沖縄・コザの銀天大学でのレクチャー
a0010575_10174957.jpg去年の6月、沖縄のコザの銀天街で行っているプロジェクトがはじまる前にレクチャーを行った。

その後、去年の夏と今年の夏と2回のアートプロジェクトを経由して今回はすべてのプロジェクトが終わってからのディスカッション。


a0010575_10271814.jpgわずか1年と半年しか経過していないというのに沖縄のアートプロジェクトの周辺の状況は随分と変化していてかなり面白い。


a0010575_10295436.jpg前回来た時に話題になっていた沖縄県立博物館・美術館がすでにできていて、普通にそこにあり、前島アートセンターも移動していて商店街の中にしっぽりと息づいている。


a0010575_10325892.jpgその活動について詳しく聞くことはできなかったが、商店の中に自然に溶け込んでいるアートプロジェクトの痕跡が興味をそそる。

うーん、ここでも暮らしてみたい。


a0010575_11522395.jpg今年の夏から秋にかけて、自転車で漬物をつけながら全国各地を旅して帰ってきたばかりの平良さんに空港まで迎えに来てもらい、那覇の要所を案内してもらった後、沖縄市にあるコザの銀天街商店街・・・銀天大学へ。


a0010575_10364397.jpg長年シャッターが閉まっていた商店街の一角が銀天大学というコミュニティスペースになっていたり、新しく屋台村ができておいしいものが食べれたり、レジデンス施設ができていたり、銀天街タワーができていたり・・・楽しめる場所・・・かかわれるところが随分と増えている。

a0010575_10423174.jpgそこで活動する人たちの関係性が増えてきて、それぞれの活動が連鎖を生み出し、様々なドラマが展開しつつある様子が十分に感じられる。

この2年間で多くの数の人がここを訪れ、何らかの活動を行い、多くの想いが蓄積されつつある。

そう。商店街で生まれ育てられている子ども達も増えていた。


a0010575_11511030.jpg商店街の隣接するコザ十字路の道路拡幅工事などに関連して商店街のアーケードそのものに手を入れるチャンスが到来したりと期待と希望の因子が増えていることは確か。

2009年のコザ十字路、銀天街はかなり面白くなる。


a0010575_1047123.jpgしかし、相変わらず、行政の「ビジョン」や予算のつけ方、つかい方と現場とのズレや溝は深く、大きく、おいしそうな話の裏には、実は大きなシステム上の問題と呪縛が潜んでいて、それを手探りで体感しつつあるのが人身御供となった林君


a0010575_1272720.jpg現場とかけ離れた書類づくりでまちをつくるのではなく、現場の手触りからくる感覚でまちをつくらなければならないと多くの人はすでに気づいているというのに、そのように動かないとすれば、それを阻止する悪い因子がいまだにシステムの中で脅威のウイルスのように働いているということ。だれも悪い風にしようと思って動いているわけではないのに、根本的なところでの大きな誤解やズレがシステム障害を引き起こしているだけだと思う。

その部分を見極めることができなきゃね。林君。



a0010575_1214786.jpg2時半から夜9時までの長時間レクチャーお疲れさまでした。

そうか、そのあとも続いたので結局、深夜3時までの約12時間レクチャーでしたね・・・。

それにしても沖縄にはありえない店がたくさんある。この店も凄かった。マネキン人形とイケメン店員が立ち並び、次から次へと食べ物が出てくるというのに1000円と少しでたらふく飲み食いできる店。

安い、おいしい、面白い。そしてありえない。

日本経済の常識ではありえない存在がちゃんと存在する可能性・・・それが沖縄にはある。

ありえないことを実現したい人はあきれめるまえに、是非一度コザのまちへ。

ところで、僕が10年以上前から妄想しているロバのバス。ヤギのバスでもポニーのバスでもいいけど、ここで実現できるかな。商店街が牧場になるという妄想も含めて・・・ああ、どこかでやりたい。
by fuji-studio | 2008-12-28 03:47 | ■沖縄での活動


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