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2004年ぐらいから使っているブログサイト、特に2006年から2010年のプロジェクトについてはかなりまめに記述していました。それはプロジェクトごとにページ下のカテゴリーごとに収められています。
2012年 06月 03日 つくる時間を楽しむ。つくっている時間が楽しい。つくっている時、何かの作業に没頭している時間がとてもいい。当たり前の話だが、完成してしまうとその楽しい時間はその余韻を残して終わってしまう。 つくる時間は何かを期待する時間だと思う。少なくとも何かができるという希望に向かっている時間である。 希望が持てない時間にいるとすれば、とりあえず、なんでもいいから作業に没頭してみるのがいいと思う...
・思索雑感/ImageTrash
2012年 06月 03日 アサヒアートフェスティバルが10年経過し、その10年をまとめようということで、かれこれ1年前ぐらいからぼちぼち動き始めている。去年は10周年の本をどのようにつくるかという編集をスクール形式でおこなったが、その流れで、アーカイブはウェブ上で行ったほうがいいという話と、ちゃんとつかえるようなアーカイブや本の話を重ねてきた。 で、今年はウェブでのデジタルアーカイブについて専門家を招いて勉強会...
■福島・いわきでの活動
2012年 06月 02日 数年前、とある地域でのシンポジウム会場で「土の人」と「風の人」の話題になり、違和感を持ちながら聞いたことがある。いろいろな地域で活動を行おうとすると、外から来る人に対して「どうせすぐいなくなるのだから何も期待していない」と拒絶する態度と出会うこともある。その会場では地元の人を「土の人」と呼び、外から来たアーティストを「風の人」と呼んでいたのだけれど…。確かにそういう面もあるが、そう単純なもの...
2012年 06月 01日 イイ家族とか、イイ作品とか、いい地域というときのイイという価値について、基本的に子どもの頃から周辺とぶつかってきた。ぶつかるかゆえに考えざるを得ないことも多かった。 僕は即答できるタイプではないので、多くの場合その場では答えられずに、黙ってしまい、その分じわっと抱え込み、かなり時間がたって自分でも忘れた頃、ふと自分なりの考えを思いついてしまう。その時には周辺の話題や関心は他に移っていて...
2012年 06月 01日 アサヒアートフェスティバル(AAF)がかれこれ10年になるねと話をしはじめたのがもう2年近く前。 そこからなんだか単なる10周年の記録本とかつくっても面白くないよなぁと思い、ついついメーリングリストに投げかけた文章から10年本をつくるプロセスがAAFスクールという形になってはじまってしまった。それが去年。 いろいろ書籍とウェブの役割について日ごろから考えていることを編集者の影山君...
2012年 05月 22日 ますますこのブログから離れてきた。 2004年からはじめたこのブログが僕の中で旬の時期が終わったのかもしれないが、なんとなく、2014年までは…10年は続けてみようと思う。 しかし、このブログで当初そうとういろいろな思いを言葉にしてきたし、いろいろな現場をプロセスのままレポートしてきた。 震災以降ツイッターの利用が加速し、その後facebookの利用がさらに加速し、今はほとんどf...
・講座/対話/研究会
2012年 05月 06日 とにかく慣れないことはするべきだ。 そもそも慣れないことだらけの中で人生は始まっていたし、慣れない状態から自分がなじんでくるときの振る舞いの奥底に自分自身の大切な部分が垣間見れするような気がしてビビッドだ。 しかしどうしても時間が経つと慣れてしまうし、慣れてしまうということはなんだか「わかったような気になってしまう。」のでそれが気に入らない。 本当は何も知らないしわかってい...
2012年 04月 11日 なんだかんだと慣れない生活をしているうちに10日が過ぎた。 3月末に十和田に入ってその日から新規採用の面接だとか引継ぎだとか、とにかく美術館という器の運営に立ち会って、それを平穏に動かすことを見つめながら右往左往しているうちに休みもなく10日が過ぎた。 久しぶりに休みたいと思ったが、実は家の中の荷物はそのまま、しかもいろいろな個人の仕事が山積みで自分の時間は混沌状態。 特別...
