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この週末は筑前深江で海開きスペシャル!
この週末の7月1日の夜と7月2日のお昼、筑前深江海水浴場周辺で開催される予定の「海びらきスペシャル!」 それに先立ち特別企画宴会会議が・・・(あれ?そんな名称ではなかったような・・・)30日の夜7時から海の家で開催される。

つまり、筑前深江アーツキャンプの夏の陣、いよいよスタート!

a0010575_13164479.jpgその準備のためにまたまた東京からスーパーサポートスタッフ・・・というより、ほとんどメインスタッフの浦田琴恵(ことちゃん)が福岡にやってきた。


a0010575_1319052.jpg7月1日の夜から2日の朝にかけて川祭りという子どものお祭りがあり、町内の15の子ども会が参加することになっているが、そのすべてを巡って取材し対という話が持ち上がり…話の途中を省略しますが…結果としてこのことチャンのドローイングのような「湯けむり調査隊!」というのを結成し、取材して回ることがついさっき決まった。


a0010575_1323674.jpgなんだかたのしそう。公民館に泊り込む子ども達や当日の祭祀の様子を撮影をしたり、取材したりして、「湯けむり調査隊新聞」をつくるという話・・・。

話をするといろいろイメージが広がり面白いし、さらにそれが具体的になってゆくのが面白いなー。


a0010575_13323111.jpgことちゃんが福岡に来た日に、筑前深江アーツキャンプの実行委員会のうちあわせ(その後宴会)が僕の自宅であった。そこに実行委員の一人の桜井さんが持ってきたのが「○○レンジャー」のかぶりもの5色5人分。

早速娘が喜んでかぶり、マントもつくってみる…。これって何に使うの・・・・?という疑問はあるが、それが必要かどうか、それがいいのかどうか、いろいろ疑問はあるが…でもいい。
こうやってみなで楽しんでつくるプロセスを楽しんでいるわけだし、だれかが何かの形で使ってしまう。

ということで、夏の陣の実験、 乞うご期待! 

1日の夜は灯明というネタ、2日はかえっこというネタも一応登場します。おもちゃもって遊びにきてね。詳しくは筑前深江アーツキャンプのサイトで。
by fuji-studio | 2006-06-28 12:32 | ◎福岡・筑前深江での活動
兵庫県西宮市御前浜プロジェクトに参加開始!
去年の初めから兵庫県の港湾整備の一環で住民との対話を繰り返しながら、京阪神地域の数少ない自然の砂浜を残そうというプロジェクト。御前浜プロジェクトに参加する。

a0010575_11294154.jpg去年からの流れで周辺整備上、どのようなメッセージを海岸に発するかという「メッセージプロジェクト」がはじまり、それに途中参加する形でのかかわりがはじまった。

海岸でこの30年間毎朝掃除をし続けている人
海岸で子どもの遊び場を運営する人
鳥の観察、自然観察を続けてきた人
子どもの頃から浜で遊び、浜を誇りに思う人
夜中の花火で迷惑を受けている人
こどものボール遊びで迷惑を感じている人
とにかく浜を大切にしたい住人

a0010575_11295931.jpgいろいろな人がいろいろな立場でこれまで浜で活動し、心無い人に対するモヤモヤがぎっしり詰まったミーティングの現場。

これから大変な戦いでもはじまるかのような怒りの空気が僕に重たくのしかかる。

鹿児島県が鹿児島に架かる150年前の石橋を取り壊してゆくことに対して、市民が猛反対し話し合いを求めて戦っていたあの(1994年頃の)現場の空気感に少しだけ近い。

その空気を読み取り、僕がなぜその場に呼ばれたのかが理解できた。

空気を変えなければいけない・・・。

不審者を見るような厳しい視線の矢の中で僕が紹介され、まずその重い空気について…怒りの空気が充満していることを指摘することから話をはじめた。

特になんという意味のある話ができたわけでもなく、何の役にも立たなかったかもしれないが、とりあえず、会議終了時にはなんとなく表情に笑いと余裕のある人も見受けられた。

