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美術の窓、田中真聡、日産村上、ヨコトリ
a0010575_15271922.jpg朝、取手アートプロジェクトの今回のサイト、駅前はらっぱの横にあるビジネス旅館つつみで目をさます。なんとなく湿気を感じる雨戸が閉められたままの部屋4500円。この値段が高いか安いか疑問。なぜか周辺の物音に遠慮しつつチェックアウトまで原稿を書き、東京に向かう。銀座で「美術の窓」の取材。途中日産ギャラリーで新しいコンセプトカーpivoの発表で村上隆ががんばっている姿にでくわす。いや、村上隆は本当にがんばってるなー。偉い!その後また美術の窓の細川さんと話をした後、学生時代からのバレーボールつながりの友人、田中真聡の個展訪問。銀座のギャラリーに足を運ぶのって何年ぶりだろう・・・。微妙な動きと光と影に酔いしれたところで奥の部屋に。小作品がしっぽりはまっている壁面にバーカウンターの空間。鏡の壁からオーナーとワインクーラーが登場。ついにワインとおつまみも出てきてまたまたしっぽり。久しぶりの休日の気分。遠慮しつつおいしいものをいただく。

a0010575_1529196.jpg夕暮れになるまえにと横浜に急ぎ桜木町駅前でチェックイン。横浜トリエンナーレのキューレターとして半年前から福岡から横浜へ単身赴任状態の山野さんに連絡。もう夕暮れ7時過ぎなのでもう見れないとおもっていたが金曜日は9時まで営業なので入場できるとか。山下埠頭の横浜トリエンナーレの会場にタクシーを奮発し急ぐ。タクシーで会場付近のエントランスまで行ったが入場できずゲートまで戻され、それで1000円近く余計にタクシー代を払わされたのが不愉快でいやーなかんじ。あの警備員の強圧的な態度はなんだ!。ゲートで山野さんに会い入場。薄暗く陰鬱な雰囲気。ゲートから会場までのビュランのストライプの小旗がうっとうしい。時間もないので小走りに会場に向かう。えらい長距離。遠い。ぜめて夕暮れの港の美しい風景の写真でもとろうかと思ったが写真もカメラも携帯写メールもだめといわれ不愉快な感じ。入場するとさびしい雰囲気の中ぽつぽつとスタッフが作品で遊んでいる。池水さんの構造物をながめ奥にいそぐ。コスゲのサッカーゲームを体験。よくつくったな。おめでとう。大分の安部君がミシンがけをして盛り上がっている。久しぶり。で、横浜のスタッフになった徳永君と合流。ごちゃごちゃと悪い意味で陳列された作品の間を散歩し、ナゥインがゲーム会場でゲームに忙しそうにしている姿を発見。一年前にタイでこのゲームのルール作りをしているナウィンを思い出す。しかしアーティストってしっかり思っているコトを形にするんだなとあらためて実感する。おめでとう。岩井君の電話ボックスでしみじみ。

a0010575_1530353.jpg雑然とした会場を見て廻るうちに気になる空間が閉鎖されていることに気づく。そこは高嶺君の作品だとか。入場できないとか。なぜ?と高嶺に電話。どうにか交渉して、・・・というか管理者的スタッフの対応がとてもよくないところに顔見知りの若いスタッフが登場。とてもがんばってくれて特別に見させてもらう。(○○君ありがとう!)何人かの人が入り口の階段で躓いて怪我をしたとかで作品が閉鎖されたとか。足元に明かりをつけたり階段を変えたりできなかったのかな? 足元相当危ないですよとちゃんと説明してそれでも入りたい人だけが入るとかできないのかな。管理者と現場担当者と作家の不協和音? 高嶺作品入ってみるとすごくいい情景が拡がっている。高嶺やったな。高嶺の経験してきた感覚と彼の培ってきた彼の周辺の技術がとてもよく凝縮されていて心に染み入る新しい風景。鹿児島出身の僕には鹿児島弁は違和感あるが、まあ、いいっか。ということで、他のネガティブな印象がぶっとびとにかくよかった。今日の観客ってこの作品見れずに帰ってしまったとはかわいそう。

