<   2006年 03月 ( 26 )   > この月の画像一覧
新開地百年の饗宴報告展パーティ
a0010575_8215911.jpg新開地でこの4年間にわたり行ってきた新開地アートストリート。・・・つまりいわゆる、街をつかったアートプロジェクトだが、大きな物語をつくりつつ、結構長期にわたって展開してきた面白い地域活動。
その報告の展覧会と打ち上げのパーティが神戸アートビレッジセンター開催される。

写真はそのパーティを楽しむために開催されたケーキ作りワークショップで作られたお祝いのケーキ。地元の有名なカフェのパティシエ(?)が講師をしたので相当おいしいケーキだった。
いや、ほんと。最高においしかったです。

最近になってようやくこのごく自然なワークショップとパーティの流れが実践されるようになった。つまりパーティで食する食べ物や飲み物をワークショップで一般参加者を募り皆で制作しようという流れ。
一石二長というか三重にも四重にも喜びが重なる。地元のお菓子や料理の専門家はそれを教えることで自分の価値を高め、ワークショップ参加者は技術と秘密を得、主催者は予算的に節約ができて良質な飲食を用意することができて、場を広く開放することができて、パーティ参加者は手作りのおいしい食を味わうことができる。
なんてすばらしい!

a0010575_8253588.jpg僕自身、地域での表現活動は「苗を植える作業のようなもの」ということを97年ぐらいに盛んに話していたことがあったが、まさにその考え方を新開地という地域で実践してみたようなもの。

プロジェクトではもう収穫作業まで進んでいるが、実はまだまだ発芽や開花はこれから。・・・
というか、新開地での実験は新開地の中で発芽するのではなくやはり、思いもよらなかった遠くで発芽、開花しているような気がする。これも98年に予想していたこと。
表現の種は遠くに分散して、思いもよらないところで発芽すると考えるほうがどうやら自然なことらしい。

特に僕が注目しているのは新開地で地質調査ということで井上明彦さんたちが作った「新開地ガイドブック」!これは四国の高知で「高知遺産」という本で発芽したと見ている。この手法はまちの再編集という視点で見ると相当興味深い。たぶん、もうすでに見えないところでイメージとして流通していて、全国いろんなところで開花してゆくんだろうな・・・。で、次にマップ、ツアーなどの種が広がるのかな?

そのなかで新開地はどう動いてゆくのか・・・。問題はその主体の性格ですよね。結局。
by fuji-studio | 2006-03-26 23:20 | ■兵庫での活動
私のしごと館!? なぜかBMW!?
a0010575_10162862.jpg去年亡くなった義父がなぜここに引っ越してきて、この地域・・・けいはんな関西文化学術研究都市・・・を自慢していたのかがようやくわかってきた。
国立国会図書館もあり、さまざまな文化、学術の拠点を集中させようと整備され開発された相当大きなエリア・・・。
大川センターでもびっくりしたが、ありゃりゃ・・・すごいものができていた。その名も「私のしごと館」だって??? なんじゃ!?