■青森&十和田での活動
2012年 04月 02日 青森の十和田市は人口6万5千人の町。 そこに4年前に開館したのが十和田市現代美術館。 創造的地域に繋がってゆくためにつくられたアートセンター。 おそらくそこに必要なOSを探ることが必要なのだと思う。 これまで鹿児島や福岡を拠点にいろいろな地域を巡りながら風の人としてふるまってきましたが、昨日の4月1日よりとりあえず1年、面白くなりそうならば3年間、十和田という地域に向...
2012年 03月 29日 豊島区で去年の10月に突然たちあげたMiracle Waterという概念。 その概念のネーミングを活動チームの名前として活動をはじめ、その活動のひとつとして雑司が谷の駅の中にある としまアートステーションZの一部に「モコモコラボ」というぬいぐるみ素材を自由に扱える自由工房をオープンしていた。 今回僕が十和田にゆき、実質的にあまり活動に参加できないのと、アートステーションの性格から...
2012年 03月 24日 宮城県のえずこホールで東京都文化発信事業が宮城県内で行ってきた文化事業による被災地支援事業の報告会とパネルディスカッションが開催され、かなり興味深い話が飛び交った。 なかでも最大のキーワードはソフトクリーム。 女川で活動する岡さんの登場し、ソフトクリームの話を熱弁。 いやー、ソフトクリーム、昔から力はあると思っていたが、・・・なるほど。 しくみや場にはツールが必要という話...
■宮城・えずこホールとの活動
2012年 03月 20日 福岡の西の端っこの海水浴場、筑前深江海水浴場。そこの海の家の土地にずいぶん前から計画し、ようやくできた(?)海の家スタジオ。あまりにもシンプルな図面だが、建築コストを削ってゆくのに3年近くかかる。工事もなぜだか9月から半年間かかり・・・ようやく引き渡し。実質工事してたの2か月半ぐらいかな・・・・。引き渡されたものの、まだ内壁はなく、トイレの壁もなく排水パイプがひとつ床から飛び出している状態。...
福岡・筑前深江での活動
2012年 03月 19日 高知県立美術館でまちづかいのレクチャー。福岡から高知に向かう飛行機トラブルで大変な目にあって、結局愛媛県の松山空港まで飛び、そこからレンタカーで2時間半とばして美術館への到着はレクチャー開始の10分前。 JALの言うとおりに一旦羽田まで飛んで高知へ向かう便におとなしく乗っていたら、レクチャーーに一時間45分遅れる予定だった・・・。 事前にどのような参加者かなどの確認をしなかったので、話の焦点...
2012年 03月 11日 3・11をどのように過ごしたのか・・・という自分自身の行動や思い、ありようを客観視することで、なんだかその人の本質的な部分が理解できたり、そのひとの置かれている状況がわかるような気がする。 僕自身は東京のアーツ千代田3331で行われてる震災復興関係の展示の仕込みに悩みつつ、案のじょうモヤモヤしつつ、モヤモヤはなんだか次の「イメージの種になる!」などと言い訳をつけながら、「モヤモヤ会議」...
2012年 03月 09日 「地域とアート」という言葉がどのような時期からどのような関係の中で語られてきたのかもう忘れてしまった・・・ということはそれをアーカイブする時期が来ている・・のだと思う。 というか、インターネット利用が日常化し、ビジュアルサイトや動画サイトを直ちに手元で検索する生活が定着し、ウェブ上に存在することだけが存在するようになってきた現実を考えると、地域とアートの重層的な過去の試みもちゃんとアー...
