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鹿児島の母親が「今日の料理」で受賞!?
a0010575_0304263.jpgもう20年以上前、確か1984年か85年だったと思う。

僕が京都で大学院の学生だった頃、僕は何故だかNHKの料理番組「今日の料理」に母親と出演して「かあちゃんコロッケ」という持ちネタの料理を紹介したことがある。

確か母親から受け継ぐ男の料理とかいう番組ネタだった。


a0010575_0314917.jpg京都で貧乏学生をしていたので、NHKが東京までの往復の交通費と宿泊費を出してくれるというので喜んで応じてコロッケを作りに東京へ行った。

そのコロッケは奄美大島の料理がベースになっていて、サツマイモと豆腐と団子の粉にニラ、にんにくなどを混ぜて丸めて揚げるという簡単な低価格料理。これが案外美味しい。

HNKの「今日の料理」が50年記念だとかで何か料理を募集していたとかで、鹿児島の母親がその料理を応募してまた再び採用されたのだとか。

昨日渋谷のNHKスタジオで受賞作品を決めるための収録があって姉と東京に行っていたのだとか。1931年生まれの母親、がんばるなー。

11月4日に放送だとかで、子ども達も大喜び。 来週は鹿児島の実家にカメラが入るのだとか。

ということで来週は子ども達も鹿児島に応援に出向くことに。
僕は仕事で出張中で応援できないのだが・・・。

とにかくこのような話題は嬉しいし大切にしたい。

そういえば一昨年、妻の父親が主人公で妻の家族がプロジェクトXに出たときも子どもたちと大騒ぎだったなー。

なんせ家にはテレビがないので・・・。
by fuji-studio | 2007-09-30 23:35 | ・単純記録/Diary
琵琶湖ビエンナーレの「サージ+ヨージ」にクスタケシが出品
a0010575_22123557.jpg滋賀県の近江八幡で行われている琵琶湖ビエンナーレに「サージ+ヨージ」というグループ展が出品している。

「サージ+ヨージ」は僕の大学時代の後輩達が中心となって、様々なジャンルの作家が「さじ」と「楊枝」をテーマとして作品を制作して出品するという肩の力をぬいたお遊びのグループ展

琵琶湖ビエンナーレは作家に対してまったく予算が出ない街を使ったグループ展ということで、通常の招待作家でさえも交通費も作品の運搬費用も出ないという画期的な話。

そんな中での「サージ+ヨージ」の出品は、もちろん出品費用も設置費用もちらし制作まで皆で負担するという学生ノリを楽しむ展覧会。

その「さじよじ」にB級動物彫刻家のクスタケシと妻のふじようこが出品参加しているので、近江八幡まで設営へ。

ちょうどオープニングのレセプションをやっている会場に到着したのですが、関係者が20名ぐらい集まってしみじみしている雰囲気。

しばらくして北京でもずっと一緒だった林君(西山さんのパートナー)が出迎えてくれて、会場まで案内してくれる。 


a0010575_22192623.jpg古い民家を利用した暗闇の展示会場に入り、一応、藤浩志の「夢の鳥」の作品をまねてクスタケシがつくった「さじ」でできた鳥を設置。

素材は僕が出張中に妻と子ども達が31アイスで食べたアイスについていたピンクのスプーン数年分。

ついでに電気の落ちた民家のあちこちに展示してある作品を携帯電話の灯りで鑑賞。

簡単な設置を終えてオープニング会場に戻るともう会場もあたりも真っ暗。みんなどこへ消えたのだろう?


a0010575_22213792.jpgで、駅までの帰り道、林君が設置してくれたというクスタケシのもうひとつの作品、匙楊枝合体型家守像を暗闇の骨董品屋の展示窓で確認。

福助の前のカエルと向かい合う家守。

暗闇の中で撮影し、なんだか寂しく大阪に向かいました。

琵琶湖ビエンナーレってどんなのだろう?・・・・
by fuji-studio | 2007-09-29 23:17 | ○動物彫刻家・クスタケシ
中国を離れ神戸のJICAの設営へ。
a0010575_1922733.jpg北京での展覧会からレクチャーまでのひととおりのじゅんびが終わり、あとは現地の事務局にまかせて帰国。

