ドローイングの制作
AITがどこかの誰かのアートプロジェクトのためのチャリティーオークションを行なうとかで・・・って何にも理解していないが・・・とにかく何か作品を寄付してくれ・・・というので、寄付は基本的に好きではないが・・・寄付する身分にないが・・・ とにかくお世話になっているので、2年前にAITの企画で出品したバングラデッシュビエンナーレの作品をドローイングに起こして描いてみた。 記録をドローイングで再編集する練習、練習。 随分と動かしていなかった手をいっぱい動かさなければ! 去年の今頃ちょうど、ばたばたしていましたが、去年のバングラデッシュビエンナーレの記録集ができて送られてきた。送り先は今をときめく古平さんの事務所。 去年の会場で配布するパンフレットも古平さんのところのデザインだったが、またここでも古平さんがやってくれた。素直にうれしい。しかし、このかっこよく、立派な記録集の中に酔っ払いのオヤジの写真が混ざっている・・・って、僕じゃないですか・・・。ああ、せっかくの記録集がだいなし。 もうしわけない。 素晴らしい!
まさか、何も期待していなかっただけにうれしいですね。 7月の末からずっと留守をしていたスタジオの事務所の留守番電話に在日バングラデッシュ大使館からメッセージが入っていることに気がついた。 なんだろうと思いほとんど一ヶ月前のメッセージについて問い合わせてみると・・・なんと、バングラデッシュから小切手が届いているとのこと。 身に覚えがないなー…と思っていたら…、なんと賞金! そうか、もう忘れていたが、今年の初めにあったバングラデッシュビエンナーレで受賞したグランプリの賞金があったらしい! その小切手が届いているので送りたいとのこと。 とりあえずこれって銀行もって行くとお金になるのかな? かえっこバンクの子ども通貨のようなバングラデッシュビエンナーレでしか使えない通貨だったりして・・・。 とりあえず急いで換金してみよう。 金額の問題ではなく、バングラデッシュの皆さんにとにかく感謝感激。 ありがとうございました。 結局・・・バングラデッシュビエンナーレよかったな。 そうそう。先日終了したバングラデッシュビエンナーレでもらった金メダルについてレポートするのを忘れていました。僕の変わりにAITのロジャーがビエンナーレのオープニングで大統領から有難く授与された金メダル。先日東京の居酒屋でメダル授与式があり、前に家にやってきました。 スポーツ系の人にはさほど珍しくもないのでしょうが、僕のような地域活動美術系には珍しいもの。金メダルというからには金の塊かと思い、指でたたいてみると「カパっ・カパっ!」と音がする!・・・なるほど。金色のメダル! おもわず笑いのとれる金メダルになぜか安心。うれしくなりました。 で、さらに、それよりすごいのはこの写真の賞状! ちゃんとした紙にちゃんとプリントされているようですが、なぜかパウチされているんです。(妙に光っているのがわかりますか?)格安系のファミリーレストランかラーメン屋のメニューのように。 汚れないようにの配慮だとは思うんですが、・・・。 パウチされた賞状って本当になんだか軽い感じで有難くないんですよね。それがまた笑えていい感じなんです。心が温かくなります。 いや、バングラデッシュビエンナーレって本当に参加してよかった。いろんな意味で素敵でした。 関係者の皆さん、本当にありがとうございました。 で、金メダルですが、家の蛍光灯をつけるための紐にぶらさがっています。・・・軽いので・・・。 この写真は何の写真でしょうか?福岡アジア美術館の学芸員の五十嵐さんからメールで送られてきた写真。 例の展覧会の最終日に会場に行って撮影してくれたとのこと。 予想をはるかに超えたなくなっている。 残っているもの・・・これはなんじゃ? え? あれだけのおもちゃはどこに消えたの? バングラデッシュビエンナーレでおもちゃを詩と交換してもらおうと思い、積み上げていた数千点のおもちゃやぬいぐるみは見事になくなり、残ったものがこのゴミの塊。あまりにも面白いので、このゴミの塊で何かつくろうかな。壁に確かに詩が貼り付けられているのが見えるが、数千点の詩には見えない。・・・ということは・・・日本の子どものおもちゃたちがバングラデッシュの家庭の子ども達に渡り、いろいろな遊びがなされてるのかな・・・。 ということで、五十嵐さん、報告ありがとうございました。写真提供は福岡アジア美術館の五十嵐学芸員でした。 