天の川にかえる。
2009年 07月 08日
夜の作業は危険ということで特別に次の朝の作業にしてもらった。
一晩置きっぱなしにしていたペットボトルの作品たちを川で水浴びしながら片付けていると・・・、
ペットボトルの亀の作品の甲羅の上に小さなアマガエルが遊びに来ていた。
今回の中之島での作品タイトルは「かえるシステム」
実はこの作品タイトルは去年サンタフェビエンナーレの出品作品としても使ってみた。
いろいろな「かえる」の意味を込めているが・・・アメリカでは駄洒落が通じないので意味不明のタイトルだった。
たとえば、ここで登場した作品が中之島に行き、そこで手を入れられさらに変わり、それがまた来年この天の川に帰ってくることができれば素晴らしいと思っている。
しかし、それは僕らが意図しては面白くない。
人々の思いが重なり、自然の流れの中で、ふときづくと「かえる」のがいい。
とにかく、ここで本物の「かえる」が登場するとは、まさにファンタジーだな。
川の掃除をしたあと体育館の掃除をし、そして宿泊先としてお世話になった交野市市長の工房の掃除をして今回の滞在制作が終わる。
今回、妙見坂小学校の子どもたちと保護者たちが集めてくれたペットボトルは約2000本。そのうち約1600本程度使用して、400本ぐらいが残った。これをまた中之島会場にもって行き作業は続く。
さて、中之島での「かえるシステム」、どうなることか。