しかし、まだまだ現場は怒りと重さに満ちている。それはそれでいいと思うが、その怒り、もやもやをしっかり形にすることができるのか…。

a0010575_11301783.jpg怒りの表情ではいくら活動を拡げようとしても広がらない。

笑いと楽しさと底なしの魅力を作り出すことでそこに関わろうとする人は広がってゆく。
しかもあらゆる現実の難しい問題を超える感動的な手法で・・・。

とても興味深い現場にかかわりはじめた。はたしてどうなるのか…。
10年後が楽しみですね。

ところで、最後の写真は話し合いの会場に突然あらわれた電光掲示板を顔に持つ「メッセージマン!」(…名前がわからないので勝手に呼んでみました!)

浜でマナーの悪いことをするとどこからともなく現れて「夜の10時以降の花火はだめだよ…!」とかメッセージを流すキャラクターにもつかえる!?

相当面白くて、僕の町内にひとつ欲しいが…、でもいじめられそう・・というか、いじられそう・・・!

神戸芸工大の学生の作品とか。面白い人いっぱいいて楽しいね。
by fuji-studio | 2006-06-25 23:17 | ■兵庫での活動
"心を開放する古民家”ふるさとのイメージ・・・
神奈川県開成町で行ったシンポジウム&kaekkoその会場となった瀬戸屋敷・・・


a0010575_9262158.jpg瀬戸屋敷は地域の公民館のように…、いや、それ以上に地域住民の手によっていろいろ使われていて素晴らしい!


a0010575_9265693.jpgそんな話は前回、会場の下見をしたときにお話したが、その300年の歴史のあるこの立派な茅葺屋根の瀬戸屋敷の中でかえっこを開催するという話なので、ありがたいやら緊張するやら。


a0010575_9272583.jpgふすまとか立派なものなので、万が一子ども達が興奮してやぶってしまったらどうするのだろう…と思いながら、なるべく遠慮しつつ使わせてもらった。


a0010575_9281329.jpg ここを使って四季折々の日本人が忘れかけた年中行事を継続、あるいは復活して活動を作ったり、遊びや語りの伝承などの企画も含めて行っている瀬戸屋敷倶楽部の人たちがかえっこのワークショップを担当。 


a0010575_9284047.jpg 竹を使った鉄砲づくりや読み聞かせ、お手玉づくりやお手玉遊び、囲炉裏を使ったワッフルを焼いたりなどのワークショップに参加することでもポイントがもらえるという仕組み。 


a0010575_9291197.jpg町内に唯一という小学校の授業参観が重なり、3時までは静かでゆったりとした空気が流れていたが、3時半ごろから小学生が押し寄せてきて…、例によって大騒ぎの子どもの遊び場…!

その床、300年の歴史なんですけど…!
こんなところを普通に我が物顔で利用できる子ども達がうらやましい。
相当いい環境。贅沢な状況。その体験や記憶が蓄積されればいい。< br clear=all>

a0010575_9295411.jpgかえっこは今回主催するアサヒビールの方達にお任せしといて、奥の蔵の中で大人向けのシンポジウムがはじまる。 

今回のパネリストの開成町の露木順一町長が素晴らしい! でまたここの館長が素晴らしい!やっぱりいい空間やいい運営の背景には素晴らしいリーダーが不可欠なんだろうな。

というかこのリーダーのキャラクターがそのまま町の空気を作り出し、施設の空気感を醸し出している。結局は人間なんですね。


a0010575_9302729.jpg横浜の中田市長もよかったし取手市の塚本市長も同じ空気感を持っていたが、オープンでフランクで知的で理想が高いながらも等身大…。そんな感じでしょうか。