バングラデッシュビエンナーレのオープニングに出ていたAITのロジャー君からの速報メールが届く。ビエンナーレで日本がグランプリの金メダルを受賞したとか。 昨日、僕が日本でしどろもどろな報告会を地味に開催しているとき、バングラデッシュビエンナーレのオープニング会場では日本がグランプリを受賞、ロジャー君が総理大臣からじきじきに金メダルを授与されたとか。 おめでとう! トリノオリンピックで金を取った瞬間、日本全国相当な盛り上がりだったが、トリの作品では金メダルとっても、「なに? それ?」って感じ。盛り上がりに欠けるどころかたぶんこのブログぐらいでしか情報流れないんだろうね。極めて地味。まあ、でもおめでとう。 実はバングラデッシュビエンナーレ、毎回日本人作家はなんらかの賞を受賞している。国際協力を意識しての配慮なのか、日本に対するサービスという感じ。 で、グランプリも毎年バングラデッシュ作家1人とそれ以外2カ国に与えられている。今年はイランと日本が受賞したとか。 今回日本から2人の出品作家だったので、照屋君がもらうだろうと思っていたが、どうやら年功序列が優先されたらいい。・・・? ということは僕が金メダル? もったいない。 そうか、 じゃあ、おめでとう。(・・・と自分に向かって・・・) ・・・って一人で神田のそば屋でお水で乾杯! 第12回バングラデッシュビエンナーレの会場、オスマニメモリアルホールのドーム空間、鳥がドームのセンターに向かって舞っている風景。とりあえず僕の部分は設営終了。仕上げに照屋さんがこのセンターにトイレットペーパーロール芯の樹木を設営する予定。どうなるか楽しみですね。 鳥はおなじみ僕のUseless Selectionの素材から作られたもの。気持ちよさそう。しかし、今回の展示、さっぱりしていますが、展示の仕方として意外と奇跡的に面白い。 つまり照屋さんと僕が同じ空間で同じ風景をそれぞれの独立した作品で構成するという結構僕としては面白い取り組み。 1993年に直島のベネッセハウスの吹き抜けドーム空間で熊谷優子(杉山優子)と同じような状況になって以来の久しぶりのシンクロ。 作品とか表現とかってたまにシンクロすることが多いが、なかなか一緒にできるチャンスはない。で、シンクロする部分がへんな部分だとお互いにどれが誰の表現だか分からなくなる。それはそれでウェルカムだが、今回は照屋さんの作品と空間を共有できるということはなんとも奇跡的な喜び。これはAITのしかけというよりもAITと僕と照屋さんの微妙な人間性が導いた偶然だったと思う。 床には少し遠慮して送ったおもちゃとヌイグルミが山と池の風景画を描いているつもり。会期中、会場に設置しているお札の大きさの紙に詩をかいてもらい、それを壁に「たなびく雲を描くように」貼り付けてもらうことで好きなおもちゃをもらっていいということになっている。 バングラデッシュ人は詩人だという話を聞いて興味を持っていたが、最初に会ったこのビエンナーレの事務局長のような人と話してみると「私は詩人です」といっていたので確信した。 バングラデッシュはベンガル語というひとつの言葉によって独立した国だとか。言葉というものに対する思いが強く、独立記念日のようなものも「言葉の日」(←こんな訳し方でいいのかな、だめだろうな。) ということでとても大事な日になっているらしい。 で、詩を描いてもらい、会場の中でも一番気持ちのいい壁面に参加者の詩を展示してもらうという仕掛けもある。僕としては珍しいなんともロマンチックな風景画なことか。ハハハハハ。似合わない? 「おもちゃを詩で買うことができるなんていったら皆凄い勢いで詩を書いておもちゃの取り合いになりすぐにおもちゃなくなるよ」とのアドバイスをもらい、「1日5000人ぐらい見に来てトータル10万人は見に来るよ」と脅され、この詩とおもちゃの交換がどこまでできるかすべてをロジャーに託して、僕は一足先に日本に帰ることに。で、最後に国際交流基金の高取さんとAITのロジェー君と照屋君とで記念撮影。皆さん、あとはよろしく。 で、現場から空港に向かう途中、日本大使公邸での晩餐会に招待され久しぶりに美酒とご馳走をいただく。この数日間、荷物を待ってうろうろしたり、天井裏に上ったり、床のほこりにまみれたり、紙を探してローカルマーケットを廻ったり、汗だくの現場の作業が続いていたので、それが国際展であり日本代表の作家だったのを忘れていた。 在バングラデッシュの日本大使館に皆さん、本当にご馳走様でした。