大阪此花アーツファーム構想。メリアス自由工房。
つくろうとするのではなく手をあてることからはじめること。

a0010575_846231.jpgそれを基本コンセプトとして大阪の此花区にいろいろな作り手が居住区として集まってくるような仕組みをイメージしてしまう。

大阪此花arts farm

先日見せていただいたメリヤス工場跡の空き家の魅力に手を当てたいというところから、それを現実化するために考えたプラン。

メリヤスというなんとも昭和な感じの響きをすてきれず、そのままメリヤススタジオとしての共同工房をイメージしてみたが、メリヤスという不思議な言葉を調べてみるとスペイン語でMediasとポルトガル語でのMeiasが語源で英語ではnitに近い・・・ということ。

メリヤスがmedia-sというのは面白いなと思ったがmediasはメリヤスとは読みにくい・・・
とごちゃごちゃ描いているうちに僕自身、メリスをメリスと書き違えていたのに気づく。・・・・

面白いなー

メリヤスとメリアス・・・似ているがメリヤスではない。メリアスってなに?

調べてみるとメリアスはギリシャ神話でmeliasだとトネリコの木の精霊だとか。トネリコ?
バットとか建材とかに使う弾力性のある木だとか。で、樹皮は漢方薬になるのだとか。

メリアスとmedias・・・いっそのことこれをミックスするか・・・。

そこからメリアス自由工房というネーミングが滲み出てくる。

自由工房というと90年代に岡山にあった「自由工場」を思い出す。自由工場というネーミングが当時とても刺激的だったなぁ・・・。


a0010575_8502238.jpgメリアス自由工房 medias studio・・ってのはどうだろう?

10年前に鹿児島にe-terraceを構想した頃、考えてみたけど、当時は実現できなかった制作共同スタジオのあるセルフビルドタイプの集合住宅につながるイメージ・・・。それを具体化するプロセスとしてのプロジェクトになればいいなー・・・。

地域に共同で利用できる廃材置き場と道具置き場と工房があり、そこで誰かが制作している状況がいい。

だれか講師がいて管理されてコントロールされているのではなく、そこで誰かが何かを作っている人がいるということ。「と」の関係がそこにあることが大事だと思う。

というか、以前からまちを含め何かを作ろうとするときに、ビジョンを持ってきてそれに向かって作るというやり方・・・その手法、順番自体に疑いや疑問を持ち始めている。

たとえば、空き家をそのまま空き家からはじめること・・・その意味や大切さが欠落したまま動き始める場合が多い。

僕らもいつも最終イメージが求められ、最終イメージを描くところからはじめる仕事をしている。
違和感を持ちつつも、ついつい流されてそのような仕事の仕方をしてしまうが・・・

そこで失われる大切な多くのこと・・・。もっと深めなければならないところだと思うなー。

しかし、いつも不思議だと思うのは・・・こうやってぶつぶつとモンモンと、考えて一度描いてしまったり言葉にしたりすると・・・気づいてみると数年後にはいろいろな人が関わり動いている・・・。

つまり形になってゆく。

すごいなーと思う。

大阪此花アーツファームが動き始めてメリアス自由工房が動き始めたとすると・・・すごいなー。
by fuji-studio | 2008-07-29 08:50 | ◎大阪・此花アーツファーム


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