a0010575_1029932.jpgバブルの最後の遺産の様な施設。僕が最近市民ベースの地域活動の現場が多かったので遠のいていただけかもしれないが、このようなバブルな施設ってまだ作られていたんですね。
a0010575_1031715.jpgずらりと並ぶモニター(ウェブで公開して家でネットで見れるようにするほうがいいと思うのだが・・・)。
おびただしい数のオリジナルの豪華なマネキン人形(別にそこにたたせなくてもいいと思うのだが・・・気持ち悪いよね。べつにパネルでもいいし。・・・ついつい作る側の気持ちになって、制作費用の見積もり金額出してしまいます・・・)。
動かせないような重たい特別のショーケース(高そう・・・重そう・・・5年で飽きそう・・・廃棄処分た大変なんですよね) 。
妙にうそっぽく豪華に演出され完成された内装や展示パネル(作り変えるのに相当お金かかるから更新されにくいんですよね。で、結局情報が古くなったりして・・)。
それにそこらじゅうに張り付いて説明している職員(年中博覧会状態で人件費が相当すごそう。数百人いたんじゃないの?)。
いっそのこと学校とか個人事務所に開放してそこの場所を提供しながらワークショップを開催することを条件に運営するとか新しい運営の形態もあるのだろうが、おそらく職員とボランティアベースのスタッフ。空調や電気代だけでも相当いるだろうな。設備のメンテナンスもかかるような機材もいっぱいはいっていたし・・・。ああ、もったいない。周辺地域から利用者を募集してスタジオや個人事務所として開放したらいいのに。もちろん施設の家賃はワークショップの開催と相殺するような形で・・・。ポイント制を導入するとか・・。
a0010575_1038273.jpg施設の内容については相当いろいろあるので、リンクされているところから詳しく見ていってもらうとして、その中の特別展示室でなぜかBMWのクラシックカーの展示会があった。
a0010575_11362771.jpgそこにある車のほとんどが、もしも今、そこで販売していたら買いたくなるような車ばかりであったが、特に目をひいたのが1958年製というこのIsettaという名の車。
a0010575_11232482.jpgさっきから掲載している写真はその車の写真だが、なんともかわいい。コンパクト。しかも車のフロントが扉になっていて乗り降りするという画期的なもの。
a0010575_11245190.jpgなぜ僕はいままでこの車の存在を知らなかったのだろう? いや、知らなかったねこの車の存在。見たことなかった。相当いいですね。
・・・そうえいばカエルキャラバンのポーターキャブ、これってどうしましょうか。神戸におきっぱなしですよね。一度中身も外側の手作りアルミバンも修理して整備しなければね。
やっぱり車は丸い目がいいね。
by fuji-studio | 2006-03-26 19:14 | ・単純記録/Diary
京都の大川センターでの研究会
a0010575_10241511.jpg京都と奈良の県境にある学研都市。その中に大川センターはある。
妻の実家が実はこの近くにあるので、近くには来ていたが、こんなところがこんなところにあるなんて全く知らなかった。しかもお隣は義父がお世話になった京セラ

a0010575_1027126.jpg大川センターは主に子どものワークショップを行うまさにワークショップ(工房)。企業が地域にこのような場所を開放しているなんてまさに理想のありかた。センターの中の工房には魅力的な材料がいっぱい分類されて・・・
a0010575_10294056.jpg分類されて・・・分類いいねー。素材が分類されている状態・・・心くすぐります。
僕の事務所みたいですね。
そこで、合宿状態でワークショップを体験しつつ、ワークショップの知財に関する研究会。
a0010575_10332158.jpgところで、ここが扱っている「クリケット」というツール、面白いですね。これにプログラムを記憶させて、モーターとか、光とか、音とかを制御して工作したものを動かす仕組み。

a0010575_10491253.jpgこれを使ったワークショップに大人たち(研究会のメンバー)が夜の11時過ぎまではまっていました。
僕も思わず・・・例の鳥を作ってしまい、それをくるくろ飛ばしてみようと・・・実は自分を制御するのが大変でした。
いや、珍しい時間をすごさせていただきました。
by fuji-studio | 2006-03-26 13:23 | ・講座/対話/研究会
FELISSIMOの神戸学校
a0010575_1119796.jpg神戸のFELISSIMOが毎月開催している神戸学校。なぜか場違いにも僕が話をすることになった。場所は去年の4月にかえっこを開催して数千人の人が押し寄せて始めて入場制限をしてしまった(初めての経験でした)思い出の神戸アリーナの最寄の駅、総合運動公園の駅前にあるフェリシモのホール。
a0010575_14223250.jpg対象者が幅広かったので話の焦点がなかなか絞れなかったのと、ヤセ犬スタンプと皆さんが描いた落書きで最終的に共同のサインを行ってコラボレーション作品として仕上げようとしていたのですが、時間切れで終わってしまい、中途半端になってしまったことを反省しています。

皆さんの落書きも見たかったのですが・・・。

参加者の皆さん、申し訳ございませんでした。
ところで、フェリシモを後にするとき神戸学校を運営していた若いフェリシモな社員たちがお見送りしてくれました。なんとも不思議な空気に思わず撮影・・・。
お世話になりました。
by fuji-studio | 2006-03-25 22:18 | ■兵庫での活動
大阪のiopから神戸の隠れ家へ
a0010575_10391326.jpg昨日の夕方大阪に入り久しぶりにiopの事務所で来年度の活動のフレームを軽く話しあう。六甲山牧場、イザカエルキャラバンなどの企画がまた動き始めそう。

