ロビイを作った。


a0010575_994510.jpgだれも借り手がない空き部屋をそのままではもったいないという気持ちもあったのでロビイとして公開する実験を行ったが、ようやく借りてくれるお客さんが見つかった。よかった。


a0010575_9101956.jpgそのロビイが移動するということは…つまり…一万冊近い本を移動しなけばならないということ。

さすがに一人では無理だし、根本君を通して鹿児島大学の建築学科の学生の手伝いをお願いする。
a0010575_911423.jpg

おかげで無事、イイテラス4階に管巻三十郎文庫が移動する。

しかし、桜島の廃墟となったホテルの中にあった宴会用のテーブルの本棚、3回目の引っ越しでさすがに重量にきしみ、悲鳴を上げているよう。ああ、足の下に板を敷きこめばよかった。崩れたらそうしよう。


a0010575_9115918.jpg桜島からもう4年か。あの頃のアーティストや関係者、皆成長したな。

そういば、この連鎖から藤島八十郎は誕生したんだな。

さてこちら4階の空き部屋、2階よりはるかに眺めがよくて気持ちのいい空間。

こちらも教室や会議などで使えるように一般利用ができるようにします。

普段はロビイ、休憩所です。しかしなんでここ借りてくれないのかな?
こんなにいい空間なのに。
# by fuji-studio | 2011-07-13 23:12 | ○イイスペイス@イイテラス
旭硝子のAGCスタジオでガラスについてのディスカッション
ガラスメーカーの大手、旭硝子のAGC。そこが去年京橋にガラスのショールームとプロジェクトギャラリーを作り、いろいろな試みを行っている。
a0010575_9465293.jpg企業がこのように地域との、あるいは市民との縁側のような接点をつくることは大いに大賛成。

しかも10年も更新されないような決まりきった展示空間ではなく、常に時代の感性に対応して動こうとしている態度を見せていることそのものが重要だと思う。

しかし、多くの企業の展示会場や博物館、ショールームは多額の予算をかけて作りこんでいるがゆえに10年たつと10年前の古臭い技術をさらしてしまうような作り方をしてしまって、更新できずに情けない姿をさらしてしまっていることも多々ある。

自社の商品の開発の速度に対応した更新性と何かを作りだそうとし、動いている態度を醸し出すことが重要なのだと思う。

そういう意味ではさっそくガラスと震災、あるいは防災について考えるディスカッションを行っているAGCは期待できる。

話の内容は紆余曲折、なかなか深層にたどり着けない感じはあったが、個人的に興味を持ったのは僕の大好きなコレールという食器が旭硝子の関連の会社の商品だったこと。それとガラスというのが腐らない…専門的にはわからないが、相当強い変化しにくい組成でできているということ。

いつもそうであるが、このようなディスカッションを行ったあと、しばらくは、話が終わってからいろいろなイメージや妄想が湧き出てくる。

耐性が強いということはもしかしたら土や植物に対しての腐食の耐性も強いのではないかということに気づいた。

そこで妄想したのは透明で薄型のプランターのような機能が組み込まれたガラス板。

スリット状の半ペアガラスのようなストライプの薄型プランター型板ガラス。水栽培に向いているとか。

オフィスの外側で緑化するという発想ではなく、オフィスビルの内側のガラス面で植物を育てるという発想はどうだろうか?

朝夕、社員は窓ガラスの畑に水をやるところから仕事が始まる。・・・とか。
このイメージで高層ビルの緑化と省エネ問題に相当寄与する?

それとも、もうこのような商品はあった?
# by fuji-studio | 2011-07-09 23:24 | ・講座/対話/研究会
えずこホールの企画「カンがえる。」の2日間。
宮城県、えずこホールの企画で開催された「カンがえる」の2日間。

a0010575_12195964.jpg被災地で活動している知り合いの現場を訪ね、いろいろ話を聞き、夜にディスカッションを重ねるという2日間のワークショップ。

最初は宮城県の県境を超え福島の新地の避難所で活動している北沢潤君のところを訪ねる。


a0010575_1221845.jpg北澤君はこの数か月、ボランティアで現場の支援をしながら避難所でマイタウンマーケットという活動の準備をジワーっと展開

仮設の避難所の集会所が工房のようなところになっていて、企業から提供をうけた素材で市場ようのマットを制作していた。がんばるな。


a0010575_1222821.jpgそこから北上し、山元町の山下中学校へ。一部はいまだに避難所になっているが、中学生が普通に授業をうけている。その校長の渡辺校長がとても魅力的な人で、避難所として学校を開放し、大家さんとして振る舞い、自主的な避難所の自治組織(シクミづくり)を促していた時の話を伺う。