■東京での活動
2012年 03月 03日 鹿児島市荒田(あらた)という地域の鹿児島交通局電停前という路面電車の停留所の目の前が僕の生まれ育ったところ。昔は川沿いの荒れた田んぼだったんだと思う。1950年代後半にそこに建てられたコンクリート2階建ての住宅で生まれ育ったが、そこを改修してイイスペイスという手作りのカフェを経営していたのが1989年から1996年の7年間。もう四半世紀も前の話・・・ 1993年の鹿児島の水害の都市整備の問題...
○イイスペイス@イイテラス
2012年 02月 27日 舞鶴は学生時代になんどか車で通過したことがあるまち。そこを拠点に活動しているのがまいづるRB 数年前からアサヒアートフェスティバルの関係で活動については耳にしてきたし、なぜだか、日比野さんとか小山田君とか山田創平さんとか周辺の人がたくさんかかわっていて興味をもっていた。 そこで地元の人に向けての「つなぐこと」がテーマのレクチャーシリーズがあり、2時間という短い時間だけどそれなりに...
2012年 02月 27日 京都府の主催での京都文化ベンチャーコンペティションの最終審査会と表彰式が開催される。 なかなかの力作、面白いアイデア、可能性がいっぱい。
2012年 02月 24日 北九州のスペースワールドの横にあるイノベーションギャラリーで北九州の建築系の学生の団体、tonicaが企画する合同好評会で学生との対話を楽しむ。 一緒に講評した建築家の質が高く面白く、それぞれの現場をとても楽しめた。 学生がいろいろと食いついてくるのが印象的。 いいなぁ。経験値が少ないだけにそれに反比例して可能性はたくさんある。 かれらの今後20年間で培う意識がその...
2012年 02月 19日 長野県の茅野市の茅野の駅前にある茅野市民館茅野駅に直結している図書館とホールと美術館等の複合施設だが、その公共部分…つまり、普段は使われていないホールやギャラリー以外のところを使って参加者が各自活動を行うというワークショップを開催する。茅野市は地理的条件から氷点下になる日数が多い地域ということで、寒天の里として有名だとかで…この建築物も寒天を相当意識してデザインされている…のかな?とにかく空...
・その他、様々な地域での活動
2012年 02月 09日 僕がまだ京都の大学の学生だった頃、千葉県の我孫子にスクオッターズハウスギャラリーというアーティストが運営するギャラリーがあって、そこの企画で行った我孫子市内の数か所で行った展覧会「残暑見舞」 この時僕が行ったのは 「ナマズの群像建設未定地」という何かをつくるふりをするという活動だった…という話は随分前にこのブログでも紹介したことがある。その時に一緒になった作家が今回のレクチャーの仕掛け...
2012年 02月 05日 北本市での日本文化デザインフォーラムの開催はかれこれ3年目…かな。雑木林での取り組みもじわじわと広がってきている。(全体の活動が見れるサイトはどこ?)僕の北本との関わりはさらにその前からで、ここでもまずはじめにディスカッションの為のキャンプを企画した。そこに関わった多くのアーティストや市民活動のグループとの関わりが、今の北本の活動へと変化しながら繋がり続けている。その裏側には多くの葛藤や悩み...
埼玉・北本ビタミン
2012年 02月 04日 埼玉県の北本市の雑木林に魅かれて北本氏にやってきた架空のB級動物彫刻家クスタケシ。彼が雑木林に隣接する一軒家の納屋に間伐材を使って動物をつくる工房を作ったとの設定で彫刻をする。雑木林に落ちていた間伐材を利用して、いかにもつくりそうな動物を数点制作する。そのプロセスの結果…納屋には、木彫の為の道具や材料がそろってゆくことになる。それを収めるところを…やはり間伐材の枝で作りたくなる。それがなんと...
2012年 01月 29日 4回連続のAAF学校。前回は2日連続だったが今回は一日のみで最終回。会場はなじみ深いアーツ千代田3331。 デザイナーで仕事研究家の「自分の仕事をつくる」の本で有名な西村佳哲さんをゲスト講師に招いてのインタビューから出版までの流れを事細かに編集者の影山さんが質問する形で進む。 アサヒアートフェスティバル(AAF)は全国各地で行われているアートプロジェクトのネットワークで、それぞれ...