最後は山野さんとしっぽり。で、おまけに山野さんたちが借りている北仲ホワイトの事務所を夜中1時過ぎに訪問。こうこうと明るい「みかんぐみ」の事務所ものぞいてみるが当然曽我部さんはいるわけない。ザンネン。あーこの事務所いいなー。僕も借りればよかった。

蛇足としてのハマトリの感想はこちら
by fuji-studio | 2005-09-30 23:59 | ・単純記録/Diary
取手の白山小学校での説明会
神戸から取手に移動。取手の白山小学校で課外の説明会。取手アートプロジェクトの説明、はらっぱの紹介、かえっこの紹介。その後アサヒビールの取材。鹿児島の甲南高校の後輩に遭遇、百道浜小学校出身、昔ぐるぐる公園で遊んでいた学生に遭遇。アサヒの根本さんと四万十川の川くだりの打ち合わせ。取手アートプロジェクトのメンバーと打ち合わせ。森君と最後はしっとり。
by fuji-studio | 2005-09-29 10:11 | ■茨城・取手Art Project
神戸震災10年事務局との反省会
a0010575_15354030.jpg神戸でカエルキャラバンの企画をはじめて一年。プロジェクトの実施が一応終了して、意見交換会が神戸市の震災10年事務局で開催される。

続きはこちら
by fuji-studio | 2005-09-28 13:09 | ○イザ!カエルキャラバン
鹿児島テレビ放送に生スメリーと・・・
a0010575_825411.jpgここのところ、家族を巻き込んでのかえっこの巡業が毎週のように続いてちょっと大変。しかし、今回の鹿児島テレビ放送のお祭りには相当楽しめた様子。会場となった鹿児島県民交流センターのあちこちで、お笑いやらミュージシャンのライブが開催され、そのなかでかえっこもゲストとして開催される。このパターンは初めてだなー。
a0010575_850245.jpgで、一緒にゲストで呼ばれたスメリー、1日目は彼のソロのライブパフォーマンスがあり、2日目かえっこ会場でワークショップコーナーを作ってくれた。そのコーナーのタイトルが「早口アワード」。早口言葉を考えてもらってそれにあわせて歌って踊って、なかなかよければ高得点のカエルポイントがもらえる。
a0010575_841515.jpg最初は1~3ポイントだったはずが、だんだんのってきて、ついつい10ポイント!で、グランプリには35ポイント! それで稼いだ兄弟はオークションでがんばっていた。さすがスメリー。ワークショップは初めてだっていっていたが、かえっこのワークショップを完全にエンターテイメントのショーにしてしまってとてもよかった。僕も参加者も観客もめちゃくちゃ楽しんた。
a0010575_2226414.jpgずいぶんとかえっこを開催してきたがここまで盛り上げてくれたワークショップははじめて。まだまだ可能性ってあるんだなー。いや、まじめで誠実なスメリー君と皆とても魅力的だったKTSスタッフといろいろ手伝ってくれた関係者に感謝感激でした。
で、この写真は打ち上げのときの写真、スメリーこと岡崎太威さんがメールで送ってくれました。後ろにちらりと見えるかげは、同じゲストだったミュージシャンのロードオブメジャーとお笑いのアメリカザリガニ。きっとその業界では有名な人なのかもしれませんが残念ながら共通の話題を探る術もなく、もっぱらスメリーとナマイキVOICEのアナウンサーとで盛り上がってしまいました。サインもらっといたほうがよかったかな? 焼肉ご馳走様でした。

ところで、鹿児島のKTSでのかえっこ定着すればいいのになー。
by fuji-studio | 2005-09-24 18:54 | ○Kaekko System
e-space gardenのテーブルのやもり
a0010575_732331.jpg鹿児島に帰るとe-space gardenのいろいろな仕事が山積み。ほとんど時間がないのでなかなか進まない。1週間ぐらいじっくり鹿児島に滞在していろいろ整備もしたいし、作りたいものも山ほどある。