ふるさとのイメージを再編集・再構築しているような現場の瀬戸屋敷。

館長の言葉によれば「心を開放する古民家」にしてゆきたいとのこと。

「ふるさとというイメージの核を持ちつつ人生を開拓してゆけるような人間が育つ街にしたい」というとても自然で普通のことのようでありながら、なかなか明確に意識化できないビジョンも語られた。

4年もの時間をかけたワークショップを経て導き出されたビジョンなのだと思う。


a0010575_9305374.jpgそうなんですよね。
よりどころとする「ふるさとのイメージ」なんて僕の記憶の中で空洞なんですよね。
単に漫画や絵本や物語のイメージの中にしかないという悲しい現実…。

子どもの頃の周辺の風景は日々取り壊され、コンクリートとアスファルトで塗り固められ、自然の中で遊んだ記憶もなく…僕らはふるさと欠乏症の第一世代なのかもしれないなー。

自分が暮らす地域のさまざまなところで遊ぶことを禁じられ、自分の地域に誇りを持つことを教えられることもなく、メディアの向こう側の憧れの地だったはずだったところは…。はあ…。

悲惨な自分の記憶があるから逆にこのような活動にいたく心惹かれ、もしくはどうにかしようと活動を生み出そうとする…。
遺伝子の中のかすかな記憶が何かを求めているのか…。
そんな螺旋状の連鎖なのかもしれないけど…。

とりあえず、そのような立派は話のなかで、僕や博物館コンサルタントの村井さんアサヒビールの加藤さんはしきりに「理想的ですねー」と連発するしかない妙なトークセッションでした。

いや、今後の開成町に乞うご期待!

しまった! ぼやぼやしていたら露木町長にシンポジウムのレポート先を越されてしまった。市のリンクをつくろうとしていたら見つけてしまいました。
しかも内容がしっかりしている。
参りました! ちゃんとしたレポートはこちらで。
by fuji-studio | 2006-06-25 09:31 | ・講座/対話/研究会
Martianって何だ!
a0010575_9145823.jpg中国からの帰りの飛行機の中、機内食に出てきたフォークのセットの裏の小さなマークに目が留まった。

あっ! ここにも変なやつがいる!


a0010575_9173411.jpg数週間前に家で使っているスプーンの後ろにこのマークを見つけて家族で話題にして、気になっていたが、別に調べるわけでもなく…


a0010575_920170.jpgあるとき、やはり気になって、まさかと思って柳宗理デザインのキッチン用品をみてみると・・・やはりいる。全部についている。このじゃがいものような変なキャラクターに見えるものが・・・。

でも中華航空の機内にもいたということは・・・なんなんだー! 柳宗理のデザインのものだけについているわけではなさそうだ!
・・・で、先日、東京を歩いていると・・・


a0010575_9264272.jpgあっ!
いるいる。あんなところに大きな看板が。
子どもの絵のようでもあるし、なんなのかわからない。でも看板になるぐらいだから、ただものではない。 おもわずちゃんと写真まで撮影してみた。

この数週間に自宅の食卓、東京の街中、中華航空の飛行機の中・・・と出会ってしまったこの変なやつ。


a0010575_9301481.jpg仕方ないので調べてみました。
なるほど。martian はそういうことで、ここのブランドだったんだ。

納得してすっきり。
by fuji-studio | 2006-06-24 09:35 | ・目についちゃった。
消防○○式自救呼吸器
a0010575_21461025.jpg中国では当たり前なのかもしれないので、たいしてだれも話題にはしないが、やはり気になる。

ホテルとかレストランとかに設置されているアイテム/
自救呼吸器・・・つまり、防ガスマスクでしょうか?
しかし、この絵が鑑賞に値する。かなりいい。

中も見てみたいが厳重に封印されている。

これって日本でも必需品なのかも。
いざというときには役に立つと思うし、イザというときこれを使えるのかと思うとなんだか楽しみ。

by fuji-studio | 2006-06-19 21:50 | ■海外での活動
冷たいコーンスープにしますか?それとも飲むヨーグルト?
展覧会初日のオープニングの後の関係者の打ち上げが美術館の近くの1000人は入るだろうと思われる超大型の高級レストランであった。                                                                                           a0010575_12551075.jpgさあ! おいしいビールだ!と思って円卓に座ると、お店の人がデカンタボトルに不思議な飲み物を手にして注ぎ始める。