基本的に毎日部屋ごとの連絡係の人とのミーティングを欠かさずおこない、必要なものやシクミを自主的につくってゆく自治組織へと導いたのだとか。


a0010575_12225391.jpg食糧不足、不公平、不衛生、精神的苦痛が多いといわれる避難所生活も多い中、この山下中学校での避難生活は機知をはたらかせ協力し合い、比較的安全で快適な工夫がなされていったのだとか。

学校が避難所として機能するためのハードや物資の問題だけでなく、システムの在り方がどうあるべきなのかを考えるうえでとても重要な話。

いろいろな人のつながりの為に、四葉のストラップや卵の置物などのおみやげもみんなで作っていたりして、とても前向き。

それにしてもこの山下中学校ってそもそも空間がいい。天然の木材が使われ廊下がやたらと広く面白い空間がある。数年前に改築してできたらしいが、建築の空間がもたらす明るさとか解放感とか、安心感がある。当たり前の話だが、建築的なデザインも実は防災施設への転換を考えた時にとても重要だということを確認する。


a0010575_12231637.jpgそこからさらに沿岸部を北上し亘理町のコミュニティレストラン「いちごっこ」へ。

震災後いろいろなボランティアやサポートの形を模索し続けている代表の馬場さんの話を伺う。

被災地で困っている人にいろいろな角度からいろいろな活動を、まさに模索し動き続けているエネルギー。

そういえば、沿岸部のあちこちビニールハウスだったものの残骸のようなものをたくさん見かけたがこのあたり亘理はいちごが有名なのだとか。豊島もいちご。福岡の僕の暮らす地域もいちご。いちご繋がりだな。


a0010575_12235760.jpg夕方になってえずこホールに戻り、ディスカッション。

昼のツアーには参加できなかった参加者や、仙台の村上タカシさんや塩釜の島でワークショップを行っていたという日比野さんチームも合流し、とにかく意見を出し合う。

やはり特に不安なのは放射能。ゼロからの復興ができればまだいい…という感覚。放射能汚染が止まらない限り、ゼロの地点にも立てない。そのもやもやが大きい。


a0010575_12243112.jpg2日目は仙台、塩釜と過ぎて南三陸町の現場へ。さらにその裏側の歌津から入りぬける小さな湾へ。

ここでカキの養殖を行っていた高橋さんに話を伺う。

6mの津波は来るといわれてきた地域だけに、その心づもりはあったが、まさかのその倍以上の高さまで津波が襲い、すべてを持っていったのだとか。


a0010575_1224531.jpgしかし、いち早く、「海を捨てない」ことを決め、自分の敷地に自分自身で仮設住宅を建て、数年はそこで暮らす覚悟をして生活再建を試みている。

しかし、この湾、津波があったとは思えないほどきれいな海。実は海底は津波以前よりもきれいになったのだとか。

数百年蓄積された海底のヘドロを津波が全部掃除してくれて、アワビとかウニとか…とてもいい状態で育っているのだとか。大きな希望。


a0010575_12251468.jpg人間の視線で見たら甚大な被害をもたらす津波だが、地球サイクルで考えると当たり前の大掃除なのかもしれない。

その意味で海の復興も希望は見えるが、やはり問題は唯一…放射能汚染。

これだけはどうにもならない。本当に放射能汚染のない世界の素晴らしさをあらためて感じる。


a0010575_12254593.jpgさらに北上し、女川の復興の拠点となっている病院へ。えずこホールを拠点として屋台プロジェクトを行っている海子さんの関係者が協議会のメンバーとコミュニティづくりの拠点をつくろうとしているという話で、その現場を訪ね、女川の現状について話を伺う。

この地域の人のエネルギーはとびきりで誇り高く本当に頼もしい。分断された地域住民に向けたコミュニティづくりなど、やはりこの地域の記憶を新しい形でどうにか再構築する必要があるとの話が心に残る。


a0010575_12261698.jpgこの地域にはもともと獅子舞が部落ごとに残っていたり、神楽があったなどの話を伺い、その再興などでこれまでえずこが培ってきた関係や手法、ノウハウが生かせるのではないかなどの話も出てきた。

あるいは音の風景を再構成したり、町の人の散歩道をヒヤリングして、何らかの形で失ってしまった生活の風景をたどることのできる散歩マップなどの制作ができないかなどのアイデアもにじみ出てきた。


a0010575_12263589.jpg僕は…できるなら狂言舞台でも立ち上げ、「ほおしやのう、こわいこわい。」と歌いながら舞ってみたいと思ったり…

とにかく現場で強く動いている人の話は宝物のようなイメージの宝庫。

ああ、放射能さえマイナスに向かってくれれば… それにしても…文化交流拠点のホールが地域住民といろいろな復興の現場を巡りいろいろ語り合いイメージを共有するというこの手法、相当意味深いです。

もっと、続けたいな。このワークショップ。
# by fuji-studio | 2011-06-29 23:43 | ■宮城・えずこホールとの活動