続き
by fuji-studio | 2005-09-24 07:33 | ○イイスペイス@イイテラス
いよいよ「イザ!カエルキャンプ!」JR六甲道駅前公園でした!
a0010575_19192980.jpg去年の秋からiopの永田さんと企画を練り、4月からはじまった神戸市の震災10年事業 神戸カエルキャラバン2005
その第7弾最終章。いや、長かったな。大変だったな。とはいえ、特に大変だったのは永田さんやサポートしてくれた50名を超えるスタッフ達と関係者。はあッいよいよ最後かっ・・・とっとしみじみモードで開催、終了しました。
いや、ほんとうにしみじみです。

軽い練習のつもりで4月に開催した神戸総合運動公園、神戸アリーナでの神戸カエルキャラバン第一弾!かえっこプログラムをベースとして、様々な防災ワークショップをサポートスタッフと参加者が一緒に考えてゆくという仕掛け。ところが数千人の親子が(事務局発表が3000人、僕の見積もりでは5000人は来場していたと思う・・・)わずか3時間程度のかえっこ開催の時間をめがけて押し押せてきてパニック!! 準備していた防災ワークショップを実際に実施したのはほんの一部。それから5月、NHK神戸の開催で体制を整えなおし、多聞台小学校でのワークショップを経て子ども達スタッフを強化して、6月、名谷駅前須磨パティオ垂水区役所での開催で随分となれてきたところで7月、淡路島でのスタードーム制作合宿を経ていよいよ北区山田小学校でのイザ!カエルキャンプの実施。で、8月、コミスタ神戸での実施を経てついにJR六甲道の駅前に震災後10年間かけて区画整理し開発してきた公園のオープニングイベントにからんでの泊り込みワークショップの実現! いや、みちのり長かったな。プロセスを味わいたい人はリンクをみてみてくださいね。(しみじみ。) 

しかし、ブログって便利ですよね。いつも終わったら記録集つくろうと思うけど結局時間が流れて自分の中で新鮮さがなくなり、そのまま記録として残ることない出来事っていっぱいあります。その時々は面倒で省略したり酔っ払って書き込んだり、バランスは悪いですが・・・(僕の場合)こうやって一応、興味ある人が見てゆこうとすると見てゆけるリンクができている。・・・・これはもっと可能性あるメディアだなー。確実に個人の時間は奪われているが・・・

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で、今回は都心部の公園での泊り込みキャンプということでいままでの防災ワークショップに加えてサバイバルハウスづくりのワークショップを実施。永田さんの関係で建築系の宮本佳明さんや鈴木明さんに参加してもらい実際にサバイバルハウスづくりを参加者に体験してもらい、そこに宿泊してもらうという画期的な試み。キャンプ場や自然公園なら考えられるが都心の新品の駅前公園でこれが実現できるとは発案した僕も実は思っていなかった。写真は宮本佳明さんのワークショップによる最低限の素材(竹4本とシーツ2枚)でつくるシーツテントが集合してできた大広間。屋根部分と床部分の接合をスーパーの袋を使っているあたりが僕の心にぐっとくる。しかも壁のシーツは洗濯ばさみでとめていて、なかなか美しい。参加者の家族はこの中で一晩を過ごしました。

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こちらは鈴木明さんの研究室によるワークショップでつくられたベニヤの家。これもスタードームと同じバックミンスターフラーのジオデジックドームが原型になっているのかな?雑誌などで見たことはあるが本物をみるのは初めて。これもベニア板素材とねじをベースにした面白い構造。窓はビニールで作られている。ガムテープでとめているあたりが僕の心をくすぐる。これにも参加者の家族が寝泊りしてました。

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こちらはアルミサッシとかファスナーとかで知られるYKKが出展したとても美しいシェルター、エマージェンシーユニット(このサイトイラストつきでわかりやすいですよ)! 空気ですべての壁が2重壁になっているので、--というか、空気の層が壁になっているので雪国で特に性能発揮というわけですね。これは価格が1000万ぐらいするとかで美しくとにかく上質。そのなかで子ども達が空気のトランポリンと勘違いして壁にがんがんぶつかって遊んでいて、傷つかないかとても心配。仮設住宅もこんなものが並んでいたら随分イメージが違うんだろうけどね。いろんな形でいろいろな色の仮設住宅。是非一家に1台ほしいものです。もしかして空気のトランポリンもエマージェンシーシェルターになったりして。ぞうさんのシェルターとか、くまさんのシェルターとか、うさぎさんのシェルターとか・・・、まあ、いいか。

