<   2005年 01月 ( 17 )   > この月の画像一覧
福重小学校での実験
a0010575_147297.jpg
福岡市の福重小学校の先生から4年生対象の小さなレクチャーを頼まれて、ポリ袋を使ったカイト(凧)の実験を行った。1986年灰塚アースワークプロジェクト以来カイトに興味を持ち、カイトで空が覆われた風景をいつか作り出したいと思っているが、パキスタンのラホールの美術大学で行ったレクチャーで「カイトフェスティバル」に出会い、システム型の表現を思いつき、紆余曲折しているうちにずいぶんと凧とは離れて灯明を行ったり、ビニプラを行ったり・・・。
で、スーパーのポリ袋を使って鳥の形をした連凧がいいのではないかと最近思うようになり、小学生にどれほどできるかやてみた。わずか1時間の制作だったが、なかなか面白いものがいろいろできた。前年ながら風が少なく、すべての凧をつなげることはできなかったが、連凧いけるかもしれない。材料はずべて家庭の廃材。どこか一緒にやりませんか?

福重小学校の皆さんお疲れ様でした。
by fuji-studio | 2005-01-30 14:09 | ○デコポリ・ビニプラ系活動
市民放送局
a0010575_13372117.jpg福岡アジア都市研究所が現在行っている活動のひとつでパブリックアクセスに関係する実験「市民放送局」というものがある。市民が主体的に情報や意見をローカルメディアを使って放送する仕組み。アメリカでは1970年代より発生した概念でケーブルテレビなどを使って一般的だとか。

More
by fuji-studio | 2005-01-28 23:00 | ■福岡での活動
違和感を飛び超える術の映像追加
福岡市美術館で九州大学の後小路さん(もと福岡市美術館、福岡アジア美術館の学芸員)から頼まれて福岡市美術館の展覧会場の前で軽いレクチャートークを行いました。またベラベラしゃべってしまった。

その後、ついでに馬場君に来てもらい、映像作品を5本追加しました。それと音声コマンドもいろんな遊びを追加し、「カクダイ、サユウハンテン、フリーズ」などで、映像で遊べるようになりました。ひとつひとつタイトルを言うのがめんどうな人の為に、全部の映像を流すコマンド「ゼンタイ」とすべての映像の最初の10秒を頭だしして見せてくれる「アタマダシ」も追加。ぜひ試してください。

More
by fuji-studio | 2005-01-27 23:54 | ○夢の鳥 DreamingBird
百手(ももて)祭りでの大飯食い
a0010575_13265930.jpg福岡県糸島郡二丈町深江淀川地区。

僕が8年前から暮らしている集落には記録のあるところで江戸時代から、毎年正月あけになるとてんこ盛りのご飯を食べる大飯食いの神事が伝わる。


a0010575_13311018.jpg23軒の集落の家長が集まり、大飯を食う祭り。

まず、神に祈願お払いをしてもらい、木の枝の弓と竹で作った矢で的を射抜く儀式があり、今年の豊作を占う。

見事中心を射抜けば豊作とか?


a0010575_13361976.jpgくじ引きで選ばれてた当番は代々伝わるおかずの準備をする。

大潮干潮の時にとある海岸であおさ海苔をとり、せりを収穫し、鯨の肉を仕入れ、結構大変。

ちなみにメニューは「あおさ海苔といわしの味噌汁」「せりと鯨肉のおひたし」「大根なますと丸干しいわし」「大豆の煮物」それにご飯。

お茶はなく日本酒が容赦なく注がれる。


a0010575_13535634.jpg最初の1杯目は普通盛りのご飯だが、2杯目は写真のようにてんこもり(これはカキ氷ではない)。

これを食べると容赦なく3杯目が盛られる。

3杯たべたところで、孫と呼ばれている最後の追い討ちのおまけ(これはほんの少し)が盛られ、最後に塩味のついたオモユをぶっかけそれをたいらげる。

そうしてようやく苦行の終了。
毎年正月を過ぎると胃拡張にしとかなければならない。

それ自体に意味を見出すのは難しいが、地域に身近でもっとも適正な素材(お米や地域の食材)とだれもができそうな適正技術(食べるという技術)を利用して、日常を超え限界に挑戦し「根拠のない自信」を養成するシステムとして、あるいは地域住民の結束を図る特殊なコミュニケーションシステムとして興味深い。

