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北九州でのプレゼンテーション
北九州での活動の為のプレゼンテーション。

a0010575_145126.jpgこの活動のフレームは少し珍しい。アーティストがアイデアや手法、あるいはシクミ・ツールを興味のある人に提供し、主体的に参加する人が作り手、活動の担い手となりなんらかのアーツな活動をしかけてゆくというフレーム。


a0010575_1453159.jpgテーマはart for share

数年前からNPO法人 創を考える会・北九州が毎年企画している「街じゅうアートin北九州」の企画内容をアーティスト主体の活動から市民主体の活動へとシフトさせての企画。


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仕掛けているのは元、北九州市美術館の学芸員の花田伸一。

今はフリーのキュレイターとして北九州をベースに活動しながら今年からこの事務局にも参加している。


a0010575_1461459.jpg「街じゅうアートin北九州」のネーミングは問題があると思うが、花田君のやろうとしていることには共感する部分もあり…むしろこのような地域実験には相当興味がある。


a0010575_1463920.jpgということで、なんだか意味不明のプレゼンしていないようなプレゼンテーションを行った後、北九州の商店街を巡る。


a0010575_146562.jpg北九州では何度も仕事をしたこともあるし、もちろん何度も通っているが…街とがっつり組んだことはない。


a0010575_1472240.jpgそれどころか、北九州という大きな地域以前の地域、門司、小倉、八幡、黒崎、折尾などの街を俯瞰するように廻ったことはなかった。


a0010575_1474383.jpg一日だけのブラウズだったが、やはり北九州は深い。歴史的時間軸の深さではなく、近代においての質量の深さが深い。


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これは大変だ!

しかし…避けて通れないな。


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by fuji-studio | 2011-09-18 22:07 | ●北九州での活動
岡野バルコと岡野バルミの誕生
a0010575_15204668.jpg北九州リバーウォークの入り口の川沿いの噴水のあるところにバルコとバルミをいよいよ設置する。


a0010575_15221719.jpg今回、この素材の提供から穴あけ加工、そして運搬、搬入、設営までずべて岡野バルブ製造株式会社が提供してくれるので、僕はとても安心。


a0010575_1522398.jpg今回この設置の許可のために主催者はかなりの苦労をした。

図面を手に入れ、設置場所の安全性を検討し、強度や安全性の為の台座を設計し、北九州市を通して福岡県の許可をもらい・・・


a0010575_16463559.jpgその制作を岡野バルブ製造に御願いし・・・

で、今日、いよいよ設置が実現する。


a0010575_0363392.jpgいろいろな人の想いと努力が重なり形になった作品。

大きさは小さいけど、それがそこにあるという存在の意味は大きい。


a0010575_026285.jpg設置終了の予定時間、9時になると背後の噴水の吹き出し口から大量の水が溢れ出し、あっというまにバルコ達のまわりに池ができる。


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ということで、北九州の小倉での展覧会がはじまりました。
by fuji-studio | 2007-09-01 15:23 | ●北九州での活動
ヤセ犬20歳のお祝いの木型の家。
小倉駅前の伊勢丹のエントランスと3階ホールへの設営が終了。

僕の車で運べる数という制限のために・・・たぶん予算上の問題と・・・13棟の犬小屋のモデルハウスしか展示できなかったが、一応設営終了。明日からの展覧会に備える。

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これもっとちゃんとつくると、椅子としても利用できそう・・・。

次回の機会があれば今度は椅子バージョンとして充実させて、この数を最低この3倍は欲しいなー。

とにかくバルブの木型を展示するための仕掛け。

もっといろいろ面白そうなことができそうだ。


a0010575_20411169.jpg設営の場所に、今回の展覧会の主催団体の理事、岡野バルブ製造株式会社の社長の岡野さんも応援に来てくれる。

木型には全部記号とナンバーがうってあり、どこの発電所に納入されたものなのかがわかるとのこと。


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その鋳造素材についても記号化されて表記されているのだとか。

知っている人が見たら面白いんだろうなー。

デパートに入るどれだけの人に興味を持ってもらえるのだろうか・・・。


a0010575_204326.jpg今回、ヤセ犬達にまた働いてもらいました。

ヤセ犬はまだまだ現役だぞ!

そういえば、1997年に小倉のギャラリーSOAPでやせ犬誕生10年の誕生会の展覧会を行いましたね。そのときは旦過市場を散歩しました。

ヤセ犬は10年ごとに小倉の街を散歩していることになります。

そういえば、そのあとで小倉井筒屋の新館がオープンしたときも数十匹でお祝いに駆けつけたこともありました・・・。

それを目撃した人が博多リバレインのイニミニマニモの改修のときに黒猫を散歩させるイメージをつくり、そこから黒猫数十匹を制作することになったり・・・

とにかく、小倉でのヤセ犬10歳誕生会からさらに10年。
今年9月はヤセ犬は20歳の誕生日でした・・・忘れていた・・・。

20歳の誕生日おめでとう!