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日本赤十字にも非常時の緊急の医療の現場にもなるシェルターを特別に出品してもらいました。これはさすがに本物。空気で柱が膨れ構造体になり、壁はファスナーでいろんなところが開閉できるようになっており、実際つかってきたものらしい。うん、迫力がありますね。スタッフはこのテントで打ち合わせをしたり、寝泊りしたり。これは各町内にひとつほしいところですね。児童公園の数だけあればイザとなったら相当いいです。下手な公民館やコミュニティセンターをつくるより、このテントを持ってたほうがよほどいいんじゃないの?ざっと100人は入るホールにもなるかも。例えば2トンアルミバントラック(両側ガルウイングで開閉)に防災倉庫の中身とこのテントと、大なべとか大型ガスコンロとか椅子とかテーブルとか積み込んだ移動型のコミュニティセンターとか・・・。妄想は拡がるばかり。・・・

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アウトドアのモンベルもいろいろな種類のテントを出品していてなかなかいい感じでした。全部ほしいかんじですね。で、野研のスタードームの家族宿泊用の小型ドームもいくつか登場。いろんな種類のサバイバルハウスがJR六甲道駅前のテープカットしたばかりの公園を埋め尽くし、本当に画期的な風景。

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さすがにキャンプファイヤーはできないのでE-DESIGNというランドスケープ系のデザイン事務所が水のキャンプファイヤーということで、ペットボトル4633本、阪神淡路大震災で亡くなったかたの数だけ使用し制作。なんと驚き、みなれた風景。ただしライトが仕組まれていてさらに7色に変化する。うん。これは僕の仕事ではないな。余談ですが、ペットボトルは一本21円で新品を購入したとか・・・僕が持っていたのに・・・と思いながらも、やはりデザイナーは僕のコレクションは使わないのだろうなーとしみじみ思うのでした。


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で、2日目には消防隊員が真っ赤な緊急車とともにやってきて、油から炎が出た場合、ぜったいに水をいれないようにと、もし入れたらどうなるか!との実験をデモンストレーションしてほらこんなに炎が!っと自慢げ。あ、公園で火つかってもいい方法があったんだ!とうれしくなりました。

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もちろん2日目の朝はキスヒサタカの防災体操から。今回はガムラン音楽がなくてちょっとさびしい。朝食はパンの支給。だんだんパンが豪華になっているような気がする。ということでもういろいろありすぎて紹介できませんが、きっとカエルキャラバンのブログサイトでそのうち詳しい紹介があることでしょう。楽しみにしていますよ。

いや、しかし、まさかこの日程が大宰府スタードームフェスと重なってしまうとは。結局ぼくは建築のワークショップにも立ち会えず、夜はしっかり泊まりましたが、次の日のかたづけと打ち上げに参加できずに大宰府へと・・・。ほんとに疲れはてた2日間でした。この2日間、全国でいちばん数多くスタードームが立った日だったんでしょうね。

