り・防災とデザインのデイスカッション
a0010575_23383181.jpgパネラーの環境省の世一さんの報告にもあった。

確実に大気中の二酸化炭素濃度は加速度的に上昇し、海面水位の上昇率も加速度的に上昇している。それは紛れもない事実。

その原因がどうかとか、あるいは、温暖化やあらゆることが原因で本当に気象の変化などの自然災害の激化が進んでいるかどうかという論議はさておき、とにかく、現実として、海面が上昇し、水没する地域が世界中で拡がり、自然災害が頻発するこの時代に、どのような地域社会、あるいは都市のデザインが可能なのかということについて話し合う、極めて異例のディスカッション。


a0010575_23393311.jpg防災の専門家でプラスアーツの理事でもある室崎さんと九州大学でオランダの地域の都市研究を行っている石田さんと環境省の地球環境局研究調査室の世一さんとこの防災ドームを実際に設計した遠藤さんと場違いな僕とのトークセッション。

僕は防災についての研究者としての視点はもたないが、とにかく体を使い周辺の道具を使い、周辺との関係を使い、地域を使い、「つくることに向かうシクミづくり」のイメージを話し、そのあちこちに遭遇する災害や障害、それを乗り越えるために立ち向かう話しかできない。

イザというときに乗り越えることもそうであるが、イザという状況に立ち向かい戦う姿勢で暮らしを作ってゆくことの…暮らしてゆく態度としての新しい価値観。

そこに集約されてゆくのかな・・・。


a0010575_9554923.jpg僕にとっては新鮮で内容の濃いデイスカッションだったが、広報がまったく届いていないのか参加者が極めて少ない。会場内で同時に数箇所で同じような内容のディスカッションが並行しているので、関心を持つべき関係者すら来場していない。

有名人を数名客寄せ的に呼んで来て、来場者を増やそうという思惑がマイナスに作用して、大事な部分を作ろうとしていない代理店の匂いがさらに観客を遠のかせている。バブル時代の手法をまだまだ引きずっているのかなー。

しかしこのような地道なディスカッションの連鎖から新しい意識は生まれてくるのだと思う。

本当にそのようなことを考えなければならない時代に突入したんだなと改めて実感する。

遠藤さん、お誘いいただきありがとうございました。

もっとがんばろ。なんだかいろいろやることが増えてきたなー。
年齢をとって経験が増えれば増えるほどやることは増大している気がするなー。

動きは鈍くなる一方だが…

目の前の問題はスタジオに山積みされているゴミの問題。

そこからだが、そこだけで生涯終わりそう…。
by fuji-studio | 2007-11-25 20:55 | ○イザ!カエルキャラバン


<< HAT神戸での防災EXPOの準備 日本文化デザイン会議2007兵庫 >>