しかし、毎年参加する当事者としてはかなり胃に負担のある苦しい出来事なのだが・・・。

今年もどうにか3杯半、たいらげました。もう食えん!
by fuji-studio | 2005-01-23 12:00 | ・生活周辺/LifeScape
上海でのメモより
a0010575_091886.jpg人間力⇔都市力
生活臭
生命力
洗濯物
混沌
0層の露天、1層、2層、3層、5層、10層、15層、30層、50層、88層
自転車であふれる道
駐車場が見えない
路上の自転車修理屋
階層による居住区分
流と澱み
温度差
a0010575_23225734.jpg都市力と人間力をつなぐインターフェイス
象徴性
シンボリック
ギザギザの遠景
見栄と欲望
成功と挫折
a0010575_23464167.jpgキングとクイーン
ケーキの飾り
モニュメンタル
時代の襞
70年代の宇宙船
操縦している気分満喫だろうな
a0010575_23583336.jpg都市のどんな隙間でも使用する力
最低限の生活スキル
高齢者
人力
散髪と靴下
触覚と嗅覚
家族力
対話のはじけ
密集、密度、過密
滲み、歪み
灰色
壊れ
繋ぎ
a0010575_2349582.jpg銀色
メタリック
未来性
モニュメント性
デモンストレーション性
超高速
超高度
a0010575_2350213.jpg都市の暴力
都市の恐怖
災害によるパニック
失業対策
建設ラッシュ
中央集権
労働者
a0010575_0112738.jpg道端で羊の解体がはじまる
流れる血
見物客
新鮮さのアピール
冷蔵庫のない肉屋
喧嘩
喧騒
食し、語り、集い
都市の襞
価値観の襞
豚、犬、鶏
羊、蟹、蛇
龍、麒麟
a0010575_012988.jpg421mの高さのビル
431kmのスピードのリニアモーターカー
1600万人の人口
数千という高層ビル
膨大なエネルギー消費量
a0010575_0123039.jpg都心部の人口を減らすため上海近郊に80万人~100万人規模の重点都市と30万人規模の衛星都市を10個ぐらいつくろうとしている話
中心部の人口の分散
緑地の整備
a0010575_0131174.jpg上海周辺に10の衛星都市をつくり、その周辺にまたそこを拠点とした中心都市をつくるという都市政策
都市のネオンサイン化
ビルボード化
広告媒体としての都市
デジタル化
2産業から3次産業へ
金融、経済
HUB都市
なんでこんなに店員が多いんだ!
by fuji-studio | 2005-01-22 23:50 | ・思索雑感/ImageTrash
なぜか上海
a0010575_0471126.jpg福岡アジア都市研究所の市民研究員の活動の一環で上海に来ている。上海を歩くのははじめて。いやー、すごい。上海はすごいと聞いていたがやっぱりすごい。昨日街の空気を様々な角度からブラウズし、今日は同済大学の都市計画の専門家にヒヤリングを行う。短い滞在では何も捉えることができないが、時代のレイヤー、ミクロとマクロなスケールのレイヤー、貧富のレイヤー、経済力や人間力のレイヤー、様々なレイヤーが混沌と渦巻いているのは体感できる。上海市内には高層ビルが7,000棟(!?)も計画されているとか。なんというか、圧倒され、都市の恐怖を感じ体調が悪い。うーん、またひとつ自分にとっての課題が増えたかんじ。まいったな。
by fuji-studio | 2005-01-22 00:46 | ■海外での活動
学校の教材に対する違和感・・・景観法
a0010575_0162844.jpg知っている人は少ないのかもしれないが去年の年末より景観法が施行された。これにより自治体は景観について・・・「美しさ」について学習しなければならない時代へと突入した・・・といっていいのかな?

More
by fuji-studio | 2005-01-20 00:59 | ・生活周辺/LifeScape
横浜BankArt1929でのプラン
a0010575_21431280.jpg
1月に入り、展覧会の搬入、オープニングにはじまり、福岡市美、青森、大阪と出張が続き、久しぶりにスタジオで1日を過ごす。横浜の映像の打ち合わせに泉山朗土君がやってくる。横浜のBankARTで、2月半ばから「食と現代美術」の展覧会を行うという話は実はまだ残っていて、そろそろ制作に入らなければならない時期。かれこれ13年前に取り組んでいた「お米のカエル物語」のレポートと「ビニプラ系の食品の袋のコレクション」でも展示して「公募展の開催募集の映像をポスターを制作しようか・・・」とか考えつつ、最近映像制作にはまり込んでいる泉山君に映像制作を依頼しようと以前の関連映像を引っ張り出そうとするとえらいことになった。数限りなく湧き出てくるつまらない映像の数々。ちなみに昔のベータマックス時代の映像もたくさんあり、面白いが、8ミリビデオ、Hi-8、DVと日常と下見と作品映像が入り乱れとても整理しがたい。皆どうやって整理分類ストックしてるんだろう? 面白いネタの再編集だけで結構なものになりそう。あー、こんなところにも・・・捨てられてしまうモノたちがたまっていたとは・・・。
by fuji-studio | 2005-01-19 21:43 | ○デコポリ・ビニプラ系活動
ガマン・ザ・TV
a0010575_1251456.jpgかれこれ3年ぐらいになるだろうか?
ある日突然家からテレビのアンテナが消えた。
もともと田舎で電波の入りはよくない家だったので
子どもたちは中古の室内アンテナがを駆使して
必死に電波をキャッチしているようだった。

