レクチャーとかアーテイストトークとかカタログ出版記念トークとか・・・
2007年 09月 27日
中国の中央美術学院で日本から社会学者の吉見俊哉さんと精神科医の斎藤環さんとゲストに迎えて、主に日本の戦後の状況と美術表現の関係などに関するレクチャーがあり、それを来年のオリンピックの開会式の総合演出をおこなうというアーティストの蔡国強がコメントするという形でのレクチャーがある。
大学の中の講義室で行われたレクチャーはなんだか熱気につつまれていたが、もう一歩踏み込んだ論議ができないまま、・・・ああ、ものたりない。
ああ、もったいない。
その後798の展覧会会場に戻り、そこでアーテイストトーク・・・ところが何もほとんど用意されていない。
急遽その裏にあるカフェで開催することになる。
第1部は島袋の進行で会田君と小沢君の話。とりあえずの紹介で時間切れ。
しかし、話しが皆、誠実な感じでいい雰囲気。
第2部は藤幡さんの進行で津村さんと僕が話しをするという流れ。
藤幡さんがいきなり展覧会のありかたについて切り込んできたので、僕もそれをうけて率直な感想を・・・
特に主催者を批判するつもりはなかったのだけど、結局作品紹介とかできないままに、展覧会のあり方を問うという中国の観客には優しくない内容になって時間切れ。
申し訳ございませんでした。 ちょっと方向性を誤ったなー。
結局バリバリ物足りない消化不良状態。
で、次の日、居残り組みでカタログ出版記念のトークが798の中のカフェで・・・
展覧会企画者の一人の住友さんが展覧会趣旨を説明。そのあと、会田君と僕がそれぞれ作品について軽く話す。
時間が全然ないのでほんの挨拶程度。
せっかく作家がいっぱい集まってるのだからぐぐっと深い話しをしたかったなー。
・・・とおもいつつ、ようやく帰国ですね。