で、夜はフェリシモ矢崎さんに招待されて神戸の山の中にある隠れ家のようなところへ。イギリス製というランタンの形が妙にいい。
a0010575_10393121.jpgその後さらに三宮駅の近くの隠れ家へ。ここで何気に飲んでいたウイスキーが実はとてもおいしかったな。
なんだか神戸の隠れ家めぐりみたいで面白かった。 矢崎さん、楽しいひと時をご馳走様でした。
by fuji-studio | 2006-03-25 10:47 | ご案内/Information
ひさしぶりにチマチマ描いて神経麻痺状態
a0010575_0344059.jpg久しぶりに集中して手を動かしました。
ずいぶんと遅くなりましたが、都城のヤセ犬の物語のそれぞれの作品へのお返しドローイング。一応美術館で印刷して出版するという話。

ヤセ犬はほとんど同じポーズですが、応募された作品のモチーフが背景にいろいろ描かれた8枚の連作。

こういうチマチマした絵を描くときって、僕はなんだか妙な幸福感を感じます。
建築企画の仕事をしていたときもパース画を発注せずに自分でちまちま描いていて、僕にとっては気持ちいい仕事だったけど、ほんとうにあれでよかったのかな?

そういえば確か東京での計画事務所時代、最後にやった仕事は奈良県の橿原市の複合文化施設のパース絵だったような気がする。15枚ぐらい当時はまだエアブラシを使って描いていましたね。そういえばエアブラシなんてこの10年ぐらい見ていないぞ!どこいったんだろ。

絵がうまいとかへたとかではなく、イメージがいいとか悪いとかではなく、単純に絵を描く行為って没頭してしまい、そのときの頭の中って結構麻痺状態で気持ちいいですよね。

久しぶりに筆も持ってみた。なんだか妙な気分。
ところで明日の昼前までに完成できるかな?

締め切りをぎりぎりまで延ばすとするといつ? 原田さん?
そういえば締め切りがあと4つぐらい重なってるなー。やばいな。
by fuji-studio | 2006-03-22 22:20 | ・講座/対話/研究会
建築デザインのクリティークだって!
a0010575_9726100.jpg福岡で建築の学生が自分の作品のプレゼンテーションを行い、それを審査するデザインレビューが開催され、そこに参加する。

全国公募で140名の応募者があったとかで、会場には140名近くの学生が自分で卒業制作などのパネルや模型などを持参して展示し、審査に望む。


a0010575_9505369.jpg僕の仕事はもちろん建築デザインの仕事ではないが、建築のデザインの前の仕事だという自覚を持っている。つまり、デザインになる前のプロセスの仕事。空間や空気感をつくる仕事でもあるが、・・・流通する以前の価値観を立ち上げる仕事・・・。
社会化され、常識となる前のものを発掘し光をあてる仕事・・・。建築というハードウェアが組み込むべき活動のシステムを作り出す仕事。もしくはその空間を使うユーザーがその使い方を開発する仕組みを考える仕事・・・。あるいは使い方のバリエーションと可能性の端っこの部分を具体化する仕事・・・。


a0010575_9535374.jpg学生のプレゼンテーションを聞きながら、10年以上前に従事していた建築企画の仕事の現場で感じていたの当時の違和感を思い出す。
建築ができる前の調査と企画を行っていたが、そのとき視点の中心としていた経済的価値観への違和感。
そこから離れて地域活動に目を向けて個人で動き出し、必ずしも貨幣経済的な価値観が中心で調査や企画を立てるべきではないという確信を持つようになった僕自身のプロセス。


a0010575_9585782.jpg学生のプレゼンテーションは彼らがまだ社会化していないがゆえに、社会的価値観や経済や流通の価値観から遊離し、個人的で、あるいは表層的で、非現実的でありながら自由で闊達で、なかなか面白い。