2012年 01月 21日 えずこホールからすれば「藤浩志とカンがえる」だが、僕からすると「えずこホールとカンがえる」となるのかな。 結局だれとその状況に対峙するかでその状況の意味も変わるし、価値も変わる。 誰と語るのかによって今回の災害後の状況も意味も変わる。 だから…やっぱり多く語らなければならないし、もっともっと深く語り合う現場は重要だと思う。 去年の6月からえずこホールと、災害後の現場で様々...
2012年 01月 18日 動物彫刻家のクスタケシが埼玉県の北本市に制作工房をつくったという設定で雑木林でクスタケシ工房で制作した動物彫刻を展示し、デモンストレーションを行う…というプランを実施するために2日前から北本市に入ったものの…北本ビタミンが用意してくれたプレハブ小屋には水がなく、電気もなく、隙間だらけで…しかも作業スペースの5m先には隣の民家の窓が…これでは騒音や粉じんの出る作業は長時間できないし…それ以前に...
2012年 01月 15日 アサヒアートフェスティバルのこれまでの活動を俯瞰しつつ、その10年記録本の出版の為にキーワードを抽出するワークショップ型スクールの2日間。 会場は谷中にあるオルタナティブスペースのhigure 17-15 cas ここは2005年にkosuge1-16と一緒に行ったコフジビル17年の最終的な展覧会を開催した懐かしい場所。 久しぶりに谷中にきました。 空間としてはこじん...
2012年 01月 11日 1996年のミュージアム・シティ・天神に出品し、そのワークショップの時に福岡に来て、たたまたま休みの日に意を決して地下鉄に乗り訪れて見つけた筑前深江の駅から徒歩7分の農家だった家。雨漏りしていたが、不動産屋で現状のままということで家賃3万5千円で契約し、その後13年近く暮らしていた家。子ども達も成長させてもらった家なので思い入れも大きい。出るときはほとんど内装業者のようにきれいに壁紙はったり...
2012年 01月 08日 僕が暮らす福岡県糸島市でいよいよアートプロジェクトが始まりそうです。僕が暮らす地域の同じ小学校校区で数年前からアーティストインレジデンス事業を始めたスタジオkuraその松崎君が都市計画デザイナー、コンサルタントの佐藤さんの後押しもありはじめようと覚悟したのが糸島アーツファームというかなり長期的な視点を持って展開しようとしているアーツなプロジェクト。最初に家に企画書を持ってきたときは糸島アート...
2012年 01月 06日 鹿児島のイイテラスの10Fホールで自主的に集まったイイテラス関係者(?)の活動の報告会というにがあった。新年会というくくりだが、それぞれが去年何を行ってきたのかの活動を報告し、交流を図ろうというもの。鹿児島の今後の可能性がじわっとにじみ出た新年会でした。根本君。宮之原さん、皆さん、ありがとう。また何か…今度イイテラスの302を使ってやりませんか?403号室のイイスペイス ロビイを302の空き...
青森ねぶたの終わったあとの廃材を・・.. 8月はじめのほどんど一週...
いわき湯本の三函座 アリオスでのもやもや会議...
土佐の高知の桂浜 土佐の高知のはりまや橋、...
「描く」の現在進行形 draw+in.. この一週間、ほとんどこ...
大阪の新世界から西成を歩く。 新世界、西成で何か活動を...
存在しないのに龍はなぜ存在してきたのか? 決して好きというわけでは...
トイ・ザウルス(Toys Sauru.. 水都大阪2009の中之島...
本田紘輝・13年の命 本田紘輝(ほんだこうき)...
美術館をつくるという設計の課題 九州大学の建築学科での授...
創作機械工房 Piccolo S.P.. 富山県の高岡にある創作機...