あの…ビールじゃないの?…
最初の一杯の食前のスープ代わりかなと思ってしばらく飲んでいたが、グラスが半分になるとさっと注ぎに来る。テーブルに料理が次々と並び、みな食べ初めて、みな普通にコーンスープ風ドリンクを飲みながら盛り上がっている。


a0010575_12564360.jpgあの、他の飲み物はないの?
とすかさず持ってきたのは紙パックに入っている飲むヨーグルトみたいなやつ。それをがばがばと注ぎ始める。
「コーンジュースにしますか?それとも飲むヨーグルト?」え!?

料理も中盤にさしかかり、コーンスープ風度リングを3杯飲んだところでさすがに我慢の限界。

なんといっても昼間に子ども達相手に3時間は汗水の労働! おいしいビールのために水も我慢してきた。それなのにコーンスープ風ドリンク!

隣の作家に聞いてみると「この辺の人は新しいものが好きだからね。 この店は新しい店だから新しい飲み物を提供しているので流行っているんじゃないか…」とのこと。とごく自然に受け入れている。


a0010575_12595856.jpgそういえばこの昼間にオープニングを待つ間、作家に「おいしい流行の豆乳のお店があるから、そこに行こう!」と誘われて500mlぐらいの豆乳を飲んだな。確かにお店は満員で流行っていた。で、飲んだ豆乳はごく普通の大豆の汁だった。

昼は大豆の汁で夜はとうもろこしの汁…なんて健康なんだ!

結局、シンセン滞在中に中国酒を口にできなかったな・・・。残念。
by fuji-studio | 2006-06-19 11:28 | ■海外での活動
「芸術遊戯」いよいよオープン!
a0010575_9461098.jpg香港に隣接する中国の新興都市、深圳にある何香凝美術館での展覧会「ART GAME」がはじまる。

6月18日から8月15日までの2ヶ月の展覧会。
オープニングでは一応賑々しく・・・とはいえ、カジュアルな感じでテープカットのあと、、各作家の紹介などがある。・・・もちろん中国語での紹介なので何をどのように紹介されているのがさっぱりわからない。

北京在住の展覧会の出品作家の奥さん(日本人)がブログで展覧会について紹介していますので、ご参照ください。


a0010575_9464999.jpgさすがに子そもたちに来てほしいという展覧会とあって、オープニング会場には子連れの家族が集まり、エントランスは…すごい熱気!


a0010575_9472036.jpgシンセンはこの20年ぐらいで大きくなった特殊な街ということで元々の住民はいないとのこと。ほとんどの人がこの新しい街に惹かれてほかの街から移り住んできた人だとか。

ということで、若い家族が多いんだとか。


a0010575_948032.jpg中国は相変わらずの一人っ子政策なのだろうか。僕らが子どもの頃、現代っ子とか新人類とか呼ばれたが、さらに一廻りして彼らはなんなのか?

デジタル系で過保護で我侭っぽいが頭よさそう・・・というのが第一印象。


a0010575_9483232.jpg会場に集まっている子どもたちの手にはしっかり家から持ってきたおもちゃがある。

かえっこのポイントシステムを導入するとややこしいということで、子どもたちは直接床のお気に入りのおもちゃと自分の持ってきたおもちゃを交換できる。仕組みにしてみた。

勝手なかえっこが繰り広げられる。

a0010575_949844.jpgおもちゃを持ってこなかった子やもっとおもちゃがほしい子どもは、お目当てのおもちゃの絵を描き、それを壁に貼ることでおもちゃを手に入れることができる仕組みにしてみる。