建築という現実のそれ以前の状態にあるという点で、僕自身にとって興味深い様々な種が転がっているように思えていとおしかった。


a0010575_1152729.jpgその学生の闊達さが審査員達の気持ちを和ませ、しかし、彼らに現実の厳しさも教えなければならない立場もあるのだろうが、その両輪のバランストークが絶妙に面白くて本当に楽しい時間をすごすことができた。

いや、ほんと、楽しかったな。伊東さんもよかったけど、さん、最高だったな。


a0010575_19493421.jpg同時に僕としては僕自身の仕事の領域を建築との関係からあらためて再認識することができてとても有意義な時間でした。

会場では勝手な意見を言って本当に申しわけございませんでした。それと話が十分にできなかった学生の方々、申し訳ございませんでした。
by fuji-studio | 2006-03-21 23:19 | ■福岡での活動
30年近く棲んだアパートを出る友人
a0010575_1827292.jpg1991年のクリストのアンブレラプロジェクトのサポートを行っていたとき、たまたま同じチームになったことがきっかけで知り合った友人、佐藤君。

彼のことはここでは詳しくは語らないが・・・たぶん彼が嫌がるので・・・。 それなりに知る人ぞ知るある種ある面すごい人。 僕が東京にいることを察知して佐藤君から珍しく携帯電話がなった。 彼が大学受験時代から30年近く棲んでいるアパートをいよいよ引っ越さなければならないという話。


a0010575_18435629.jpg僕は彼のひっこしの手伝いはどうしても断れない立場にある。
いや、ほんと。僕が東京にいたころ、どれだけの引越しの手伝いをしてもらったことか。当時は作品の搬入や展示にしてもかなりやってもらったし、僕のビニプラの服関係の作品を制作したのも佐藤君。
まず、電話をもらった瞬間、予定を調整して飛行機の予約の変更をして、僕が福岡に帰るまでの数時間、レンタカーを借りて友人達と引っ越しを決行しようということになった。



a0010575_1851790.jpg彼が相当な写真集や作品のコレクターだということは知っていた。

僕が福岡の農家に暮らし、養鶏場跡を仕事場にしはじめたとき、佐藤君のコレクションの一部を軽い気持ちで預かった。届いた段ボール箱は150箱。3000冊程の豪華な作家モノの写真集や美術書、デザイン関連の本で目を丸くした。・・・

相当なモノモチだとはいえ、池袋の4畳半のアパート暮らしだし、まあ、大丈夫だろうと勝手に侮っていた。しかし彼のアパートに入ってびっくり。

4畳半のアパートをいったい何部屋借りているのか想像もつかない量のモノがアパートの2階の様々な部屋を埋め尽くしている。梱包のしようのない石膏像や石像、レアモノのフィギアグッズ系からポスター、絵画作品、骨董の領域に入る鳴らないラジオやビン、おそらく通常の生活には全く必要のないものであふれている。


a0010575_1934196.jpg山手線でわずか数駅の引越し費用の見積もりが30万だといわれたという話を思い出した。確かにこれはすごいかも。彼の他の友人も呼び出され、皆で荷物を4トントラックに積みこみ、新しいマンションへ。

運んでも運んでも運んでも終わらない書籍の入ったダンボールの山をひたすら運び・・・、途中WBCの日本韓国準決勝をラジオで聞きながら・・・腰が痛く動かなくなったり、腕が箱を持ち上げられなくなったり・・・2トンアルミバン2往復分の重労働。

次の日に福岡でどうしても逃せない仕事があったので夕方にレンタカーを返却し、とりあえず羽田空港に向かったが、少しは荷物が減ったのだろうか?おそらく数%しか運び出していない。あとは運送屋に頼むと話していた。

アパートのいろいろな部屋から荷物が湧き出てくる引越しに、彼の30年近い生活とその結果の痕跡を見てしみじみ。とにかく全部ひろげて展示して、彼がなにを持っているのか全部リストにしたくなる。一度全部借りて展覧会を行いたいという話をしているが、佐藤君は嫌がって本気にしてくれない。
相当面白いと思うのだが・・・。
「useless selection 佐藤君の場合・・・。」ってかんじで・・・