本当に癒されました。 で、どろどろの作業ズボンで手も顔も洗わずに座ってしまい、フカフカのソファーを汚してしまったのではないかと心配しています。ごめんなさい。 日本の郵便局の窓口でEMSで荷物を13個発送。郵便局の窓口では、「3,4日で届きます」といっていたし、遅くても1週間で届くという話をしていたのに、ここでは通用しないのか。 ![]() なぜこんなに遅れたかがわからないが、とりあえず僕の荷物がようやく到着。しかもすごくボロボロの状態。どうやればあれだけ汚れるのだろう・・・? とりあえずあけてみて作品のチャック。とりの作品は相当壊れていて、接着のしなおし。これが美術運送だったら全部保険がおりているのかな。そんなことはお構いナシにとりあえず壊れることを予想して一緒に入れておいた接着剤で修理。 前日、28日の夜11時ごろ、ニューヨークからほぼ2日かけて照屋さんが到着。なんとサンフランシスコで作品素材の入ったスーツケースがなくなったとか。・・・一緒に展示しようとしていた予定が崩れる。手前は彼のトイレットペーパーロールの芯からつくった樹木の作品。これがドームの中心に数珠状に連なり、枝のよになり、その周辺を僕の廃材の鳥達が舞うというプラン。 で、照屋さんがいろいろと手伝ってくれる。ありがたい。照屋さんとしてはドームの天井まで足場を渡してドームのいちばん上から吊るしたいところ。まあ、僕の鳥は適当でいいので、照屋さんとロジャーに交渉を任せて、僕はひたすら鳥達の修理。そのうちドームの採光用の樹脂が埋め込まれているねじをはずしてそこからナイロンの糸を通し、それにつるす方法を試してみる。それを予想して日本から極太のつり用のテグスを持参してきた。・・・よかった。・・・まあ、結局これでゆくことになりそう。 まだまだ前途多難だが、後一日を残してなんとなく方向性がきまりつつある。 ああ、ここでビールをごくりと行きたいところ。 え? 照屋さんがアメリカからビールを持ってきた? バンザーイ! 照屋勇賢、本当にいい作家です。 この都市は本当に渋滞を避けれる公共交通機関があればどれほどいいか。・・・とおもってしまう。つい向こうに行くのに大渋滞の中1時間。何か買いに行くのにも大渋滞で、2時間。ダッカの滞在中、ほとんど移動の大渋滞の中にいるような気がする。 ![]() しかし、距離感が近いんですよね。車と車の車間距離は大体10cmが基本。横5cm。リキシャになると1cmの車間距離。というかぶつかっている。50cmスキマがあるとすぐに入ってこようとする。京都と大阪で鍛えたので車を横に運転するのは得意だと思うが、ここではさすがに運転しようとは思わない。 そういえば人と人の距離もなんだか近い。というか、日本人が遠いのかな。 ところで前を走っていた車が元日本の婚礼衣服の貸衣装屋の車。日本から中古車がたくさん流れてきている。もともとこの車を乗っていた人はまさか自分の車がダッカの街を走っているとは思っていないだろうな。・・・と渋滞の中、そろそろ16万キロでガタがきはじめた僕の車(三菱デリカワゴン)を乗り換えようかなと思っていたが、やはり悔しいので20万キロまでは乗ってみようと決める。・・・こんなところで、こんなきっかけで。 ダッカの街に感謝。 ダッカに入ってまだ4日目というのになんだか遠い。スモッグと喧騒と疲労からか、なんだか日本の現実が遠く感じる。海外での活動は未だに疑問を感じている。なんでこんな思いをしながらこんなところにいるのだろうと・・・。昨日届くといっていた荷物はやはり届いていなかたし・・・。 パプアニューギニアに行っていた2年間の体験のトラウマがいまだにあるのかもしれないなー。ついつい帰れなくなるんじゃないかというおびえのようなものが。おいしい空気とおいしいお水と家族とビールが恋しい。・・・そうそう。ビールだ!焼酎だ!ウイスキーだ!アルコールがないんだよね。汗かいて一日終わった喜びを一緒に仕事した人とグビッと終わらせるビール。・・・なんだそういうことか。この3日間飲んでないというだけでこれほどの弱気・・・。 ロジャー君と食事しながら話していてもなんだか途中で盛り上がらない。水を飲みながらふとタメイキモードになるのはアルコールがないせい? これって実はやばいのかな。アルコール依存症? < 前のページ次のページ >
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