そのことを表示した看板の下にはクレパスと紙を並べていたら・・・

あらら、見る見るうちに子ども達で埋まってしまう。

お絵かきの順番待ち状態。


a0010575_9494493.jpg床に寝そべってひたすら欲しいおもちゃのスケッチをする子どもたち。

床がきれいなフローリングなのでこんなことができてとてもいいかんじ。

床で直接何かしてもらうってなかなかいい風景だ。


a0010575_950979.jpg今までは何がどのように交換されていったかの記録が残らなかったが、この仕組みだと、何が持って行かれたのかがちゃんと残るので面白い。 データを取ってみようかな。


a0010575_9504528.jpg結局、わずか2時間程度で会場の壁はぐるりと子どもたちの絵で埋まる。それだけおもちゃが減ったということだな。


a0010575_9512782.jpgさて、2ヶ月でおもちゃはどれだけなくなるのかな・・・。
・・・っていうか、おもちゃの破片でできた鳥とか、ちゃんと見てくれたのかな・・・。

単におもちゃもらって 「・・・ああ、面白かった!」 って、・・・まあ、いいっか。
by fuji-studio | 2006-06-18 23:52 | ■海外での活動
展覧会の他の出品作品について簡単に紹介。
シンセンでの展覧会の他の作家の出品作品もちょっとだけ紹介。

a0010575_10443276.jpg二丈町の海に面した露天風呂(喜八荘)で一緒に夕日を眺め、その後家で宴会!というパターンにはまったことのある作家シュ・ビンの作品。アルファベットを漢字風に表記する文字は秀逸!(京都芸術センターのカフェの看板の文字にもなっています)
で、この作品は中国の本からある一文を抜き出し、それを英語に翻訳し、さらにその英語をフランス語に翻訳→スペイン語→ロシア語→イタリア語→日本語→タイ語と繰り返し訳した後、さらに中国語に翻訳し、最初の文章とまったく内容が変わっている様子を展示しているというだけの作品。
僕には中国語が読めないのでその違いをみることができないが、途中、日本語があったので、一生懸命に読んでしまった。しかし、よく考えてみるとここで日本語を読んでその文章の意味を理解したところで何の意味もないことに気づき…そんな感じのおもしろい作品。

ああ、説明しすぎた。あとは簡単に説明しよっと。
シュビンの作品はやっぱりいいな。


a0010575_10484049.jpg会場入り口でインパクトを与えている彫刻作品。彫刻というよりフィギア系?もしくはマトリックス系? デジタル系?る様な作品でもしっかり手仕事の作品。


a0010575_10495689.jpgオランダ在住の作家。中国の昔の陶器の人形のようなものを現代風にアレンジしたものを製作し、それを2個選んでつなぎ合わせ、ビヨ・ビヨっと空気で音が鳴るおもちゃを製作して会場で販売している作品。


a0010575_1052911.jpg子ども達に絵本を読み聞かせしてその物語を聞いた印象から子ども達それぞれが自分の絵本を製作するという作品。北京在住で中国の美術教育にいろいろ関わる活動を行っているとか。学生時代日本に留学して(多摩美→筑波)日本画を勉強していたとか。


a0010575_1054419.jpg日本人の奥さんと2人の子どもと北京に暮らす作家。僕とおもちゃやぬいぐるみなどかなりかぶっている。自分の子どものおもちゃの絵を描いている作品。入り口の天井にもおもちゃをぶら下げた空間をつくっている。当初のプランができなかったのだとか。


a0010575_10544753.jpgゴッホの絵画「ひまわり」をとてもチープな紙の素材でデジタルイメージをコラージュして再構成するような作品


a0010575_10553819.jpgオリジナルな動物のような彫刻に子ども達に勝手にペイントさせて作品を完成させようとする作品。


a0010575_10562296.jpg韓国から出品の作家の作品。デジタル顔出しみたいなもので、いすに座り撮影すると羽が背中について天国に行けるというチープな作品。


