昨日から3日間の
北本での日本文化デザイン会議がはじまる。
昨日の
精神科医の香山さんとのトークで・・・・「お金は生まないほうがいいんです。お金は別の方向に流れをつくる」というようなニュアンスの話があり・・・そこから、
曽我部さんと僕で妙に反応してしまい盛り上がる。
曽我部さんの話では日本の人口は、先史以来現在ピークで今後減少しはじめて、2100年には現在の半分ぐらいの人数になるのだとか。つまり、6500万人ぐらい・・・。
ちなみに世界人口は2100年をピークに減少をはじめるのだとか。
つまり、現在の右肩上がりの・・・成長を原則とした発想は根本的に変換を迫られているとのこと。
僕の孫の世代は今の建築物の半分は必要なくなるという話・・・。
僕としては1985年ぐらいからそのことをイメージしはじめて、時代の流れに逆らうように活動を重ねてきたが・・・ついに流れは僕が活きて来た活動のベクトル・・・適正経済、適正生活、適正技術・・・の方向にシフトしはじめたということか・・・。
道理でなんだか、最近お金がないところへの出番が増えてきて・・・自分の生活と家族に・・・特に子ども達に迷惑をかけているだけに・・・なかなかつらいところ・・・。
この大手代理店が事務局を行う日本文化デザイン会議もこれまで都道府県単位で開催し、かなり大きなお金を集めることで地域への大きな影響力をつくってきた。
しかし、活動がはじまり30年経ち、時代の流れに対応するように、市町村単位の適正規模での開催にシフトしたことになる。
それにしても・・・地域の人たちが協力し合って手作りで仕上げた雑木林のメイン会場はとても心地よく、相当気持ちよく、かなりいい雰囲気。
ステージの作り方だけには違和感を抱いたものの、会場にあたりまえのようにある雑木林の中での焚き火や炊き出しにはまいった。
大阪の中之島や神戸の公園ではできなかった焚き火がごく普通にある北本。
北本の可能性は地域の人が20年近く手を入れ続け、更新し続けることで持続してきたこの雑木林の魅力に象徴され、まさに郊外「sub-urban」の可能性もそこにある。
またいい現場に立ち会ってしまった・・・。
問題はこれからどのようにつなぐかということ。
昨日も日比野さんや北本の若者たちと北本タワーで朝の4時すぎに酔いつぶれるまで盛り上がって話していたが・・・
今日もまた北本タワーは・・・すごい人。 高校生から60代の人まで・・・関係スタッフざっと70名ぐらいは盛り上がっていたな・・・。
僕は相変わらず紅茶とか水とかでつないで・・・禁酒解禁まであと6ヶ月。
しかし、みんな元気だなー・・・
明日は北川フラムと石津市長との日本文化デザイン会議最終セッション。