とにかくすべてのモノには家賃が発生しているので都心で暮らす人は溜め込みすぎに注意しましょう。

・・・イテテ・・・
(キンニクツウガ・・・、ソレト・・・アシガツル)
by fuji-studio | 2006-03-19 23:25 | ・縁の深い人・家族
取手アートプロジェクトのアートフォーラム終了!
a0010575_0275074.jpg取手アートプロジェクト(TAP)2005の活動はどうだったのかについてちゃんと話し合いをするTAPフォーラムがあった。去年の夏のフォーラムにも参加したが、そのときの会場は取手市役所の近くのホールで舞台の上。そこに前回の出品作家の椿昇取手市長の塚本さんと僕と司会進行役が壇上で話をした。


a0010575_0403658.jpgところが今年の会場は取手駅前のショッピングセンターカタクラの地下一階の広いスペース。そこに[Cafe TAPチャンネル]という名称で全体を4つの公開スタジオのような話し合いの場をつくり、そこにカフェ機能を組み込無という形で段差をなくし、フラットな面にいくつかのセルがあり、それがネットワークされるという構造の空間を構成した。
取手アートプロジェクトなかなかがんばった面白いしかけ。

雛形は数年前に神戸アートビレッジセンターで開催された「ソーダンタンク」。このときは会場に3種類のカフェ形式の相談コーナーを設置し、そこに相談員がそれぞれはりつき、そこで飲みながら話しあいを続けるというものだった。そのとき、僕も相談員を行ったが、早い時間から焼酎に手を出して、飲みながら行ったために、僕自身何を話したのかまったく覚えていないという事態が発生。そのときは確か盛り上がって終わったとは思うが、なにせ半分ぐらい記憶にない。


a0010575_042030.jpg今回この企画の相談をうけて、まず伝えたのはその反省点。で、その結果(・・・かどうかはわかりませんが・・・)1部、2部の夕方まではアルコールなしの設定。5時以降アルコールが解禁になり、7時の終了時間までは飲みながらのトーク。いや、なかなかいい感じだった。

もうちょっと詳しく話したほうがいいよね。はい。

会場に設定だれたチャンネルは「あつまるチャンネル」と「つなぐチャンネル」と「そだてるチャンネル」それに全部の会場を映像でモニターされた「チャンネルステーション」

a0010575_19142749.jpg あつまるチャンネル」では取手駅前の茨城県寮跡地をつかって活動のインフォメーションとたまり場的な場づくりを試みたチームが話し合いのナビゲーターとなりニッセイ基礎研究所の吉本光宏さんをゲストとした対話。

a0010575_0422587.jpgつなぐチャンネルでは取手市内の作家のアトリエを公開するプログラムやそれをめぐるツアーなどを編集して実施したチームがナビゲーターとなった対話。
(・・・あれ?ゲストってだれだったっけ? もしかして熊倉純子せんせーですか? 羽原さ~ん!)


a0010575_0425648.jpgそだてるチャンネルでは取手市内の小学1年生全生徒を対象に作品をあつめて絵画展を開催したり、商店街を歩行者天国にしての大規模なかえっこを開催したチームがナビゲーターとなり、西巣鴨を拠点に学校に芸術家を派遣する事業を行っているNPO「芸術家と子ども達」の堤さんがゲストでの対話。おやおや、なんともお客さんの中にメインゲスト並みの豪華な方々の姿も見える!


それぞれをモニターでつないで、それぞれ対話されている内容のキーワードが大きな紙に書き込まれ、それについてなんとなくうだうだと話したり、質問者に答えたりするのがセンターチャンネル。で、そこをナビゲートするのが僕の役割。ゲストはそこに寄ってくる人。マイクを通して対話しているので、視聴者がいるのかいないのかわからないミニFMで深夜話し続けるコメンテータの気分。

僕のチャンネルはさておき、それぞれのチャンネルでは、ナビゲーターがTAP2005で実際に行ってきたことに対する疑問や検証、あるいはもやもやなど、話の種が尽きないのか、もしくは話をしようとしたことが飛び込んでくる厳しい意見によってズレてゆき、話題を整理できずに奮闘しているのかそれそれかなり白熱している・・・。これはスタッフの皆がいろいろ現場で問題や疑問にぶつかりながら、本当にその問題に対して自分の問題として、あるいは地域の問題として少なからずリアリティをもって対峙している証のようなもの。
なかなかいいそ。相当いいぞ! この手のフォーラムってほとんど壇上の人が少ない時間でたいした討論もなされずに順番に話をしておしまいというパターンが多いが、このシチュエーションだと皆、話す。話す。話す。本当に討議しているかんじが伝わる。