僕は大学入学以来、実家を離れてから
テレビのない生活を続けていて FMラジオが生活の音源
最近はインターネットネットラジオがかけっぱなしの状態

もともとテレビ番組は気になるが、ついていると見てしまう性格
テレビをつけながら何かほかの事をすることが苦手な体質
流れてくる情報に翻弄される自分が随分嫌いだ。

僕の出張がやたらと多いという家庭の状況に問題もあるが、
どうやら妻子は僕がいない間
ノイズまみれのテレビ放送を垂れ流している様子だった。

何が原因かは忘れたが、あるとき僕が吠えた結果
家からテレビのアンテナがなくなった。 それから数年・・・

子どもたちも成長し、
家でテレビが見れないことに疑問と不満を感じ始める年齢になった
妻子は僕の出張中に不満を愚痴りあうようになる
で、先日ついに攻撃がはじまった。

アンテナが我が家から消えてから
子どもに対するテレビの害を耳にすることが増えた
じゃあ僕はどうだったんだ!やっぱりテレビ災害の被災者か?(そうかも)

家には現在2歳の幼児がいる。
彼は保育所でテレビに接している様子だが
家では僕のコンピューターのモニターをテレビと呼ぶ
この2歳児にとってテレビの垂れ流しがよくないことは
妻も子どもも理解している様子。

それと、アンテナがなくなって以来
夕食時の対話の時間が長くなった
その楽しさと大切さについても皆理解している様子
今更テレビにアンテナを繋げるのはどうにも抵抗がある

そこで考えた。
「家庭内のプロジェクトにするのはどうだろう?」

妻も話にのってきた。
「じゃあ、まずタイトルをつけよう!」
テレビのアンテナがないことに意味を与える作業か~?

「《ガマン・ザ・TV》というのはいかが?」と、妻のアイデア。

「でも子どもたちは納得するかな?」
子どもたちに強制ではなく選択させる必要がある。

「テレビをガマンすると何かすごいこと起こるのはどうだろう?」

子どもたちにとってすごいこととは何か?
テレビをガマンするに値するすごいこととは?

上の子が20歳になるまでガマンできたら・・・
「ハワイ旅行? マイアミディズニーワールドへご招待?」
「アメリカ縦断? 世界一周旅行? でも体力あるかな?」
まあ、なんでもいいや。ということで子どもと話し合う

子どもたちは話に飛びつく 話は世界旅行の話へa0010575_1353211.jpg
とりあえず、じゃあ、毎月1万円づつ貯金して
《ガマン・ザ・TV基金》とすることにしよう!

ということで家庭内のもやもやがなんとなく晴れた。

・・・本当にこれでいいのかな?という疑問も残りつつ、
2005年1月、家庭内の小さな実験がはじまった。

さて、どうなるのか? 答えは10年後・・・っか。
by fuji-studio | 2005-01-19 11:11 | ・生活周辺/LifeScape
震災10年の日の神戸
a0010575_034871.jpg今年神戸で開催するプログラムの下見の為に神戸市内を歩く。拠点となる場所を探すために大日商店街に行ってみると、そこには災害直後の写真や全国から送られてきた数万の数の折り鶴が展示している。HHKの中継があるとかで、マスコミ系の人たちがうろうろしていて妙な風景。商店街の代表の人にいろいろ話を伺う。関東からの中高生の修学旅行生がこの商店街に震災の話を聞くために数多く訪れるらしい。震災は乗り越えても近くにできた大型商業施設の影響を乗り越えるのは大変そう。
a0010575_0453194.jpg商店街の中の紹介された物件を下見した後、今日オープンしたという三宮のHNK神戸のオープンスタジオに行ってみると、そこではちょうど震災10年の特集番組の公開全国生放送が始まるところ。神戸市からのリクエストではこのオープンスタジオでのかえっこの開催が予定されている。なかなか贅沢な空間。番組の生放送をみているとさっき訪れたばかりの大日商店街からの生中継がはじまる。なんとも不思議な感じ。
a0010575_0565415.jpgその後防災記念公園で開催されている10年記念事業の会場を訪ねてみる。小雨の中、給水車が来たり様々な防災関係の展示が行われている。炊き出しのコーナーで無料で炊きだしが配られているところだけ、やたらと高齢者が並んでいて、なんとも悲しいかんじ。いかにもイベント系の代理店が行った感じの会場で違和感を感じる。何かが違う。どうしたらいいのだろうか。
by fuji-studio | 2005-01-17 23:33 | ○イザ!カエルキャラバン