Santa Fe Opera 駐車場のライトに取り付けられたペットボトルの照明器具の記録写真
a0010575_16334632.jpg設置された作品をあらためて写真をとってまわる。

今回僕は「kaeru」というシクミを作品として出品しているので、実際に展示している作品は参加者のもの。

その中でこれが唯一の僕のつくった作品・・・ということになっている。つまり、僕が出品したシクミの作品に僕自身も参加作家として出品しているという入れ子の構造。(ややこしくてごめんなさい)

ペットボトルの部分はブロックとして制作しているので終わったあとにスツールとかのブロックとして利用可能。

すべてキャップがついているハードタイプのペットボトルを使っており、荷重に耐えれるようになっている。


a0010575_14442044.jpg今回ずっと手伝ってくれたtaketo君の作品。


風が吹くと中の風車がぐるぐるまわり、みんなに人気のある作品なので一番いいところの角に設置させてもらう。


a0010575_16345693.jpgかなり毎日朝やら夕方まで通ってがんばった高校生の作品。

僕はてっきり美術大学の学生かと思っていましたが、実は高校生だったとか。

自分でもかなり満足しているようでした。


a0010575_16352837.jpgスギさんが手伝ってくれた僕の別名クスタケシの作品。

突然、クスタケシという人物が登場したのでサイトサンタフェのスタッフが困惑していました。

設置後3日目の強風で鳥の形状の部分が飛んでいって行方不明・・・。




a0010575_16312440.jpg他にもいろいろ作品がありますが、特徴的なものだけ、写真だけでも紹介しときます。


a0010575_1633539.jpg全部の作家と作品を紹介したいのですが、ちゃんとしたリストが手元にありません。ごめんなさい。


a0010575_16355694.jpg素材としてはペットボトルとそのキャップを主材料といして、あとは半透明や透明のガムテープ、針金、タイバンドを使用。


a0010575_16362629.jpg中にはロープやホットボンド、シリコンボンドを使ったものもあります。


a0010575_1637854.jpg基本的には音が鳴らないようにというルールと、なるべく強風に耐えれるようにというルールだけ。

音に関してはここが屋外オペラハウスの駐車場ですから、オペラ会場に音が聞こえてはいけないという配慮です。


a0010575_16374012.jpg取り付ける金属アームの構造上、両側に開いて設置するために、二つに割れるようにつくらなければならなかったのが面倒でした。


a0010575_16383111.jpgしかし、皆さんのペットボトル扱いのバリエーションは面白い。


a0010575_1640411.jpg中には水を入れて着色したものもあったが、重いのでNG。

水を全部抜いて展示しました。


a0010575_16411578.jpg緑やブルーに着色したものを使ったり、ラベルをそのまま残して利用したりし、色のついたラベルをペットボトルの中に入れたりして着色する工夫もあり。


a0010575_1431068.jpg完成させることも大切だが、完成に向けていろいろと試行錯誤を楽しむ時間を共有することが楽しい。


a0010575_1431226.jpgそれぞれの取り組みがそれぞれの作品という形で答えとなり提示される。

その面白さ。


a0010575_14314533.jpgペットボトルという素材に限定してプロの彫刻家、画家から中・高生までがいろいろ試みる。


a0010575_1432525.jpgペットボトルを利用するという限定された技術が実はプロとアマチュアの境界線をあいまいにさせるところが面白い。

だって、ペットボトル彫刻の専門家なんて今まだこの世の中にいませんから、みんなが同じ素人。


a0010575_1432266.jpg年齢を超えて、プロ・アマ、人種、性別を超えて、とりあえず皆が対等な制作者になれるのがこのペットボトルを素材とした彫刻の興味深いところかな・・・。

それと・・・主材料のペットボトルは無料で手に入るというのが魅力でしょうか・・・。

それとペットボトルの洗浄と分別にかなりの労働が必要ということ・・・。
by fuji-studio | 2008-06-19 16:30 | ■サンタフェビエンナーレ


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