で、この神戸カエルキャラバンの記録展を神戸市役所のギャラリーで11月に開催しますが、なんとその会場構成をみかんぐみに頼んでしまいました。なんと贅沢な・・・!ありがたやありがたや。で、この活動をとりあえず記録集としてまとめようとしていますが、だれか出版してくれませんかね・・・? そうそう。展覧会にあわせて、数々の手記のメディア変換のプログラムを実施中! どういう作品が登場するか楽しみですね。・・・はあ~長いブログだった。疲れた。
by fuji-studio | 2005-09-19 08:03 | ○イザ!カエルキャラバン
涙、大宰府スタードームフェスティバル開催そして終了!
a0010575_1371998.jpg大宰府でスタードームフェスティバルが開催、で終了。いやなかなかどうして、すごくよかったですよ。いろいろな意味で。まさに絵に描いたような協働の現場。地域の活動との深い関わり。大宰府政庁跡という国指定の史跡という場との自由な形での関わり。まるで最近のアートプロジェクトの課題に答えを導いた優等生のよう。これってどこかでまとめてしっかり報告するサイトってあるのかな? いや、しかし、不可能と思われていた直径6メートルのスタードームが20機立ち並ぶ風景。満月の夜と重なり(重ねたんだけど)、本当によかった。手持ちの写真だけアップします。月の写真がないぞ! 夜のドームの写真もない。
a0010575_1403821.jpg実は僕は神戸のカエルキャンプの現場との掛け持ちで、神戸と大宰府を行ったり来たりで2日連続現場のテント宿泊。大宰府は1000年以上も前に区画整備された街の中心地跡の国指定特別史跡、神戸は阪神淡路大震災の後10年かけて区画整理されてJR駅前に再開発で完成したばかりの(その日が街開きの日)公園。もちろんキャンプ場ではない。こんなことができるのってアートプロジェクトの力なんですよね? で、前日神戸でのビデオ撮影の為にビデオカメラのバッテリーがなくなり、撮影できなかったんです。デジカメのメモリーも一杯で・・・ごめんなさい。 

a0010575_1444589.jpg僕は個人的にかれこれ20年以上も前の1982年に制作したへたくそロウケツ染めの「ハッポウニラミノリュウモドキ」を円形に縫い直して出品。随分色あせてみすぼらしかったな。よこのかえっこ本家のドームも管理者不在でパニック状態のよう。ものは散らかり放題で片付ける状態ではなさそう。
しかし、他の参加者のそれぞれのドームがまたいろいろ面白い。そもそもスタードームを考案して展開している九州フィールドワーク研究会(野研)のドームはさすがにすごい。とにかくすごい。こちらのサイトに紹介されているので是非ご覧ください。写真もすごくいいですね。うらやましい。いや、まいった。ところで、18日から19日に変わる瞬間、ハッピーバースディを仕掛けてくれて皆さん本当にありがとうございました。大宰府スタードームフェスティバルのブログサイトcatでの報告楽しみにしています。・・・どこかで報告みつけたらコメントもしくはトラックバックお願いします。
by fuji-studio | 2005-09-18 23:35 | ■福岡での活動
福岡アジアトリエンナーレ開幕しましたよ!
a0010575_1754914.jpg福岡でアジアトリエンナーレが開幕しました。そうか、もう3回目か・・・。しみじみなりますね。この前身の展覧会。1994年の秋、福岡アジア美術展に招待されたことがきっかけではじめて福岡に滞在し、アジアの作家と出会い、その後福岡のミュージアム・シティ・プロジェクトと出会い、福岡を拠点をして活動することを決心し、移住してきてかれこれ8年。
a0010575_17164277.jpg仕事でバタバタとしていて今年の展覧会は手伝えませんでしたが、去年タイで一緒にファッションショーをした作家が滞在制作でやってきたり、2001年に茨城のアーカスのプログラムで家の子ども達とかえっこを手伝ってくれたインドネシアの作家がやってきていたり、以前他の展覧会で一緒だった作家がいたり、個人的にはとてもうれしい展覧会。展覧会は福岡らしく、長時間熟成したこってり豚骨スープのような濃厚な仕上がり。是非お勧めの展覧会です。是非お越しください。おかげで久しぶりに展覧会を堪能しました。やっぱり作品はいいね。で、福岡に来たときは是非うちに遊びに来て焼酎でも飲んでいってくださいね・・・といいつつ、この秋いったい何日福岡にいるのでしょうか?
by fuji-studio | 2005-09-16 17:45 | ご案内/Information
四万十神楽交響楽って何?
a0010575_10452693.jpg四国の高知県を主に流れる四万十川。日本1きれいな清流といわれる全長196kmの源流から河口までをペットボトル製のいかだで取材しながらくだり、四万十神楽交響楽という不思議なものを地元の人たちと制作し、発表するという出来事。それの募集と告知のちらしが送られてきた。あ、もうあと一ヶ月ないんだ。カヌーの製作も間に合わないなー。詳しくはこちらの情報を
by fuji-studio | 2005-09-15 22:45 | ■高知・四万十神楽交響楽
福岡で住宅とアートに関する公開セミナー
a0010575_7462626.jpg福岡のアイランドシティのまちづくりに関する勉強会の流れで「住宅開発とアートプロジェクト」に関する公開セミナーがある。「南芦屋浜コミュニティ&アートプロジェクト」をプロデュースした橋本敏子さんをお招きして、九州大学の森田昌嗣さんをナビゲーターとした公開セミナー。
福岡市役所の15階の会議室というなんとも硬い雰囲気。
a0010575_16451048.jpg橋本さんの話は、言葉の選び方に多少の違いがあるが、僕の考え方とほとんどのところでシンクロしている。ある概念を表現するのに言葉を使うが、その言葉の使い方が難しい。言葉の使い方をのぞいてはほとんどまったく共感できることばかり。やはり現場からでてくる認識は近いのだろうね。橋本さんが話した南芦屋浜の段々畑についてはこちらこちらのサイトを参考にしてもらうとして、橋本さんがあげていたキーワード、暴力性、不在性、余地性という感覚は非常によくわかる。