そうか、じゃあ、今回のSUPERO Houseは20歳の誕生日のプレゼントだったんですね。
by fuji-studio | 2007-08-31 20:50 | ●北九州での活動
門司で岡野バルコとバルミの仕上げ、そして伊勢丹の設営へ
a0010575_82168.jpg前原のスタジオで、バルブの木型に着色加工したものとヤセ犬を僕の車に満載し北九州へ。

北九州の門司にある岡野バルブの工場で穴があけられたバルコとバルミに出会う。

京都市立芸術大学の池に沈めたハニワを思い出しながらハニワ風の塗装。

写真で見ていた色と違う。


a0010575_8469.jpg持ってきた塗料の色が違うので結構苦労するが一応どうにか完成。

これは明日の朝、小倉のリバーウォークの横の川沿いの池に運び設置する予定。


a0010575_87027.jpgそれから小倉駅前の伊勢丹二移動。

エントランス付近の1階と3階に岡野バルブのバルブになる前の木型の作品を設置。

岡野バルブの岡野さん本人もこられていて、緊張感のある設営の現場。

・・・・・
by fuji-studio | 2007-08-30 20:39 | ●北九州での活動
岡野バルコと岡野バルミの目を描く
大阪からの帰り、北九州の小倉に立ち寄り、岡野バルブの行橋工場へ向かう。

a0010575_2273827.jpgそこで、廃棄処分される木型のいくつかを譲り受け、9月の北九州の小倉の伊勢丹での展示の一部に利用することにする。

とはいえ、僕に与えられた制作の時間は2日間。
2日間でできることしかできない悲しさ・・・。


a0010575_2213621.jpgやっぱりひとつの作品について数ヶ月はかけたいが、僕みたいな人間にそんな予算を出してくれるところなんてどこにも見当たらない。

そんな厳しい状態でやるしかないが、その部分を協力企業が様々な形で協力してくれるので、とりあえずはうまく行きそうだ


a0010575_2292349.jpgもうひとつの出品作品、廃棄処分されるバルブを岡野バルコと岡野バルミとして川沿いの噴水の横に設置する計画の作品。

場所は現在北九州市から福岡県に申請中だが、難航中だとか。これは事務局の池本さんが粘っている様子。がんばれ! 


a0010575_2223477.jpgこちらは岡野バルコ

その廃棄処分されるバルブに目を入れる。

僕はマジックで目を描くだけ。


a0010575_2232238.jpgこちらは岡野バルミ

予定のものではなくなり、裏側が傷ついていたので急遽、表側を使うことに。
目はずいぶんと離れてしまったが、・・・まあ、いいか。


a0010575_22112815.jpgあとは岡野バルブさんの技術で穴を開けてくれて、台を溶接してくれて、現場に運んでくれて、現場に設置してくれるという。なんともありがたいお話し。

目の部分のあとは僕が現場でリタッチし、どうにか岡野バルコに・・・。という流れ。

さてどうなるか。

展覧会は9月1日から。

池本さん、写真ありがとう。
by fuji-studio | 2007-07-25 19:54 | ●北九州での活動
身の回りのものすべてに原型があるなんて・・・。
身の回りにあるすべての製品、商品は誰かの意思で発案され、制作され、流通し、そこにある。

商品や工業製品のみならず、建物や街、食品、風景や山、川にいたるまですべてに人間の意志からつくりだされてそこにある。

a0010575_22485318.jpgこの話はイメージの原型の話をするとき、アートという新しい価値観や意識を立ち上げる話をするとき、あるいは「つくる」ということについて話をするときによく説明することが多い。


a0010575_22504736.jpgで、ありながらも、その多くの原型が最初木型で製作されているということをちゃんと考えたことがなかった。

木型がなければ砂型ができないし、流し込む形がないわけだから・・・、まあ、当たり前のことなんですけど・・・。
最近はスチロール製や樹脂製も多くなっているらしいが、やっぱり木型が一番信頼性が高いとか。


a0010575_2252026.jpg今日は、北九州市での展覧会の為に特殊バルブの製造工場とその原型をつくる木型製作所の工房を岡野バルブさんに案内してもらう。

いや、この木型の工房はなんともすごくいい緊張感。ものづくりと人間の関係についてあらためて考えさせられる空気が漂っていた。


a0010575_22524866.jpg創ることを考えること・・・。僕でさえも忘れてしまっている。・・・というか、知らなかったのではないか。なんとなくわかっているつもりになっているが、つくるということを本当の意味で理解することは難しい。