a0010575_10573716.jpgインターネットゲームを作っている作家の作品。彼はサイトを持っているのでそこから楽しんでみてください。


a0010575_1059412.jpgあと他にもインタラクティブ系がいろいろあったが、混雑していてちゃんと体験できなかったのであとは省略。


a0010575_1112045.jpgしかし、やはり今回のフォンボイのキュレイションはみごと。バランスがいいのはやっぱり編集の仕事からきているからか。予算が極めてすくないのは作品をみるとわかる人はわかると思うが、少ない予算の中で最大限の効果を作っているようにも見える。
a0010575_1124614.jpg会場の配置に無駄がない。作家との信頼関係があり、ごく自然に展示をすすめている。(…僕の展示の会場が決まったのは1週間前ぐらいだったけど…)そういえば日本で雑誌の編集者がキュレイションしたケースってどれぐらいあるのかな? 


a0010575_1133882.jpg「編集者出身のキュレイションの展覧会は見やすい。」ということを再確認。どれだけ展覧会で深めるのかという問題はあるが、深める視点をどれだけの観客が期待しているのかも疑問。

a0010575_1143524.jpgそうか。研究者が展覧会を企画するから難しいなじみにくいものになりがちなのかな。展覧会企画屋が企画したものはイメージの消費が目的のようなところがあるし…。
たとえば、村田さん(村田真)とが展覧会つくるとどうなるか興味ありますね。

a0010575_1154671.jpgということで中国シンセンでの展覧会レポートでした。
中国の作家も彼のサイトの中で写真を紹介しているので参考までに。
by fuji-studio | 2006-06-18 22:06 | ■海外での活動
何香凝美術館(読めん!)での設営はじまる
a0010575_10415461.jpgなるほど。地域の子ども達や家族連れに美術館で遊んでもらおう!というのが主な趣旨か…。

とにかくメディア系も含め、子ども達が楽しめて遊べる作品を集めた展覧会ということらしい。


a0010575_1044754.jpg美術館はそれなりに使いやすい適正な規模で、結構奥が深く、明るく、美しい。

メールで送られてきた図面のイメージとは随分と違う。


a0010575_10455445.jpgここが僕に与えられた部屋。 12m×8mぐらいかな・・・。 10mぐらいの吹き抜けのガラス面が気になる。

結局何のプロポーザルも出さずにここまできた。勝手に使ってとのこと。


a0010575_10483730.jpgで、吹き抜けの2階部分から下をのぞくことができるので、ここに鳥を3つつるすことにする。

こんな空間があるなんて知らなかったな。


a0010575_105058.jpg天井から吊るせないことは想定していたので、持っていった極太の釣り糸を壁と壁にわたし、そこにつるしてみる。

なんせ、小さな鳥を4点しか持っていっていないので、いかに効果的に配置するかがポイントかな…なんて…苦しい 


a0010575_10525863.jpg緑モノの鳥は上から覗き込めるような位置に設置してみる。

ガラス面にブラインドがかかっていたものを全開にしてもらうと、そこにはとなりのテーマパークの不思議な山が出現。


a0010575_1055129.jpg黄色の鳥は2階にあがると横顔が正面に位置するように設置。


a0010575_10563363.jpg青い鳥は展覧会場入り口正面の壁面に鳥の影が映るように設置しようとするものの、強い光のスポットライトがないということで、効果が弱いかな。


a0010575_9421976.jpgと、まあ、空間を見ながら即興的に、床に書かれていた立ち入り禁止のラインにミニカーだけならべてみたり、テーマパークをバックとしたガラス面にヒーローものだけ、窓際に並べてみたり、ギャラがほとんどないので、そのぶん気楽に遊ばせてもらう。