一見ネガティブに見えるような概念であるが、地域の中にその表現に対する主体性を作り出す為にとても大切であることに共感する。暴力性は僕の言葉ではインパクトや強度であると同時に深いところで地域の抱える問題を深いところで暴き示唆する力でもあり、それがゆるやかであるにせよ、激しさを伴うにせよ、地域社会の価値観をゆさぶる力のことを言っているように思える。つまりなんでもないものはなんでもないわけね。
a0010575_7521350.jpg不在性とは行政の不在のようなことを話されていたが、僕は主体を誘導する為に必要なことなのだと思う。もしくはここにOS的発想が関係してくるんだろうな・・・と。 魅力的なシステムを構築することにより、多種多彩なアプリケーションが発生し、使う側の自由な表現が可能なるのかな・・・っと。

ところで写真はアイランドシティで開催されている花どんたくの中にあった巨大でプロポーションの悪いクロツラへラサギのおばけ人形の正面からのビュー。 「なんであんなものをつくるのだろう・・・?」 花どんたくの会場にはそのような疑問を刺激するへんなもの、プロポーションのわるいもの仕上げの悪いものであふれている。それを探して見てゆくと結構たのしい。
a0010575_21341131.jpg余地性というのは縁側、のりしろ、関わりしろのような感覚。もしくは未完成状態のデザインやプロセスデザインのような感覚も含む。っていうか、そもそも変化し続ける街に完成という状態があるのがおかしい。余地、余白であふれている生活空間を感覚は求めているのだとおもう。余白があると、何か描きたくなったりいじりたくなりませんか・・・?

ところで、話はまったく関係ないが・・・(ちょっとカタイ会話なので休憩がてら) 写真はわが家の自宅のリビングの一部の部屋の照明の写真。橋本さんが話題とした南芦屋浜の段々畑を仕掛けたアーティストが田甫律子。彼女は1999年に福岡アジアトリエンナーレの日本代表の出品作家で福岡に頻繁に来てた時期がある。その出品作品の一部に使用されていた(展示室の上空に浮かぶ風船のように使用されていた)卵状の球体のオブジェが展示終了後行き場を失って廃棄処分にされそうになっていたのでありがたくいただいた。それがわが家のリビングの照明になっているなんて田甫さんもアジア美術館の学芸員も知らないんだろうな・・・と思いちょっと紹介。

橋本さんのプレゼンテーションも面白かったが森田さんのプレゼンテーションも面白かった。これまで数回福岡市の審議会などで一緒になったり、南方に飛び立つ国際線のロビーで一緒になったりしたが森田さんの仕事を見るのははじめて。なるほど面白い。実は逆の立場であったらいろいろ突っ込んでみたかったネタが多かった。森田さんの仕掛けた種は日本の風景をかなり変えているなー。また長くなりそうなのでこのへんで。
by fuji-studio | 2005-09-12 23:29 | ■福岡での活動