しかし、人間の生活にとって、最も重要なことのような気がする。

少し前の世代まで、あたりまえのように「つくること」と「いきること」は身の回りにあった。
しかし、現在、「つくること」も「いきること」も情報と経済によって遠くに追いやられてしまっているかのようだ。


a0010575_22533996.jpg岡野バルブの倉庫には5000を超えるバルブ部品の鋳造の為の木型が保存され企業の信頼を裏付けていた。

しかし、発電所で使われるような高温高圧用の特殊バルブも最初は木の彫刻で制作されるって感覚的にはとても不思議・・・。


a0010575_22541449.jpg今回そのいくつかを展示用に貸してもらえるという話だが・・・ああ、ちゃんとしなければならないなー。でも予算も時間もないんですよね・・・。

本当に申し訳ないです。


a0010575_22544542.jpgで、今回は何もできそうにないのですが・・・

とりあえず、リバーウォークに並べることしかできそうにないのですが・・・。ああ、伊勢丹にもおけるのだとか。おきたいイメージはあるが、制作時間がないなー。

ああ、身の回りのものガ全部木型に見えてきた・・・。





鋳造されたバルブを仕上げる工程のほんの一部。
by fuji-studio | 2007-06-12 21:39 | ●北九州での活動
superoと北九州リバーウォーク。
2003年に福岡市内にクリエイターの拠点を目指して作ろうとしたcom+(コムプラス)

そこの運営はなかなか難航したが、そこが厳しくなったときにその場の活用として行ったミーティングテーブル plants! 

そこで大宰府市職員とであってスタードームフェスティバルが発生した。

いろいろなきっかけと偶然が微妙に絡み合いながら繋がってそこから様々な活動が発生している。

a0010575_8443869.jpgそのplants! の事務局を担当したのが現在 創を考える会の事務局で四苦八苦している池本さん。
 
その池本さんから頼まれて北九州のものつくりの企業と何かできないかと頼まれる。



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何かできないかといわれても何かできるかどうかはそれは関係者全員の意思次第。

何かを作ろうとすれば必ずできるし、それが成功なのかも失敗なのかも意思次第。 


a0010575_84655100.jpg僕や関係者がどのようなモチベーションをもってそのように高まってゆくかできっとその連鎖環境は変わってくるのだとおもう。

じっくり取り組めれば必ず何かが生まれてくるのだろうが、実際に時間と予算と状況は厳しい。

とにかくプランが欲しいという話なので一番協力してくれそうな企業と展示して欲しい場所の下見に行く。

superoというブランドで世界的に有名なバルブメーカー岡野バルブ製造株式会社。
モノをつくるとはこんなことだったんだと目からウロコ。

技術的なことは詳しくはわからないが、とにかくこのようなものつくりの基本は信頼。

人間でも企業でも組織でも・・・地域でも・・・とにかくどんな存在でも信頼をつくるということは難しい。

信頼を形にすることは難しい。

この岡野バルブ製作はバルブという製品の信頼で成立している会社。

このような製造工場が北九州には数多くあり、そこにアーティストが絡んで街に作品を仕掛けようとするのが今回の企画の主旨だとか。

いや、これは大変な大きなテーマ。 

にもかかわらず・・・とりあえずの状態で関わることしかできない現状の悲しさ。

もう一度別の工場にも訪ねていろいろ別のものも見せていただくことになったが、とりあえず、展示できそうな現場をみに行く。


a0010575_848693.jpg今回の展示の現場は美術館とか劇場とか企業とか商業施設とかが入っている小倉城の横の魅力的な複合施設リバーウォーク北九州

ここでは開店以来かえっこを定期的に開催しており、今週末にも絵本のかえっこが開催される場所。

その中で使えそうな場所を探してみる。

デザイナーがコテコテに装飾している空間なのでなかなか展示できそうな場所を探すのが難しい。

僕はやっぱり完成された空間よりも未完成の空間に興味がある。


a0010575_8502732.jpgいろいろ案内されるうちに、上階の人気のないルーフガーデンにいい感じの池を発見。

ここなら小さなバルブも映えそう・・・。

まあ、あまり難しく考えずに軽い気持ちでバルブを展示することにします。

そんなことしかできませんが、そんなんでいいの? 池本さん、岡野さん?

ということでよろしく御願いします。
by fuji-studio | 2007-06-07 23:51 | ●北九州での活動