で、ここで子どもたちはおもちゃのかえっこも行う。・・・ちょっと仕組みは変形ですが・・・・


a0010575_94405.jpg今回の出品者は若手~中堅の中国人作家10人程度と韓国から一人、日本から一人という組み合わせ。

地元の作家かと思っていたが、実はオランダ在住だったり、ニューヨークから来ていたり、北京、広州など各地から呼ばれてきている。

そうそう。僕の名前の読みがダブルネームで表記されているのが新鮮(シンセン)!
Teng, Hao Zhi なんだって。なかなかいい名前だな。もともとヒロシと呼ばれるのが嫌いだからハオジさんになろうかな。


a0010575_11113116.jpg入り口で座り込み語るキュレイターのフォンボイさんと作家たち。

こうやって入り口のところで座り込んでたむろする姿っていいなー。
こういうことができるキュレイターだから作家から信頼されていろんな仕事をこなしてるんだろうな。  おっと、彼も僕と同じ年らしい。 
by fuji-studio | 2006-06-18 11:14 | ■海外での活動
深圳到着! 中国というよりシンガポールってかんじ。
a0010575_1030575.jpg福岡から2時間程度、台北で乗り換えてさらに1時間少しで香港に入り、香港空港から出国せずにそのままフェリーターミナルへ。 で、フェリーで1時間弱程度走るとそこはシンガポール!…

じゃなかった…深圳。国内の出張とさほど変わらない感覚。いや、近い。
でも利用者が少なかったのでたぶん、上海経由の深圳入りがよかったんじゃないかな?

なぜこの
ルートだったのかが不明。


a0010575_10113557.jpg25階~35階ぐらいの高層マンションが立ち並び、道路が広く片側5車線は確保され、それが緑地帯で区切られ、植物の雰囲気も街のデザインもなんだかとてもシンガポールの中国バージョンといったところ。


a0010575_10141583.jpgこんなところから日本にやってくると、日本の都市なんて本当にこじんまりとした田舎。福岡あたりは「近代田舎都市」っていったかんじでしょうか。 日本の都市は本当に中国の都市の衛星都市のひとつなんだなとつくづく感じる。


a0010575_10162768.jpg馬も飛び交う深圳…。

それにしても出張中ってこうやってホテルで写真整理したりしてブログに向かう時間が長い。・・・そうか。自宅にいると掃除洗濯食事の準備、片付け、犬の散歩・・・といろいろあるから隙間の時間が埋まってしまうんだ。…となにげに最近のブログ離れの言い訳

でもこうやって日常を離れると、移動中の時間も含め、自分に向き合う時間が長くなるのは事実のような気がする。 日常の自分やその周辺についても客観的に見れるし…


a0010575_10195396.jpg…で、それはさておき、そんな現代都市シンセンの中心から少し外れたところに位置する世界の名所旧跡のフェイクの塊のテーマパーク「世界の窓」中国民族文化村(いや、どちらのサイトもさすがに派手ですね。中国って感じですね。)に囲まれて今回の美術館はある。・・・中国唯二の国立の美術館だとか。その名前は…何香凝美術館…読めません。 英語では He Xiangning Art Museum…こちらも読みにくい…。 


a0010575_1022926.jpgでかでかとした看板が・・・「ART Game」だって。

そうか。そうだったんだ。・・・資料には目を通したんだけど、やっぱり現場にくると違う。なるほど。ようやく見えてきた。何をしなければならないかが・・・。


a0010575_10241534.jpg今回の仕掛け人。中国の北京を拠点にして年間10個の企画展をこなすというフリーの売れっ子キューレイタ フォン・ボイ 

中国のバブルに向かいつつある状況と、その中で若い作家の作品がどんどんつまんなくなることを嘆き危惧している会話の夜でした。

僕としてはバブルが終わってからようやく動ける状況ができたといったかんじだったけどな。
by fuji-studio | 2006-06-17 10:29 | ■海外での活動