北京から関西空港へはいり、直接JICA兵庫へ入る。


a0010575_19232786.jpg北京の喧騒と砂埃とはうってかわって、とても空気がクリーンな気がする。

空間もこじんまり。

JICA兵庫での青年海外協力隊出身の作家による小さな展覧会。


a0010575_1924213.jpg20代の半ばに青年海外協力隊員としてパプアニューギニアに派遣されたことが僕のその後の人生を大きくかえて、多くの表現を生み出した。

やはり若い頃の感性は大切ですね。

その当時感じた違和感が今の表現のベースになっています。

中国、北京の刺激をうけつつ、自分の20年の活動を振り返るいい機会でした。

次に進みたいですね。
by fuji-studio | 2007-09-28 23:24 | ・単純記録/Diary
レクチャーとかアーテイストトークとかカタログ出版記念トークとか・・・
北京の798芸術区で始まった日本の視覚文化を紹介する展覧会の関連イベント。

a0010575_23115531.jpg中国の中央美術学院で日本から社会学者の吉見俊哉さんと精神科医の斎藤環さんとゲストに迎えて、主に日本の戦後の状況と美術表現の関係などに関するレクチャーがあり、それを来年のオリンピックの開会式の総合演出をおこなうというアーティストの蔡国強がコメントするという形でのレクチャーがある。


a0010575_23513650.jpg大学の中の講義室で行われたレクチャーはなんだか熱気につつまれていたが、もう一歩踏み込んだ論議ができないまま、・・・ああ、ものたりない。

ああ、もったいない。


a0010575_23524497.jpgその後798の展覧会会場に戻り、そこでアーテイストトーク・・・ところが何もほとんど用意されていない。

急遽その裏にあるカフェで開催することになる。


a0010575_23533441.jpg第1部は島袋の進行で会田君小沢君の話。とりあえずの紹介で時間切れ。

しかし、話しが皆、誠実な感じでいい雰囲気。


a0010575_23545619.jpg第2部は藤幡さんの進行で津村さんと僕が話しをするという流れ。
藤幡さんがいきなり展覧会のありかたについて切り込んできたので、僕もそれをうけて率直な感想を・・・

特に主催者を批判するつもりはなかったのだけど、結局作品紹介とかできないままに、展覧会のあり方を問うという中国の観客には優しくない内容になって時間切れ。

申し訳ございませんでした。 ちょっと方向性を誤ったなー。

結局バリバリ物足りない消化不良状態。

a0010575_1154728.jpgで、次の日、居残り組みでカタログ出版記念のトークが798の中のカフェで・・・
展覧会企画者の一人の住友さんが展覧会趣旨を説明。そのあと、会田君と僕がそれぞれ作品について軽く話す。

時間が全然ないのでほんの挨拶程度。

せっかく作家がいっぱい集まってるのだからぐぐっと深い話しをしたかったなー。

・・・とおもいつつ、ようやく帰国ですね。
by fuji-studio | 2007-09-27 23:00 | ・講座/対話/研究会
噂には聞いていましたが、北京の現代美術の状況は凄い。
a0010575_1915457.jpgオープニングまでの時間の隙間で北京の周辺にどんどんとげきつつある芸術区のアートスペースのいくつかを見て廻る。

広い敷地の工場跡だったり、新しく建築物をつくっていたり、日本の美術館レベルのアートスペースが日々オープンしていっているのだとか。


a0010575_1924376.jpgとにかく器が魅力的で凄いですね。

で、それに新しい感性と流通を求めて群がりつつある人々が凄いですね。

人件費やモノの値段が安いためか、作りこみも、作品の物量も凄い。


a0010575_1933737.jpgこの20年、欧米のアートスペースと無縁に日本やアジア各地の地域社会の現場で仕事をしてきた僕にとって、この状況は新鮮です。

日本とスケール感が違うね。 
切り込んでみたい気もするし、・・・関係ない気もする。


a0010575_1941946.jpgちなみにこの写真は写真がモノクロなのではなくて展示していある旗がモノクロ。

・・・・・

僕としては一緒に行う相手次第ですね。

しかし、じっくりしっかり空間に取り組む機会がこの15年間ほどんどなかったので、そろそろやってみいいかなとも思っています。

なんといっても素材が自動的に手に入る仕組みを獲得していますし・・・。

空間に対する仕事についてはずっとできないでいたので、その分の欲求もあります。

そろそろガツンといきたいですよね。こんなフィールドで。

今後10年はそちらにシフトしようかな・・・。日本のローカルを離れて・・・。

しかし、もんだいは時間の確保ですよね。

この自転車操業の状態では無理だろうなー。
by fuji-studio | 2007-09-26 18:46 | ■海外での活動
なぜだか、イカツイ警備員が、おもちゃを守る。
a0010575_2255913.jpg展覧会が始まる前に、なぜだかいかつい警備員がどどっと押しよせってきた。

