地域の活性化ではなくて地域の豊醸化!
a0010575_15501824.jpg地域の活性化・・・。

この言葉はどこから発生してどうやって浸透していったのかわからないが、僕が地域づくりのコンサルタントにいた80年代後半もすでにこの言葉について疑問をもちつつも蔓延していたような気がする。

それから20年以上経過し、あらゆる価値観は変化しつつあるのに、いまだに活性化という言葉が形骸化しつつも蔓延していることに対する違和感がある。


a0010575_15505256.jpgこの夏に三重県の伊賀で行った講演の原稿の校正を行っているが、その中ではじめて口にした言葉が「豊醸化」という言葉が気になりあらためて調べてみる。そういえば調べていなかったな。

コンピューターで入力すると豊穣と豊饒という言葉は変換してくれるが豊醸という言葉は一発では出てこない。

豊穣という言葉は作物が豊かな状態。ちなみに「地域 豊穣化」とグーグル検索してみると84件のヒット。ピンと来る用法はない。

豊饒という言葉は土地が豊かなこと。これもなかなかいい概念。ちなみに「地域 豊饒化」とグーグル検索してみると183件。 こちらのほうが多少は意味が近いかもしれないが、「ゆたか」が二つ重なるのがどうの気に入らない。

で、豊醸という言葉。これはお酒、味噌、しょうゆなど、じっくり時間を掛けて作る「醸す」という意味が加わる。お酒・・・いいなー。 やぱり地域は醸さなくてはいけないでしょ。

ちなみに「地域 豊醸化」で検索すると・・・「地域 豊醸化 に一致するページは見つかりませんでした。」となる。

つまり地域活動において豊醸化という言葉を使用した例はない。

ということは僕が最初!

いいなー。

なんとなく大発見をした気分になる。

で、これをアップしたとたんに一件のヒットになるのかな? あれならないなー。
ちょっとこの言葉流行らせてみようかな・・・。

これからは地域の活性化ではなくて地域の豊醸化ですよ。…とか。

とにかく活性化に変わるこのような言葉をそれぞれの地域がまず考えるというのが大事なんでしょうね。

豊醸化よりもいい概念があれば教えてくださいね。

●ちなみに「地域 活性化」とグーグルと 2,950,000件。すごいね。活性化という言葉にこれだけ騙され踊らされているんですね。

●ちなみにこの写真は隣のめぐちゃんが最近飼い始めた鶏のひよこ6匹。むちゃくちゃ可愛い。
これが半年後には鶏として卵を産むのだとか。背中の羽が最高です。

by fuji-studio | 2007-11-13 15:35 | ・思索雑感/ImageTrash


<< いろいろご案内。 九州大学で曽我部さんのレクチャ... >>