しかも、出入り自由で、カフェもあるので、それぞれの時間で自由に参加できるから結構いごごちがいい。途中で、商店街のお菓子屋さんからテレビ電話を使っての中継も入り、いい感じの気分転換になる。
ちょっとマイクとスピーカーのクオリティとか、テクニカルな面で難しいところもあったけど、それはそれで、手作り感が滲み出ている空間なのでいいかんじ。このテレビ番組的な仕組みってもう少しブラッシュアップするとなかなか使えるチャンネルになるのでは!


a0010575_0444958.jpgそれを中心的に動かしているのが去年から導入されたインターンと呼ばれる学生のような立場の人たち。アートプロジェクトの現場を体験し、学習し、将来的にもそのような活動に従事したいと志し、熱意を持った人が集まっているので、それはそれは盛り上がる。


a0010575_0435293.jpgで、実はそのフォーラムのすべてのプログラムのあとにその会場で2005年度のインターンの卒業式が開催され、卒業証書授与の儀式も行われる。
いや、またまた体験しましたこの充実感、充足感で満ち溢れた空気。いいねー。いろいろな苦労を乗り越えて達成したときにしか味わえない感動の場!
この空気が作られただけでも大成功。

皆ほんとうにいい笑顔で終了証を授与され、宴会でもりあがり、ついつい3時まで・・・。ふう。
いや、皆さん、ほんとうにおめでうございました。この宝物の価値はきっと10年後にしみじみわかってくると思うよ。で、僕も感動のおすそ分けをいただいて、ほんとうにごちそうさまでした。
by fuji-studio | 2006-03-18 23:47 | ■茨城・取手Art Project
かえっこの本の出版未定パーティやりました
a0010575_1142434.jpg神田の神田税務署の横にあるカンダダにてかえっこの本の出版を呼びかけるプレゼンテーションを行いました。

友人の中村政人が神田の印刷会社の一階フロアを提供してもらい、半年間の期間限定で行っていた全国のアートプロジェクトを紹介するプロジェクトギャラリー(?) KANDADA

ここが出版社や本屋が立ち並ぶ神保町の近くにあるというロケーションから、出版社向けの何かトークイベントができないかという話で始まった出版プレゼンテーションと出版未定パーティ。

会場の来場者の半分ぐらいはかえっこや今の活動の関係者。半分ぐらいは呼びかけに興味を持っていだいてきていただいた方。準備が不十分で申し訳ございませんでした。しかもたくさんのお酒の持ち込みをしていただきました、本当にありがとうございました。

僕としては今までのいろいろある経験や思いやたまりに溜まってしまった資料、写真、映像データ、数々の興味深いワークショップなどをだれか面白い編集者がバッサリ切り落とし、ある別の視点で面白い編集でかえっこネタのおもしろいモノができるんじゃないかという思いでのプレゼンテーション。
ちゃんと伝わったかどうかわかりませんが、面白い意見やアイデア、厳しい意見などもいただきとても参考になりました。具体的に編集方針のアイデアを実はもう形にして作ってきてくれた編集者もいて、いや、勉強になりました。

急な案内だったので、なかなか予定がつかずに来れなかった方も多かったという話を伺いました。申しわけございませんでした。

とにかく、何かうごきはじめるといいですね。
かえっこの本のについてはkandadaを運営しているcommandNと一緒に作ってゆこうかと思います。全国のネットワークを活かした新しい手法での出版、配布の可能性もなんとなく見えました。昨日参加された方も、参加できなかった方も、一緒に本作りに参加できる人や企業はぜひお声掛けください。 

そうそう。氷見からおいしいお酒の差し入れをいただきましたよ。女将さん、ご馳走様でした。
by fuji-studio | 2006-03-16 23:14 | ■東京での活動