何か事件でもあったのかと思ったが、単に展覧会期間中の警備だとか。

金塊があるわけでもないのに、これはないんじゃない?


a0010575_2281599.jpgちゃんとボランティアのスタッフは会場にいるのに、それに加えて、このいかつい警備員がおもちゃやぬいぐるみの前をうろうろ。ギャラリー内に3人もうろうろしている。

これはありえないでしょう。

会期中ずっとこの人たちはいるらしい。

もっと空間に溶け込んでよね。

さすが中国。
by fuji-studio | 2007-09-26 14:28 | ■海外での活動
展覧会が無事スタート!
a0010575_0422987.jpg今日は展覧会のオープニング。

中秋の名月と重なって、人の出足は悪い様子。


a0010575_044793.jpgでも無事に展覧会、はじまりました。

昨日のプレス発表と今日のオープニング、そのままトークすればいいのにそういうわけでもなく、明日がシンポジウムとアーテイストトークでその次の日が出版記念のトークイベント。

いろいろと続きます。

今回のカタログすごく派手。どこで手に入るんですか?
by fuji-studio | 2007-09-25 23:19 | ■海外での活動
同じ展覧会への出品作家
今回の展覧会は今の日本文化を中国に紹介するという視点で34人(組)の作家が3人のディレクターによって選出されたのだとか。

全部は網羅できなかったけど、一部、たまたま写真に撮影したものを紹介。

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さて、どれが誰の作品でしょうか?

って・・・紹介するのが面倒だからクイズにしたりして・・・。
詳しくは出品作家一覧からリンクされています。

そうそう。上の写真の中にも僕の大学の後輩達が4人(組)出品作家として参加していますが、一学年が125人しかいないようなとても小さな芸術大学の割には面白い作家を輩出しているということで、しばしば話題になります。

今回の34人(組)の中に京都市立芸術大学の後輩達は7人(組)。ですから中国でも関西弁バリバリでした。

なんだかうれしい・・・。
このあたりが地方出身者気質なのでしょうね・・・。

東京の人は絶対に東京出身者をカウントしたりしないでしょうからね・・・。
東京といっても埼玉だったり千葉だったり横浜だったりしますし・・・東京と誇ることもないのでしょうし・・・。
by fuji-studio | 2007-09-25 19:46 | ■海外での活動
Happy Flower と 夢の鳥
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今回の出品作品についてちょっとあらためて説明します。

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2000年からはじめた「kaekko」という子どもの要らなくなったおもちゃの交換システム。

それを全国各地で繰り返すうちに、ほとんどのおもちゃ類はどんどん交換されてゆくのですが、何年経っても交換されずにどんどん溜まってゆくだけのおもちゃ類がある。

それを分類、蓄積し始めて、かれこれ3年程。

その主な厄介物は以下の3種類
1、壊れたおもちゃの破片
2、(汚れた)ぬいぐるみ
3、おまけでもらったおもちゃ

それを分類してつくった今回展示している作品のパーツ
1、夢の鳥
2、Reverse Club
3、Happy Flower

a0010575_11141596.jpgそれを組み合わせて空間をつくってみたのが今回の作品となる。


しかも会場ではいらなくなったおもちゃ類をもってくると欲しいものと物々交換できるシンプルな仕組み。

しかもこの展覧会の終了後、交換されたあとのおもちゃ、ぬいぐるみをずべてまとめて引き取ってくれる作家や団体を募集してる。

交換されつくした素材(おもちゃ類)すべてを何かひとつのモノと交換してもらおうという試み。

さてどうなるか。

最終的にこのおもちゃ類の山は何に交換されるのか。

乞うご期待。

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a0010575_16364115.jpgという作品なのですが、かえっこのシステムもなにも知らない北京の状況の中で、むしろ、リサイクルというよりも大量消費の時代に突入しているかのようなこの中国の、しかも北京の798という中国でもっともホットで勢いのある場所で、このような展示をストレートにもってきても仕方ないような気がしてくる。


a0010575_16283017.jpgそのような些細な仕組みよりも、ここの多くの観客は「それは今後高くなる作品なのか?」のほうに興味があるようにおもえてならない。


a0010575_16295841.jpgであるとすれば、同じ作品でも別の視点で読み替え、再編集して伝えるほうが面白いのではないかと思えている。

たとえば・・・


a0010575_16304299.jpg作品制作の為の素材を・・・つまり大量に生産され消費されたおもちゃ類を・・・日本全国各地から大量に集めるシステムをつくり、それによってつくられた作品。


a0010575_2344989.jpgこれは今後9年増殖し続け、これによって作られる空間は変化し続ける・・・。

・・・とか。 


a0010575_16311783.jpg素材を集める仕組みが組み込まれ、それが2016年まで続けられる・・・とか。

そんなかんじでやってみようかな。


a0010575_1632785.jpgたぶん、・・・このまま、ずるずるーっと、全国各地で開催されるかえっこにつきあってゆくうちに、素材が山ほど集まってきて・・・

結局そうなってえいまうのでしょうが・・・。
by fuji-studio | 2007-09-24 21:21 | ■海外での活動
展覧会の準備2日目
a0010575_1355057.jpg展覧会設営2日目。

随分と展示が見えてくる。

同じ部屋の向こう側で展示しているのがFINAL HOME津村耕佑さん。

僕の日常使っている服がこうやって展示されるのはとてもうれしい。


a0010575_16393343.jpgいつも玄関にかけている服がそこに掛けられているということは、僕の二丈町の農家の玄関はこのギャラリーと同質の空間ということか・・・ってことないか。

それにしても僕が展示をおこなているこの空間は実はメンバーが相当面白い。


よくここまで集めたなー。

a0010575_16403085.jpg津村さんの展示の奥の部屋では映画監督の押井守さんが六本木の森ビルができたときのオープニング映像「Tokyo Scaner」の上映。

これ森ビルで見たとき興奮したなー。


a0010575_1641444.jpgその隣の部屋では建築家のユニット ダブルネガテイブス アーキテクチャーが、外の空気の気温、湿度、風向き、風力、光量などで形を変えつつ空間を捉え、それを新しい表記法で行うシステムのデモンストレーションを展示。

これがまたシャープでスマート。


a0010575_16425928.jpgそれを出たところ、僕の展示の隣では日本科学未来館がホビーロボットの展示とデモンストレーションを行う。


a0010575_16453120.jpgそれにしても、このロボット絶対欲しい。

プラ破片でできたスーツが良く似合いそうだ。

次の作品はこれで行きたいなー。


a0010575_1646851.jpgで、ぼくの作品の奥の黒く覆われた部屋では、ダムタイプのプロジェクトに多く関わり、パリを拠点に独自の活動を行っている音楽家の池田亮司さんが、究極にまで洗練された音と映像の作品を展示。

池田さんはかれこれ10年以上も前から後輩達がつくったダムタイプに関わっていたにもかかわらず、お会いするのははじめて。

とても興味深い人でした。


a0010575_16483418.jpg僕の場所を通って壁を隔てた向こう側には面白いツールデザインの得意な建築家のアトリエ・ワンが漫画の本棚の部屋を展示。

アトリエ・ワンとは最近ちょくちょくいろいろな現場で不思議と出会う。 


a0010575_16493980.jpgしかし、こんなに異種様々な人が同じ建物でひとつのテーマで展覧会することなんてなかなかないだろうなー。

ちなみにこのショットは池田さんの作品から出てきたときに見える風景。

・・・・


a0010575_1982745.jpg建築家とファションデザイナーと映画監督と公共施設と音楽家と廃棄物コレクター(とりあえずここでの自称)
しかも、それぞれのジャンルでかなり異色の存在。

住友さんよくやりましたね。

ああ、展覧会って面白いなー。
by fuji-studio | 2007-09-23 20:24 | ■海外での活動